『神符大戦 ──世界大会決勝で負けて底辺に堕ちた男、TCGの勝敗が全てを決める異世界で美少女達を調教しながら盤面制圧を目指す──』 作:シキセ
律也との符闘を終え、俺たちは星宮邸へと戻った。
その夜、邸内の一室で、三神家の掌握と律也の更生の第一歩を祝うための小さな宴が開かれた。
律也は「新しいデッキの構築を考えたい」と、早々に自室にこもって符叢の整理に没頭している。そのため、広い居間に残されたのは、俺とルクシエル、英稟、そして苑子の四人だけだった。
テーブルには、遠見市の旧市街で手に入れた上質な酒と、英稟たちが用意した料理が並んでいる。
「世一様、改めておめでとうございます♡ 三神家が味方になれば、星宮家の掌握はもう目の前ですね」
ルクシエルが碧眼を細め、嬉しそうに俺のグラスに酒を注ぐ。
「ああ。ルクシエルの情報収集と、英稟の立ち回りのおかげだ」
「……私は、ただあなたのご指示に従っただけです」
英稟は少し照れくさそうに視線を逸らしながらも、手にした杯を口に運んだ。すっかり俺の肉体に馴染み、心を開きつつある彼女は、従者としての凛とした態度を保ちながらも、その瞳には熱い信頼が宿っている。
そして、その対面に座る苑子は、静かに酒を煽っていた。
普段の厳格な黒い符士装束を少し緩め、薄手の羽織姿になった彼女は、三十代後半という実年齢が信じられないほどに若々しかった。外見はせいぜい十八、九歳の美しい少女にしか見えず、引き締まった細い首筋や、羽織の隙間から覗く豊かな胸元の白さが、酒の熱でほんのりと桜色に染まっている。
「……世一様。本当に、息子を導いてくださるのですね」
苑子は潤んだ黒目で俺を見つめ、少し掠れた声で言った。
「約束は守る。律也は今日、自分の意志で強くなることを選んだ。あいつは必ず一流の符士に育て上げてみせる」
「ありがとうございます……。主人を亡くし、私一人ではあの子をどう導けばいいのか分からなかった……。あなたの強さと、その覚悟に、私は救われました」
苑子はそう言って、深く頭を下げた。
宴が夜更けに及び、ルクシエルと英稟が片付けのために席を外した頃、居間には俺と苑子の二人だけが残された。
俺は立ち上がり、苑子の前に立った。
「苑子、別室へ来い。昼間の取引の、本当の『契約』を交わそう」
苑子は一瞬、肩をビクッと震わせたが、すぐに意を決したように立ち上がった。
「……はい、世一様」
奥の薄暗い寝室に入り、扉を閉める。
月光が窓から差し込み、苑子の美しい横顔を青白く照らし出していた。
「世一様。息子を救ってくださったこと、感謝しています。ですが──私の忠誠を受け取っていただく前に、一つだけお願いがあります」
苑子は静かに立ち上がり、凛とした眼差しで俺を見つめた。その手には、古びているが丁寧に手入れされた革製の符叢入れが握られていた。
「これは、亡き夫が遺した符叢です。このデッキに勝てる方でなければ、私は心から服従できません。夫を超え、我が身を委ねるに値する器であるかどうか、どうか私に確かめさせてください」
苑子の厳格で、しかし内に強い感情を秘めた語り口に、俺は静かに応えた。
「いいだろう。お前のその覚悟、受けて立つ」
英稟とルクシエルが見守る中、俺たちは邸内にある修練場の一角へと移動した。冷たい石床の上に、簡易的な符闘の光のフィールドが展開される。
苑子は静かにカードを引き、最初の布石を打った。
「私の先攻です。約定カード、焔滅陣法を展開」
苑子の宣言とともに、フィールドに炎の紋様が刻まれた魔法陣が展開された。赤々とした炎が揺らめき、修練場の空気が一気に熱を帯びる。
「起動効果を使用。さらに手札から使役カード、三神家の炎武者を実体化します」
焔滅陣法の炎の中から、赤蓮の鎧を纏った武人が揺らめきながら姿を現した。苑子の手の動きは無駄がなく、流れるように洗練されている。それは、かつて名誉の戦死を遂げた夫・三神陣の戦い方を、何百回、何千回と見つめ、その身に刻み込んできた者の動きだった。
(なるほどな。夫の遺志を再現することで、俺の器を試そうというわけか)
俺は手札を引きながら、彼女の陣形を冷静に観察した。このデッキには、かつての三神陣の、家族を守り主君に殉じようとした強い意志が息づいている。
「私のターンです。焔滅陣法の効果を起動。場の三神家の炎武者を破壊し、山札から一枚ドローします」
ゴウッ、と炎武者が自壊するように燃え上がると同時に、その破壊時効果が発動した。
「破壊された炎武者の効果。墓地から別の炎武者を実体化し、世一様の場の守りを崩します」
炎の武人が次々と場に現れては自壊し、その連鎖によって俺の展開した前衛の式符が次々と灰に帰していく。実体化と破壊の連鎖による圧倒的なドローと展開力。
(これが、かつて星宮家を支えた精鋭符士、三神陣の戦術か)
凄まじい破壊力に感嘆しながらも、俺は初期指定式符であるルクシエルを守るための防壁を的確に維持することに集中した。苑子の瞳には、戦いを楽しむ色は微塵もなく、ただ夫の魂に問いかけるような、悲痛なまでの決意の光が宿っていた。
やがて、苑子は手札から最後の一枚を抜き取った。その指先が、微かに震えている。
「……夫が、最後に残してくれた式符です」
苑子は静かに言って、手札の式符を一枚墓地へ送り、そのカードを掲げた。
「炎魂顕現。現れなさい──三神陣の残炎」
爆発的な火柱がフィールドの中央に立ち上り、その炎の熱波の中から、かつての英雄の幻影が姿を現した。
それは、厳めしい鎧を纏い、太刀を構えた男の幻影。三神苑子の亡き夫であり、律也の偉大な父親である、三神陣の戦炎の化身だった。
「……陣、殿……」
見守っていた英稟が、思わず息を呑み、小さく呟いた。かつて星宮家のために命を散らした忠臣の姿が、そこにあった。
苑子の美しい黒目から、一筋の涙が静かにこぼれ落ちた。だが、その表情は符士としての厳格さを保ったまま崩れない。
「世一様。夫の魂を超えてみせてください」
「いいだろう。引き受けた」
俺は手札を突き出し、背後に控えるルクシエルに命じた。
「ルクシエル、実体化。黄金の鎖をもって、その残炎を縛り上げろ」
「はい、世一様。主の道を遮る影は、すべて私が縛りましょう」
ルクシエルがまばゆい陽の光を浴びて場に降臨し、その手から放たれた無数の黄金の鎖が、三神陣の残炎を絡め取った。
炎の武人と黄金の鎖が激突し、火花が飛び散る。
力は拮抗していた。しかし、俺には見えていた。
残炎は強い。だが、感情を持たない。憤りも恐れも焦りもなく、ただ純粋に闘い続けるそれは——逆説的に、単純だった。攻撃の起点が読める。次の一手が読める。
俺はまず、布石を二枚伏せた。一枚は布石『陽炎の楯』。もう一枚は名を伏せたまま。
「ルクシエル、鎖を緩めろ。半歩だけ退がれ」
「はい、世一様」
黄金の鎖がわずかに緩む。残炎の正面に、狙ってくれと言わんばかりの隙ができた。
罠だった。感情のない残炎は、その隙を疑わない。人間の符士なら「誘われている」と足を止める場面で、この幻影はただ最短の一手を選ぶ。太刀を振り上げ、まっすぐ踏み込んでくる。攻撃の起点も、次の一手も、すべて読めていた。
(そこだ)
「布石発動——『陽炎の楯』。踏み込んだ使役式の攻撃を、この手番だけ空振りさせる」
太刀が空を斬った。残炎の巨体が、勢いのまま前のめりに泳ぐ。
「もう一枚。宝具『禁鎖』」
伏せていた鎖が跳ね上がり、体勢を崩した残炎の両腕を絡め取った。攻撃に踏み込んだ直後の、動けない一拍。
「今だ。ルクシエル、鎖を絞れ」
黄金の鎖が一斉に巻きつき、残炎を雁字搦めにする。誘い込んでから縛る。世界大会で体に叩き込んできた、読み合いの基本手だった。
じりじりと、炎が小さくなっていった。
「これで終わりだ、ルクシエル。破邪の鉄槌!」
黄金の鎖が強く引き絞られ、三神陣の残炎の胸を貫いた。
「う……あ……」
炎の幻影が破壊される瞬間——
その顔が、ゆっくりと振り返った。
俺のほうではなく、苑子の方へ。
幻影は言葉を持たない。ただ燃え尽きる直前のその目が、苑子をしっかりと捉え——口元が、かすかに動いたように見えた。
何を言ったか、俺には聞こえなかった。
苑子には、聞こえていたかもしれない。
破壊時効果によって『火車』をサーチする処理が行われたが、度重なる破壊と実体化の連鎖によって、苑子の符叢はすでに底を突いていた。
光のフィールドがゆっくりと消え去っていく。
「……私の、負けです」
苑子は力なくその場に膝をつき、両手を床について静かに俯いた。
静寂が修練場を包み込む。
沈黙の後、苑子はゆっくりと立ち上がり、俺の前に進み出て頭を下げた。
「……夫が、あなたを認めました。私の未練も、三神家の未来も、すべてあなたに託します」
彼女は顔を上げ、かつての未亡人としての迷いを払い落とした、艶やかで覚悟に満ちた瞳で俺を見つめた。
「世一様。私のすべてを、どうぞお好きにしてください」
彼女の口から初めて心底より紡がれた「世一様」という響き。
その言葉には、強制された隷属ではなく、己の魂と亡夫の遺志が選んだ、心からの屈服の意味が込められていた。
俺たちは再び、静まり返った奥の薄暗い寝室へと戻った。
月光が窓から差し込み、苑子の美しい横顔を青白く照らし出していた。
「苑子。お前は律也を救う代償として、俺の『駒』になり、すべてを捧げると誓ったな」
「誓いました。私の身も、心も……世一様、あなたのものです」
「なら、その忠誠の証を今ここで見せてもらおうか。自分で服を脱げ」
俺の命令に、苑子はわずかに間を置いた。
逡巡ではない。腹をくくろうとしている顔だった。
唇をきつく噛み締め、震える手で羽織の紐に手をかける。さらりと羽織が床に落ち、続いて薄手の内衣が滑り落ちた。
月光の下に現れたのは、息を呑むほどに美しい、極上の肉体だった。
家宰符士として鍛え上げられた身体は、無駄な脂肪が一切なく、しなやかに引き締まっている。それでいて、女性としての豊かな膨らみは星宮英稟をも凌駕するほどで、大きく張りのある双丘が、彼女の激しい鼓動に合わせて上下に揺れていた。
しかし苑子は俺の前に立ったまま、両腕を胸の前に交差させ、視線を床に落としていた。
唇が、かすかに動いた。声は出ていない。ただ、誰かの名を口の中だけで呼んでいるように見えた。
(陣を呼んでいるのか)
俺は構わず、彼女の腕を掴んで解いた。
「腕を下ろせ。俺の前で隠すな」
「……っ」
抵抗の言葉は出なかった。ただ小さく息を呑み、ゆっくりと腕を下ろす。
豊かな胸が、月光の下に晒される。
俺はその双丘を鷹掴みに掴んだ。
「ひぁっ……!」
苑子が声を上げた。驚きと羞恥が混ざった、反射的な悲鳴。
「陣はお前のここを、どんな風に触っていたんだ」
「……そのような、ことを……」
「答えろ」
苑子は唇を震わせた。俺の目を見ないまま、かすかに声を絞り出す。
「……優しく、でした。いつも……優しくしか、触れてくれなかった」
「そうか」
俺は親指の腹で、先端をコリコリと強く擦り上げた。
「ひゃぅぅっ……!♡ あ……だめ、そんな……っ」
「陣の手より気持ちいいか」
「そんな……ことは……っ! 陣の方が……好きです……っ。これは、ただ身体が……勝手に……っ♡」
「身体が勝手に、こんなに先端を固くしているのか」
苑子の頬が、よりいっそう深く染まった。
(その顔がいい。まだ抗おうとしている)
俺はさらに上から覆い被さり、その尖った先端を口に含んで激しく吸い上げた。
ジュッ……じゅぷ……♡
「はぁぁ……っ♡ や……やめて……世一様、やめてください……っ♡」
「嫌なのか」
「嫌……なのに……身体が……おかしくなって……っ♡♡」
「陣はお前のここを口で吸ってくれたか」
「し、主人は……こんな、淫らなことは……しなかった……っ♡ だから……比べることもできなくて……っ♡♡♡」
「比べられないのは都合がいいな」
苑子は首を振ったが、俺の舌の動きを追うように腰がわずかにくねった。
言葉では否定する。身体は正直に動く。
その乖離が——この女を抱く最大の妙味だった。
胸への愛撫で理性を削り取った後、俺は手を下へと這わせ、彼女の太ももの間へと指先を滑らせた。
「……っ! そこは……っ!」
「もう濡れてるぞ、苑子」
苑子は声を詰まらせた。
「……陣しか、触れたことのない場所です……っ♡ そこだけは……」
「だからこそ、俺が触る」
指先で割れ目の奥にある蕾を焦らすように擦ると、苑子の腰がびくんと跳ねた。
ぬちょ……ぬちょぬちょ……。
「うぅ……っ♡ おとが……ひどい……っ♡ 聞こえてます……っ♡」
「夫が死んでから何年だ」
「……三年以上……です……っ♡」
「三年分が溢れてきてるぞ」
「やだ……言わないで……っ♡♡」
夫が戦死してから数年間、苑子は貞節を守り抜き、溢れそうになる熱を心の奥底に押し殺し続けてきた。その長年の禁欲が、俺の愛撫によって一気に決壊していく。
俺は一本、彼女のなかに指を滑り込ませた。
ずぷり……。
「ひぁぅっ……!!♡♡ 入って……陣以外の指が……入ってくるぅ……っ♡♡」
「夫以外に、ここに入ったことはあるか」
「……ない……です……っ♡ 陣だけ……でした……」
「そうか。それはいい」
「世一様……っ♡ 陣との……記憶が……っ♡♡」
「陣の記憶が、どうした」
「上書きされる……っ♡♡ 世一様の指の形が……陣の指と、違くて……覚えてしまいそうで……っ♡♡♡」
「覚えてしまえ」
「やだ……っ♡ 陣のことを……忘れたくない……のに……っ♡♡♡」
俺は指を動かし始めた。苑子は両手で顔を覆い、嗚咽をこらえるように唇を噛んだ。
指を激しく前後に動かすたびに、ぬちょぬちょと淫らな音が響き、彼女の膣壁が俺の指をぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
「陣……っ、陣……! ごめんなさい……っ♡」
夫の名を呼びながら、腰を浮かせてくる。
未亡人としての貞節を快楽によって陵辱され、苑子は自ら腰を浮かせ、俺の指をさらに奥へと引き込もうと締め付けてきた。
俺は苑子のなかからゆっくりと指を引き抜き、漆塗りの小箱に手を伸ばした。
苑子の目が小箱を見た瞬間、その動きが止まった。
「……世一様」
「何だ」
「それは……開けないでください。お願いです」
俺は構わず小箱を開け、三神陣の符叢を取り出した。
「あっ……! やめて……! 陣の形見を……っ」
「お前はこの符叢を律也に継がせるために、今夜ここに来たんだろ。ならば陣に見ていてもらえ」
俺はエースカードを一枚引き抜き、苑子の濡れた秘裂のすぐ前のシーツに、静かに置いた。
「ひぁぅっ……!♡ そんな……陣のカードを……こんなところに……陣……陣のカードが、私のこんなぐちゅぐちゅのすぐ近くに……っ♡♡」
「陣の目の前で、自分がどんな声を出しているか聞かせてやれ」
「やだ……やめて……! 陣、見ないで……私、こんな……世一様の指で……みっともない声を……っ♡♡」
涙が頬を伝う。それでも、苑子の腰は指の動きを追って動き続けた。
「陣……っ、陣の目の前で……私……っ♡♡♡ イっちゃう……陣の目の前でイっちゃいます……っ♡♡♡」
「陣に謝りながらイけ」
「陣……ごめんなさい……っ! ごめん、なさい……っ♡♡♡ あぅ……あぐぅ……っ♡♡ イく……イっちゃうぅぅっ……!!♡♡♡」
限界に達した苑子は、全身をがくがくとヒクつかせながら、夫の符叢の目の前で、指先だけで深く絶頂した。
ビクビクと収縮する彼女の秘所から、さらに大量の愛液が溢れ出て、シーツを大きく濡らしていく。
「はぁっ……はぁっ……♡ 陣……ごめんなさい……っ♡♡」
絶頂の余韻の中で、苑子はまだ泣いていた。
俺は夫の符叢を小箱に戻し、代わりに自身の限界まで硬化した怒張を、彼女の濡れそぼった入り口へと押し当てた。
苑子の身体が、その気配を感じて固まった。
「……世一様」
「何だ」
「……本番、ですか」
「そうだ」
苑子は唇を震わせた。一瞬——ほんの一瞬だけ、逃げようとするように視線が泳いだ。
「誇り高い三神家の家宰なら、断るべきだろうな、苑子」
苑子の目が、俺を見た。
その言葉の含みを、彼女はすぐに理解した。断ったところで、俺が聞かないことも。
「……断ったとして、世一様は……聞いてくださるのですか」
「さてな」
(断れ。断ってみせろ——もっとも、俺は聞かないが)
「……陣は」
「何だ」
「陣は……いつも、聞いてくれました。『いいか』と……私が頷くまで、決して強引にはしなかった」
「優しい男だったんだな」
「はい」
「俺は違う」
「……知っています」
苑子は静かに目を閉じた。それから、ゆっくりと息を吐いた。
「……ただ、一つだけ」
「何だ」
「陣の名を……呼ばせてください。私が、どうしても言ってしまったとしても……それだけは、許してください」
「好きにしろ」
俺は腰を沈め、ゆっくりと彼女のなかへと怒張を押し込んでいった。
ずぷり……。
「ん……っぅあ! あつぃ……太いのが……奥まで、入ってくるぅ……っ♡♡♡」
久しく男性を受け入れていなかった彼女の秘所は、まるで処女のように狭く閉じており、俺の肉棒を締め付けて拒むように収縮する。だが、溢れ出た熱い蜜が潤滑油となり、ぬちょりと音を立てて熱塊を最奥へと誘っていく。
「くふぅ……っ! あ……っ! つう……っ♡♡♡」
苑子は唇を噛み締め、痛みに耐えるように全身を強張らせた。しかし、その瞳の奥には苦痛を遥かに凌駕する悦びと、支配される歓喜が満ちている。
俺の先端が、彼女の柔らかく熱い膣壁を押し広げ、一番奥の突き当たりへと到達した。
「はぁっ……はぁっ……♡ 入った……世一様の……おっきな肉棒が……なかの、一番奥まで……入っちゃいましたぁ……っ♡♡♡」
「すごい締め付けだな、苑子。指のときとは比べものにならないくらい、お前のなかが俺の肉棒を吸い付くように締め付けてくる」
「世一様の……離したくなくて……身体が勝手に……引き込んでしまいます……っ♡♡♡ ぬちょ……ぬちょって、おとがして……恥ずかしいですけど……すごく、うれしいです……っ♡♡♡」
結合したまま、俺はゆっくりと腰を動かし始めた。
浅く抜き、そして再び最奥まで深く突き刺す。
ぐちゅっ……くちゅくちゅ……!
「んっ……あ……っ♡ 世一様、すごいの……動くたびに、なかが、あつくて……良くなっちゃいます……っ♡♡♡」
「気持ちいいか、苑子」
苑子は唇を噛んで、答えなかった。
「聞こえないか」
「……言いたく、ないです」
「なぜだ」
「言ったら……陣との思い出が……消えてしまいそうで……っ♡」
俺はゆっくりと腰を動かした。苑子の喉から、意思とは関係なく声が漏れる。
「あっ……!♡ や……っ……ん……っ……♡♡」
「負けを認めろ、苑子」
しばらくの沈黙があった。
苑子の瞳が、ぎゅっと閉じた。
(認めた)
彼女の顔は羞恥と快楽で真っ赤に染まり、黒髪がベッドの上で乱雑に広がっていた。
俺は彼女の腰を両手でしっかりと掴み、徐々にストロークの速度を上げていった。
「あぁ……っ……♡♡♡ ん……っ……♡♡♡ もう……だめっ……イっちゃいます……っ♡♡♡」
まだ本格的に突き始めて間もないというのに、敏感すぎる彼女の肉体は、早くも絶頂の予兆を見せていた。
俺は一度腰を浮かせ、苑子のなかから肉棒を引き抜いた。
「あっ……あぁ……世一様……抜かないで……っ♡」
結合が解かれ、空気に触れてひくひくと震える彼女の秘裂から、どろりと透明な蜜液が溢れ出る。
「苑子、四つん這いになれ」
「よ、つんばい……ですか……っ♡」
苑子は顔を真っ赤にしながらも、素直にシーツの上に両手と両膝をついた。
しなやかに引き締まった腰がくびれ、その奥から張り裂けんばかりに豊かな尻が突き出される。18〜20歳の少女にしか見えない極上の臀部は、月光を浴びて白くきらめいていた。
俺は彼女の背後に回り、その豊かな臀部を両手で強く掴み、左右に広げた。
「ほら、苑子。お前が息子のために俺に差し出したこの尻、もっと突き出して見せろ。そして、枕元にある陣の符叢をしっかりと見つめるんだ」
俺は彼女の顔を枕元に向けさせ、漆塗りの小箱に入った夫の遺品を見つめさせた。
「あぅ……っ、陣……陣のカードが……こんな目の前に……っ♡ 世一様、この体位は……恥ずかしすぎますぅ……っ♡」
「恥ずかしいか? だが、これからお前は夫の遺品を見つめながら、別の男に背後から激しく貫かれるんだぞ」
俺は自身の熱塊を彼女の濡れそぼった裂け目へと押し当て、一気に腰を押し込んだ。
ずぷり……ぬちょ……!
「あぐぅぅぅっ……!!♡♡♡♡」
苑子は唇を噛み、全身を強張らせた。
背後からの侵入は、先ほどよりもさらに深く、俺の先端が彼女のなかの一番奥、子宮口のさらに先へと直接突き刺さる。
「はぁっ……はぁっ……! あ、あつい……太いのが……なかを、引き裂いて……っ♡♡♡」
「気持ちいいか、苑子。ほら、もっと声を出せ。死んだ夫に聞こえるようにな」
「いいっ……すごく、いいです……世一様……っ♡ 陣……ごめんなさい、私……世一様の太いのに……なかを、めちゃくちゃにされて……良くなっちゃってますぅ……っ♡♡♡」
俺は彼女の腰をしっかりと固定したまま、一激ごとに腰を高速で叩きつけ続けた。
パンパンパンパンパンっ……!
肉と肉が激しくぶつかり合う、淫らな音が寝室に響き渡る。
「ひぁっ……! あぐぅ……っ! あつい、あついのっ……世一様、そんなに激しくされたら……っ♡♡♡」
夫が死んでから数年間溜め込んできた性欲が一気に爆発し、苑子はただ俺に貫かれる快楽に翻弄されていた。
「世一様……世一様……っ♡ いやっ……だめっ……でも……でも……っ♡♡♡」
「陣の前で、俺の種を孕め、苑子!」
「はいぃっ……♡ 陣の目の前で……世一様の種を……いっぱい……注いでぇ……っ♡♡♡ あぅ……あぐぅ……っ♡♡ イく……イっちゃう……っ♡♡♡」
苑子は夫の遺品を見つめながら、全身をがくがくとヒクつかせ、膣壁を波打たせて俺の肉棒を激しく締め付けた。
俺もまた、限界が近づいているのを感じていた。
「だめだ、もう我慢できない……! 苑子、お前のなかに全部注ぎ込んでやる!」
「はぃ……っ♡ 世一様、どうぞ……っ♡ 陣の目の前で……世一様の種を……いっぱい注いでぇ……っ♡♡♡」
俺は彼女の細い腰をさらに強く引き寄せ、限界まで硬化した熱塊を、彼女の蜜壺の最奥に向けて力強く突き刺した。
「出るぞ……っ!」
「つ……っ♡ なかに……! 陣の目の前で、世一様の種を……いっぱい……っ♡♡♡」
腰を激しく打ち付けたまま、俺は彼女の最奥に向けて、白濁した精液をごぷっごぷっと勢いよく注ぎ込んだ。
「ん……くぅっ……♡ 世一様……っ♡♡♡ もう……だめっ……! いってしまうぅぅっ……!!♡♡♡♡」
苑子は全身をがくがくとヒクつかせ、俺の肉棒を何度も収縮する膣壁で締め付けながら深く絶頂した。
ドクドクと放たれる俺の熱い種が、彼女の最奥を内側から叩くたびに、苑子のナカは狂ったようにピクピクと痙攣し、白濁液を吸い上げるように強く締め付けてくる。
「あぅっ……あぐぅ……っ♡ なかが……世一様のあついので……いっぱいになってるぅ……っ♡♡♡」
彼女は目を潤ませ、息を荒くしながら、俺の背中に回した腕に力を込めてしがみついてきた。
俺もしばらくの間、結合したまま彼女の背中に身体を預け、互いの心臓の鼓動を感じながら息を整えた。
彼女のなかにたっぷりと注ぎ込まれた俺の種が、結合部からどろりと溢れ出て、シーツを白く汚していく。
「苑子、お前はもう完全に俺のものだな」
「……」
苑子は答えなかった。だが、俺の胸に額を当てたまま、静かに力を抜いて体重を預けてきた。
それが答えだった。
俺は苑子の蕩けきった身体を横抱きにし、寝室の奥にある浴室へと運んだ。
「あぅ……っ♡ 世一様、自分で歩けますのに……っ♡」
「いいから大人しく抱かれてしろ。夜伽を務めた女を運ぶのは主人の役目だ」
「はいぃ……っ♡」
苑子は俺の胸に顔を埋め、嬉しそうに吐息を漏らした。
浴室のすりガラスの扉を開け、温かいシャワーをひねる。湯気が立ち込める中、俺は苑子を床に下ろし、シャワーヘッドを手にした。
「シャワーを浴びるぞ。ほら、ナカを綺麗にしてやる」
俺が彼女の太ももを左右に優しく開くと、生中出しされた彼女の割れ目から、白濁した俺の種がどろりと糸を引いて溢れ出してきた。
「ひぁっ……♡ なかから……世一様のあついのが……いっぱい、でてきちゃいます……っ♡」
「すごい量だな。お前のナカが俺の種をたっぷり吸い込んで、まだ温かいぞ」
俺は指先を彼女の窄まりへと滑り込ませ、奥に溜まった精液を掻き出すように優しく動かした。
ぬちょ……ぐちゅ……。
「んぅ……っ♡ シャワーのお湯と……世一様の指が混ざって……なか、くすぐったいですぅ……っ♡♡」
指先で膣壁を撫でるように掻き回すと、一度絶頂したはずの苑子の身体が再びビクッと震え、割れ目の奥から新たな愛液がどろりと溢れ出て指先を濡らした。
「おい、苑子。お前の身体、指先で掻き回しただけで、またこんなに蜜を出して締め付けてくるぞ」
「あぅ……っ♡ だめ……っ♡ 世一様の指先が……なかを、くすぐるたびに……また、疼いてきちゃいますぅ……っ♡♡♡」
「なら、お前のその欲張りなナカに、もう一度俺の熱いのでお仕置きをしてやる」
「はいぃ……っ♡ 世一様……どうぞ、お好きなように……っ♡ 浴室でも、私をめちゃくちゃにして……っ♡♡♡」
俺はシャワーヘッドを壁のホルダーに掛け、苑子を浴室の壁に向かわせた。
苑子は濡れたタイルに両手を突き、腰を大きく突き出した。濡れた黒髪が背中に張り付き、月光と浴室の明かりに照らされた白く豊かなお尻が、水滴を弾いて妖しく光っている。
俺は自身の熱塊を、彼女の濡れそぼった窄まりへと押し当てた。
ナカはまだ俺の種と溢れ出た愛液でぬちょぬちょに濡れ渡っており、何の抵抗もなく最奥へと滑り込んでいった。
ずぷり……。
「ひぁぁっ……!!♡♡♡ あ……あつい、おっきいのが……また、はいってきたぁ……っ♡♡♡」
「指で綺麗にするはずが、また汚してやるぞ、苑子」
「いいですぅ……っ♡ 世一様の種で……私のなかを、もっと汚して……壊してくださいぃ……っ♡♡♡」
俺は苑子の濡れた腰を掴み、背後から一気に腰を叩きつけた。
バチャバチャと、濡れた皮膚同士が激しくぶつかり合う淫らな音が、狭い浴室内に響き渡る。
「あぐぅぅっ……!♡ つう……っ♡ 動くたびに、シャワーのお湯が……なかに流れ込んで……あつくて、良くなっちゃうぅ……っ♡♡♡」
「気持ちいいか、苑子。ほら、後ろから激しく突いてやる」
「いいっ……すごく、いいですぅ……っ♡ もっと、もっと激しく……っ♡♡♡ 負けちゃう……快楽に、負けちゃうのぉ……っ♡♡♡」
シャワーの温水を浴びながら、濡れそぼった二人の肉体が激しく密着し、離れるたびに「ぶちゃ、ぐちゃ」と淫らな吸い込み音が浴室に反響する。
苑子は壁に額を押し当て、腰を狂ったように振りながら、俺の怒張をナカでぎゅうぎゅうと締め付け続けた。
「だめ……だめぇっ……! イく……イっちゃいますぅ……っ♡♡♡ ぁ……あぁぁぁっ……!!♡♡♡」
「出すぞ、苑子!」
「つ……っ♡ なかに……! 浴室で……世一様の種、いっぱい……っ♡♡♡」
俺は彼女の細い腰を引き寄せ、膣壁を激しく波打たせて締め付ける最奥に向けて、白濁した精液をごぷっごぷっと勢いよく注ぎ込んだ。
「あひぃぅっ……!!♡♡ なかが……世一様のあついので……また満たされるぅ……っ♡♡♡」
苑子は全身を激しく痙攣させ、浴室の壁にへたり込むようにして深く絶頂した。
俺もしばらくの間、結合したまま彼女を後ろから抱き締め、温水を浴びながら息を整えた。
その後、俺は彼女の身体を丁寧に洗い流し、完全に腰が抜けてくたくたになった苑子を抱き抱えてベッドへと戻った。
苑子は俺の腕の中で、蕩けきった微笑みを浮かべたまま、泥のように深い眠りに落ちていった。