白濁のカンヴァスに、聖女を。 〜完璧なクラス委員長の机に射精したらバレた。恐怖の脅迫ゲームが始まると思ったら、彼女の歪んだ美学で飼い慣らされることになった男の末路〜 作:つる植物
美術部の担任に俺の絵の所在を確認したら欲しいって人がいたから上げたらしい。
勝手に上げるのかと思ったが俺は許可したとの事だ。
1ミリも覚えてねぇ。
誰に渡したか聞いたら案の定、織原だった。
普通ガチでもない美術部の作品欲しがるような人はいないから良く覚えてたらしい。
職員室を後にして歩きながら考える。
素人同然だった絵のどこに織原の琴線が触れたのは分からない。
しかし俺が描く絵に執着しているらしい。
俺と織原のファーストコンタクトがあの有様だったから織原は今のような形にしているのだろう。
(普通に告白していたら普通付き合えたのかな?)
微妙なところだろう。
織原が恋人だったらあんな劣情を思いっきりぶつける事はしていないと思う。
『教室』で『憧れのクラスメイト』を『精液で汚す』からこそ俺の劣情は爆発しているのだ。
そして俺は劣情を持て余して絵を描いた、これは織原にとっての成功体験でもある。
織原としてはなんとしても『俺がフラストレーション溜めて土日に描いた絵』を見る、もしくは入手したいだろう。
(さて、この手札をどう切るか……)
まぁ、織原の出方次第でも良いような気がする。
織原的には何枚も書いて欲しいだろうからな。
俺が織原惚れているので関係を長く続けたい、織原は俺にフラストレーション溜めさせて絵を描かせたい。
何考えているか分からない織原だったが、今後はもっと楽しめそうだ。
「これは……」
金曜日の放課後、土日に描いたスケッチブックの絵を織原に見せた。
聖女よう微笑んでいる織原を描いた絵を本人に見せるのは死ぬほど恥ずかしい。
でも俺にとってこの絵は織原の為に書いたのだと思う。
だったら持つべき人の手に渡るべきだと思ったのだ。
「へぇ、瀬田君は私をこんなふうに認識してたんだ」
机の上に置かれた絵をマジマジと見ている。
ここまで夢中に見てくれるなら恥ずかしさを押し殺して見せた介がある。
「この絵、貰っても?」
「構わない、但し条件がある」
「条件?」
「今ここでこの絵にぶっかけたい」
「ふふ、良いんじゃないか?君が作者だしね」
次の条件どう処理するか、織原の反応が楽しみだ。
「織原の手コキで」
織原が固まった。
「瀬田君が自分で抜けば良いんじゃない?おかずなら提供するよ?」
「俺は織原に抜いて貰いたい」
決まりだな、俺の作品に俺以外の手を入れたくないタイプだ。
俺に絵の具など画材は提供したいが俺の描く絵そのものには介入したくないのだろう。
けど俺は織原を汚す事に快感を覚えている。
織原の精神を汚す。
なんて甘美な響だろうか。
俺の肉棒は性的な刺激受けていないのに関わらず怒張していた。
織原が俺の股間を見る、俺の思惑は見抜いているのだろう。
追加の条件を提示して来ない。
コレクターとして葛藤でせめぎ合っているかしれない。
「一応聞いておくけどクリエイターとして他人の手が入る事に何とも思わないの?」
「俺の中では既に完成して『終わった作品』なんだ、完成した後はどうなっても良い」
絵は描いている時が一番楽しいのだ。
完成品に執着はない。
織原の精神を汚せるならここで破り捨てたって構わない。
まぁ、俺が破ったら織原は受け入れるだろう。
『それも芸術の形だ』とか言いそうである。
織原は大きな溜息付く。
「分かった、条件を飲もう」
心の中でガッツポーズする。
ある意味やられ放しだった俺の初めての勝利あった。
織原が椅子に座り俺は肉棒を出して机の右側に立っている。
肉棒は織原の前にそびえ立っている何回か見たいつもの光景だ。
いつもと違うのは全く乗り気じゃない織原と机の上にある織原を書いた絵だ。
「瀬田君は非道い人だ」
明らかにやる気のない顔で俺の肉棒を右手で握り動かすその姿は今までどの織原より扇情的に見えた。
織原の意にそぐわない事をやらせる。
服をちゃんと着て一切性的な要素はない織原の姿だったが今までで一番興奮していた。
俺を気持ち良くさせようとする意思ない手コキ、家畜を屠殺場で淡々と処理をするような感じと言っても差し支えない行為が死ぬほど気持ち良い。
「織原、めっちゃ気持ち良い」
織原が嫌悪感を露わにする。
「良い趣味してるね、瀬田君は」
はっきり言って何度も使える……いや、使いたい手ではない。
次の作品を創ったら普通に上げたいと思っている。
ここまで俺の作品を好きでいてくれる気持ちは大事にしてあげたい。
それを何度も踏みにじるのは流石に楽しくない。
だからこそ今日この瞬間は遠慮なく織原の美学を踏みにじれる。
射精感が高まって来た。
「そろそろ射精(で)そう」
「さっさと射精(だ)して」
義務的な動きだからこそ気持ちが良い。
「射精(で)る!」
聖女のように微笑む織原の絵顔部分に精液が掛かる。
織原はちゃんと尿道分まで絞り出してくれた。
色鉛筆で書かれているので精液を拭けば絵が崩れる。
織原はただ無表情で絵を眺めていた。
乾くのを待つしかなくただ無表情で座っている織原を俺は楽しく眺めたのだった。
暫く眺めた後、俺は織原を残して帰る事にした。
振り返る事はしない、少なくとも今日その資格は俺にはない。
校門をくぐって帰路に付く。
高揚感と言う絵の具に少しの後悔を混ぜ合わせた気分だ。
家に帰ってスケッチブックを広げたらいい絵を描けそうな、そんな気分だった。