【急募】悪徳領主募集。最低収入保証。寝取りやすい職場です。 作:よるのけだま
113年7月18日 PM 8:41
「待たせたな」と俺はポアンを待たせていた部屋に入る。
あ、
「ステアリーさん帰れたんですか?」
「ママーが送ってくれたけど、まあまあバレそうだけどなあれ」
「3時間ぶっ通しでやられるほうも大変ですよ。ケージーさまは祝福者だからいいのかもしれませんけど」
「いや、俺も体力は減るよ」
どん! とテーブルに足を乗せる。
まあ、お行儀悪いわぁと脳内ママーが言う。
「まあ、とりあえず脱げよ。服はナマイキだろ」
「……お断りします。わたしはメイドであって性奴隷ではないので」とポアンは言った。
「そう来るか」と俺は苛立ちを感じているか感じていないか微妙でギリギリのラインで言った。
「わたしはラルトマン家のメイドです。あなたのところには、ティンダール=ラルトマンさまのご命令で来ているだけです。性的要求は拒否するもしないもわたしの自由です」とポアンは言い切った。
「じゃあ、もうぐちゃぐちゃにするかー。たまには強引なのもいいだろ」
「ラルトマン家に手を出される、ということですか」
「いや、とりあえず話してくれないか、ってことなんだけどね」
俺のスキル・未知との遭遇・既知とも遭遇(俺用メモ:性的関係難易度わかる/常時発動・だいだい)による感知をできるだけ言語化してみるとこうだ。
100ヤれる。無理やりでも拒まない。むしろ喜ぶ。もう触れば明白なレベル。発情どころかこれからキツく犯されることを前提にしている。待ちきれてないし、隠す気すらない。
みたいな。だいたいの精度だが、この感じで未知既知スキルが感じ取るときは99%やれはする。ただやっていいかはまたべつの話だが。
「なんでスパイなんてしたの?」
「パターンAとBがありますけど、どっちが好みですか?」
「エロいほう。よりやるとき興奮しそうなほう」
「ではBで。お金です。以上です」
「うそぉ!? そっちじゃなくなぁい?」
「ケージーさんはこれでも興奮できるでしょ」
「Aで」
「いやだな、めんどくさい」
「頼むって、このまま襲ってもお仕置きにしかならない」
「では、経緯をお話します」
「待った、やっぱり縛っていい? 全裸でポアンを縛りたい」
「お断りします。しゃべったらわかると思いますが、あなたはわたしの主人ではないので、従いません」
「めっちゃセックスしまくったじゃんか」
「わたし、性的に耐久力高いみたいで」
「まあ、完堕ちしてないのはわかってたけど、俺からはけっこう堕ちてるようには見えるけど」
「気のせいですね。スキルで見えてたとしたら、それよりわたしの精神力が高いということです」
ステータスも見えてるけどね、とは言わないでおいた。
まあ、俺のママーとのセックス修行はあんまり情報として入ってなさそうなので、たぶんデータがそこそこ古い。
こっちはなぁ、もうレベル12じゃねえんだよ!
「縛りたい。縛って寝取られ報告されたい」
「いや、待ってください? 寝取った側ですけどあなた」
「いや、処女だったじゃん」
「前はそうですけど」
「嘘だ。アナルも経験なかったよ」
「え……祝福者のスキルってそんなのもわかるんですか……」とちょっとポアンは暗そうな声で言った。
俺はたいていの相手のバイタルステータスアクセスできるんで、スキルはあってもなくてもあんまり、が正式回答だが、明かす意味もない。
「ポアンのえっちな尻穴に直接訊いただけ」
「うわ、キモ」
「……あれ、そんな辛辣だっけ?」
「もうバレたからいいでしょ。ていねいにしゃべるの疲れるし、チンポだけのクソ野郎に払う敬意もないし」
「乳首と尻穴は慣れてたけどね。尻穴はちんこがあとちょいで入るとこまでは調教されてたし、フェラも教え込まれてただろ」
「……汚れてる扱い?」
「いや、汚してる扱いでは?」
「さっき寝取られ、って言った」
「寝取った側だと聞いたので」と俺は言った。「で、脱ぐの? 脱がないの?」
「しゃべるの聞いて。そっから脱がすか考えて」
んー、この子はこれで強がれてると思っているのだろうか、とは思う。というか、ちょっと不安になるレベルの弱さだ。いや、まあ、それだけ転生者が怖いのかもしれないけど。
となると、やることはひとつしかない。
「まあ、話は聞いてもいいけど、さきに整理しといたほうが話しやすいと思うね」と俺はすこし重めのトーンで言った。
そう。そういう雰囲気のプレイをします。
当たり前です。
女の子の、しかもビジュ好みの女の子のいつもとちがう姿は甘露だからです。
そう。
まあ、こんなことを言うとステアリーやママーがビジュが弱いみたいな空気が出るが、ふたりとも文句ない美人である。
ただポアンはかわいい。すこし控えめだが褐色の肌、小さめの身長に、ない胸。短めに揃えてある黒髪は艶っぽい。ドワーフのクォーターらしいので体力があるのもいいし、隠しているつもりで隠せてない性格の悪さと、でもその奥にある育ちが悪くない感じ、相当にある方面に強く刺さる。
そして、そのある方面が俺だ。
あるいはおそらく、パパラルトマンあたりも同じ系統の褐色貧乳連合だろうと思う。
殿下は
「……いつバレたんですか?」
「強いて言えばさいしょから? 堕ちてないことだけはわかってたよ。裏切ってるって思ったのはけっこう最近かな。俺けっこうたくさんスキルあるから」
「いや、ママーさんとステアリーさんでしょ」
「なんで?」
「あのふたりがあんたのこと裏切るわけがないから。そして、わたしが裏切っていたから。悪いのはわたしだけ。女のカンとも言う」
「せっかく前もうしろも処女捧げたのに、損だね」と俺はわざと煽るように言う。
「バチクソに犯しやがって、クソ野郎が」
「さいしょのときは? 狙ってたの?」と俺は知っているが、おそらくポアンは知らない答えを投げる。
「たまたまだろ。わたしとあんたが廊下で出会った。たまたまわたしというかわいい穴があった。だからあんたは、ぶち込んでどっちの処女も散らして、中出しして、恥ずかしい格好でいろんなもの出させて、朝までフェラさせて、妊娠するかと思うくらい中に出した」
ちなみに、ティンダール殿下は面談の段階で、褐色貧乳連合員かどうか確認されて、これやるから忠誠誓わない? と言ってきていると言ったら、それはポアンにとっては救いなのだろうか。
「最低のクソ男。もう抱かれなくていいと思うと、ほっとする。もう……その……あんな……やさしかったし、きもちかったけど……でも、いいし。クソ男にケアされたくないから、クソ男!」
もはやバレバレどころではない。情緒が心配になる。
「いや、いいの? そんなこと言って」
「どうせティンダールさまが助けてくださる」とポアンが言ったので、そろそろ通告をしないといけないだろう。
——ですって、オジキ。
「えっ……」とポアンが声をあげる。
「ごめーんポアン、和解しちゃった☆」とティンダール殿下の声だけする。「オヤジを倒すの協力してくれるって言うからそっちのコースでいくわ。ぶつけてよかったんだけど、なんかこいつ思ったよりずっと使えそう」
「しちゃった☆ じゃないですよ! わたしはどうなるんですか!?」とポアンは叫んだ。
「きみ、けっこうセックス強いみたいだね?」
「そうですね。このサルに毎日ヤラれて堕ちてないくらいには」
「だって、どうするの? KG」
「いやちょうどいいんで、いい声で鳴けるようになるまで魔法も使って開発しますわ」
「おっけー。じゃあそれで。まあ、和解のしるしってことで。正式にそれあげるね。今後はスパイは送らないのは、きみを信じてるからだ。報酬は俺がライジングしつづける限り出しつづける」
「おおせのままに」
これが数日でステアリーとママーがやってくれたことだ。
もともと11月に領土が倍になることは決まっていたが、おそらく将来的にティンダール殿下は本邸を簒奪する。そのときはいまのティンダール領を任せてもらえることになっている。
ケージーさまが祝福者ってことを考えれば、ティンダールさまもそのくらいで折り合うと思いますよ、とステアリーは言い切った。高くもなく、安くもなく、継続可能な範疇でいい条件だと思いますね、と。
ちなみにおあずけ中のことなので、貞操帯魔法があるため意味はほとんどないが、オナニーはしながら言っていた。
「じゃあね、ポアン」
「待って……? 待ってください、ティンダールさま。あの、わたし、これ?」
「壊されるんじゃないの? 従順な態度とったら許してくれるかもよ?」
「あの、ちょっと、あの、待ってください、ティンダールさま。調教しましたよね? 処女まんこと処女アナルだけは守ってくれたけど、そのほかはだいぶ調教しましたよね? フェラもうまくさせられたし、けっこうな箇所でイケるようになりました」
「知ってるでしょ、KGは」
「まあ。ぜんぶ把握してますね。そういうスキルなんで。確認しましたし、本人に」
「便利すぎるよねえ……」とティンダール殿下。
「役に立たないですよ、寝取ったり、調教したりするくらいしか」
「ま、うちの裏稼業との適正もエグいしね、だいたい強いし、KG。俺の好みじゃないメイドひとりで手打ちにしてもらえるなら、正直やすい」
「……最低。最低。さらってからだ開発して、犯されたら売り飛ばして、最低」
「気持ちいいからいいだろ。ま、がんばって」とティンダール殿下は言った。「KGこんどいいメイド貸すから比べてみろよ」
「しばらくはこれで遊びます。いい肉便器にするんで、むしろお試しあれ。徹底的に壊しておきますから」
「いやあ、褐色も貧乳も興味ないんだよねえ、尻はがんばっていじったけど。タッパとケツはデカくねえとなー。まあ、俺はそれをいまから食べに行くわ。じゃあな」
「今度、真面目なご報告に参ります」
「そっちはステアリー、あ、ステアリー貸してくれよ」
「あれは俺のなんでダメですね。旦那以外はほかの男許してません」
「寝取り野郎のくせにそういうとこ厳格なんだな」とティンダール殿下は笑った。