アークナイツ:不本意姦短編集 作:片腕チェーンソー
「おっ、ぐうっ、ああっ……や、やめろ……くそ……」
女の抵抗をよそに、窓のない地下室にて腰を打ち付けあう音が響く。
「あー、なんどやっても気持ちいいぜ。やっぱ鍛えてる奴は締まりが違うなあ、おい」
「塔楼騎士だったか?だいぶ前に俺らにつぶされたとこの残党らしいな」
サルカズの男たちがのんきに会話を続ける一方で、今まさに犯されている女──ダグザは彼らをきっと睨みつける。
「ゴミどもが、いずれお前たちが敗れ去る日が必ずくる、そのときになったら──がぁ」
「うるせえんだよバカがよ」
サルカズの男による殴打がダグザの話を中断させる。言葉とは裏腹に機嫌のよさそうな男はダグザが腹を殴られて悶えている様子をみて興奮したのか腰をふるスピードを早めていく。
「いいか?てめえらは負けたんだよ!騎士としても負けたし、そのあと帰ってきても俺たちに勝てなかった雑魚!お前は一生、俺たちに飼われ続けるんだよ!」
「ぐうっ……」
言葉とともに男が射精する。ダグザは自身の中に幾度となく注がれた男の精液を感じ取り、ぐっと顔をしかめる。その目はいまだ折れておらず、いつかお前たちを食い破ってやるという気概をいまだ持っていた。しかしその気概も、男たちを興奮させるためのスパイスにしかならない。
「はは、お前は本当に最高だぜ!あと五回はやるからな!」
「俺たちに『配給』されてるのはそいつだけなんだから壊すなよ?」
「それはこいつ次第だ、なぁ!」
「ぐうっ……屑どもが……んむぅ!?」
サルカズの大きな体がダグザの小柄な体に覆いかぶさり、再び彼女の身体がむさぼられていく。サルカズの屈強な肉体が彼女を押しつぶし、彼女の口さえもぶ厚い舌でからめとられ自由を奪われていく。ダグザの苦難はまだ始まったばかりであるがしかし、彼女の心が折れる日も、そう遠くはない。
──────
「れろ、んむ……どう?ここが気持ちいいんじゃないの?」
「うお……この女の舌使いエロ過ぎるぜ……」
──ダグザがとらわれていた地下室から、少し離れた地区
グラスゴーの参謀を務める褐色のフェリーン、モーガンもまた、ダグザと同じようにサルカズにとらわれていた。しかしダグザとは異なり、拘束の類が厳重にされているわけでもなく、進んでサルカズの兵士に奉仕を行っているようにみえる。
(……こうなってしまった以上力づくでの突破は難しい。なんとかしてサルカズたちから情報を得て吾輩だけでも脱出できればみんなを救助できる可能性はまだある。そのためにも──)
「ふふ、こういうのも好きでしょ?」
モーガンは少し態勢を変えるとさきほどまで嘗め回していたサルカズの一物をその胸でつつみこみしごき上げていく。
「あー、マジでいいな、ほかの連中には悪いがここが一番のあたりだな、へへっ」
「ほかの場所に吾輩が移送されることはあるの?吾輩ここから離れたたくないよ……」
「くくっそうかそうか安心しろ、ほかの地区、たとえば──」
「相変わらず口の軽い奴だなお前は。そんなんじゃいつ将軍閣下に処断されてもおかしくないぞ。」
「し、失礼しました……」
ガチャリ、と扉が開かれると同時に新たに部屋に入室してきたサルカズの男が冷淡な口調で兵士の男の発言を遮る。慌てた様子の兵士の男の一方で、モーガンは冷静に上官と思しき男を見定めていく。
(もう少しでこいつから情報をわずかにでも得られたのに、ちょうど邪魔が入っちゃったなあ……けど、サルカズにつれてこられて早数日といったところなのに、この男は見たことがない。慎重に行く必要はありそうだけでど、階級が高くなっているぶん持っている情報も多いはず──)
「あなたも吾輩を抱きにきたのかな?たくましい方は好みだな……」
すうとモーガンは男のそばにより、胸を押し付けていく。男がモーガンの肩に腕を回し、にやりと笑みを浮かべたことにモーガンも心中で笑みを浮かべる。
(感触は悪くない。この男もほかの連中と同じく大したことな、え?)
ぶすり、とモーガンの首筋に注射が打たれ、モーガンは倒れこむ。
「はっ……はあっ、な、なにを……?」
心拍数が上がっていくのと同時に身体が熱くなっていくのを感じながらも、モーガンは動けない。
「ふん、お前のような雌犬はいくらでもいる。こちらに服従したように見せかけて情報を抜き取らんとするようなバカはな。まあお前はその中でもいっとうわかりやすかったが……ともあれそんな身の程知らずは仕打ちが必要だ。」
男はつかつかと倒れこんだモーガンのまえに歩むと、かがみこんでモーガンに打ち込んだ注射器を見せる。
「これは媚薬だ。といっても今お前が体感しているようにただの媚薬じゃあない。きわめて濃縮された上に効果、即効性を高めるためにいろんなブツを混ぜ合わせられたいわゆる違法薬物だ。」
(ぐう、くそ、体が動かないし頭も回らなくなってきた。これは、まずい……)
「ふふ、もう私の声もわからなくなっているだろうな。だがまあ一度効果のほどを教えておいてやろう。ほれ」
ぎゅうと男が倒れ伏すモーガンの乳首をつねり上げる。
「おっ!?があっっ……あああああ!」
たったそれだけであるにもかかわらずモーガンは激しく絶頂し、潮をふきながらのたうち回る。
(なんだこれ、おかしい、こんなの、無理だ……)
息も絶え絶えとなったモーガンを見下ろす男が立ち上がると、部屋の外にいたサルカズの兵士たちが数人はいってくる。
「薬は定期的に打たせておけ。どういう風に使おうがかまわんが、この女がなにも考えられなくなるようなレベルにまで落とし込め。」
「かしこまりました。」
部下の返事をうけ男が立ち去っていく。あとに残されたのはすでに疲れ切ったモーガンと数人のサルカズだけ。
「おーなかなかいい女じゃねえか」
「だろ?壊すのもったいねえよなぁ」
「馬鹿、それでお前情報抜き取られかけてたじゃねえか」
「悪い悪い」
男たちはモーガンを品定めしながらもゆっくりと彼女に近づいていく。
「ま、待って……奉仕するからちょっとま──」
「待ち切れるかよ、オラ!」
「あ……あああっっ!あっ……があああっっっっ!」
挿入されただけで絶叫するモーガンをよそに男たちは各々がモーガンをむさぼっていく。口に一物を突っ込み、引きちぎれるほどに乱雑に胸を引き延ばしていく。前だけではなく、尻穴にまで容赦ない抽送を行い、モーガンを浮かせ、男たちの一物だけで彼女の自重を支えていく。
「あ、やめ……ゆるし……待って、が、ああああ!」
「聞こえねえなあ?」
「さっきまでの余裕ある態度はどこに行っちまったんだ?」
「ふい~もう朝か。いやーだしただした」
「もうすっかり出し尽くしたぜ。なあモーガンちゃんよ?」
「……あ……か……」
一晩中にわたって嬌声じみた悲鳴を叫び続けたモーガンの喉はとうに枯れはて、かすれた単語にもならない単音しか聞こえてこない。彼女の褐色の肌にはことごとくサルカズたちの白濁がまぶされており、いまもなおどろどろと精液が流れ落ちるさまはあまりにも悲惨な様相を見せる。
「へへ、もうなんにもわかんねえか。俺らも仕事があるからよお、じゃあなモーガンちゃん、これからもよろしく」
「がっ……」
ぐしゃり、と言葉とともに腹部が踏みつけられたことで、モーガンの前後の穴から多量の精液が零れ落ちていく。しかしそんな惨状ですら彼女は認識することもできない。薬によって完全に破壊された彼女は、今後サルカズの部隊において肉人形として使用されていくことになる。
──────
「オラ!オラ!へへ、なかなかいいしまりしてやがるぜ」
ぱん、ぱん、と肉を打ち付けあう音が部屋に響き渡る。男の楽しげな声が聞こえるが、それに比して女のくぐもって声は限りなく小さい。
「もう電池切れかよ、インドラちゃん、よぉ!」
男がぐいと腰をつきだし、インドラに射精していく。その衝撃でびくんとインドラも体を震わすが、それ以上の反応は見えない。
「はは、そりゃ無理もねえだろ、三日もこんな姿勢で犯されっぱなしなわけだからな」
インドラに射精して満足げな表情を浮かべる男に、もう一人のサルカズが声をかける。その目はインドラに向けられていたが、確かに彼女の姿は日々を過ごすには困難なものであった。
まず彼女は台に胴体を拘束されているが、その台は彼女の背丈に比して小さく、彼女の頭、そして腰以降は台から突き出されるような形となっている。彼女は仰向けに拘束されているため、疑似的なブリッジを行わされるような姿勢となる。また、目隠しとともに開口器を咥えさせており、だらだらとよだれを垂れ流さざるをえないため、彼女の頭の下ではよだれによる水たまりができてしまっていた。
また、それだけではない。彼女の引き締められた美しい肢体には数々のタトゥーが入れられており、そのいずれもが卑猥なものを示すものであった。『肉便器』『低能まんこ』etc……
「最初はあんなに反抗的だったのになあ?」
「はは、違いねえ。最初にタトゥー入れられてた時なんて死んじまうんじゃねえかってくらいぶちぎれてたもんなぁ。ま、結局何にもできなかったがよ。やーっと自分のとるべき態度ってもんがわかってきたみたいだなぁ、インドラちゃ~ん」
ぐい、ぐいと男がインドラの下腹部をなぞり始めると、インドラもびくんびくんと体を震わせ、絶頂する。たったこれだけで絶頂させられてしまったインドラをみて、男たちは二人でげらげらと笑っていく。
「くっくっく、完全に開発されちまったみたいだなぁ?」
「調教の成果だけじゃねえな、もとから淫乱だったんじゃねえの?おい、開口器とってなんかしゃべらせてみようぜ」
ぐも、とインドラの口をおおっていた開口器が外される。インドラはなにかを言いたげにしているが、数日間枷をはめられていたためか、うまく口を閉じられず、言葉にならない音が吐き出され続けていく。はふ、はふ、と発する彼女を男たちは再び笑いものとするが、その間にインドラは口に力を入れなおしていく。
「聞こえないぞ?なんて言ってるんだよおい!」
「もう言葉も忘れちまったか?最高にみっともないぜお前!」
「──ら、か……」
「なんだって?」
「てめえら、みてえな、カスどもに、俺が負けるかよ……」
よだれを垂らしながらもそういったインドラの様子はこれまで過酷な凌辱を受けてきたとは思えないような気迫があり、彼女がいかに優れた精神力をもった果敢なる闘士であるかというものかをうかがわせるものであった。
──しかし
「ぷっ!だはははは、自分の状況見てから言い直してくれよ!」
「それも彫っといてやろうか?『俺は負けない』ってケツにでもあったらおもしれーよな」
いかな気迫があろうと、男たちにとってはインドラは捕らえられた敗北者でしかなく、彼女の闘志ですら滑稽なものとしかうつらない。
「くく、そんなに余裕があるならおしゃれを追加してやろうかな」
ずいと男がフックをインドラの鼻へとかけ、ずいと引っ張ったそれを後頭部にくくりつける。長さが足りないことで、フックのとりついた紐は強い力でインドラの鼻を引っ張り、その端正な顔をゆがめさせていく。
「ぶほっ、や、やめ……ろ」
「ぶほってなんだよインドラちゃん!本当に獣らしくなってきたじゃねえか。んじゃこいつもつけてくか」
「がっ……ああっ」
インドラを嘲笑すると男はさらに器具を用いり、インドラの乳首とクリトリスにリングを取り付け、紐を通していく。
「リングつけただけでイってんじゃねえか、救いようがねえなぁ。そんなお前にはご褒美になっちまうかもな」
両乳首とクリトリスの三点を結ぶ長い紐が、天井に設置された器具を経由し、男の手元に残される。
「ほい、できあがり。これを引っ張れば──」
「んがあああああああ!や、めろ!おい、あああああああああ!」
紐が引っ張られることで、インドラの両乳首とクリトリスに強い上昇負荷がかかる。しかしインドラ本人は台に拘束されているため、敏感な三点のみが強い負荷をうけていく。
「うはは、すげえ!ありえないくらい潮吹いてんじゃねえか、おもしれえ」
「だろ?んじゃこれでゲームしてくか」
強烈な痛みを感じるとともに、その痛みさえもが快感と化される調教を受けたインドラは、繰り返し強い絶頂をさせられていく。
既に半ば混濁していたインドラの意識は覚醒と消失を繰り返すが、男たちはそれを気にも留めずに『遊び』を続けていく。鼻にフックまでかけられた彼女がプライドをまげて何度も懇願しようとも、男たちがインドラをもてあそぶのをやめることはない。地下室には、男たちの笑い声と、女の不明瞭な謝罪の声が行き場なく響き続けていった。
──────
「ふむ、いいぞヴィーナ。そのまま続けなさい」
「……承知した」
豪奢な部屋にて、ヴィーナと呼ばれた、ロドスにおいてはシージのコードネームで活動していた女がループスの男にまたがり、腰を振っていく。一糸まとわぬアスランの美しい身体を見て興奮したのか、男がぐいとその首につけられた首輪からのびる紐をひっぱり、彼女の顔を引き寄せていく。ヴィーナの方もその動きに一切抵抗しないまま、引き寄せられて男に口づけをし、舌を絡め合わせていく。
「れろ、ぐむ……んあ、ちゅう……」
でっぷりとしたループスに美しいアスランの女性が必死に口づけをしていく様子はあまりにも不釣り合いなものであったがしかし、彼らの力関係を如実に表すものであった。
ループスの男は貴族であった。サルカズたちの占拠において抵抗らしい抵抗をせず、むしろかれらに協力を惜しまぬことでこれまでの保身に成功したヴィーナからすれば好ましからざる存在であったが、しかしそれゆえにサルカズに拘束されたグラスゴーの面々のなかでヴィーナだけでも自身の懐におさめることに成功したのである。
ヴィーナとしてもサルカズに拘束されるよりかは再起の可能性があるうえ、グラスゴーの仲間を救出するためには男の協力が不可欠であったことから、王家の血をひくものと一介の貴族、しかも裏切り者であるにもかかわらず、二人の間には逆転した上下関係が存在するのだった。
「ああ、最高だぞヴィーナ……中にだしてやるからな」
どくりと男の精がヴィーナへと流れ込んでいく。ヴィーナはわずかに顔をしかめるものの、男の動きに一切の抵抗を見せない。それが無意味なものであり、むしろ状況を悪化させるものでしかないと知っているからであった。
「くく、何人世継ぎを作ろうか……なあヴィーナ」
挿入を続けたままの男の手がヴィーナの胸、腹と降りていき、彼女の下腹部を撫でまわしていく。
「……何人だろうとかまわない。ただし──」
「わかっているとも、グラスゴーだったか?けなげなものだなあ……だがそれもまたいとおしいよ、私のヴィーナ」
何かをこらえたような、しかしそれでも決然とした様子で釘をさすヴィーナに対して、男は鷹揚にうなずいて見せる。しかしそれが誠意に基づいたものではない程度、ヴィーナに見抜けぬはずもなく、そして男の方もまた自身の怠慢を見抜かれていることを知っていながらも態度を変えようとしない、もはや茶番のようなやりとりである。
(わかっている、この男がろくにサルカズに対抗しようともせず、私たちを助けようとする気もないことは。だがもはやこの男を動かす以外にすべはない。インドラたちを見捨てるわけにはいかない。なんとしてでも──)
「んっ!」
「ふふ、やはり君は乳首が弱いなぁ、ヴィーナ」
男が無造作にヴィーナの乳首をひねり上げることで彼女の思考は中断させられる。その美しい顔が快楽によってゆがめられていることに男は喜悦を感じ、さらに彼女の胸をもてあそんでいく。
「くく、君は私のものだ。サルカズどもになどに渡してなるものかよ」
体勢を入れ替え、今度は男がヴィーナにのしかかるような形をとって抽送をしていく。ぱん、ぱんとリズミカルに腰を動かし続ける男の目にはもはや彼女の美しい肢体しか映っておらず、そこに長期的な展望があるようには見えない。
「いずれ連中が公爵たちに敗北したあと、君と私こそがヴィクトリアを継いでいくのだ!おお、孕めヴィーナ!」
「ああっ!くっ……ぐう……」
独善的な行為の果てに男はどくどくと再びヴィーナに精液を流し込む。ぐぽりと男がヴィーナから一物を引き抜くと、どろりどろりと膨大な量の精液が流れ落ちていく。笑う男とは対照的に忌々しい表情を隠しきれなくなったヴィーナだったが、そんな彼女の前にずいと男が自身の一物を突き出す。
「わかっているだろう?かわいいヴィーナ」
男がゆっくりと自身の頭をなでることに不愉快の念を募らせるも、彼女はしかたなく男と自身の体液にまみれた一物に舌を這わせていく。アスランのざらついた舌で、しかも自国の王家の存在に自身の一物をなめさせているということに男はほの暗い愉悦を覚えるも、しかしヴィーナのきわめてゆっくりとした奉仕に対して眉をしかめていく。
当然男の様子にも気づくヴィーナであったが、彼女の鋭敏な嗅覚、味覚にとって男の汚れた一物を掃除していくというのは極めて過酷なことであり、彼女の精神面においても男への敗北感を募らせるものであったために、男に求められる行為のなかでもいっとう行いたくないものであり、その奉仕はつたないままであった。
「本当にお掃除はダメだなあ、君は。そんなところもかわいらしいがしかし……いい加減ぬるい奉仕には厳しくいくのは飼い主の務めだろうからねぇ」
「……」
男のほほえみにも無言のままゆっくりと一物をなめていくヴィーナに対して、男は言葉を続けていく。
「グラスゴーとかいう連中がどこにいるのか、それは把握できないがしかし、安否くらいは把握することが私なら可能なわけだ……そして彼女たちがいかに危険な存在であるかをサルカズに伝えることもね」
男の言葉は明確な脅しであった。しかしもはや打つ手建てのない彼女にとってはどうしようもできない手段であり、男に頭をなでられたままヴィーナはゆっくりと目をとじた。
「ふふ、賢い女は好きだぞヴィーナ……ではしっかりと奉仕をしてくれたまえ」
ぽん、と男が手を離した瞬間にヴィーナは勢いよく男の一物を飲み込んでいく。
「じゅるるるるる──ぐぬぽっ、ちゅるるる」
男への拒絶感、奉仕への生理的嫌悪、そうしたものをすべて押し殺し、男の一物を口を大きくすぼめてすすり上げていく様は、彼女の端正な顔をひょっとこのように無様なものに変えるみっともないものであったが、ヴィーナはためらうことなくフェラを続けていく。
「ぐも、んふう……じゅぽる、じゅるるるるる」
男の大きな一物をすべて飲み込むために、喉元にまで届かんとする勢いで男のまたぐらに顔を入れ込み、陰毛に呼吸を乱されながらも、すべてを口内にくわえ込むと、舌を懸命に竿へと嘗め回しながらも体液を吸い上げていく。頬をへこませ、唇を男の一物の根元につけたまま口を可能な限り伸ばしきり、しばらくその状態を保つと、再び頭を引き亀頭を舌先で嘗め回し、ちゅぽんと口から一物を引き抜く。そうした一連の動作を繰り返して行っていくそのさまは、彼女が王家の血筋を引くものとはとても信じられないようなものであり、男はにやつきをおさえない。
ヴィーナの奉仕がとまらない限り、男の至福は続いていく。サルカズの手に落ちたロンディニウムにおいて、この時間はけして長くは続かないだろう。しかしこのとき、そしてこれから先しばらくは男がヴィーナの支配者であることが揺らぐこともない。そしてヴィーナとグラスゴーが再起をすることもまた──