満員電車で私を触っていたのはカレシのはずだったのに 作:かめのこたろう
ボクサーパンツを下ろすとすごい勢いで太く固いモノが飛び出してくる。
屹立するそれを何の躊躇も無くぱくりとくわえ込むと、最初から全力で音を立てて舐め、吸い、上下に出し入れする。
じゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷ。
ぺろぺろくちゅくちゅれろれろぬちゅぬちゅ。
寝そべるカレの上で四つんばいになってフェラをはじめる私は、最初から全力で責めるつもりだった。
カレに電車の中で悪戯されたその日。
学校にいる間ずっと、その時のことが頭の中を占めて授業の内容は碌に入ってこなかった。
全然、集中できない。
あんな風に中途半端にされちゃったからだ。
私、これでも成績悪くないんだから。
絶対責任とってもらおう。
そう心に決めていたから、授業が終わったらすぐにここに直行して、前回と同じように問答無用でエッチを始めた。
今、私はスカートも下着も脱ぎ捨てて、着ているのは上半身のセーラー服と靴下だけ。
カレの目の前にはそれまでの愛撫によってすっかり濡れそぼって物欲しそうな私のアソコが晒されている。
所謂、シックスナインの格好。
だから間も無く始まるだろう、カレの責めによってすぐに追い詰められちゃうのはわかっていた。
我慢しようがない快感を余裕しゃくしゃくのカレに嫌ってほど与えられて、必死な顔でくぐもった声をあげて腰を捩り、まともにフェラをすることなんてできなくなっちゃうんだ。
いつもそう。
どうせそうなるのはわかっていたから、せめて最初だけでも追い詰めてやりたいって思いで一気に知る限りの舌の動きを駆使してみる。
最初は教えられたとおりにやっていただけのフェラも、今では自分のものにしているつもり。
そんな私を嘲笑うように、カレは何もしてこない。
恐らくじぃっと只管私のアソコを眺めていることをそうしてアピールしているんだろう。
どうせ焦らしながら辱めているんでしょ?
それがアナタのやり方だもんね。
そう理解していても、否応も無く身体は熱くなる。
これ以上無いほどの恥ずかしい格好をしているのが脳裏に浮かび、そこを視線で犯されている事実がじわじわといやらしい思いをどんどん湧き上がらせる。
そして今口に含んでいる物体から感じる存在感。
口内粘膜で嫌ってほど形を確認してしまい、それが本格的に使われ始めたときのことを考えて頭が灼ける。
ぐりっと大きな角度で抉れて膨らみを持った先端。
しなやかで柔らかな肉の感触でありながら確かな硬さを持っている長く太いオスの器官。
挿入(はい)ってくるたびに始まる徹底的な蹂躙。
異なる場所で受ける感覚を、今は口で受ける感触でトレースしてしまう。
始まってからのことをどうしてもイメージさせられてしまう。
ぬるぬるのアソコを割って入ってくるその時の内壁から感じる強烈な快感。
一番奥、私の一番重要な女の器官の入り口にまで達してそこをぐぬぅって押し上げられたときの激しい絶頂感。
それを齎すのが今、口の中にあるものなんだ。
脳内を巡り続けるイメージの連鎖で下腹の奥がどこまでも熱く潤っていく。
そうして相手を追い詰めようと必死なはずが、同時に自分も目覚めさせられてく切迫感にただでさえいっぱいいっぱいだったのに。
下半身の向こうから、とうとう彼が動き出す気配が伝わってきた。
無防備にさらけ出してるところを本格的にいやらしく弄られる時が来てしまったのを理解した。
最初は彼の頭を跨って床についている右ひざの裏。
ココを指の先端でつんと触れられた。
ぴくっ。
さんざん待たされていたせいでそれだけで反応する。
特に膝の裏は皮膚が柔らかくて感じやすい場所でもある。
そしてそこからゆっくりと指を太股に這わせてなぞりあげていく。
膝裏から内腿、股間に向かってツーっと這わせていく。
ぞくぞくするような快感が背中を駆けめぐった。
やがて、アソコのすぐよこ、ちょっとぷっくり膨らんでいるところまで来て一度動きが止まった。
その瞬間、溜め込まれたものを発散するように、私はビクッて震えてしまう。
いけない。
これだけでこんなに感じてたら、また一方的にいいようにされちゃうだけだ。
その焦りも手伝って、また今度は左の内腿に感じる口付の感触を意識しないように必死でフェラの出し入れを激しくする。
じゅぷじゅぷ音を立てる。
でもやさしく唇で内腿からアソコのそばまでさっきと同じようにツーって這わせるようになぞられたら、やっぱりぞくぞくが来て足の付け根をちょっと強く吸われた瞬間にまたビクってなってしまった。
「んんっ!」って咥えたままの口でくぐもった声を挙げてしまった。
めっちゃ気持ちいい。
まだ本当に感じる場所は触られてないのに。
そしてそれからはゆっくりと撫でるようなやさしいフェザータッチが延々と始まった。
一番肝心なところは一切触れない。
あくまでも焦らすような。
でもそれだけで私は目もくらむような快感に襲われ、お尻の割れ目のそばとか、アソコの周りとか、脇腹とか腰とかを触れるか触れないかの強さで弄られるたびに、フェラの動きを止めてしまう。
悔しい。
やられてばっかり。
負けたくない。
ムカツク。
一応並以上にレベルが高い女子って自覚、プライドとか反抗心とか悔しさで何とか口と舌を動かしていたけど。
それも一切触れようとしなかったアソコへの本格的な責めが始まると完全に止まってしまった。
太股の裏からお尻にかけて両手で円を描くように撫でていた手の動きに意識がいっていたその時。
全く油断していたアソコからいきなり湧き上がってきた強烈な快感に頭が真っ白になる。
(っ!)
入り口をぺろりと何の前触れもなく舐められたのだと理解したときには、続く舌で満遍なくアソコ全体を舐められる感触に身体を硬直してしまう。
んっ!って呻いた後は身体を僅かに震わせながら動きを止めてしばらくその快感に耐えることしかできない。
やっとその衝撃から立ち直った時にはそれまでよりもさらに激しくフェラを再開して没頭する。
とうとう始まった一番弱いところへの責めにより間も無くイかされるという切迫した思いに追い詰められて。
つっかえつっかえに、「んんっ! んんっ!」って呻きながらいったんとまってまたすぐに必死で口の動きを始めることを何度も繰り返す。
やがて、つぷぅっという音を立てて指先がアソコの穴の中に挿入ってきた。
そんざん入れられたときの事を口に含んだ感触でイメージさせられてぬるぬるになっていたそこから、想像していたものと比べて明らかに細く物足りないけれど、それでも今日受ける刺激の中では最も強い快感が送られてくる。
ぬーって入ってくる感覚にじーんと背筋を反らして感じ入ってしまう。
やがてクリトリスを舐められながら、指のピストンがアソコをイヤってほど責めてくるころにはせまり来る絶頂の予感に備えることしかできなくなった。
あれだけあった対抗心、少しでもカレを追い詰めてやりたいって思いなんて消え去って、見え始めたこの快感の出口を抜け出る時の激しい衝撃を予感した恐怖と期待だけに全身を支配されて。
完全に動きを止めて身体をこわばらせていた私は、口に含んでいたものを吐き出すことすら出来ずに、そのまま思いっきりイかされた。
んんっ!!って言いながら、腰を前後にびくっびくって何度も痙攣させた。
………
シックスナインでイかされた後は、もう私は何もできずに只管いいようにされてイキ続けるだけ。
上半身のセーラー服と靴下だけの格好で、あらゆる角度と姿勢で激しい出し入れを受け続けた。
正常位で少し浮かせた腰をがっしり掴まれたら、深く強く奥を何度も何度も責められて。
バックの時には私がイキ続けてるのもかまわずにもう許してって思うほど、力が入らなくて逃げることもできない状態で無防備に突き出したお尻がパンパンパンって鳴らされる音がずぅっと続いてた。
ぐったりしてる私を無理やり起こして騎乗位させるけど、やっぱりほとんど動けなくて、結局下から突かれるだけ、それでも何度もイかされて。
崩れ落ちて横になった私をそのまま横向きに足を思いっきり開かせて始まるクリトリスを弄られながらのピストンに絶叫を上げて。
最後の方なんて、ずぅっとイクのが続いているような感じだった。
気持ちよくて死んじゃうかも知れないって思うほど。
だからその後のベッドの中の心地いい時間も、しばらくは始められなかった。
数十分は死んだようにぐったりしていたと思う。
それでもいつもより時間をかけて我を取り戻してからやさしいキスをされれば、ピロートークの穏やかな気持ちよさに浸ることができた。
今日の幸せな睦言の内容はやっぱり朝のこと。
あんなところでエッチなことするなんてひどいよ。
責めるような視線を向ける私に、感じてたろ?って笑うカレ。
そして怒って拗ねたら、あやすようにやさしくなって。
かと思ったら、さっきの激しい乱れっぷりを揶揄してくる。
それにまたムキになってつねったり。
実際にこれまでに感じたことが無い快感を得ていたのは事実だから余計に悔しくて怒っちゃう。
そしてそれすらも今のこの時間の中では愛しくてうれしい。
好きな人にやられることなら何でも気持ちよくなっちゃうのかな。
私はもう痴漢のことなんてすっかり頭からなくなっていた。
好きな人と楽しむ性的な行為のバリエーションが一つ増えたという程度の意識になっていた。
そう、これは痴漢プレイ。
大好きなカレにやられると信じられないほど気持ちよくされちゃうこれを、私はこれから要求されたら絶対に断れないんだろうなと諦めはじめていた。
何時かは電車の中でイかされちゃうのかも。
すごく抵抗があるそのことさえも、そのうち受け入れかねない自分にちょっと怖くなった。
この感じだとカレはまた悪戯してくる時があるだろうけど、とりあえずそこだけは我慢しないと。
その一線を越えちゃったら、さすがに行き過ぎだと思う。
ただの変態だと思う。
※おわり