TSうすほそ転生魔族ちゃんが人間の男に救われて一緒に暮らす話。 作:ソイレント・グリーン
TS百合はありません。残念ですが。
ヒットアンドアウェイを繰り返しながらどれくらい経っただろうか…いや、こっちからヒットはしてないんだけど…。
あたし…リリスは絶賛窮地に立たされていた。
大魔族の部下とか名乗ってる上位ゴーストとの戦闘。何とか頑張って拠点から引き離してるけど、あたしが死んだらそれも無駄な努力になってしまう。
「いつまで逃げてんだァ!?」
お前が攻撃してくるから逃げてんだし!
かっ飛んできたギャナーが地面を踏みしめる。網目状に広がる地割れに、足がもつれた。
あ、死んだかも。
「脳髄ぶちまけろォ!!」
眼前に近づく拳。あたしに人類最強の称号はあまりにも重かったみたいだ。あの人とかあの人とか…あたしより強かった人たちだったらどうしてたんだろ。もっとうまくなってたんだろうな。月が見える。こんな時間まで粘ってたんだ…。
あたしは目を閉じた。
「ゥオゴフッッッ!!?!?!?」
ギャナーの身体がくの字になって飛んでった。
え?な、なに…?
立ちのぼる土煙と雪が晴れる。そこには
「大丈夫?」
「きょぴたや!?なんで!?」
旧友と一緒に暮らしていた、あの可愛らしい魔族がいた。
彼女があいつを蹴っ飛ばしたんだ。たぶんあたしが攻撃を当てたのと同じ要領で…。
「て、てめェは!?」
起き上がったギャナーがきょぴたやの顔を見て目を丸くしていた、もしかしてきょぴたやって魔界では結構有名人なのかな…?
「狂飆ォォ…!!」
「悪いがお前のことは知らない」
「てめェがあっ!!シャミちゃんぶっ殺したせいでボスがチーム解体するって言い出したんだよォ!!そのせいでオレ様は1人でぇっ……うっ……おーいおいおい(泣)」
…なんか因縁とかあるっぽい。あたしはきょぴたやをちらっと見た。あなんだろうめっちゃどうでもよさそうな顔してるこの子。
「シャミちゃん……?もしかしてシャミッツの事…?確かにあいつはアイドルっぽい事してたような…でも彼氏いたよあいつ」
「るせぇ!!」
さらにボルテージが上がったらしいギャナーがきょぴたやに飛び蹴りした…が、当たる直前でピタリと止まる。
「風を纏ってやがんな…!俺が攻撃を当てる瞬間切り刻むために…!!」
「見えていたか」
その言葉と同時にきょぴたやを中心にドーム状の嵐が展開された。なるほど、あの嵐の中だと、当てるときに一瞬実体化しただけで切り刻まれちゃうんだ…!
「どうしようか」
「くそっ!」
ギャナーは距離を取り、悪態をついた。このまま倒せちゃうかも!?
「リリス」
「な、なに!?」
きょぴたやはあたしに近づいて、あたしは嵐のドームに取り込まれた。あれ?切り刻まれない…?ちがう、あたしに風が当たらないようにそらしてるんだ。
「俺は何度かオヴァニたち…上位ゴーストと戦ったことがある。だけど勝ったことがない」
………え?まじ?
「か、勝ったこと、ない…?」
「負けたわけじゃない。お互い打つ手がなくなって、引き分けになった」
そっか…でもそれって…。
「逃げるしかない…ってこと?」
「そうなる、俺にアレを攻撃する手段はない」
そんなことをしたら、確実にあいつは拠点の方に向かうだろう。あの拠点にはあたしより強い人はいない。
「ごめん…!逃げるのだけはイヤ…!あーしが逃げたらっ…!」
「早まらないでくれ、だから聞いてる、何か手は無いか?」
ボロボロだし無いかもしれないけど一応聞いとく、と続けるきょぴたや。
なにか…手…っそうだ!霊媒術!あれを思い出せば、何とかなるはず!
「霊媒術…!思い出せればいける…!」
「じゃあ頑張って思い出してくれ」
「コソコソ話してんじゃねェぞおっ!!」
奴の口からボンッ!!という音がはじけて、青白い光弾が放たれる。
まるで金属が削れるような音を発しながら、その光弾は嵐のドームの中をゆっくりと進んでいった。
「チッ…」
どこからともなく出した大鎌で光弾を切り裂くきょぴたや。
「俺をあの雑魚どもと一緒にすんなよ!!千日手なんて許さねぇ!ここでぶっ殺してやんよ!!」
ギャナーは光弾を乱射する。すごい勢いで削られていくドーム…。きょぴたやは光弾を全て切裂いたけど…次の乱射がもう飛んできている。
「集中!」
「わ、わかった!!」
頭のなかで式を構築し始める。あーだったかな〜…こーだったかな〜…ヤバい焦る…!落ち着けあたし…!
でも不思議なもので、身体が案外覚えている。とっかかりを見つけたら、どんどん思い出してきた。
あと少し……! これで……!
「できたっ…!きょぴたやっ…!!」
彼女はあたしの呼びかけにすぐに気づき、光弾をきり裂いて駆けつけた。
「手出してっ!」
あたしは人差し指の先を切って血を出し、差し出されたきょぴたやの掌に印を描く。
「させるかよおっ!!!」
ワンテンポ遅れてギャナーがまた乱射光弾を放つ。
だがもうきょぴたやは、守りに徹する理由はなかった。
ほぼ同時に切断される光弾。そして次の瞬間大鎌がギャナーの片腕を切り飛ばした。
「ギャァァァッッ!?!?」
「やっ!やった!!効いてる!」
上位だろうがゴーストなんだ、当然効いて当たり前なんだけど、何かめっちゃドキドキした…。もし効かなかったどうしよう、みたいな。
「終わりだ…!」
「まっ!待て待て待てっ!!ちょっと待ってくれぇっ!!」
命乞いし始めるギャナーだったが、きょぴたやがそれで止まるような子じゃないってことは既に分かっていた。
振るわれる大鎌。
ギャナーは胴体から真っ二つに切断された。
「…勝った!勝ったんだ…!」
ふぅ…とため息をつくきょぴたや、流石の彼女でも疲れたみたいだった。
「う、うぐぅ…」
って…え?嘘でしょまだ生きてる!?…いやゴーストだから生きてるってのもちょっと違うかもだけど…。
「まだ意識があるのか」
「こっ!降参だあっ!俺が悪かったよ…!」
ギャナーは上半身だけで土下座している。
「ス、ストレスが溜まってたんだ…へへ…ボスがイキナリチームを解体したっつったろ?だからさそれでよっ…」
はぁ?そんなんで人間大量殺戮とかサイアクなんですけど!?マジありえない!
「頼むっ!このとおりだ見逃してくっ」
「知らん」
あ。
縦に真っ二つにされてしまった。流石のギャナーもこれは致命傷だったようで、泡みたいに霧散していく。
あたしたちは今度こそギャナーを完全に消滅させることに成功したのだった。
◇◇(↓キョウ視点)
「疲れた」
思わず口から漏れてしまった。でもここまで苦戦したのも久しぶりだったし、しょうがないか。
「マッッッ…ジでありがとぉ〜!!!!きょぴたやぁ〜!!」
がばっと抱きついてくるリリス。傷だらけなのに大丈夫か?
リリスは涙で顔がデロデロだ。
「アイツなんなんマジ〜無理させてごめんねぇ〜!!」
「別に無理はしてないぞ」
えぐえぐ泣いているリリス。
俺は自分の持つ大鎌をじっと見た。
「これを貸す」
「えっ!?と、突然なに!?」
リリスからはかなりの汎用性と対応力を感じた。明らかに格上のアイツ相手にも数時間耐えきるタフさもかなりのものだ。だが火力が足りない。人界レベルなら問題ないだろうが、上位魔族はやすやすといかないだろう。だから貸す。
「これには俺の嵐の技能が仕込まれてる。使い方は間違えるなよ、守るために使え」
「え、えぇ…良いの?」
半ば強引に押し付けた。俺の技能が編み込んであるだけで、業物というわけでもないし問題ない。それとこの鎌を使わなくちゃいけない敵って大体俺のせいで呼び寄せられる気がするんで…。
「…きょぴたや……あーしもっと強くなるよ…!」
決意に満ちたいい顔だ。もう大丈夫そうだし、帰っていいかな。
「俺は帰る、またな」
「…!また会おうね!ぜったい!その時はりゔくんも一緒に!!」
俺は振り返らずに片手で少し手を振り、飛び立っていったのだった。
◇
「ま、マジかよ…!俺の知らないところでそんなことが…」
めちゃくちゃ頑張ったんだな…とリーヴがお茶を片手に驚いてる。俺は雑談の中、昨晩あったことをさらっと話した。
ずず…とお茶を飲みながら何かを考えているリーヴ。
「じゃあ…俺がなんかご褒美でも作ろうか?なんつって…」
ごほうび…?
「………作るやつじゃなくてもいい…?」
「え?あ〜まあいいけど…」
ふ〜ん…………そっか…。
「……お風呂……」
「え?」
「一緒にお風呂……入ろ…?♡」
その日の夜、俺とリーヴは一緒に入浴していた。ふふふ…。
「しかし…本当にこれで良かったのか…?もっと腕によりをかけた料理とか…」
「これでいい」
ちゃぽん、と湯船のお湯を鳴らして、俺はリーヴの膝の上、対面になるように座った。リーヴは少し頬を染めて顔をそらしている。まだ慣れてないのか。
「リーヴ、キスしよ」
返事を待たずに俺はリーヴと自分の唇を重ねた。
「んっ…♡……んぁ…♡……」
……あれ?なんか何時もより気持ちいいような気がする。なんだろうこれ。
「ふ…挿れるぞ…♡」
「ああ…」
そう言って腰を浮かせて、ぬぷぷっ♡と挿
「ぴぎッッッ……!?!!?!?♡♡☆☆☆♡♡♡」
ん?なんだ今のこ
「ぉ☆おおお゙?ぉおぉほぉ!ぉ゙〜〜☆〜〜〜!?!!?☆♡♡!?」
やばいヤバいヤバイヤバイなにこれなにこれなにこれ!?!?
思考がまとまらない、ぱちっ♡と電源が切れたみたいに視界が一瞬消えた。
「お、おい…!どうしたキョウ…!?」
流石に俺の様子があまりにもおかしかったみたいで、リーヴが心配する。
「いったん抜く…!」
はぇ…?ちょ、ちょっと待って今抜かれたらぜったいやばいまってまって、
ずにゅんッ…♡
「〜〜〜♡♡〜!〜〜〜??☆?〜〜〜♡〜〜〜ッッ〜〜ッ??♡♡☆♡♡」
身体がバカみたいに仰け反り痙攣して、湯船の中なのにめちゃくちゃ潮を吹いてるのが丸わかりになってしまうほど、お湯が揺れ動いていた。
こ、こんなはずじゃ…♡もっとあまあまなごほうびをそうぞうしてたのにっ…♡♡
どうやら俺はそこで意識を失ったらしく、リーヴに抱っこされてベッドに運ばれた。
「大丈夫か?キョウなんかいつもと違ったぞ…?」
「ああ…今は大丈夫…」
額を抑えて、まだ少しくらっとする身体を起こす。
しかし、本当に一体何が…。身体の中の神経に魔力を通し、肉体の点検を始めた。これ…まさか…!
「そ、そうきたかァ〜〜……」
「?」
俺は苦虫を噛み潰したような表情になっていただろう。原因が分かった。
これはタピスとの契約を破ったのろいである。
俺は自分の身体を調べた結果、そんなどうしようもない結果が出てしまった。
ってなんだ感度上昇って!!!タピスあの野郎(※女である)こんなしょうもないのろいで良いのか!?
しかもエッチのとき限定…!?殺してやる、殺してやるぞタピス…!いやもう殺してたわ。
「ぐっ…!負けて…たまるか…!!」
「どうしたいきなり…」
「リーヴっ!ヤるぞ!!」
「いやもう今日はやめといた方が…」
「ヤる!!!」
「アッハイ…」
「ふっ…♡ふっ…♡」
とりあえず正常位の体勢でリーヴのものを受け入れる。
「いいか…?」
「うん…!」
ぴと…♡ ずにゅ…♡
「ふぎッッッ………!!!♡♡♡」
まだ亀頭も全て入ってないのに、全身を駆け巡る快感は5回は絶頂したあとレベルのものだった。
俺は歯を食いしばって耐え抜く。負けたくない…♡負けたくない…♡(←いつも負けてる)
「負っ…けないぃっ……!!♡♡♡」
「お前は何と戦っているんだ…」
俺はっ…俺は…強、い…魔族でっ…♡ の…ろいなんか…♡挿れられても…ぉ…♡ 挿れぇっ…られへもぉ…♡
思考がもうまとまらない。少しずつ入ってくるちんこの形がハッキリと分かる。
長い…長い時間だった。まだ入ってくる…♡ まだ…♡
「も…もう…全っ部ぅ…♡ 入っ…たぁ?♡♡」
「まだ半分だが…」
は…?♡ これでまだ半分…?やばい…♡ 心が…♡♡
あいつ本当にとんでもないのろいを残していきやがった。しょうもないとか思ってたのがアホみたいだ。
でもここでのろいなんかに負けたら雑魚どころかクソ雑魚になってしまう!
5分後
「待っ…て♡ 待ってくらひゃい…♡♡」
「別に動いてないんだけどな…」
「うっ、うそっ…♡ うそつきっ…♡♡ んおっ…!♡♡」
そんなのわかってる。ちんこは全部入ったけど、そこからリーヴは動いてない。
「…今日はやめとこうぜ…?な…?」
リーヴはちょっと困ったような表情で苦笑いし、俺の頭をふわっと撫でる。それだけで軽くイッてしまった…。
結局今日はもうやらない事に決め、俺はボダに負けたときと同じくらい悔しい思いをしたのだった。
こののろい…どうにかしないとヤバい…。
それはそれとしてちんこ抜く時にめちゃくちゃイキ狂いました。クソが。
1話時点ですでにナレ死してるシャミッツさん(九女)
そしてタピスの死=感度雑魚化という事実。