「おはよう健吾君! ねぇねぇ、昨日のラジオ聴いた~?」
彼女は、教室に入るや否や、とある男子学生の下へと、一目散に向かう。
本来の持ち主に断りを入れてから、席を拝借。
お目当ての男子生徒と、対面する形となる。
「聴いたよ! 茜華ちゃんのハガキ読まれてたよね、凄いじゃん!」
健吾、と呼ばれた男子生徒、フルネームは【
彼は挨拶をしてきた女子生徒と、昨晩配信された深夜ラジオ番組の内容について、仲良く談笑を始める。
(……あ、見てる見てる)
会話の途中、女子生徒、【
茜華は嫌味が無く、誰からも好かれておかしくはない、後光の射している明るい性格で、妬まれる要素が無い。……と、評されている。
しかし、身長は152㎝。
高校二年生の女子として、小柄な体躯でありつつも、胸部はハッキリ言って小柄と相反するし、歳相応なんかじゃ全然ない。
たった1だけ、同性から妬まれてしまう要素は、「身長に対して、胸の発育が良すぎる」点だったりする。
まぁ、少しでも発育を願うお年頃なので、こればかりは極端に目立つ生徒を前にすれば、仕方のない事であろう。
(健吾君、頑張って視線逸らそうとしてるけど)
茜華の胸の発育は、言うまでも無く異性からも魅力的なモノだ。
どの男子生徒も、見ていないフリをしているが、結局視線は胸部に注いでしまう。
茜華本人からすれば、そういったエッチな視線は筒抜けなのだが、彼女は思春期真っただ中、性的な行為に興味津々な男子達に寛容的な部類だ。
他の女子生徒達が「胸見てんじゃないわよ! 変態男子ッ!!」、胸元を隠しながら、シャーペンをダーツのようにぶん投げてキレた事がある。
流石にソレは極端な例であるが、彼女は見られていると気が付いても、何も言わない。
思春期だもんね、興味があるのは当たり前だよねと、「触られなければOKかな」の考えである。
他の女子生徒は、大きくても80代後半のバスト。
しかし、茜華はなんと98㎝。
10㎝近くも差があるのだから、「見るな」は絶対に無理なのだ。
なので、イチイチ指摘してもしょうがないと、胸を見る事だけならオールフリーとしているのである。
「茜華ちゃんの、読まれたハガキの内容だけどさ」
「う、うん……」
……ズシッ♡
茜華が椅子に座れば、自然と巨乳が机へと伸し掛かる。
所謂、卓上の乳。
彼女程の大きくて重たい乳となれば、おっぱい休憩所として活用して少しでも、身体の負担を和らげる。
クラスメイトからすれば、興奮剤をブチ込まれた気分であり、女子生徒は同性なのにムラムラ……男子生徒は「おおおおッ!!」
歓喜を漏らす者から、その場では落ち着いて見せているが、「ちょっとトイレ……」すぐに席を離れていく者まで。
トイレに行った者が「ナニ」をしているか、言及するのは可愛そうである。
(アレって……俺が知ってる男子だったりするのかな……?)
今どきラジオ番組なんて、好き好んで聞いているのは、恐らくこのクラスでは茜華と健吾だけだろう。
それでも念の為、茜華の耳元へ近づいて、健吾は囁く。
ちょっとしたフレグランスを付けているらしく、みずみずしい和の香りに健吾は、反射的にゴクッ……唾を飲み込む。
昨日付けていたフレグランスとは、香りが異なる。
茜華はバイトをしているので、学校用にいくつか購入した、と言っていたが今までのどの香りよりも、健吾を惹き付けるものであった。
(…………そ、そうかもね♪)
(ッッ!!? マ! マジかッ!)
(…………えへへっ♪)
お互いにヒソヒソと、耳元で囁いては、囁き返す。
朝の教室で男女が、こんな事をしていたら女子達は沸き立つ。
〝恋の香りに他ならない〟
彼女らの推測当たっており、茜華が番組スタッフに読まれた内容はズバリ、
"気になる人がいるんですけど……"
健吾は「もしかして、自分の事?」
嬉しさ半分、「もしかして、全然違う男子の事……?」
不安半分の気持ちでラジオを聞いていたので、あまり眠れなかった。
もしも前者ならば、かなり積極的で二人しかクラスでリスナーが存在しない事を、逆手に取ったアプローチだ。
茜華と健吾は、一年生の冬からよく話す仲となり、健吾自身も「他の男子より、自分はリード出来ている」自覚がある。
体育で「男女ペアを作れ」と、教師に言われれば茜華は迷いなく、健吾の下へ来てくれる。
昼食のお弁当だって、茜華はいくらでも一緒に食べる女子がいるのに、時々「食べようよ♪」と、健吾を誘って屋上へ向かう。
正直、現時点でも「恋人未満・友達以上」なのは確実だが、健吾は一年生の頃から茜華の事が気になっていた。
率直に申し上げれば、ラブの想いを秘めている。
(でも、もし後者だったら……)
健吾を友達以上に想ってくれていても、気になっている相手は全然別にいるかもしれない。
彼はスポーツこそ得意で、サッカー部でもエースとして毎試合勝利に貢献しているし、練習も極めて実直に打ち込んでいる。
茜華も練習試合に付いていき、チアリーディング衣装を纏って、試合を(色々な意味で)盛り上げてくれたのも懐かしい。
だが、容姿は特別優れておらず、頭脳は平均ギリギリ。彼自身も「サッカー以外取り柄が無い」と 自嘲していた。
もっとイケメンな男子、実家が太い男子、頭の良い男子、そんな奴らがクラスメイトにいる。
だから健吾は不安なのだ。
まだ17歳、年内経験ゼロのガキんちょ。
毎日楽しいけど、毎日ハラハラする、それこそ別の男子が気になっていると発覚したら、立ち直れないかもしれない。
「もうちょっとで先生来るね、じゃあ続きは休み時間にね♪」
「あ、うん! あ、あのさ、ご、ご飯っ! 今日も一緒に食べない?」
「……いいよ♪」
「……ッ! あ、ありがとう! じゃあまた昼休憩にねっ!
茜華が席を立とうと、前屈みになれば……やっぱりガン見してしまう健吾。
ずずいっ♡
目の前に迫りくる柔らかそうな壁は、椅子を机に差し込んだだけで、ぷるんッ♡ 振動が伝わり中揺れする。
(ブラ透けてる……白……他の女子と同じ色な筈だけど、茜華ちゃんだとエッチになる……)
普通に歩くだけでも、ブレザー制服の白いスクールシャツが、ゆっさ、ゆっさ♡
只でさえギチギチ、胸元にシワが密集して、無理やりシャツに押し込んでいるおっぱいだ。
胸部を何とか止めているボタンが、ぶっ飛んで行くか心配になってしまう揺れが、起こってしまう。
自分の席へ戻る際も、ショートボブの髪型と仲良く、ぷるっぷるっぷるっ♡
小走りをすれば、シャツの中で柔らかおっぱいが暴れて、今か今かと檻から解き放たれようとする。
自らの仕事を真っ当せんとしている、ボタンは文字通り命綱である。
まぁ、一度だけボタンが耐えきれずに、「バツンッ!」とシャツが爆発して、桃色のブラジャーを一部の女子生徒に披露した、ハプニングが遭ったのだが……もしも、男子生徒が見てしまっていたら、一生物のオカズだっただろう。
「こらぁ! 茜華ぁ~! 藤巻くんとな~にイチャコラしてんのよぉ!」
「ひひゃぁ!? い、イチャコラなんてしてないよぉ……あっ、も、もぉ、くすぐったいし……恥ずかしいから……」
一限目の準備をしている茜華の背後から、仲の良い女子生徒が二人して、98㎝のおっぱいを突然片側ずつ揉んできた。
「ま、また大きくなってない?」
「うん……もうブラ更新したの? この前触った時は――」
もみゅもみゅ♡
たぽたぽっ♡
女子らが掌を大きく開いて、やっと、なんとか、ギリギリで掴みきれる、ラグビーボール形状の巨乳。
「わーーわーーっ! それ以上は言っちゃダメだって~~~~!!」
「うっわっ……すごっ……何回触っても……で、でかっ……はぁ……デカすぎるでしょ……はぁ……」
「本当に私らと同じ17歳……? 私だってEはあるのに茜華のと比較したら……はぁ、ザコじゃんEなんて……はぁ……はぁ……」
朝っぱらから女に発情している女。
同性だから、合法的に茜華のおっぱいを触れる……
クラスの男子達は、この瞬間ばかりは「今だけ女になりたいっ……!」と、思ったとか。
「っ~~! はいっ! もうオシマイ! ほらっ、先生来るよ~!」
女子達は大人しく、乳揉みを止めたが何度も掌をグーパーしたり、自分ら胸を持ち上げた後に、深く息を吐いた。
暫く、成長した(と思っている)おっぱいの柔らかさ、重さ、生地越しに感じたデカブラの感触を忘れられない。
二人だって年齢を考慮すれば、中々大きいおっぱいなのだが……「あの大きさはヤバい」「また休み時間に触ろっかな……」
男子よりもおっぱい星人になって、授業中も隙あらば茜華の机に乗っかるおっぱいを眺めては、教師に「よそ見をするな!」と注意されていた。
女の子が女の子のおっぱい揉むのいいよね