※この作品はR-18です。

とある性教の雌女昇格(メスメライザー)   作:無ければ作れ(Invenire404)

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エロ微


12.八月三十一日『落丁』 - Derivative story.

 学園都市における頂点、超能力者(レベル5)。七人いる超能力者の内のさらに第一位こと、一方通行(アクセラレータ)

 彼の日常は、とある日を境に一変してしまっていた。

 

 毎分、いやさ毎秒襲いくるバットなどの鈍器による攻撃。

 レベル1か2か、その辺りから万年脱せていなそうなショボくさい能力。

 そして。

 

「……またか。……まだ上手くいかねえ。なンだ、こりゃ」

 

 本来撃ち出されたものであれば、そのまま撃ち出した本人へ向かうはずの『オート反射』。

 それがどうにも、あの無能力者(レベル0)と戦った後からおかしな方向へ行く。

 演算は間違っていない。だというのに、だ。

 

「(コリャ本格的におかしくなっちまったのかもな)」

 

 そのせいで彼を襲う不良たちは皆「調子が悪いのだ」と勘違いする。レベル0に負けたという噂は本当で、自分たちにも勝ち目があるのだと。

 くだらない話だった。

 

 さて、この後彼は、彼の人生を変えることになる存在と出会うのだけど……その時になっても、この不調の正体には気付けなかったのである。

 

 

 ──果たして、全ては史実通りに進む。

 当然だ。それを歪める存在とは、ほとんど関わっていないのだから。

 徹底的に10039号(あの個体)はネットワークから隔離され、10048号(強く影響を受けた個体)は残念ながら処分されてしまった。

 

 拳銃が向けられる。天井亜雄。量産型能力者計画の責任者。もう後がなく、破壊工作をするためだけにここに入る男。

 向けられている一方通行(アクセラレータ)は今、電子顕微鏡のように微細なコントロールをしている最中(さなか)。生体電気をコードとしてインプット/アウトプットするという人生初の試みを、その手を当てる先にいる小さな命に使っている最中(さなか)にある。

 普段は無意識(オート)にしているそれらは、しかし、無意識さえも集中へのリソースにしている今、余裕など無い。

 

 誰かを救えば、もう一度やり直すことができるかもしれない。

 誰も傷つけたくなかったから、誰も届かないところに行ってしまえたらと願った人間は──その大望の大きさを測り間違え、蝋の翼を溶かされて墜ちるしか無いのである。

 

「とはいえだ、アレイスター。そうならずとも進むのがお前なんだろう?」

 

 声。合成音声のような声。聞き覚えは──ある。

 一方通行は聞いている。あの日、彼の負けた無能力者(あのヒーロー)以外に、もう一人闖入者がいた。その声を。

 

 彼の身体。その皮膚に、水滴にも満たないような小さな粒で()()()()()()()流体が再結集し、天井の放った銃弾を包み込む。

 対暴走能力者用に開発された特殊弾頭『衝槍弾頭(ショックランサー)』。対するは宇宙・航空開発にて高いポテンシャルを発揮する『霊磁性流体』。

 元より貫通力の期待できないこの弾頭では──その流体を貫くことなどできない。

 

「お、マエ、は──」

「やぁ第一位、あの夜以来だな。しかしこんな怪物にかまけていていいのかい? ──まだその命は救えていないけれど」

 

 我に返り、小さな命を見る。……未だ容態には優れない。

 だが、学園都市第一位の頭脳であれば、途中からでも再開は可能だ。故に彼は、任せることにした。任せて……専念することにした。

 

「善い判断だ。……さて、お前」

「なん……だ。これは。……流体……無機物を操作する念動力……だが今、奴の身体から出てきただろう!? なんだ、協力者がいたとでも!? 奴に……奴のような人間のクズにか!?」

「ふむ、クズ度合いで言えばまぁ俺もどっこいどっこいだからな。同じ穴の狢ってやつ? それと、これをする理由は()()()と同じだから、あまり勘繰る必要はないよ」

「私と……?」

「あー、すまん。お前じゃないよ。──んじゃまぁ、窒息で良いか? 一番面倒がなくて、一番苦しい死に方らしいし」

「っ、ヒ──」

 

 透明な流体がぐわんと広がって。

 

 

 芳川桔梗が現場に着いた時には、既に全てが終わっていた。

 ぐしゃぐしゃになった天井の乗用車。無事な席に寝かされている打ち止め(ラストオーダー)

 そして、五体満足、怪我の一切をしていない状態でその車に背を預け、目を瞑っている一方通行(アクセラレータ)

 

「大丈夫……そうね」

「ン、ああ。……俺はなンともねェよ。このガキも……疲れて寝てるだけだろ、タブン」

「天井は?」

「……化け物が食ってった」

「ちょっと、こんな時に冗談を言わないで。……殺したの?」

「冗談じゃねえよ。実験の時にも一回現れた透明な流体……遠隔で操っているにしては妙に人間味のあるヤツだ。……ヤロウ、あの時オレに対して体当たりをかましてきたのは、遮二無二突っ込ンできたンじゃなくその水飛沫をオレに付着させるためか。……そンで、今日までの不調は奴が体表付近にいたから、と。……果たして、本来は何を狙っていたンだか」

 

 冗談ではない。

 冗談ではないらしかった。

 

「……とにかく、そのガキの調整ってのはまだ済ンでないんだろ。俺は……先に帰っから、後は好きにしてくれ」

「そばにいてあげないの?」

「……。……そいつは妹達(シスターズ)の記憶を全て持ってる。当然殺された10030人の記憶も持ってる。……殺人鬼と一緒じゃあ、おちおち心も休まらねェだろ」

「今日一日、この子と過ごしたんじゃなかったの? そして……その間、そういう感情を彼女から向けられたことはあった?」

「……じゃあな。オマエも罪滅ぼしだのなンだのと考えるンなら、そいつの調整から手ェ抜くンじゃねェぞ」

 

 打ち止め(ラストオーダー)の顔を一瞥し、そして……ただ歩き去っていく一方通行(アクセラレータ)

 その姿が夜の闇へと消えたあたりで、芳川は、ここへ到着してからずっと覚えていた違和感の正体にようやく気が付いた。

 

「……なんだか、落ち着いたわね、あの子。……良い心境の変化があったのかしら」

 

 彼が守り抜き、そして見事ウイルスを削除してみせた小さな命。

 

 芳川は彼女を丁重に抱きかかえ、自身の車に乗せ、己の研究室へと帰るのだった。

 

☆☆☆

 

 ──元『胤河製薬』併設研究所。

 食蜂操祈が木原幻生を掌握したことで、ここは安東・食蜂の両者の支配下にある。無論職員らを操っているのは食蜂だが、安東には『心理掌握(メンタルアウト)』が効かないため、実質的な話である。

 

 その、最奥。かつて食蜂操祈が五日間の調教に遭った場所。

 そこに、数本の培養ポッドが並べられていた。

 

「うわ~……悪趣味力高すぎじゃなぁい?」

「行き着く先が袋小路だったとはいえ、彼らが優秀な頭脳だったことに変わりはない。樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)があれば必要なかったんだが、今無いからな。こういうモノは無駄に破棄せず利用しないと。ちなみに名前は頭蓋内飾(インテリア)

「……なにそれ、当てつけかしらぁ~?」

「俺は元々外部の人間なんでね。学園都市らしいアイデアってのは実は中々思いつけない。それを彼らには手伝ってもらおうってだけだよ」

 

 ポッドの下部。ネームプレートのようなラベルに書かれているは、それぞれ「木原幻生」、「天井亜雄」、「亡本裏蔵」などが記載されている。

 

「亡本裏蔵……どこかで聞いた覚えがあるのだけど、どこだったかしらねぇ」

「これからもここは増やしていく予定だけど、好きに使ってくれていいからな」

「わざわざお爺さんに会いに来たいとは思わないわねぇ」

 

 さて、二人がその秘密の部屋から出てくると、駆け寄ってくる職員が……いない。

 皆黙々と計測をしているだけである。

 

 何の、と言えば。

 

「けれど……いいの? 『極楽(エデン)』の存在自体は御坂さんも多少なりとは知っているわけで……。情報力が洩れでもしたら、今度こそ全てが破壊しつくされかねないと思うのだけどぉ?」

「巣なんて大抵そういうもんだ。丹精込めて作っても、風情の無い体制側に破壊しつくされる。今回の敵は体制側ではないだろうがな」

「よくわからないけれど。……そ・れ・よ・り。前々から気になっていたんだけどアナタ……私の裸体を見てピクりとも陰茎を動かさないのは、流石に失礼だゾ☆」

 

 二人の眼下に広がるは、未だ稼働を続けている『極楽(エデン)』の姿が。

 暗部や才人工房にいた少年少女たちは、結局未だに解放されていないのである。なお、食蜂の大切な相手は取り戻したし、白井黒子の相手をしていた液化人影の能力者の少女も幾らかの制限付きで解放されているとか。

 

 そしてそんなことより、と。

 蜂蜜色の髪の少女は、惜しげもなく晒しているその裸体をツツ……と指でなぞり、身体をくねらせながら安東に迫る。

 

「なんだいきなり。俺に気があるわけでもなし。……もしかして性行為中なら『心理掌握(メンタルアウト)』が効くかもしれないとか考えてる?」

「ギクッ。……そ、そんなことはないんだゾ☆」

「効かないよ。気絶してても効かない。こういうモノを操るんだ、水分操作は俺だってできるんだよ」

 

 といってどこから取り出したのか、『霊磁性流体』で翼のようなものを作ってみせる安東。

 

「……それにしては、ソレから水分らしきものを一切感じないのだけど」

「ああ間違えた、流体操作な。水分は俺も操れん」

「怪しい……。絶対隙を見つけて跪かせてやるんだから」

「こんなおっさんに構うより御坂美琴を食いに行けばいいじゃないか。なんか仲良かったんだろ、あの時」

「はぁ~!? べ……別に御坂さんとは……何も無いんだけどぉ~?」

「屋内とはいえ露出が大好きになっちまったように、レズセの扉が開いたんだろ? いいじゃん、ヤる時は顔隠していいから録画させてくれよ。売れそう」

「本当に最低ね、アナタ……。……外部の人間、と言っていたけれど。……何が目的で学園都市に潜り込んでいるのかしらぁ? 『霊磁性流体』を発表する程度にはちゃんとした立場もあるんでしょう?」

「いや、発表したのは知り合いの知り合いだから、俺はあんまし関係ないよ。で、目的は最初から言っている通り、性教育だ。学園都市の性教育をより濃いものにしたくて俺はここにいる」

 

 ふぅん、なんて言いながら近くの椅子に座り、足を組む食蜂。

 中学二年生でありながらなんというスタイルか。長身痩躯。豊満な胸。美しき造形と誰もが言うだろうバランス。

 それを見て……目の前の男は、興味のキの字どころかkの字さえ滲ませない。臼さえない。

 

 彼女が今安東にこれほどまでの心を割いているのは、責められた果てに得たストックホルム症候群が如き恋愛感情……ではなく。

 単純に気に入らないのである。食蜂含め、アレに纏わる事件の関係者は全員痴態を見せた。木原幻生でさえもだ。

 それを……この男はずっと涼しい顔で、まるで何もかも己の掌の上、みたいな顔をしている。

 

 歪ませたい。少しでもいいから。

 けれど自分が変わるのはなんだか癪なので、適当な誰かをけしかけて……。

 

「あと油断しているところ悪いんだけどさ」

「……? 油断? 何の話……。……っ?」

 

 安東が……人差し指の第一関節に親指を当て、その抓んだような仕草をゆっくりと下へ下ろしていく。

 伴い。

 

「う……な、なに、お腹が……まさか!?」

「そう、お前の腹の中にはまだ俺の『霊磁性流体』がいる。それを無理矢理ヒリ出させることもできる。お前は八日間の調教で、人前で尻穴からモノをひり出す快感を覚えている。クリトリスからの快感なんかの"日常生活に支障が出る快楽"は自身に『心理掌握(メンタルアウト)』を使うことで制御しているようだが、未知の入力まで対策できるわけじゃないだろう?」

「未知……ではないわぁ? その……お尻の快感をシャットアウトすればいいだけだし?」

「ディルドバイブが機械的にピストンすることだけが肛門の快感であるものかよ。──安心しろ、今はやらない。前と同じさ。裏切りポイントをカウントしたら、罰を執行する。──それはお前が常盤台にいる時か、大覇星祭なんかで代表者になっている時か。はたまたお前の大切な思い出の前にいる時か」

「わかった、わかったから! もうおかしなことはしないから! ……一応アナタと私は共犯者……対等な関係として築き直されたと思っていたのだけどぉ~?」

「そっちが先に壊そうとしたんだろう。やってこなけりゃ知らないままでいられたさ。頃合いを見て秘密裡に回収する気だったしな」

「……自分の知らないところでお尻の穴に手を突っ込まれるとか、恐怖力MAXなんだけどぉ……」

「別にケツから以外でも出入りできる。たとえば呼吸器とかでもな」

「……もうここに来るのはやめようかしらぁ?」

「外ではこの『霊磁性流体』を操れないとでも?」

 

 食蜂は理解する。

 彼女の能力とて汎用性の……汎用力の塊である。

 だから、やろうと思えばなんでもできる(そういう手合い)を相手にする面倒臭さはよく知っている。

 

「もうこの話は終わりにしましょう。キリがないし。……にしても、あなたのそれ、それこそ液化人影(リキッドシャドウ)と同じ……レベル4はありそうじゃない? 外部の人間でそれということは、アナタが見た目ほど年を食っていないか、大人になるまでの極短い期間で受けた開発でそこまでの力を得たエリートか。そのどちらかになりそうだけれど」

「見た目ほど年を、と言うけど、何歳に見えてんの俺」

「んー、40手前?」

「……大分若いな」

「え、そっちなのねぇ。多く見積もられていることに肩を落とすかと思ったのだけどぉ。……ということは、かなりの高齢だったりするのかしらぁ? ああ、だから枯れてて勃たな──わかったからぁ、その手を下ろしてほしいわぁ。もう、この程度会話の妙なんだから、本気にしないでほしんだゾ☆」

「少なくとも同僚程度の関係の奴に言うにはセクハラだよ」

「セクッ……? え、今セクシャルハラスメントと言ったのかしらぁ? ……あ……あそこまでのことをやっておいて?」

「仕事は仕事だろ。じゃあモラハラが仕事な奴は他人にモラハラ受けても甘んじなきゃいけないってのかよ」

「モラハラが仕事になることはないからぁ~、まぁ、概ねそうでしょうねぇ。他人が嫌がることを他の人にやってはいけないって、習わなかったのかしらぁ?」

「どの口が言ってんだよ。『心理掌握(メンタルアウト)』を喜ぶ奴が……。……まぁお前の派閥のメンバーはそうなのかもしらんが」

 

 食蜂はまたも理解する。

 この切り口は自分もただではいられない。そして度が過ぎると恐ろしい結末が待っている。

 

「はぁ、この話も終わりねぇ。……今日のところは退散するわぁ。ところで、『極楽(エデン)』の……というより『事業(ビジネス)』と『神ならぬ身にて天上の快楽に辿り着くもの(MAYHEM)』、『聖ならぬ身にて天上の果実を口にせしもの(Cibus Sacer Nefas)』の概要全てを読んだのだけれど……あなたも絶対能力進化(レベル6シフト)に興味があるのかしらぁ?」

「いや? 特に興味は無いかな」

「なら、『極楽(エデン)』や『アルモニ屋』の実験の結果、意図しない大能力者(レベル4)超能力者(レベル5)が出てきてしまった場合、どう始末をつけるというの?」

「始末って……。そんなんつけないよ。そのまま実験を続けるだけ」

「あなたねえ。脳波による催眠力は嫌いだとか言っていたでしょう。なら、大能力者(レベル4)超能力者(レベル5)をどう繋ぎ止めておくつもり?」

「良いだろ別に、逃げたら逃げたで。ここから逃げて新しい力と共に新しい生を歩むも良し、俺に復讐を考えるも良しだ。義憤と友情に燃えて、仲間を助け出して終わり、でもいい。『極楽(エデン)』の構築には何の元手もかかっていないんだから、壊れたって特に損失も無い」

 

 執着。そう呼ばれるものが欠落している考え方だった。

 あるいはそれが、異性に興味を抱かない理由なのやもしれないが。

 それか……もうその段階は()()()()()()()()()()()()だが。

 

「人生が楽しそうで羨ましいわねぇ」

「お前の人生だって今までよりはずっと楽しくなるさ」

「……ま、それもそうねぇ」

 

 安東。この男の懐柔は、どうにも無理そうである。

 彼女はそう結論付けるに終わった。

 

 

☆☆☆

 

 

 いやね。

 確かに怖いおにーさんずの片方であるセロリがフルヘルスの場合、10039号という爆弾ダッチワイフを抱えている俺の死期は早まりますよ。真実怪物がフルパワーで襲ってくるのでね。

 でも……それを差し引いても、セロリがこれから最終信号(ラストオーダー)に向かう悪意という悪意を……つまり学園都市上層部の、そげぶを活躍させるためとはいえちょっとやり過ぎじゃない? ってレベルにまで膨れ上がった闇さんをフルパワーセロリマンとして倒してくれるって考えたら、普通にこっちなのよね。

 まず木原ーズは気にしなくて良くなるじゃん。全員悪人だから。んでミサカネットワークを目当てにやってくる研究者だの錬金術師だのも大丈夫じゃん。逆鱗だから。ほら、俺にとっても益しかない。

 

 超自然的存在君曰く、セロリは「過去に大きな過ちを犯し、その罪に苦悩しながらも正しい道を歩もうとする者」。そこに「咎とともに」だとか「どのような苦難を背負おうとも」みたいな文面は存在しない。

 だから彼がここで脳に負傷をせずとも求められる役割は果たせるし、負債を負わずとも彼の中に「ヒーロー」が芽生えたことはもうわかっているからな。

 総合的に判断し、あの凶弾は俺が防ぐべきだと判断した。

 

 オマエと同じ。

 運命というラベルのつけられた理不尽に抗うために……ただしオマエほどの熱量もなく、「ただやってみたかった」でやっただけ。

 

 それがどうだ。どういうことだよ。

 

「木原幻生のことも、一方通行のことも、戻ってみれば『霊磁性流体』すらも……成功続きじゃないか、オイ」

 

 ……とはいえ。

 いつものことでもある。序盤……というか中盤までは成功続きなのに、途中から堰が切れたかのように失敗する。失敗に失敗が重なる。そういう人生を送ってきた。

 どれほど良いことがあっても、どれほど良い成果が得られても、最終的な失敗が全てを塗り潰し、結論が失敗になる。そういう星の下にいる。

 

 残念ながらそれは"俺"であっても変わらないらしく。

 

 だからこそ今度は、失敗してもいいような。

 ……いや、失敗自体が次の基礎になるように。

 

 あるいは。

 此度の、今回の「失敗」とは、俺の死だったりするのか?

 

 なんて。

 それはそれで、良き人生なり。




一章 /了




※この後も色々なフェティシズムが出てきます。特に地雷が無いよ、という方に視聴をおすすめします。
(蟲が無理、疑似TSが無理、グロが無理などは前書きがエロ無である時だけ読むと良いかもしれません)
(都度、特に警告を入れることはありません)
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