※この作品はR-18です。

ダンジョンハンターの冒険譚〜三度目の生を受けた男〜   作:けーやん

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主人公側のヒロインを募集してます。
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「ふぅん、『普通科 (いち)()組 (くろ)(がね) (がい)』ね。学科はともかく、変わったクラス名だな」

 

 ブレザーの内ポケットに入っていた学生証らしき電子機器を確認すると、俺の名前と学科・クラス名が記載されていた。クラス名って、大抵が数字かアルファベットだった筈だけど。さっき学校の受付に聞いてみたら、この豊葦原学園のクラスは普通科だけで各学年24組あるらしい。流石に多過ぎだろ。さらに特級科を含めると25組だ。しかも1組40人で一学年1,000人と超マンモス校である。

 

「何々?"校内での生徒内によるフルネーム呼びは禁ずる"?変な校則だな」

 

 学生証に記載された校則の読んでいく中で、この学校が明らかに普通じゃない事を理解する。その証拠として、さっき学園前の商店街に刀剣をや鎧を扱う鍛冶屋が並んでいたのもおかしい。

 

 俺が居た『HUNTER×HUNTER』の世界ならともかく、此処は現代に限りなく近い世界の筈だ。念の為、警戒した方が良いだろうな。

 

「おっと、此処か」

 

 この世界について考察していたら、これからお世話になる学生寮『木兎(みみずく)荘』に到着した。建物は木造だがオンボロって訳じゃなく、味のある古さを感じられた。

 

「しかし、寮の名前が鳥とはな」

 

 言いえて妙なネーミングセンスに苦笑しながらも、寮の入口を通って自分の部屋へ向かう。寮の構造は3階建で新入生は自動的に3階の空き部屋へ割り振られるそうだ。

 

 部屋に到着して扉を開けると、そこそこの広さの部屋にベッドと机が二つ置かれていた。新入生は2人組のルームシェアで、学校の成績次第では個室を与えられるらしい。

 

 部屋には誰も居らず、どうやら俺の方がルームメイトよりも早く着いた様だ。

 

「あ、これ俺の荷物か?」

 

 机の上に段ボールが幾つか置かれており、俺の名前が書かれていた。

 

 封のガムテープを剥がして中身を確認すると、着替えが数着と授業で使うであろう教材が入っていた。

 

「ん?これは………」

 

 教材の入った段ボールの中に白い封筒が一つ混ざっており、表には『黒鐵 鎧君へ』と達筆な文字が書かれていた。差出人はおそらく、あの青年だろう。

 

 封筒を手に取り、封を開けて中身を取り出す。すると、思いがけない物が入っていた。

 

「これは………G.I(グリード・アイランド)の指輪!?」

 

 かつてゴンとキルア、そしてビスケことビスケット=クルーガーと共にクリアしたハンター専用のハンティングゲーム『G.I(グリード・アイランド)』で全プレイヤーに支給される指輪が封筒の中から出てきた。

 

 指輪の他には、一通の手紙が綺麗に折り畳まれてた。折り畳まれた手紙を開き、文章を読んでみる。

 

 

『ガイ=クロガネもとい黒鐵 鎧くんへ

 

 この手紙を読んでる頃には無事に辿り

 着いた様だね。

 手紙と一緒にG.I(グリード・アイランド)の指輪が同封

 されている事に驚いたところだろう。

 それは僕からの餞別と思ってくれて構わない。

 その指輪のセーブデータには呪文(スペル)カード数枚と

 指定ポケットカード全種が入っているから、

 これからの冒険に役立たせて欲しい。

 あ、そうそう。少しばかり仕様が変わってい

 るから簡単に説明するね。

 変わっているのは、指定ポケットカードだ。

 本来なら一枚使用すると消滅してしまうが、

 そっちで使用する場合、各カードの限度枚分

 使うまで消滅しない様になっている。

 例えば『大天使の息吹』の場合だと限度枚数が

 3枚だから、使用回数は3回までに設定してある。

 勿論、使い切ると消滅してしまうから考えて

 使う様に。

 

 追伸

 これからの君の冒険を僕も楽しみにいている。

 頑張りつつ、思う存分に楽しみたまえ。

 

            親愛なる君のファンより』

 

 

「マジかよ。サービスし過ぎじゃないか?」

 

 手紙を読み終えた俺は破格過ぎる餞別に驚いた。まさかG.I(グリード・アイランド)呪文(スペル)カードと指定ポケットカードが使えるとは思わなかった。少し仕様が変わっているようだけど、それでも充分に破格なのは間違いない。

 

 しかし使用回数に限度があるから注意して使っていくとしよう。

 

 すると、部屋の扉の前に人の気配がしたのでそっちに視線を向ける。

 

「あ。もしかして君がルームメイト?」

 

 扉が開くと1人の男子生徒がこっちに気付いた。茶髪のショートヘアーで体格は170前後と普通。優しそうな顔立ちと雰囲気をした少年だった。

 

「そうだよ。ルームメイトの鎧。初めまして」

 

「初めまして、俺は広斗(ひろと)。よろしく、鎧君」

 

「鎧で良いよ。そっちの方が呼ばれ慣れてる」

 

「分かったよ、鎧。俺の事は"ヒロ"で良いから。昔からのあだ名なんだ」

 

「そっか。それじゃあよろしく、ヒロ」

 

「うん。よろしくね」

 

 ルームメイトのヒロと挨拶を交わした俺は、入寮生歓迎会が開始する時間まで彼と談笑する事にした。




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主人公がヒロイン達に念能力を教えるのは………?

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