【急募】悪徳領主募集。最低収入保証。寝取りやすい職場です。 作:よるのけだま
113年5月9日 PM 01:25
アロレア地方ラルトマン領ラルトマン本邸ティンダール私室
「すみません、ティンダールさま、昨日、あの男に犯されました」
「知っている。俺もいまからやっちゃおっかな」
「もう汚れてしまいましたが……それでもいいなら」とポアンは形式的にメイド服をたくしあげた。
「嘘だよ。おまえはスパイとして送り込むことで親父と握った。ぜったいに手を出すな、ってよ。見苦しいひとだよね」
「バビロアさまとですか?」
「そう。もう勃たんのだろ、あのひと」
「……そうですね」
「まあ、おまえにはスパイでもしてもらおっかな」
「わたしに務まるでしょうか」
「おまえさ、かなりの数の男に触られてたと思うんだけど、ぜんぜん堕ちてないな? ステータス見たらスキルに性的な耐性ついてるし、なんならドワーフのクウォーターじゃねえかよ」
「隠していたわけでは……」
「昨日、よかったんだろ?」
「……あの……はい」
ティンダールは、なんの興味も持っていないように足を組み替えた。
というよりも、ポアンに対する興味はさいしょからない。
「あのおっさん、ああ見えて祝福者なんだよ。レベル10とかそのくらいなのに、魔力俺の5、6倍あるんだぜ。もうスキルとか見たこともねえ数。いまのところ脅威じゃないんだけど、飼えるなら飼いたいなと思って、領主にしてやることにしたんだよねえ。で、おまえはスパイをする」
「……なにをお伝えすれば?」
「様子だよ様子。なにもしなくても2期までは様子見するつもりだけど、どのくらいの人物なのかは知りたくてね。性技から領地経営から魔法の様子まで、できるだけ伝えろ」
「かしこまりました」とポアンは言った。「ただ、1年近くもずっと仕込んでいた女を食べたくないんですか?」
ここは媚びなくてはいけないと理解している。
ここでされたくありません、もうあのひとにしか抱かれたくないので、と言ってはいけない気がした。
「それはまあ残念だけど。ただやつの性関連の魔法の数はえげつなくて有名らしいんだよな。浮気も寝取りも自由自在みたいなクソ野郎だって故郷あたりじゃ有名だった。寝た女の絡め取り方が異常らしいぜ。いま南のほうでライジングしてる呪いの王ってやつがいるんだけど、そいつに目をつけられてるくらいやばいんだってさ、性の魔法。イカれてるよな。一部では性技で名をあげてるんだぞ? まあ、だから、あいつの女に俺は手を出さない。親父もだいたい同じ結論に至った。まあ、親父は勃たねえのがメインだけど」
「つまり、わたし、売られるんですか……」
「まあ、領主さまの息子から30すぎの無官でぽっと出た雇われ領主に渡されるのはキツいと思うけど、スパイがどれだけ上手にできるか次第だな」
「もっと早く食べてもらえばよかったな……」とポアンは涙をこぼした。
無論、涙はほぼ演技だが、よくわからないセックスが異様にうまいだけの男のところへ行かされるというのはすこし不安ではあった。雇われ領主の立場の弱さも知っているからだ。
ただ、そんなことはどうでもいいくらいにあの男に今晩も抱かれたいしか考えることがない。ほかの男には抱かれたくない。
「まー、これも俺がライジングするための必要な痛みだから。スパイがうまくいったら本邸側に戻れて、飼ってやれるように取り計らうさ」
「……承知しました」
「なにか気になることある?」
「あの……わたし、そんなに長くもたないと思います」
「性関連の耐性ついてても?」
「おそらく、あのひとの責めに長期間耐えられる女はいないと思います」
「あー、その言われ方は、さすがにすこしうらやましいな」とティンダールは笑った。「あとおまえ、親父に会わないで行ったほうがいいかもな」
「ごあいさつもしないで、ですか?」
「そんなに嬉しそうにされると、親父はかなり機嫌を損ねて愛しい男のところへ行けなくなるぞ」
「そんなことは……ひと晩抱かれただけですし……」とポアンは表情をできるだけコントロールしようと努めながら言った。
113年7月18日 PM 11:15
アロレア地方・ラルトマン領・第8管区東。地方領主館。
「わたしからはもう……」としゃべって、ポアンは諦めるように目の前にある俺のちんこに、ズボンの上から嗅ぐようにすがる。
「したいの?」
「初めてのときのことを思い出したら……」とポアンは自分でクリトリスを柔らかく触っている。
「いや、おまえ、詰められてるときにオナんなよ」と俺は言った。
「ごめんなさい。もうでも……」と手を止めて、ズボンの上からちんこに頬ずりし始めた。
「やっぱ新出情報ないし、キツいな、悪いけど。途中でちゃんと堕ちて助けを俺に求めて来てたら、殿下のことはあったとしても、なんとか手を差し伸べたとは思うけどね」
「わかんないじゃん。ティンダールさまがあんなにあっさりひくなんて……」
「まあ、そんなわけないと思うけど。聞いた話じゃ、もともとそういう流れだと殿下も思ってたみたいだぞ。むしろ正確に情報流してきて驚いてたまであった」
「え゙っ!? あ゙、いや……ごめんなさい」
「まあ、そのツケをおまえが払うんだから、べつに謝ることじゃない。むしろ、おまえ自身に謝るべき」
「そうだ、まずやっちゃいませんか? 軽く? 軽くかわいがって?」とごろんと転がって背中を床につけて股を開く。
「俺、ナメた態度とる裏切り者嫌いなんだよね。琴線あんま多くないんだけど、わりとド真ん中射抜いてる」
「してくれないってこと……?」と正座をすばやくする。
「俺、基本さ、寝取ったとしてもひどいことできないんだよね。なるべく魔法すら直接は使わないようにしてて、まあ、日常壊れるようなことは相手によっぽど耐性がなかったらしない」
「わたしのこと……壊すの?」
「壊れていいと思ってやるけど、意図的に壊すまではしない、たぶんね」
「待って……あの……無理よ、無理。そんなの無理。けっこうこれまでも我慢してきた。いちおうスパイしないといけないなと思ってたし。これ、壊すつもりでやられたら、こんなうまい男に……無理。いや、助けて……」
「安心しろ。ポアン。マジでズッタボロになるまでやるだけだから。超気持ちよくして、二度と反抗できないみたいにしつけるね」
「わかってよ!」と不安もあいまって、イライラしはじめたポアンがキレる。「あんた、すごいいっぱい魔法使えるしスキルもあるんでしょ!? すこしくらい言わなくてもわかってよ!」
「いや、だからそれは汲み取ってるだろ。気をつけるのは、ナメすぎないこと。これだけだよ。最低限尊重してくれれば、ちゃんと返してきたつもりだけど、スパイでそのままなにも隠さず流すのは、俺に対するリスペクトがなさすぎる」
「……あんなにたくさん愛してくれるから、だいじょうぶだと思った。毎日、いっぱいされてたし、気に入ってくれてると思って、わたしもかわいく鳴けてると思ったから、そういう自分もなんか好きで、だから、多少のことならだいじょうぶだと思ったの……ごめん」
「素直じゃないのも、性格悪いのもべつにいいんだけど、利敵はねえな」
いずれこういうのは進捗の妨げになるし、教育したところで倫理の欠如はそうそう治らない。部下の質はまちまちなので、それを丸めてマネジメントするものだが、この手の欠点だけは全体の阻害にすらなる。仕事ができないやつの何倍も悪い。
まあ、ここはパワハラセクハラし放題ではあるから、矯正できないこともないと思うが、そうすると今度は残念ながらポアンはかわいいだけだというのが問題になる。スキルが性耐性によりすぎていて、夜伽くらいしか輝ける場所がない。仕事に関しては、まったくダメというわけではないにしろ、メイドの域は出ない。ステアリーほど優秀ではないのだ。手間かけて裏切ったらダメだという倫理を教える意味がない。
「じゃあ、どうしたら許してもらえるの?」
「そもそも許されたいの? 許してもらってなにするの、ポアンは」
「あんたの性奴隷」
「言い切るんかい……」
「べつにメイドみたいに働くけど、性奴隷がいい。好きなときに雑に犯される仕事がいい。掃除してるときにいきなり前戯なしで突かれたり、寝てたらいきなり縛られて犯されたり、ごはん食べる間もなく腰振られつづけたり、お風呂掃除してたら湯船に強引に引き込まれてめちゃくちゃにされたり、トイレの最中にカギ開けられて恥ずかしいところ見られたあとで洗わせてももらえないで中出しされたい」
「まあまあほんとうに性奴隷だな……」
「ありがとう……ございます?」
「ただ……死んじゃうくらい全力で犯すけどね、今日から」
「あ……本気……」
「そりゃそう」
「……ごめんなさい……やっぱり、壊されたくはない……なにもわかんなくなるのは嫌かも。こうなんか……性奴隷? 理性あるまま性奴隷なれると思うの、わたし」
「まず、俺の生まれ故郷のステキユニフォームに慣れるところからだなあ。制服って言うんだけど、超たぎるの。俺会社の処分怖くてパパ活できなかったからさー、これ使うとすげえひどいことできちゃうんだよね。リミッター解除専用衣服みたいな感じ。過去、全員泣いてこの服着たくないって言ってきたよ。でも、慣れるとずっとこれしか着なくなる。20歳でも35歳でもそうなった」
「なんで……わたしそんなのしなくても……性奴隷でいいって言ってるじゃん」
「かわいいかわいいポアンはどうも俺をナメてたからなあ。それがなきゃ泳がしてあげたし、しれっとそのうちほんとうに堕ちたら飼う気だったんだけど」
「あの……そのルートがいいです……」
「もう遅いよ。じゃあ、この部屋に閉じ込めとくね。俺、業務あるから。あした制服着たらズコバコタイム開始ね?」
「あの、ほんとうに、やさしいルートには戻れな……」
「開始ね?」
「……うぐ……ううー……精一杯ご奉仕いたします。明日からよろしくお願いします」
「食べるもん気をつけとかないと、自分の匂いで泣いちゃうかも?」
「それ……こないだ……捕虜にしてた邪悪なプレイでは……」
「そだよ。トイレの場所からしつけていきたいでしょ、やっぱりね」
「ああ……あの、ごめんなさい。わたしが悪いのはよく、よくわかってるんですけど……あの、ケージーさま、わたしのことをちょっとあの、やさしくしてくだっさってたと……だから、あの……」
「トイレの場所からしつける。聞こえた?」
「……ぐうううううう……いやだ……いやだ……」
「ポアン?」
「……できるだけ出さないで、溜めておきます……」
「いいね。ゆっくり、俺を裏切ったことを後悔してもらうために、あしたまで時間あげるんだからね?」
「……おおせのままに」
「逃げたり、死のうとしたりしたらわかってるよねえ? 責任大事だよ?」
「……すべてわたしのからだで責任を……うう……うっ……とらせていただきます……」
「オッケー。じゃあ、あしたね。服はもう2度と着せないから」
ゆっくりとポアンはあたまを下げた。