異世界で舞うはハーレム、奏でるはヤンデレの災禍 作:ka-主
今回から思い切って《R18》オリジナルストーリーを更新していきます。オリジナルストーリーでシリーズ物、更にR18をも組み込んだ作品を手がけるのはこれが初ですね。
前述の通り、執筆は物凄く久しぶりなので拙い作品である事をご了承ください。
※因みに今回はR18要素は無しです(詳しくは後書きにて)
それでは、どうぞ
1話
男女諸君らに問う、1度でも『夜更かし』をした事がある或いはしたいと思った事が有るだろうか?理由やきっかけは兎も角─少なくとも1度はそう思った者が大半では無いだろうか?
ある者は勉強、ある者は娯楽、またある者は営み…理由その他諸々は多種多様…だけど1度味わえば止められなくなる或いは止めるのが困難になる『魔剤』─それが『夜更かし』だ。
『QUEST CLEAR!!』
「ふ〜…これで100体目ぇ。深夜の時間帯に此処までやり込む…26独身の社会人とは言え、流石に身体が堪えるわ」
ゲーム名は…著作権諸々の考慮の為伏せておくとしよう。最近色んな界隈でそれ関連のガイドラインが厳しいからねぇ…。
閑話休題。とあるゲームのキャラ100体討伐を成し遂げそう言いながら俺─『
「さぁて、報酬は〜っと…頼むよ逆鱗。宝玉なら尚良い─…んだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!嘘やろ100体狩って逆鱗と宝玉累計2個づつかよ…はぁ…つくづく運に見放されてんなぁ、俺……まぁ手に入っただけ御の字、か……」
気を取り直してもう一口@ブルを飲み…今日で101回目となる作業の準備に取り掛かった。
「ふぅ…何とか必要分集まったな」
あれからかれこれ2時間程が経ち、俺はそう言ってスマホの時計を見た。時間は午前2時を過ぎており…日は既に変わっていた。
「もうこんな時間か…やっぱ夜更かしは罪だな〜─明日ってよりも今日も仕事あるし、続きは帰宅後だな」
「にしても頭いてぇ…」と言いながら、俺はセーブをしてゲーム機の電源を落としベッドに入った。頭痛に関しては…まぁ「夜更かしの代償見たいなもんだし、何とかなるだろ」精神で気には止めなかった。
…おっと、アラームセットしないとな。寝坊で遅刻だけは御免だ。
@ブルの効果が切れてそれなりの時間が経ったのか…アラームをセットしてから直ぐに眠りにつけた。
(仕事終わったら…集めた素材で…ふふ、続きが楽しみだな)
そう心の中で微笑みながら、意識を手放したのだった……
「…………ん?」
目を開くと、辺りは一面真っ暗な空間に俺は居た。
ここに留まっていてもあれだと思い、俺は歩き出した……が、歩いても歩いても景色は変わらず暗いまま。幸いなのは足元が白く光っていて、何かの拍子に脚を踏み外して「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜……ッ!!」と〇天堂の土管工事の仕事をしてるお兄さん見たく落ちて行く心配も無い。
ただただ、真っ黒な空間を宛もなく歩いてる…それだけだ。
「全く…何時まで歩かせるつもりだ?こー言うのは大体、何処かに女神やら聖女さんやらがスタンバっててどこからとも無く『私の声が聞こえますか?』とか『ようこそ、貴方が来るのを今か今かと待ち侘びていました』とかって言って今後の展開をサポートしてくれるもんだろうに……」
そう愚痴をこぼしながら、歩き続ける。ホント…聖女さんや女神やら所か、喋る黄色い花すら居ない。仮にこれが夢だったなら……このまま何も無く目覚めるオチになるんだろう。え?自分で言ってあれだけど……そんな夢、何もおもんないやん。
「え?まさかこのままホントに何のオチもなく夢から覚めんの?ホントしょーも無い夢d─『夢などではありませんよ』……へ?」
悪態を着き終える前に、まさか本当に何処かとも無く女性の声が聞こえた。声の特徴からして間違い無く女性…それも若くて恐らくは俺と同年代と言った辺りの優しくも確り芯のある感じの声だった。
……いや、そんな事より─
「"夢じゃ無い"……もしかして俺は寝てる間無意識にこんな訳もわからん場所まで1人のこのこと歩いてたとでも?嘘ならもうちょっとまともな嘘ついた方g─『嘘だと思うのなら、目を閉じ…後ろを振り向き目を開けなさい』ハーイ」
謎の女性?にそう言われ……俺は無鉄砲に返事をし、言われるがまま目を閉じ後ろを向き……
「コレで夢から覚めましたってオチなんだろ〜n─…………へ???」
振り向いた……嘘なら先程迄見ていた景色と変わらないか目が覚めて毎日目にしてる俺の部屋。本当ならそれ以外─
─結果は
先ず風景はガラリと変わり霧がかった森。そして目の前には……声の主であろう女性が1人。
銀髪ロングでエルフ特有のトンガリ耳、楊梅色の瞳で精霊の様な装束姿。グラマー系のスタイルで…男性諸君らなら1度或いは一瞬でも誘惑されそうな豊満すぎる胸。微笑を浮かべてる辺り─クールな性格の女エルフと言った所だろう。
そんな彼女が俺の目の前に現れても…俺は彼女の言った事が信じられなかった。
「はは…流石に冗談が過ぎると言うか─あれかな?世にも奇妙な新手のカルト宗教の勧誘かな?良くもまあ世の中の青少年の性癖を燻る様な行動を思い付く事で。ま、何はともあれ俺はそう言ったもんには興味無いんで…そもそも仕事あるからこれで失礼させて貰うわ」
『信じるか信じないかはあなた次第…ですが、
「……………………」
どうやら、未だ信じられないが認めざるを得ない様だ。死因が過労死─思い返せば幾つか心当たりがある。何せ俺の勤めてる会社はブラック企業とは言わずとも決してホワイト企業では断じてない。偏見ではあるが製造業特有の月毎に変わる日当たりの生産数…何も無ければ定時か軽めの残業。トラブルが何処かであれば〆作業が遅くなるし、部署によっては残業に駆り出される。それも…何時に終わるか分からない次第だ。
そんな仕事を5年─普通の社会人なら体調管理を気にして確りやすんで次の日に備えるのが定石。しかし俺の場合……趣味のゲームに身体を休める時間すら削って没頭する。それを5年も続けてれば自然と"それ"に直結するのも当たり前と言うものだ。
─閑話休題。イキナリではあるが目の前の彼女に現実を突きつけられた俺は、彼女に質問した
「俄かに信じ難いけど……受け入れるしかない様だな。なら質問だけど…その2つの来世ってのはどんなものなんだ?」
『ふふ…ご理解頂けて嬉しいです。2つの来世と言うのは……
・このまま六道輪廻に基づきいずれかの来世に転生する
・私が導く『異世界』に『
以上の二つです』
「成程……大雑把に言い換えるなら『不確定な来世への転生』か『決められた来世への異世界転生』─そのうち二つに一つか……因みに、後者の異世界ってどんな世界なんだ?」
初見で詰んではいオワター!でも異世界転生は面白い…のだが、ある程度の常識─豆知識程度に納めて異世界転生に挑めば、初見よりも充実した?ものになるだろう。そう思い俺は彼女に質問した。
『そうですね……貴方が降り立つ─『私が創設した異世界』は、"人間"と"魔族"が互いに
成程ね……異世界設定あるあるって所か。まぁ逆に有難いか。変に戦闘まっ貞中だったり、"既に魔王に支配されている"様なスポーン早々詰み要素満載だったら流石に前者を選んでた。
かと言い、俺は彼女の事を百の内全て信用した訳ではない。色んなゲームをプレイして来たから何となくと言うべきか本能的にと言うべきか……「慎重に行くべきだ」と脳内のサイレンが鳴り止まない。
「わかった……ならあんたの作ったって言う異世界でNewgameしてやるよ。だけど…念の為確認だ、流石に単身丸裸でゼロから鍛えて倒しに行け─なんて言わないだろ?それに、あんたは俺の事を知ってるが俺は知らない。名前の提示と転生するにあたっての……そうだな、特典的なものはあるのか?」
『ありがとうございます。貴方の寛大な決断に敬意を評して、お応えしましょう……私の名前は『ユキマ』。此処『冥界』を管理している精霊です。特典…と言うより、貴方に授ける『加護』は貴方のこの先の旅に役立つでしょう…』
そう言ってユキマはトランプ?を取り出し裏面が俺の方になる様に宙に投げた。13枚のカードは俺の周りで恰も星の様にクルクル回りながら漂っている。
『絵柄のある方には12種の星座とジョーカーが描かれてます。今回は
「星座の絵ね……しかも魚座のおまけか…」
加護の効果が星座の絵にちなんでいる。恐らく言い換えるなら……いや、それは後に考えよう。
ひとまず考えるのを後にし、俺は直感で周りを回っているトランプ12枚の内1枚を手にとった。
パシッ!
さて…何座を引いたかな?そう言えばジョーカー引いた場合どうなるか聞いて無かったn─
コアァァァァ……ッ!!
「魔法陣!?ちょ、まさか……」
『ふふ……どうやら
「は?引き当てたって何w─
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜…ッ!!!!」
まさか…何の説明も無しに飛ばされるなんてな……。お陰で某人気ゲームの(以下略)の悲鳴を上げちまったじゃねえかよ……。
遠のく意識…途切れる間際に俺は手にしたトランプの絵柄を見る。一応言っておくが例のカードを引く前に、魚座のカードは渡されている。
「!!……はは、あの
『…………行きましたか』
彼─大江神楽が異世界へ飛ばされたのを確認し終え、私はポツリとそう呟いた。
私は地面に散らばった……12枚の
『全く……あぁ、全くもって此処に来た人間を弄ぶのは辞められないですね♡何の躊躇もなく、ジョーカーを引くのですから尚のこと…クヒヒッ♡』
普通の人間なら……異世界転生について注意深く探って、心の準備を整えてゴーサインを出す筈。だが彼は……今迄出会って来た人間の中で"初めて"の『例外』。余程現実世界の自分に疲れたのか、或いは……超の付くほどのお人好しかおバカさんなのか。
『兎にも角にも……楽しみです。彼が─私の作った異世界で、何を思って第2の人生を過ごすのか……
─あぁ、そこのあなた?そう。あなた、今この様子を見ているあなたです。恐らく知りたいでしょう?彼が異世界転生される前に得た『加護』の内容。今回私は気分が良いですので、特別に…『ジョーカー』の『権能』の内容をお教えします』
そう言って私は説明を始めた。
『とまぁ、こんな感じですね。……え?何故そんな権能を作り与えたのか?そうですね…強いて言うなら『人間と他の種族お互いが内に秘めてる欲望をさらけ出した先にある景色を見たいから』…ですかね?まぁ何はともあれ、彼が今後新たな世界でどんな人生を送るか……見ものですね』
─所代わり、『異世界』のとある場所……
「……やけに魔物騒がしいと思ったら」
「人間……でしょうか〜?それにしては"髪色"が灰色です〜」
「このままだと魔物の餌になるのも時間の問題。助けるべきかと」
「そうね。もしかしら……─かもしれないし。2人とも、行くわよ!」
〜END〜
どうも皆さん、ka-主です。
最近仕事やら消防関連の用事等が落ち着き……心機一転的な感じで初めて見ました。いつも通り?最後の執筆から月日が経ってるため、拙い感じですが、徐々に慣らしていきます。
さて……本作品はご存知の通りR18要素ありのシリーズ物ですが、今回はその要素はありません。ある場合はあると分かる様にサブタイトルの方に明記しますのでご理解頂けると幸いです。
未定ですが全話0時0分に閲覧出来るようにしますのでこちらの方も良しなに……
それではまた次回お会いしましょう