アークナイツ:不本意姦短編集 作:片腕チェーンソー
「それじゃあ、今月も皆さんお疲れさまでした!乾杯!」
その言葉を皮切りに、カランカランと杯を打ち合う音が響き渡る。先のファミリー間の抗争を経て、停滞していたシラクザーノには大きな変化が訪れたが、往々にして変化とは多大な負担を伴うものであり、彼ら裁判官たちもまた、激務に襲われていた。そんな彼らの内に何人かの月に一度の楽しみこそが、裁判官たちが集まって日頃の愚痴などをいいあう──というのが表向きの名目であるこの飲み会なのであった。
「前回も家まで運んで行ってもらったそうで、申し訳ありません。どうもつい飲みすぎてしまうみたいで。」
「いえいえ、全然かまいませんよ。ラヴィニアさんにはいつも我々がお世話になっていますからねえ。それになにより私も恥ずかしながら何度か運ばれたこともありますし、この忙しい中せっかくの機会です。楽しんでいきましょう。」
「ふふ、確かにそうですね。すっかりシラクザーノも変わってきましたし、ね……」
そういって市長としてマフィアから転身した弟分のことを思いふけっているのが、ラヴィニア・ファルコーネ裁判官であり、その美しい顔立ちとスタイルの良さから『大人気』の女性であった。彼女は極めて優秀な裁判官であり、その胆力、行動力なども含めてシラクザーノにならぶ者のいない裁判官と評価されているほどの人物であるが、そんな彼女にも欠点が存在する。
「お、ではさっそくどんどん飲んでいきましょう。」
「あら、ありがとうございます。──ん、ふう。やっぱりここのお酒はおいしいですね。」
「っ!ええ、そうですね。はは。」
男がずい、と酒を注ぐためとはいえ明らかに距離を詰めてきただけでなく、それをラヴィニアが飲んでいる際にその豊かな胸部を凝視していたにも関わらず、彼女はその様子に全く不自然さを感じることがなく、穏やかに会話を続ける。これが彼女の欠点の一つでもある、男性に対する警戒心の薄さである。もちろん、彼らがしばらくの間付き合ってきた同僚で信頼をおいているということもあるが、ある若頭の存在によってこれまでの彼女は徹底してそうした危険が迫ることを防がれてきた、あるいは彼ににらまれるリスクを背負うような馬鹿が出なかったことが、かえって彼女のこうした警戒心の薄さへつながってしまった。そして彼女のもう一つの欠点、それは──
「ん、ぐう……」
「大丈夫ですか?ラヴィニアさん。ラヴィニアさん?おーい。」
しばらく酒が進んだのち、ラヴィニアは急速に酩酊し、そのまま眠りについてしまった。これが彼女のもう一つの欠点である、酒の弱さである。すやすやと眠るラヴィニアであったが、その様子に反して彼女を見る男たちの目は、ひどく濁っていた。
「おー、やっと落ちたのか。」
「ふいーやーっとお楽しみの時間だぜ。」
「おい、というかお前ラヴィニアさんまだ起きてるのに胸もみはじめてただろ!」
「悪い悪い、でもあんな顔してもたれかかられちまったらよぉ、さすがに辛抱できないぜ。」
ラヴィニアが眠りについたとたん好き放題に下劣な欲望を口にし始める男たち──そう、彼らにとってはこの飲み会はただの飲み会ではなく、ラヴィニアを酔いつぶしてその体をもてあそばんとする悪意に満ちたものであった。たしかに当初はただの飲み会であったのだがしかし、先に述べたようにあまりにも無防備なラヴィニアの様子、そして酔いつぶれた彼女の美しく、なまめかしい姿に、彼らは少しづつ理性を削られていき、彼女の身体に触り始めるという一線を越えて以降、どんどんと彼女への行為をエスカレートさせていったのだ。そしてもはや彼らにとってラヴィニアは性欲を発散させるための玩具にまで成り果ててしまったのである。
「そんじゃあ今日も、御開帳~」
男の一人が嬉々としてラヴィニアのジャケットとシャツを手慣れた様子で脱がせていき、ラヴィニアの大きな胸があらわになる。
「うおっ、相変わらずでけえなぁ、たまらん乳だぜ。」
「これで処女だったんだからなあ、次期市長様には頭がさがるなぁ、おい。」
一人が胸を揉みしだき、一人がラヴィニアの顔をなめ、そしてその唇にキスをする一方で、別の男はラヴィニアの下半身まで脱がしていく。
「おっ、もう濡れてきてんな。すっかり敏感になっちまって……おら、イケ!」
ラヴィニアの濡れそぼった秘部に一切の遠慮なく指を抽送していくと、ラヴィニアは体を震わしてあっけなく絶頂する。
「おーし、準備できたな。じゃあ新人君、やっちゃっていいぜ~ってもう聞いてねえな。」
「ら、ラヴィニアさん、あ、ああ、ああああああ」
ラヴィニアの美しい身体をみて我慢が聞かなくなったのか、新人と呼ばれた男が一気に駆け寄り、彼女の身体をむさぼっていく。ほかの男たちがどいたことで自由になった彼女の顔をなめ、何度もキスをし、その乳房にまで吸い付いていく。
「ははは、とんでもない勢いだなあ、あいつ。」
「ロースクールのころ講演にきたラヴィニアちゃんをみてからずっと惚れてたんだとよ。」
「あーそういえば俺なんか口説いてるっぽいの見たことあったわ。全然理解されてなかったけど。」
「ベッローネの若頭に異様に敵意向けてたのはそれか。なんかもう怖い領域に入ってたよな。」
傍らでラヴィニアの痴態を肴に自身の話で盛り上がっている男たちを気にも留めず、新人裁判官はラヴィニアの胸、へそ、脇にいたるまでを一心不乱に触り、舐め、吸い続ける。そしてついにたどたどしくゴムをつけ、震えながらも彼女の秘部に一物をかまえ──
「ラ、ラヴィニアさん、僕の初めてを、うううう!」
一気に挿入した。どちゅ、どちゅ、とラヴィニアの身体の負担を全く考えない抽送を続けるも、新人の顔には快感のあまり喜色の色が浮かび上がる。
「ああ、ああ、僕の方が、僕の方がふさわしいんだ、あんな犯罪者なんかより僕の方が──ううっ!」
「ん、ああっ」
ラヴィニアの名器にしぼりとられ、一気に絶頂を迎えるが、それと同時にラヴィニアの方も眠りについていながらも絶頂し、ぶしゅっと潮が吹きだす。しばし放心していた新人だったが、脳裏に浮かんだマフィアの男への優越感、ラヴィニアを絶頂させたことへの満足感にみたされたまま、その余韻とばかりに淡い息をもらすラヴィニアの口にすいつき、舌を強引に挿入させる。
べろ、れろ、ちゅば、じゅるう──
濃密なディープキスを思う存分楽しんだ新人は、再び自身の一物を固くさせ、二回戦の準備を始めようとするが、それに対してたむろっていた男から待ったがかかる。
「おい、ちょっと待ってくれや。確かに最初は好きにすればいいといったが、あんまりにも生殺しなんでなぁ。後ろの方を使わせてくれや。」
そういって男はラヴィニアの身体をぐいっともちあげ、彼女が新人に抱き着くような形になったところで、新人がもう一度挿入しなおしたことを確認し、一気にラヴィニアの後ろ、つまりは彼女のアナルに挿入していく。
「ああっ……」
「うわあっこれは……」
「へへへ、最高の締まりだぜ。」
二穴を責められる形となったラヴィニアが再び絶頂する一方で、さらにきつく男たちを締め上げるようになったことで、彼らもまたその会館によって声を漏らす。
「よし、じゃあ動かすぞ~、そら!」
「あん、ああっ、ああっ、あっ、ああっ──」
男の声で前と後ろの穴においてピストンが開始されたことで、ラヴィニアは意識のないまま思わず声が漏れる。その声でさらに性欲を掻き立てられたのか、男たちの抽送はさらに激しくなっていく。
「あー、最高だぜこのケツ。いつも裁判所でぷりぷり揺らして歩いてるから本当にたまらないんだよなあ、自分のエロさを自覚しやがれ、この雌豚が!」
後ろにおいてはがっちりと腰をつかんだ男が激しいピストンを繰り返し、ラヴィニアの巨大な臀部の肉がそのたびにばるん、ばるん、と揺れていく。
「ラヴィニアさん、ラヴィニアさん!」
一方で前においては新人が意識がない状態とはいえラヴィニアに抱き着かれる形になったことでの興奮を隠せないままピストンを繰り返し、彼女と再び濃厚なキスをし、舌を絡ませあっていく。
ぱん、ぱん、と肉と肉がぶつかり合う音がこだまし、二人の男に挟まれてピストンが行われることでラヴィニアの豊満な胸が新人の胸板に押しつぶされ、ぐにゃりぐにゃりと形をかえていく。その様子はあまりにも淫靡であり、残りの男たちも股間を固くしていく。
「おら、発射だ!イけ!」
「ラヴィニアさん、僕もでます!」
「あっ、んあ、ああっ!」
しばらくのピストンののち、男たちが絶頂するとラヴィニアもまた絶頂する。彼女の身体は床におろされ、その股間からはコンドームからもれた精液がでろりでろりと流れていく。
「よし、じゃあ新人くんの歓迎も終わったことだし、いつも通りすきにはめていくか!」
男の掛け声をもとに、それまでの性交の様子をみていた男たちが一気にラヴィニアのもとに駆け寄っていき、ラヴィニアの身体がむさぼられていく。髪、顔、口、胸、手、腹、腰、足。再び二穴で挿入されながらも、彼女はありとあらゆるところを汚されていく。そして男たちの欲望はそれだけでは終わらない。
「あっあっあっ、ああああっ!」
「よぉしこれで七回目、今夜も俺の勝ちだな。」
「くっそお、本当に強いなお前。ったくラヴィニアちゃんも雑魚マンすぎんだろ、よっ!」
「ああっ」
『勝負』に負けた男が腹いせにラヴィニアのむき出しになったクリトリスを指ではじくと、それだけでラヴィニアは一気に潮を吹く。しばらくラヴィニアの身体をじかに堪能した彼らの行う勝負とは、一分間の間に指で何度ラヴィニアを絶頂させられるか、といったものであり、この勝負だけでも二十回は絶頂させられたラヴィニアは白目をむいて荒い息を吐いていた。彼らにとってラヴィニアは完全に玩具であり、自分たちが自由に使える所有物でしかないのである。
「ぐもっ、じゅるう──」
「おっ、気持ちいい~。もう完全にチンポを認識してしゃぶってるんだからこいつもスケベな女だぜ。」
完全に伸びているラヴィニアにもお構いなしに一人の男が彼女の口に一物を入れ込むと、男の言うようにラヴィニアは無意識のうちに舌を絡ませていく。何度も何度もこうしてしゃぶらされたために、彼女の身体はその手法を覚えてしまっていた。
「……お待たせしました。」
「おっ待ってたぜ~」
そこに返ってきたのは新人の男であり、その両手の袋には多くの精力剤が詰め込まれている。
「なんだよ、もうギンギンじゃねえか。」
「すいません、もう我慢できなくて。」
「ははは、まあいいぜ。お使いにも行ってもらったし、好きにしろよ。」
ありがとうございます、という声とともにすぐにぐったりとしたラヴィニアに対して、精力剤によってさらに硬さをとりもどした一物を一気にその秘部へ挿入する。先のように勢いよく抽送を続ける新人であったが、最初の挿入時にはなかった歪んだ表情が浮かんでいる。
「僕の、僕のラヴィニアさんだ。あの男のものじゃない、僕の、はははっ!」
一度ラヴィニアを好きに扱ったことで彼女にたいしても優越感を得たのか、胸を強い力で握り、乳首をつまみ、頬をなめ、舌をからませ、好き放題に全身を押し付けていく。そこにはラヴィニアに自身という存在を全身で記憶させようとするような歪んだ愛情が存在していた。
「ああっああっ孕めラヴィニア、あの男じゃなくて僕の子を、孕めっ!」
その言葉とともに新人は一気に射精する。ゴムをつけなかった新人の精液はラヴィニアの中へどんどんと侵入していき、これまで男を知らなかった場所にまで到達し、彼女が蹂躙されていく。
「おいおいあいつゴムなしでやってんじゃねえか!」
「それはいくらなんでも……」
妊娠の高いリスクを生じさせたことに対して非難の目を向けていた男たちであったがしかし──
ごぽり、ごぽりとラヴィニアの膣内から精液がこぼれていく様子のあまりの淫靡さに理性が加速的に失われていく。
「へへ、新人くんも一発やったんだし、俺たちも別に……いいよな?」
「……ああ、もう出しちまったんだしな、これはしょうがないこと、だからな……」
にやにやと笑う男たちの性欲は精力剤によってさらに高められており、ラヴィニアへの無法をとめるものはここにはだれもいなかった。かわるがわる男たちが近づいていき、彼女の中に精液を流し込んでいく。
シラクーザの夜は、まだ明けそうにない。