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あれから何事もなく夜を超え、朝を迎えた。
ルナは特段嫌な夢を見る訳でもなく、朝のコーヒーと朝食のルーティンを済ませようと、キッチンに向かった。
すると、ルナのスマートフォンが震え、電話の着信を伝えた。画面には、学園の電話番号が映し出されていたので、ルナはすぐに電話に出る。
「もしもし、月読です」
『学園の谷口です。処分が決まりましたのでお伝えしたく。時間、よろしいですか?』
谷口先生は、俺のクラスの担任の女教師だ。
「はい、大丈夫です」
『結論から言いますね。今週は登校禁止、家で自習等をして過ごしてください。また、同じ内容を五月さんと桐生さんにも通達してあります』
一つため息をついてから、ルナは答える。
「……はい。思ったより処罰が軽くて助かります。てっきり今月中は登校できないものかと」
『我々もそこまで鬼ではありませんよ。学校外では結構、喧嘩や決闘等は日常茶飯時ですし』
その言葉に少し安堵しながら、ルナは言う。
「わかりました。では、今週一杯は登校せずに、家等で過ごさせて頂きます」
『一応、この学校の学生であることを自覚して過ごすよう、お願いしますね。それでは、失礼します』
電話が切れた。
「はぁ……。学校に行けないとなると、茜とも会えない、か」
いやまぁ、放課後になってから神社に行けば会えるんだろうけど、とルナは思いながら、コーヒーのためのお湯を沸かしていると、もう一度、今度は義姉、嵐から電話がかかってきた。
「……今日は電話が多いのか?」
ため息をつきながら、ルナは応答する。
「……もしもし?」
『ルナ~?あんだけ言ったのに、今度は喧嘩したって?おねーさんぷんぷんだよ?』
可愛げのある声の中に怒りの感情を読み取ったルナは(見えている訳でもないのに)頭を下げながらルナは謝る。
「悪い、昔の事イジられたようなもんでな……」
『だーめ、今日という今日はおしおき。今から向かうから、大人しく待つこと』
電話が切れた。
「マズいな……。飯食ってる暇なさそうだ」
ルナはコンロの火を止めると、すぐに服を着て、最低限の荷物を持って玄関のドアを開けた。
「……忙しそうだね?」
「……げっ」
――そこに居たのは、他でもない、桐生 嵐だった。
いつも通りの細く、小さいロリ体型に、ゴシックロリータの服を身に纏った彼女は、怒りと、それ以外のなにかの感情を秘めて、こちらに詰め寄った。
「げっ、はないでしょ。これでも私、おねーさんなんだけどぉ?」
一歩詰め寄られ、ルナは一歩後退する。
「わ、悪かったって。でも今回ばかりは仕方のないことだったんだ」
「仕方のないことでも、結果は同じでしょ?おねーさんを困らせたことに変わりはない」
もう一歩、ずずっ、と嵐が詰め寄り、ルナはもう一歩を後退しようとして、玄関の段差に躓き、尻もちをついた。
「だから、おしおき。……折角だから、選ばせてあげる。今日はおにーさんとおねーさん、どっちに絞られたい?」
立ち上がろうとしたところに、嵐が覆いかぶさってくる。嵐の頬は紅潮し、甘ったるい息が鼻と口元をくすぐる。
「……そんな急に言われてもな……」
ルナが顔を逸らそうとすると、嵐の左手によって顔を横に向けるのを止められる。
そして、そのまま顔が近づいてきて――
「――ん……♡」
柔らかく、ルナの唇と嵐の唇が重なる。
ルナは特に驚きもせず、その唇を受け入れる。
抵抗しない事を察して、嵐が舌を侵入させてきたので、ルナはそれに自らの舌を絡め合わせる。
15歳の時に、嵐とした初めてのディープキス。それを思い出しながら、ルナは彼女の上顎を軽く舌でなぞってやると、びくん、と彼女の体が震えた。
「ん……♡んぅ……♡」
お返しとばかりに、嵐の舌が口の中を優しく撫でてきて、ルナは心地よさと官能的な気持ちよさを覚えた。
――数分程、そうしていただろうか。
嵐が、口を離した。
「ふぅ……。ねぇ、ルナ。おねーさんは心配なんだよ。友達ができたのはいいけど、それが悪い友達だったり、悪い事を覚えさせられたりしてないか」
嵐は言う。その瞳からは、怒りの感情は消え、蕩けていた。
そのまま、彼女の右手はルナの下半身の方へと伸び、ズボンのチャックを開いた。
キスと言う名の愛撫によって甘く、しかし確かに勃起したソレは、勢いよくぶるん、とその姿を晒した。
「ぁは……♡前より大きくなってない……?これ……♡」
「そうなのかな……。普段排泄以外にはあまり使ってないからな、そういう時になってみないと、どうにも」
さわさわと、彼女の手によって竿を優しく撫でられ、甘い快楽が下半身から脳へと伝わる。
「前は平均より少し大きいかな、くらいだったのに、今は目測だけでそれを超えてるよ?フルで勃起させたら、どんな大きさになるの、これ?」
嵐の顔が下半身へと移り、小さい彼女の口が、ぱくり、と亀頭を咥え込む。
敏感な亀頭への刺激に、ぅ、とルナの口から声が漏れた。
そのまま、強かに、でも甘やかすように、嵐の舌が、亀頭を刺激する。
つんつん、と舌先でつついたり、裏筋から鈴口の方をゆっくりと撫で上げたかと思うと、亀頭全体をぺろぺろといじくり回す。
その刺激は甘く、しかし強く。ルナの脳に気持ちいいという感覚を伝えてくる。
気づけば、ルナのソレは完全に怒張し、臨戦態勢とばかりに勃起した。
「ぷは……♡見立て通り、やっぱり大きくなってる……♡」
嵐はルナの下半身にまたがり、スカートの中に自らの手を入れると、ぴり、と音を立てて何かを破いた。
「ふふ……♡着たままする、ってのも、興奮すると思わない?」
「……その破いたタイツを買うのは誰なんだろうな?」
そのまま彼女が自らの秘部にルナの陰茎を挿入しようとした時、ルナの携帯がまた鳴った。
「っと、ちょっと待ってくれ」
着信の相手は茜だ。ルナはスマホを操作して応答を開始する。
「もしもし、茜か?」
『うん、今日は学校無理なんだよね?』
その言葉を聞いているのかいないのか、有無を言わさず、嵐は一気にルナのペニスを自らの秘部に挿入した。
「~~ッッ♡」
小柄な嵐の肉体に違わず、ギチギチに狭い彼女の膣内が、ルナのソレを全て受け入れた瞬間にぐねぐねと痙攣する。
その刺激が、直でルナに快楽を伝え、うめき声が出る。
「ぅ……ああ、今週は、出られない、そうだ」
『どうしたの、ルナ君?ちょっと息荒くない?』
ルナは何事もないように応答しようとするが、そこで嵐がぱちゅ、ぱちゅ、と腰を振りだした。
ただでさえ狭い嵐の膣内が、ルナのペニスを強引に、激しく刺激する。
嵐も気持ちいいのか、口を右手で押さえながら、くぐもった喘ぎ声を漏らしている。
「大丈夫、だ。そうだ、谷口先生から、ッ、宿題、預かってきてくれないか?」
『わかった。ルナ君、体調悪いならちゃんと寝てた方がいいよ?』
茜の心配そうな声がルナの耳に届く度に、快楽と申し訳無さと、複雑な感情と、そしてまた快楽が脳を混乱させていく。
嵐が腰を今度はぐりぐりと、押さえつけるようにして搾り取りにかかる。
ルナのペニスは限界を迎え、射精感が込み上げてくる。
「体調は、大丈夫なんだ。運動後でな……。後で神社、寄るよ」
『わかった、くれぐれも怪我の無いようにね。またねー』
電話が切れる、と同時に、ルナと嵐は、同時に絶頂を迎えた。
「んん~~ッッ♡」
どくどくと、嵐の中に白濁液を流し込む感覚が、ルナにとって気持ちいい。
玄関であることを忘れ、蕩けたように繋がったまま、ルナと嵐はそのままでしばらくいた。
――
数分が経過した後、嵐がずるり、と秘部からルナのペニスを抜いた。
「はぁ……♡義弟のチンポ、最高……♡」
蕩けた顔で嵐が呟いたのを見て、ルナは一度ズボンに己のペニスをしまい、チャックを閉めた。
そしてそのまま、嵐をお姫様抱っこして、ベッドへと向かった。
「ふんっ」
――そして、そのままベッドへと嵐を投げた。
「いたっ……くは無いけど、何するのさルナ!」
「男になってケツこっちに向けろ」
ルナは冷酷な感情を秘めて、その言葉を口にした。
「へ?……もしかして、怒ってる?」
「いいから、聞こえなかったか?」
ルナは自分の机の中から、正方形の小さな袋――コンドームを取り出し、その封を切った。
そしてズボンを脱ぎ、自らのペニスへとそれを装着した。
「こ、コンドーム付けてくれるなんて優しいなぁ……?」
「バカ言え、病気になったら困るんでな」
その間に嵐も準備ができたのか、彼女――いや、彼は四つん這いになっていた。
嵐の肩幅が少し大きくなり、喉仏が出ている事を確認したルナは、彼のスカートをまくりあげた。
小さく、可愛らしい尻に、ダイヤマチの部分が破けたタイツと、女物の下着が見えている。下をよく確認すると、これまた小さい玉袋とペニスが見えた。
ルナはタイツの破けている部分に指をかけて、びりっ、と、更に大きめの穴を開けた。
「後で新しいの買うから、今日は我慢してくれ」
「はいはい、というかおにーさんのお尻に入るかな?」
言って、嵐は下着をずらし、尻の穴を露出させた。
嵐の尻の穴はひくひくと痙攣した縦割れのソレで、挿入には慣れている、という状態だった。
それを確認したルナは、嵐のソコにコンドームを装着したペニスをあてがうと、一気にずぷん!と押し込んだ。
「あ゛う゛ぅッ♡」
嵐の体が跳ねる。彼の穴の中は女性体の膣とはまた違ったキツさをしており、ぎゅうぎゅうとルナのペニスをコンドーム越しに刺激する。
ルナは奥まで挿入したペニスを一度途中まで引き抜くと、上から押さえつけるように、ある一点――嵐の前立腺に向かってペニスを穿った。
「お゛っ゛!?♡」
びくん、と、嵐の体が震える。男として最も弱い性感帯を刺激され、彼は一突きで絶頂へと追い込まれたようだった。
直腸が痙攣してぐねぐねと動く。その刺激にルナのペニスも快感を脳へと伝える。
だが、ルナは止まらない。
ずん、ずん、と、力強く嵐の前立腺目掛けてペニスを打ち込むようにピストンする。
「あ゛っ゛♡ん゛っ゛♡ん゛ぅ゛っ♡」
嵐の、先程まで玄関で喘いでいた時よりは少し低い声での喘ぎ声。
嵐の直腸の痙攣と、絞り取るような動き。
その2つが、ルナの残っていた理性をグズグズに溶かしていく。
「ま、まっへ♡もうイってる♡イってるからゆるしへ♡」
嵐の懇願はルナには通じず、そればかりか、ルナは彼の尻肉にパァンと、音がなるように平手を打った。
「ひィ゛っ゛♡」
「全く……。お前の性欲に付き合ってるこっちの身にもなってくれよ、おかげでこっちは友人の前で大恥かくところだったんだぞ」
ルナは嵐の尻をもう一度叩く。叩かれた部分はすこし赤くなっていた。
「ごめ゛っ゛♡ごべん゛な゛ざッ゛♡」
快楽に耐えきれなくなったのか、彼は謝り始める。
(俺もそろそろイきそうだな……)
ルナも、射精感が高まり、精液が精嚢から上がってくるのを感じる。
「ゆ゛る゛じでッ゛♡も゛う゛イ゛ギだぐな゛ぃ゛ッ゛♡」
「ならちゃんと受け止めてくれよな……!」
濁点混じりの嵐の懇願に、ルナは征服感を感じながら、ぐりっとペニスで彼の前立腺を抉りながら、コンドーム越しに射精した。
「お゛お゛……♡」
くぐもった嵐のオホ声を聞きながら、びゅる、びゅる、と、2回目ながら長い射精が、ルナに多幸感を与える。
長い絶頂の余韻に浸りながら、ルナはペニスをコンドームごと引き抜いた。
ピンク色をしたコンドームの中には、大量の白濁液が詰まっていて、ルナは器用に縛り、ゴミ箱へと投げ捨てた。
――
「……ベッドが汚れなかったの、奇跡としか言いようがないな……」
嵐はルナによって何度も絶頂に導かれたが、それによる射精は、彼の下着とタイツ、そしてほんの一部がゴスロリ服に吸われて、布団には何のシミもついていなかった。
「はへ……♡」
「蕩けてないで、自分の射精の掃除くらいしてくれ……」
ルナは嵐に言うと、時計を確認した。
「9時過ぎか……。服屋開いてるかな……」
近くの洋服店を検索すると、そこは10時からの開店だった。
「……まだ、開いてないか。コンビニで買えたっけ?」
つんつんと嵐の頬を指でつつきながら、ルナは彼に聞くと、彼は答えた。
「ん……。おにーさんのサイズならコンビニで買えるよ、Sサイズで入るはず」
「了解、買ってくるから、その間に自分の服の掃除しとけ」
財布とスマホを持ったルナは部屋から玄関へと向かう。
その途中で、机の上に置いてあったティッシュ箱から数枚ティッシュを取り出した嵐は、ルナに言った。
「わかった。……今日はごめんね、色々」
「いいんだ。何事もなかったからな」
嵐の改めての謝罪を聞いて、ルナは玄関の扉を開けた。
空は少し雲があるが晴れており、改めてルナは思った。
(……嵐にも、今回の件はちゃんと話を聞いてもらわないとな)
次回は本編を進められたらと思います。よろしくお願いします。