【急募】悪徳領主募集。最低収入保証。寝取りやすい職場です。 作:よるのけだま
頑なにステアリーにのみ投票するストロングスタイル、8名の旦那さまがた、ありがとうございます!
まさか他に1票も入らないとは思わなかったけれども、ほんとうにステアリーを愛していただき、だいぶうれしいです!
アンケートもこれで閉じますね、ご協力たいへん感謝です!
ステアリーの圧倒的強さに爆笑したので、さいごにお祭りSS、お収めください
もう更新する気はなかったんですけど、これは書かねばなるまいと思いましたまる
さて。そして、これで悪徳領主の話は完全におしまい、ということにしようかと思います!
構想だけは100万文字クラスあったんですが、ノリで書いてるので、こういううまいこと評価がついてこなかったときに劇弱いんですよね、すいません……
いちおう閉じてはいるので、本編つづきある感じで若干匂わせてはいるけどここで許してください
個人的にはR18の中編書くのは初だったので、いい経験になりました!
もちろん、ここまで100名をこえる方々にブクマしていただき、応援いただいたのは忘れてないので、いずれもっとエロくておもしろい話書いてお返ししますね
ちなみにいま魔法少女モノ更新してますので、ぜひお時間ありましたら
https://h.syosetu.org/novel/420876/
それでは、本作をさいごまでお読みいただき、ほんとうにありがとうございました!
まだ盛夏ではない夏に、ラルトマン領ではまつりが行われる。
この世界はところどころ妙に日本っぽいところがあるのだが、おそらくは文化をつくったベースに転生者がなんらか関わっているのだろう。俺は長らくニートだったので世間様のことはわからないが。
いま、わかることと言えば、ステアリーの浴衣はエロいということだけだ。
緑みがかったウェービーな髪をアップスタイルでまとめている。いつもセックスのときにははずすメガネも今日はしっかりついている。俺が私財を投げうって(基本、こういうところにしか投げないが)手にした濃い藍色の浴衣には赤と白と黒の金魚が泳いでいる。
38歳の人妻とは思えないほどの透明感のあるうなじ。とりこぼしなどあろうはずがない、ときっちりまとめられた髪には、自信があるようでもある。
触れてみたくなるが、まだ我慢だ。今日はそれなりに暑いので、触れれば、汗が、とか泣き言をぐだぐだ言うのが目に見えている。不可逆な姿にするまでタッチは控えめなほうがいい。こんなにキレイな女の子に、そんなことで嫌な思いをさせてはならない。寝取ろうが寝取るまいが、世界の真理である。
「け、ケージーさま、すこしその……歩きにくくないですか、これは?」と下駄にやや不満を述べている。「ここまで歩くのもちょっと大変でした」
「でも、キレイだよ」と俺は言って、我慢できなかったのでうなじに触れた。
真理だなんだといっても、俺はこの程度である。
理性で生きていたら寝取ったりしない。
「んあっ♡ ちょっと、汗が♡ あ、舐めたら怒りますよ。ぜったいですからね。これもう2度と着ないから」と怒っている。
「じゃあ、直接にしよ」と俺はうなじを甘噛みする。
「はぇぇっ♡ ちょっと、無理無理。えっちな気分になりますからぁ、着るのたいへんだったのに」とステアリーは小声で泣きごとを言っている。
「どうせ脱ぐだろ」と俺はささやく。
「もったいなくないですか? 私のおしゃれはお嫌いですか?」
「大好き。今日はほかにだれもいないからね。ゆっくり過ごせる」と俺は手を伸ばすが、ステアリーは繋いでこない。「どうした?」
「え……あの、ケージーさまは、せっくす以外の汗はいやですよね?」ともじもじしている。
「ステアリーの汁はどこから出たのでも全部好きだぜえ、ぐへっへっへっへ」と俺は言っておいた。
「そうやって。ちゃんと繋いでくれるから、セックスするときはすごい恥ずかしくするくせに。好き」とステアリーは腕をしっかりと絡めてくる。
ステアリーは根本的に勘違いしているが、優しさではない。やらしさである。
訂正する必要はないのと、じつは優しさとやらしさは表裏一体というのはある程度正しいのとで、黙っておくが。
「今日、旦那さんは? いっしょに来なくてよかったの? ここだと基本家族イベントだよな?」
「そんないじわるじゃ恥ずかしくなりませんよ、もう。ケージーさまの女ですからね」
「じゃあ、今日は心置きなく楽しめるな」
「はい♡」とステアリーは満面の笑みだ。「いま私しかこの腕を掴める距離にはいないので、今日、私はあなたの女であり、あなたを独占できる女でもある」
「今日はかわいらしい服を着ているからか、強気だね」
「こんな素敵な服をもらったのは私だけでしょうから! でも……」とステアリーは囁くために耳元に近づく。「これの脱がせ方がわかるのもケージーさまだけですか?」
「欲しくなったの?」
「お外は嫌なんですけど、今日はもうこれだけベタベタしてしまっているので、どのみち見つかればおしまいです。だったら、メスでもいいのではないかと思い、いまケージーさまを挑発しています」
「かわいいな」と俺はうなじをやさしく触る。
「ひぃうん……♡ もう♡ 花火を見たらにしましょう」とステアリーはまた耳元に近づく。「そのあと私の中にたくさん打ち上げて♡」
『【急募】悪徳領主募集。最低収入保証。寝取りやすい職場です。』了