異世界で舞うはハーレム、奏でるはヤンデレの災禍 作:ka-主
いや〜眠い。5話投稿してからまた性懲りも無く続き書き始めました。え?早く寝ろ?……その通りですねハイ。
無理せず頑張ります。えぇ頑張りますとも(←なら寝ろ)
そう言えば前回のあとがきで後2話位で折り返しと言いました。……「アレは嘘だ」。今回で折り返しですね……スミマセン…
とまぁそんなこんなで6話目、通常回ですがゆっくりして行って下さい。
それでは……どうぞ!
(ん〜……やっぱヤり過ぎた……)
昨日俺とバルカが起こした失態により、急遽特訓は中止となり始まったお仕置と言うなのセックス祭り?によって腰をやりかけた俺は、毎朝恒例の体操を終えて……今は"瞑想"をしてる。
前回バルカが教えてくれた瞑想が捗る場所で本来ならやるべきなんだが……『一応全属性適正あるなら何処でやっても大丈夫だろ』精神でイメトレから瞑想に切り替えたのだ。
(まぁだとしても効率は落ちるけど…魔力は補給できてるから問題ないかな?)
そう思いながら俺は瞑想を続け─もう1つの毎朝恒例の『仕掛けた人物当て』に備える
もしかしたら今日のそれは昨日の兼ね合いで遅くなる……と思ったが─『例外なく』誰かが扉を開けて出てきた。
(今回は……うん、
そう思い俺は瞑想を辞め…警戒を強める。
"アレ"…と言うのは俺が持ってる木製短剣でも充分に通用する『対近接戦闘用』の魔法を併用したカウンター技……
(距離歩数……6、5、4、3、2、1─)
「─そこッ!」
ガキィンッ!!
タイミングを合わせ木製短剣を抜き、振り下ろされた剣を強く弾き返し相手の体勢を崩すカウンター技─『パリィ』。これをバルカに教わり何とかこの8日間掛けずに会得して実戦可能な迄に仕上げた魔法。
……掛けた対象をひとつの『オブジェクト』として定義し、そのオブジェクトの強度を高める『
つまり─俺が手にしてる木製短剣もひとつのオブジェクトとして定義され強度…言い換えるなら硬度を上げる事が可能。
それに気付いた俺は、『もしかしたら上手く行けば"攻撃"にも使えるのでは?』と言う考えに居たり─練習してきた。そして……今、それが実現出来た。
「フッ…俺が生み出したオリジナルパリィ。名付けて『パンテクト・パリィ』…成功だ!或る意味君相手だから初お披露目できた。感謝するよ……"ボレア"!」
「まさか…パンテクトと併用したカウンターで私の攻撃を弾くなんてな。しかし…これで私は3連敗更新か。それはそれで或る意味堪えるな……」
そう言ってボレアは崩した体勢を元に戻し、俺の元へ歩み寄ってきた。
「だが─凄いな、ルーツや私でも偶に魔法を併用した戦いはするが……それを実戦可能迄に持ち込む迄にそれなりの時間を有した。カグラ…君はやはり戦いの天才だな」
「あんま褒めないでくれよ…俺はまだまだだ。事実そのルーツはまだ攻略出来てないし、試験型模擬戦に関しては未だに誰1人当てれてない」
「前者に関しては致し方ないと言うべきだが…後者に関しては当然だ。何度も実戦を経験してるのだ。幾らカグラと言えどそこで遅れを取るような私達では無い。だからこそ─素直に認めよう、この『仕掛けた人物当て』に関しては私は完敗だ。明日からは私は出てこない様にしよう、その代わりに……2人に関する情報をくれてやろう。明日の特訓の励みにしてくれ」
「ありがとうボレア。是非とも共有させてくれ」
そう言って俺とボレアは握手をし、ボレアから2人の情報を得て……コテージへ向かった。
……但し、コテージへ戻ろうとした時ボレアに『ご褒美』を貰い俺のモチベが上がった。ナニを貰ったのかは、今回は通常回の為詳しくは明記しないで置こう(←メタい)。
「へぇ…私達の情報を…」
「無断で共有した事に関しては謝ろう。だが後悔はしていない…それだけ今のカグラの成長速度にベット出来ると私は思った」
「成程ね…私達は別に怒ってないわ。寧ろそれって…2つの意味で私達もそろそろ本腰しれてカグラに指導しても良いって事よね?」
バルカが指定した瞑想場所である河川でカグラが瞑想に勤しんでる最中─私達三姉妹は今後の特訓にいついて話していた。
「そう捉えてもらっても構わない。私は私で…空いた分ワンツーマンで行う特訓を見直したり─模擬戦試験でのカグラの対策をゆっくり練れるからな」
「なら…私もうかうかしてられない…次の私との特訓の準備をしてくる…」
そう言ってルーツは1人魔物の森へと駆けて行った。
(……久しぶりね。こうして各自何かの目的を成す為にのめり込む形で特訓に励むのは)
「ボレア…感謝するわ。カグラをその気にさせてくれた事、私達をその気にさせた事…私を、変えてくれた事……」
「……礼には及ばんよ。私はあの選択が…私達4人を良き未来へ導く為の選択だと思っての行動だからな」
全ては『新パーティー編成計画』完遂の為。カグラが自らの実力で模擬戦試験まで無事に成し遂げる為に…私は─いや、私達3人は出来ることをしようと決めたのだ。
カグラの成長の度合いを見て選択した朝の行動は…やはり間違いでなかったのだと…微かに見えるルーツの背中を見ながらそう思っていた。
─ところで……
「その…バルカ?さっきから何をしてるのだ?」
私の隣でさっきから煌びやかな音が聞こえたり光がすると思い横を向くと…バルカが隣で魔法を行使していた。正確には魔法を行使する為の魔法陣を展開していた。……
「私も…ルーツの姿を見てたら、燃えて来ちゃってね…カグラの瞑想が終わったと同時に…私のやり方で特訓を始めようとおもったの♪」
「…………(本当に…正解…だったんだよ…な?)」
バルカのとんでも発言に、私は先程迄抱いた思いに疑問を抱かずには居られなかった……
「お待たせ……」
「バルカ姉さんに…思いの外扱かれた見たいね」
もうすぐ日没時になる辺りに…私の元へカグラが駆け寄ってきた。ボレア姉さん曰く─瞑想終わった直後に『様々な属性の攻撃魔法を身体で覚える』と言うバルカ姉さんらしからぬ特訓内容と言っても良い位の、私達ですらそれを聞いた時鬼畜と思える程の特訓を実行したらしい。
それだけバルカ姉さんも例の計画完遂の為に火がついたと言う事だろう…。現に私の方も火がついて─「カグラが来る」と言う知らせを受けるまで…此度の訓練のセッティングをしていた。完成度としては…100%をMAXにするなら、80%位だろうか。あと数分カグラの到着が遅かったら100%程の完成度で…私が満足いくセッティングが出来た。
今日は一先ず……カグラには80%の完成度で特訓して貰う事にする。
「それじゃあ…ルール説明…カグラにはこれから『宝探し』をして貰う…目の前に拡がる『魔物の森』の何処かに…
「成程ね……(宝探しか。小さい頃よく友達とやってたな)分かった。始めよっか」
「へぇ…?質問とか要らない?」
「あぁ、この森については3人から色々教わったからね。それに─いつかこの森で腕試ししたくて毎日空き時間にイメトレしてたからさ♪」
(……イメトレか。それがどれだけ通用するか……)
(イメトレとカグラの成長…ルーツはこの場でそれを試すつもりね)
カグラ…目を見れば分かる。嘘はついてない…貴方は何処まで私を惚r─コホン、何処まで私を驚かせれば気が済むの?
今直ぐにでもご褒美を上げたい…だけど、今は特訓中。カグラの力量を私が測らないと…。
「分かった…それじゃあ……始めっ!!」
「よしッ!やってやるか!」
そう言ってカグラは森の中へと駆けて行った……。
「ふぅ…」
森の中を走って行って少しして…俺は立ち止まって周りを見回した。まだ日没は始まって無い……夜になる前に宝探しを終えたいが、無論そう簡単に探せない事くらい分かっている。『宝探し』─ルーツはそう言っていたが、先のバルカとの特訓を考えるに唯の『
(十中八九─何か仕掛けてるよな?)
そう思い俺はボレアから貰ったルーツの情報を思い返してみた。そこで俺が今回の宝探しの攻略のカギになるであろう情報を引き出した。それは…ルーツが着いている"職業"だ。
『
俺が居た世界での『ロビンフッド』は英雄の名…職業が英雄の名前って違和感しかない。盗賊・盗難・索敵……恐らくこの世界における『ロビンフッド』と言う職は─『義賊』。義賊とは大富豪初めとした財宝を多く独占している者達から財宝を奪い─それを貧しい者達へ分け与える賊の事。
そして毎朝行ってる『仕掛けた者当て』でルーツがとった行動を思い返して見る……。
(恐らく─いや、確実に仕掛けてるな、罠を)
それも5個…10個何て生易しい数じゃない筈。下手したら30……多くて50はあると思って良い筈。
今日のバルカといい、ルーツといい……俺との特訓にそろそろ本腰を入れ始めたのだろう。……上等だ。
「ウキャキャッ!」
(……ん?)
声のした方を向くと……そこにはゴブリンが棍棒を持ってジリジリと歩み寄って来ていた。数は…確認出来る限りでまだ1匹。
確かゴブリンは群れで行動するんだっけな?なら……。
「(『
ドゴォッ!!
ズザ----ッ!……
「グギャアッ!?─……」
『パンテクト』で強度を上げ、一気に間合いを詰め……回し蹴りを喰らわせる。恰もハンマーで殴られたかの様な音と共にゴブリンは吹っ飛び、短い悲鳴を上げ…ゴブリンは倒れ動かなくなった。
「フッ、良いのが入ったろ?」
倒れてるゴブリンにそう言い残し…俺は宝探しを始めた。
木々が生い茂って無い為、まだ探すのにそう苦労はしない……しかし夜が近づくにつれ探す難易度も上がり、夜になったと同時に手強い魔物が現れる。そうなれば宝探し所では無くなる……
「或る意味で時間は有限……魔物と罠に気を付けて、手短に終わらせる!」
そう言って俺は再び駆け出したのだった……。
「もうすぐ日没になるな…」
「ここからが本番よ、カグラ…」
「此処までは順調…戦闘はあっても…罠に掛かった気配もない…」
流石に罠に掛かるには早いか?と思いながら私は索敵を続ける。恐らくは気付いてるのかもしれない、私が森の至る所に罠を巡らせてる事に。だからだろうか……走って止まってを何度も繰り返してる。しかしそれも日没が近づくに連れて頻度少なくなって行く。
(やっぱり凄いね…カグラ。私達が教えた事を確り覚えてる…それを踏まえて推測するに……)
「やっぱり…夜になる前に見つけ切ろうとするよね……」
感心と共にその結論に私は至った。私達でもそうする。それだけ…『夜』と言う時間帯はこの世界に置いて─どの場所でも過酷で危険極まりないのだから……。
(日没になったか……)
辺りがさっきよりも暗くなり…所々で出会った魔物達と出会う頻度が殆ど無くなった事に、俺はそう悟り……
罠の場所とお宝のある場所は全て把握した。頭の中で罠を掻い潜ってお宝を3つ取り、森を出るルートもある程度描けた。後は……
(『
移動速度をあげる魔法『アクセル・ハート』を2度かけ…頭の中で描いたルートを走り出した。
「うぉッ!?凄いスピード!……だけどこれで、最短最速でクリア出来る!」
それに……
(設置された起爆装置の役割を担う魔法陣或いは魔力の集合体に物体が触れた時…発動する…だったよな?)
だから俺は、直ぐにお宝を探しに行くのではなく…設置されてる『トラップ・マギクス』の位置と数をお宝のある場所含め探し出す事から始めた。時間は掛かったが…その結果、こうやって『アクセル・ハート』込みで走っていても引っかかってない。
先ずは一つ。次に2つ……最後に3つ。後は森を最短最適ルートで抜けるだけだ……。
こうして俺は、ルーツが仕掛けた罠に一度も掛からずしてクリア出来た……─
クルッ……ドターーーーンッ!!
「……最後の最後で油断したね…私が最後に仕掛けた『トラップ・マギクス』…その最後の50個目は…其処」
「嘘…だろ……─」
本当にうっかりしていた。まさか森の出口に『トラップ・マギクス』を仕掛けてるなんて思いもしなかった。やりきったと思い込み…最後の最後で油断してしまった。色々と悔やみたかったが、後頭部を激しく打ってしまった為…悔やみ終えるよりも早く…俺は意識を手放した。
「まさか…最後の最後で気を緩めるとは…」
「今後のカグラの課題ね…」
「まぁでも…確りお宝は3つ全て手に入れてるし─
「一先ずカグラを運ぼう……もう夜になる。模擬戦試験は明日に延期だ」
『了解』
「……ん?」
「目…覚めたね」
「ルーツ?……あぁ、そっか確か俺…罠に嵌って派手に後転して後頭部を……特訓中に世話掛けてごめん」
目が覚めると其処はコテージの何時ものベッドだった。目を開いて最初に視界に入ったのがルーツの顔で…余りにも近かったからかドギマギしてしまう。
「大丈夫…だけど後でボレア姉さんに…礼を言って上げて?ボレア姉さんガ…神楽の事…おぶって…此処まで運んで来てくれたから…」
「分かった…そうするよ」
俺は…初めて彼女達と出会った時と同じ様な倦怠感を抱居ている身体─主に股関節の法にむち打ちながら起き上がった。それを確認したルーツも起き上がってベッドから降りた。それと同時に─2人…ボレアとバルカが2階にやって来て俺の方へ歩み寄って来た。
「ボレア、バルカ…心配かけてすまなかった。ボレアに関しては…俺を此処までおぶってくれて─忝ない」
「例にはよばない。言っただろ?私達は家族なんだ…困った時はお互い様だろ?」
「そうね、だから困った事があったら何時でも私達を頼って頂戴?」
「…そゆこと。それとカグラ?『コレ』…」
2人に礼を述べた後…ルーツが三つの宝箱を持って俺にそれ等を渡した。
「気絶して…中身確認してなかったよね?だから…私達の前で、自分が何を収穫したのか…見せて?」
そう言われ、俺は頷いて三つの内一つ目を手に取り開けた。中には─一本のコンバットナイフと、それを納める為のナイフベルトがあった。
「木製短剣も悪くない…けど、実践的な
「ナイフの刀身?」
そう言われ俺は…ナイフの刀身を見た。其処に異世界特有の文字(但し例のあの
「以前…王都へ向かった時…そこで鍛冶屋を経営してる店主に…頼んで鍛え直して貰った。そのナイフは…その昔、私が初めて『盗賊』の職になって手にした獲物」
「そんな思い入れのある物を……ありがとう、大切に使わせて貰うよ」
そう言って俺はそれ等を一旦際に置いて、二つ目の宝箱を開けた。中には…青色の、そこそこ分厚い本が出てきた。それと同時に─今度はバルカが話し始めた。
「本の題名は…『属性基礎・水』。水属性魔法の基礎知識からそれを踏まえた応用知識が書かれてる本よ?コレを読めば…言葉通り、水属性の基礎と応用知識を身につけれる。それだけじゃなくて…『水属性の基礎魔法』…その本を読めば行使可能になるわ」
何と…その本は俗に言う『魔導書』だった。魔導書事態はバルカと特訓を始めた頃に『魔法の基礎知識-上・下-』合わせて二冊読んだ。因みに、『パンテクト』と『スピード・ハート』の二つはこの魔導書を全て読んで身に着けた無属性魔法だ。つまり…コレで俺は水属性魔法初解禁(?)となった。
(最後の…確か
そして最後に残った宝箱を手に取り開けてみる。今思い返して見ると、この宝箱を初めて手にしたとき…他の二つに比べて軽かったのだ。
「コレは……もしかして、『御守り』?」
三つ目最後の宝箱の中には…小さな─俺の手のひらにすっぽり収まるサイズの御守り…なのだが、ほんの─本当にほんの僅かだが重みが感じられた。
「あぁ。少し不格好だが……
「凄いな…(3人とも、俺の為に─)…大切にするよ。皆ありがとう」
そう言って俺は3人に頭を下げた。3人とも…俺の為に思い入れのある物を……ボレアは手作りらしいが。此処に来て─3人から、本当に…貰ってばかりだ。だから─実力・結果・態度で返していこう。
「よし、カグラも目覚めた事だ。夕食にしよう」
「そうね。ボレアが作ったけど…味付けとかは私が担当したから問題無いわ♪」
「そう…なら安心」
「アハハ…」
明日の特訓も頑張る為に…俺達4人は食卓を囲む為に1階へ降りていった。
それにしても……ボレアは本当に努力家なんだな。努力家過ぎるのか、不器用なのかはさて置き…どんな事にも手を抜かず全力で取り組むと言う姿勢に魅入られる。今日の料理もバルカ曰く指を切りそうになって危なかったらしいし……。何よりどんなに傷だらけになっても妹想いで且つ俺に尽くそうとしてるのだから…労いも兼ねていつか恩返しをしたいものだ。必ず、切実に……
〜end〜
如何でしたか?本当なら昨日中に上げて今日になったと同時に読める様にしたかったのですが…寝落ちしてしまい朝起きたと同時に仕上げました。眠いです…(←なら寝ろ)
さて、予告通り次のR18回は別の印を使用します。アンケートの方は僅差ではありますが引き続きよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
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