『神符大戦 ──世界大会決勝で負けて底辺に堕ちた男、TCGの勝敗が全てを決める異世界で美少女達を調教しながら盤面制圧を目指す──』 作:シキセ
しばらくして、身体を拭いた後、俺は違和感に気づいて窓の外を見た。
「な、んだこれ……?」
外には、見慣れたアパートの街並みはなかった。
代わりに広がっていたのは、うっそうとした森と、すぐ近くにたたずむ石造りの教会の廃墟。
「世一様、驚かないでください。ここは私の元の世界、神符帝国です。私を現界させた際の魔力の余波で、世一様の家ごと、こちらの世界へ転移してしまったのです。あの廃墟は、かつて私が封印されていた場所ですね」
ルクシエルは翼を背中へと静かに折り畳み、俺の隣に寄り添う。
状況が飲み込めず、俺がアパートの外に出て呆然としていると、森の奥から静かに足音が響いた。
現れたのは、黒を基調とした神符帝国の軍服をきっちりと纏い、外套を翻した一人の人物だった。
長い黒髪を結い上げ、軍帽を被り、腰には軍刀と符叢(デッキ)を佩いている。
凛々しい顔立ち。男装の麗人。
俺はその姿を見て、思わず声を失った。
(星宮……英稟……!?)
かつて俺が現実世界で観ていた『神符大戦』のアニメに登場した、甕星流符術の継承者。実在していたのか。
英稟は俺とルクシエルを鋭い眼光で見下ろし、軍刀の柄に手をかけた。
「貴様ら、何者だ。ここは星宮家が直轄する結界地。不審な魔力反応を検知して来てみれば……許可なくこの地に侵入した罪、ただでは済まさん。大人しく拘束されよ」
英稟は符叢(デッキ)から式符を取り出し、こちらに向けて放とうとする。
「世一様に仇なす者は、私が排除します」
ルクシエルが俺の前に立ちふさがり、黄金の光の障壁を展開した。
その光を見た英稟の目が、驚愕に見開かれる。
「その光、そしてその姿……夷教の天使!? なぜこのような辺境に……! 貴様、帝国に仇なす夷教の回し者か!」
英稟のまとう空気が、一気に戦闘のそれへと変わる。
「言い訳は不要! 符士ならば、符闘にて決着をつけよ!」
彼女は符叢(デッキ)を掲げ、符闘の結界を展開した。周囲の景色が暗転し、魔力のラインが地面を走る。
突然始まったカードでのリアル決闘に、俺の心臓は激しく鐘を打った。
だが、かつて世界を狙ったプレイヤーとしての血が、冷徹に頭脳を呼び覚ます。
「わかった……受けて立つ」
俺はルクシエルを初期指定式符として公開した。
「初期指定式符……"黄金鎖の天使"ルクシエル!」
「神符を初期手札に……!? 侮れん。だが、我が甕星流の前にひれ伏せ! 初期指定式符……"神符"天津甕星!」
英稟が鋭い声で式符を繰り出す。
符闘が始まった。
英稟は「夜猫」や「影潜み」といった陰属性の式符を次々と実体化させ、墓地を肥やし始めた。その攻撃的なプレイングに、俺の命運(山札)は削られていく。
だが、俺の目は冷ややかに彼女の盤面と手札の動きを見据えていた。
(甕星流だ——アニメで見た。場に陰属性の式符を五枚揃えることで天津甕星を使役式化させ、手札の式符を一枚墓地に捨てるたびに、その霊力分のダメージを直接プレイヤーに叩き込むワンターンキルコンボ)
しかし、俺はある決定的な異変に気づく。
(おかしい。アニメの甕星流は必ず『星宮七耀陣』と二枚軸で動かしていた。七耀陣でトークンを無限に生み出し、ドローを繰り返すからこそ、手札を減らさずにコンボをループさせて天津甕星が本当の脅威になる。それが——出てこない。英稟の盤面にあるのは、地道に通常展開された低レアの式符だけだ。七耀陣がない……本来の切り札が欠けた状態で戦っているのか?)
「これで五枚目だ! 我が甕星の理が満ちた! "神符"天津甕星、使役式化(実体化)!」
英稟が叫ぶと同時に、場に伏せられていた天津甕星が、禍々しい紫の魔力を放つ不気味な星神の姿をとって実体化した。
「天津甕星の効果発動! 手札の式符を一枚墓地に送り、貴様に直接ダメージを与える! 喰らえ!」
黒い魔力の雷光が俺の身体を直撃した。
「ぐっ……!」
すさまじい衝撃に、俺の山札からさらに何枚もの式符が弾き飛ばされ、墓地へと落ちていく。ルクシエルは無敵だが、俺のプレイヤー本体へ直接注ぎ込まれる効果ダメージまでは防げない。
「ハハハ! どうだ! 甕星の雷に焼かれ、未来を失っていく気分は! もう一枚、手札を捨てて効果発動!」
二発目の雷光が俺を襲う。俺の残る山札は、もう数枚という限界まで削り取られた。結界の外で、ルクシエルが心配そうに俺を見つめている。
しかし、英稟の攻勢はそこでぴたりと止まった。
「くっ……手札が空か。だが、貴様の命運もすでに風前の灯火。次の手番で確実に仕留めてくれる!」
俺は煤けた結界のなかで、静かにため息をついた。
「七耀陣がないな」
「……っ!? 貴様、今なんと言った!?」
英稟が激しく動揺し、その瞳が大きく見開かれる。
「アニメで見た甕星流と、お前の今日の動きは決定的に違う。七耀陣がないから、トークンによる墓地肥やしも、ダメージ効果の連続発動に必要なドローも行えない。術式化まで強引に持ち込んでも、手札を使い果たしてコンボはストップ。そんな欠陥のある符叢(デッキ)で、俺を仕留めるのは無理だ」
「なぜだ……なぜ貴様が、我が星宮の門外不出の家伝式符の名を知っている……!?」
「俺の手番だ、ドロー」
俺は引き当てたカードを場に突き出した。
「見せてやる。お前が侮った、低レアリティカードの戦術的価値を。宝具『禁鎖』を発動!」
俺の手札から現れた鉄の鎖が、英稟の場にいた「夜猫」をがんじがらめに拘束する。
「禁鎖の効果により、対象の使役式を強制的に霊体化させ、再実体化を禁ずる」
「なっ……夜猫が、霊体に戻される……!?」
「これで、お前の場にある陰属性の式符は四枚になった。五枚未満になったことで、天津甕星の使役式化条件は崩壊する」
直後、巨大な星神の姿をしていた天津甕星は、光を失い、再び戦闘も効果も使えないただの「約定(置物)」へと強制的に退化していった。
「ば、馬鹿な……! 我が天津甕星が、ただの約定に戻るだと……!?」
「ここからが本番だ。ルクシエルの効果発動! 手札の陽属性を一枚破壊し、山札から"白銀槌の天使"アルギメルを代償なしで特殊実体化!」
黄金の光のなかから、巨大な銀槌を手にしたアルギメルが舞い降りる。
「アルギメルで、お前の残った使役式に攻撃。アルギメルの効果により、その戦力差分のダメージをお前の山札に与える!」
「くっ……ああぁっ!」
アルギメルの強烈な一撃が英稟の防衛ラインを粉砕し、その余波が英稟の残り少ない山札をすべて削り取った。
結界が弾け飛び、英稟は持っていた符叢(デッキ)と軍刀を落とし、ぐったりとその場に崩れ落ちた。決闘の敗北ペナルティにより、彼女の身体は式符の魔力によって一時的に拘束され、指一本動かせない状態になっている。
英稟は泥のように重い身体で、信じられないものを見るかのように俺を睨みつけていた。
「なぜだ……なぜ七耀陣がないことを見抜いた……。我が星宮が七耀陣を失い、本来の戦術をとれないことまで、貴様は知っていたというのか……? 何者だ、貴様は……」
URの力そのものではなく、自分の戦術の弱点を完全に読まれ、完璧に受け流されたという敗北感。英稟の瞳には、底知れぬ男への驚愕と、警戒が深く刻まれていた。
俺はゆっくりと彼女に近づき、その凛々しい男装の顔を見つめた。
(星宮英稟……男として育てられた、男装の麗人。だが、中身は紛れもない女だ)
(……俺みたいなのが、こういうことをしていいのか)
言葉にならない躊躇が、一瞬だけ頭をよぎった。
この女は、名門符家の跡取りだ。父から受け継いだ使命を背負って、男として育てられた。その重さは俺には想像もつかない。そういう重さを背負ってきた女を——借金まみれで、何も持たなかった三十三歳の男が、今から——。
「世一様」
声が聞こえた。
ルクシエルが、俺のすぐそばで静かに立っていた。俺の心の揺れを察知したのか、その碧い瞳は批判もなく、哀れみもなく、ただ静かな確信に満ちていた。
「あなたが今まで、どれだけ遠慮して生きてきたか——私は知っています」
「……」
「でも、この世界では、力を持った者が場を決めるのです。あなたはその力を、今日、手に入れた。欲するままに動いてください、世一様。あなたが踏み出す一歩を、私が全力で支えます♡」
——それで、十分だった。
俺の頭の中に、ドス黒い劣情と、この理不尽な世界への逆襲の火が灯る。
「ルクシエル、彼女を俺の部屋へ運べ」
「かしこまりました、世一様」
アパートの自室に運び込まれ、ベッドの上に横たえられた英稟。
式符の呪縛で身動きが取れず、ただ憎悪に満ちた目で俺を睨みつけている。
「貴様……敗者をどうする気だ。殺すなら早く殺せ」
「殺す? そんなもったいないことするかよ」
「式世一だ。今日からお前の主人になる」
俺は冷笑しながら、彼女の黒い軍服のボタンを一つずつ外していった。
「な、何を……やめろ! 触るな!」
「男のフリをして生きるのも、今日で終わりだ、英稟」
俺は彼女の細い両肩を力任せにベッドに押しつけ、凛とした黒い帝国軍服の上着の襟元に両手をかけた。外套を引き剥がし、金色の飾りボタンと頑丈な刺繍で仕立てられた上着を、体重をかけて一気に左右へ引き裂く。
プチプチとボタンがちぎれ飛ぶ鈍い音が響き、彼女の肩から外套と上着が強引に剥ぎ取られた。
その拍子に、頭を飾っていた堅い軍帽がベッドの下へと転がり落ちる。髪を固定していたバンドが外れ、結い上げられていた長い黒髪がハラリと解け、黒い絹糸のような長い髪がベッドのシーツに散らばった。
その美しい黒髪が彼女の白い首筋や頬に絡みつき、それだけで一気に女性としての妖艶さが際立っていく。
英稟は頭を振って髪を避けようとするが、身動きが取れず、ただ乱れた黒髪の間から俺を睨みつけることしかできない。
「くっ……離せ! 汚らわしい夷教の者が、この私に触れるな!」
「汚らわしいのはどっちかな。男の格好をして、自分を偽って生きてきたお前の方が、よっぽど歪んでるだろ」
「これは星宮を守るための義務だ! 貴様のような無頼漢に、我が星宮の使命がわかってたまるか!」
「使命ねえ。そんな立派な使命が、この後にどうなるか見ものだな」
そして、彼女の胸元をきつく締め付け、男のように平坦に見せていた純白のサラシが露わになった。
身動きの取れない彼女の拒絶の目を正面から見つめながら、俺はサラシの隙間にハサミの刃を滑り込ませた。
冷たい金属の感触が彼女の柔らかい鎖骨のあたりに触れると、英稟の喉がヒッと微かに鳴る。
ぷつん、ぷつんと、幾重にも巻かれた頑丈な布が弾ける音が静かな部屋に響く。
最後のひと巻きを切り裂くと、抑圧から解放された白い肌が大きく波打った。
そこから弾け出たのは、男装の下でこれまで他人の目に触れることなく隠され、息を潜めていた、白くしなやかな、驚くほど形の良い美乳だった。
一度も陽の光を浴びたことのない無垢な双丘は、先端に淡い桜色の小さな蕾をちょこんと乗せ、細身の身体には不釣り合いなほど豊かな弾力を誇りながら、主の激しい呼吸に合わせて上下に揺れている。
「ひっ……! 嫌だ……見せるな……私は、星宮の跡取りだぞ……っ!」
「星宮の跡取りが、こんなに柔らかそうで、たわわに実った可愛い胸をしてるわけないだろ。ほら、自分で見てみろよ」
「違う……私は男だ……男として生きると決めて……っ、はぅ……♡」
俺は彼女の真っ白な双丘を両手で包み込み、指先でその柔らかな肉を丁寧に揉みほぐした。
手のひらを通じて、しっとりとした熱とすさまじい柔らかさが伝わってくる。
指先を双丘の輪郭に沿って滑らせ、手のひら全体で丸みを押し潰すようにして揉みほぐすと、彼女は羞恥に顔を真っ赤に染め、涙を浮かべて細い腰をシーツの上でくねらせた。
厳しい軍人としてのプライドが、胸を揉みしだかれるたびに崩壊し、甘い吐息となって口元からこぼれ落ちる。
「んぅ……っ♡ やっ……触るな……っ♡ 私の……胸を……そんなふうに、乱暴に……っ♡♡」
「口では拒減しても、身体は正直だな。ほら、こっちの桜色の先っぽがこんなに硬くなってピンと立ってるぞ。触られただけで感じてるんじゃないか?」
「あぅ……っ♡ 違う……それは……寒さで……っ♡♡」
「寒さのわけないだろ。こんなに熱くなってるんだからな。お前の可愛い胸は、俺の手のひらの中で喜んでるぞ」
俺は指先でその小さな蕾を優しく挟み、コリコリと意地悪く転がすように刺激した。
「あ……っ! あ……っ!♡」と、英稟はきゅっと目を閉じ、細い指先でシーツの端を強く握りしめながら身悶えした。
主人の凛々しい男装の殻が、乳房への執拗な愛撫によって一枚ずつ剥がされていく。
俺はさらに彼女の胸の付け根から全体を包み込むようにして、手のひらの中でその弾力をじっくりと堪能した。揉むたびに「にちゅにちゅ」と肌と肌が擦れ合う淫らな音が立ち上る。
「はぅ……っ♡ 胸が……熱くて……っ♡ 変な感覚が……頭に、昇ってくる……ぅぅっ……♡♡」
「もっと気持ちよくなりたいか? 正直に言えば、もっと優しく揉んでやるぞ」
「言わない……! 私は……星宮の……っ、んぅぅっ♡♡♡」
頑なな態度を崩さない彼女に対し、俺は乳輪の周りをなぞるように撫で回し、さらに強い力で双丘をギュッと握り潰した。
英稟は「ひゃぅっ!♡」と可愛らしい悲鳴を上げて身体を大きく震わせた。
そのまま、ベルトを外し、軍ズボンと下着も容赦なく引きずり下ろした。
上半身の華奢さに比べ、腰の細いラインから広がる豊かな臀部、および白く真っ直ぐに伸びた太ももは非常に肉感的で美しく、女性としての極上の肉体がそこにあった。
脚の隙間には、まだ誰の侵入も許したことのない、硬く閉ざされた花の秘裂が隠されている。
恥ずかしそうに両脚を閉じようとする彼女の膝に手をかけ、強引に左右に開かせる。
「嫌だ……見ないでくれ……! 殺せ……お願いだから殺してくれ……っ!」
「嫌だね。じっくり楽しませてもらう」
俺は彼女の白く細い太ももを左右に大きく割り、その中心にある、まだ乾ききった秘所に指先を滑らせた。
そこは、処女の誇りを示すようにぴたりと閉じ合わされた小さな蕾だった。
「ひぁっ……!? 触っ……そこは、だめだ……っ!」
「ほら、男のフリをしてても、ここはこんなに柔らかくて、女の匂いがするぞ。ここを触られたらどうなるか、試してみようか」
「違う……私は……甕星を継ぐ者……あ、ぁぁっ……♡」
言葉責めを交えながら、彼女の最も敏感な部分を指の腹で執拗に撫でさする。
最初は頑なに閉じていた秘裂が、俺の指先の熱と愛撫に耐えかねて、じわじわと体温を上げ、微かに湿り気を帯びていく。
指先を秘裂の割れ目に沿って上下に滑らせると、彼女は「んぅっ……!♡」と声を漏らして腰を浮かせた。
「ほら、指先が濡れてきたぞ。お前のなかから、こんなに蜜が溢れ出てる」
「う、嘘だ……私が、こんな……男の指で……気持ちよくなって、いる、なんて……くふっ……! ああぁっ……♡♡♡」
俺は指先を秘裂のなかにゆっくりと挿入し、くちゅくちゅと音を立ててかき回した。
ぬちょ……ぬちょぬちょ……という淫らな水音が静かな寝室に響き渡る。
ひちゅぬちょ……と、彼女の秘所から溢れ出た透明な愛液が、指を伝ってシーツに滴り落ちていく。
「はぅ……っ♡ ぁ……っ♡ んっ……やだ……っ♡ 快楽に……負けちゃう……っ♡♡♡」
指先をさらに奥深くへと押し込み、内部の敏感なひだを執拗に抉るように愛撫すると、英稟は背中を大きく弓なりに反らせ、シーツに顔を押し当てて激しく震えた。
指先だけの愛撫で、彼女は早くも限界に達し、甘い悲鳴を上げながら愛液を溢れさせ、ナカの肉壁が指をきゅうきゅうと締め付けながらヒクついた。
軍人としての理性が、身体に刻まれる圧倒的な快楽によって完全に崩壊していく。
「あぁ……っ……♡♡♡ ん……っ……♡♡♡」
初めての快感の余韻に浸り、身体の力を抜いて荒い息を吐く英稟。
俺は濡れた人差し指と中指を彼女の目の前に突き出した。
「ほら、お前の秘所から出た蜜が、こんなにべっとりと指に絡みついてるぞ。お前がただの女だっていう動かぬ証拠だ」
「うぅ……っ♡」と、英稟は顔を真っ赤にして目を背け、恥ずかしさに唇を震わせた。
世一はその濡れた指先を彼女の唇に当て、吸わせるようにして弄んだ。
「れろ……れろ……♡」と、英稟は恥ずかしそうに顔を染めながらも、俺の指を舌で愛しそうに舐め取る。
指を舐めるたびに、彼女の濡れた瞳が潤み、俺を求めるような物欲しげな視線へと変化していく。
「ふぁ……っ♡ 息が……っ♡♡♡」
指を引き抜くと、彼女は息を乱しながら俺を濡れた目で見つめた。
「世一様……私、なんだか、さっきから頭がぽーっとして……身体が、言うことを聞きません……っ♡」
十分に温まったところで、俺は自身の怒張を彼女の入り口に押し当てた。
俺の先端が彼女の濡れそぼる蕾の入り口に触れた瞬間、英稟はびくりと身体を震わせ、濡れた瞳で俺を見上げた。
「英稟、お前を星宮家ごと、俺の所有物にしてやる」
「やだ……そんな、汚される……私は……っ! ぶちゃっ……♡♡♡」
濡れた秘裂の奥へと、俺は一気に腰を押し込んだ。
硬く閉ざされていた処女の障壁を突き破り、熱く狭い肉壁を無理やり押し広げながら、最奥へと突き刺さる。
「あぐぅぅぅっ……!!♡♡♡♡」
英稟は唇を強く噛みしめ、全身を強張らせた。
誰にも触れられたことのない彼女の秘所は、俺の肉棒を驚異的な吸着力で締め付けてくる。
「はぁっ……はぁっ……! あ, あつい……太いの、が……なかを、引き裂いて……っ♡♡♡」
(……? しかし、おかしいな)
挿入した瞬間、俺の脳裏にかすかな違和感がよぎった。
いくら決闘の敗北ペナルティで身体の自由が利かないとはいえ、符士としてあれほど気高かった女だ。
たった一度、指と肉体で交わっただけで、ここまで簡単に心が折れ、従順に快楽を受け入れるものだろうか。
彼女の魔力回路が、俺の『陽』の精気と触れ合った瞬間から、まるで磁石が引き合うように異常な速度で俺に同調し、融解していくのを感じる。
快楽への弱さや肉体の屈服だけでは、この異常なまでの『落ちやすさ』は説明がつかない。
(この世界では、何か俺の知らない法則が働いているのではないか……?)
だが、その疑問は、英稟のナカから押し寄せる強烈な熱と締め付けの前に、すぐに霧散した。
今は、この誇り高き男装の麗人を、快楽の底へと叩き落として貪り尽くすことだけがすべてだった。
「気持ちいいか、英稟。ほら、もっと声を出せ。お前は女だろ」
「いいっ……すごく、いいです……世一様……っ♡ 甕星の……式符が……私のなかが、世一様に、支配されていくのを感じますぅ……っ♡♡♡」
激しいストロークのたびに、ナカの狭い肉壁が怒張を擦り上げる濡れた摩擦音が部屋に満ちた。
俺は彼女のくびれた腰を両手で掴み、固定するようにして腰を打ち付けた。
「ずちゅ……ずぷり……」と、結合部から愛液が弾ける音が鳴り響き、英稟の凛々しい顔は快楽に蕩けきって、涙を流しながら頭を左右に振っている。
俺の怒張が彼女の最奥を抉るたび、彼女の膣壁はキュウキュウと悲鳴を上げるように締め付け、お互いの流した汗が絡み合ってシーツに重いシミを作っていく。
「俺の種でお前のなかをぐちゃぐちゃにしてやる。星宮の血を俺の陽気で染め上げてやるからな」
「はいぃっ……♡ 世一様の……種……いっぱい、注いで……っ♡ 私のなか……世一様の……温かいので……いっぱいに、してぇっ……♡♡♡」
引き抜くたびに膣壁が怒張にへばりつくようにして追いすがり、再び押し込むたびに奥深くの柔らかい肉をぬちょりと捉える。
英稟は完全に蕩けきった顔で、よだれを垂らしながら俺の動きに合わせて腰を揺らした。
「はぁっ……♡ はぁっ……♡ あぁぁ、もう、だめぇっ……! イく……イっちゃいますぅっ……♡♡♡」
「星宮の資産も、お前の身体も、すべて俺に寄こせ!」
「はいぃっ……♡ すべて、世一様のもの……! だから……突き倒して……私を壊してくださいぃっ……♡♡♡」
俺はさらに腰の動きを速め、彼女の最奥の最も敏感な子宮口を何度も激しく突き崩した。
「ぷっちゃ♡ ぐちゃ♡」と、愛液と肉体が激しく交じり合う淫らな音が部屋中に響き渡る。
彼女の膣内は信じられないほどの熱を持ち、俺の肉棒を締め付け、締め付け、収縮を繰り返している。
「ぐっ……ぐ……っ♡ ぐちゅっ……ぐちゅぅっ♡♡♡」と、腰を激しく打ち付ける音が響くたびに、英稟の口からは「ひぅ……っ♡ ぁぅぅ……っ♡♡♡」と壊れたような声が漏れる。
「だめだ……出るぞ、英稟! ナカに全部注ぎ込んでやる!」
「注いで……っ♡ なかに……! 甕星のなかに、世一様の種を……いっぱい……っ♡♡♡」
俺は彼女の最奥に、限界まで硬くなった怒張から、熱い子宝水を一気に射精した。
何波にも渡ってドクドクと勢いよく噴き出すザーメンが、彼女の処女の蜜壺の最深部を満たしていく。
子宮口に突き当てた先端から、熱い白液が直接彼女の深奥へと注がれる。
「んぅ……っ……♡ あ、あぁっ……♡♡♡ おかしくなるぅっ……! い、いくぅぅっ……!!♡♡♡♡」
英稟は全身をがくがくとヒクつかせ、俺の肉棒を何度も収縮する膣壁で締め付けながら深く絶頂した。
「ごぷっごぷっ」と、彼女の体内に精液が注ぎ込まれる感覚に、彼女は頭をのけ反らせて快楽を貪った。
膣壁が射精の衝撃で「ひく……ひく……」と痙攣し、俺の肉棒を絞り上げるようにして包み込んでいる。
「世一様……世一様の……濃いのが……なかで、あつい……です……っ♡♡♡」
英稟はぐったりとベッドに沈み込みながらも、俺の首に腕を回し、もっと求めてしがみついてきた。
翌日まで、俺はルクシエルと英稟の二人の身体を、交互に、そして同時に貪り尽くした。
ベッドの上に、汗と愛液で濡れた二人の肢体が横たわっている。
ルクシエルは穏やかな笑顔を絶やさず、世一の指示に従って英稟の身体を抑え、時には自ら進んで世一の怒張を咥え、至高の奉仕を行った。
最初に英稟と向き合ったとき、ルクシエルは柔らかく微笑んで名乗った。
「はじめまして、英稟様♡ ルクシエルと申します。世一様が最初に召喚した天使──あなたの新しいご主人様の、最初の臣下です」
英稟はその人外めいた美しさと静謐な笑顔に言葉を失い、ただ息を呑んでいた。
「世一様、もっと私を愛してください……♡ そして、この可愛い英稟様も一緒に……♡」
ルクシエルが甘く喘ぎながら英稟の太ももを開き、そこへ俺が腰を打ち付ける。
英稟は最初はルクシエルに見られている羞恥に悶えていたが、やがてルクシエルの手によって双丘を愛撫され、俺の肉棒で膣内を掻き回されると、恥じらいを完全に忘れて獣のように鳴いた。
「あぅ……っ♡ ルクシエル様……っ♡ 世一様……っ♡ 私のなか、もう、ぐちゃぐちゃになって……気持ちよすぎますぅっ……♡♡♡」
ルクシエルは英稟の拘束を解くように優しく抱擁し、
「英稟様、世一様はとてもお優しいのですよ♡ 私たちのすべてを世一様に捧げて、一緒に溶けてしまいましょう♡」
と耳元で囁き、英稟の敏感な耳朶を舐め上げた。
英稟はルクシエルの圧倒的な美しさと神聖な香りに包まれ、さらに俺の肉棒で膣内を貫かれる二重の快感に、完全に理性を奪われた。
「はぅぅっ……♡ ルクシエル様……私、私……世一様に使われてるのが……に良くなって……もっと、中に来てぇっ……♡♡♡」
ルクシエルはさらに、俺の怒張の先端を小さな舌先で「れろ……れろ……♡」と愛おしそうに舐め回し、英稟の目の前で熱心に咥え込んだ。
「じゅぶじゅぶ」とルクシエルが音を立てて俺のものを咥え込む様子を、英稟は熱っぽい吐息を漏らしながらじっと見つめている。
「英稟、お前もルクシエルの隣で咥えるか?」と尋ねると、彼女は恥ずかしそうに頷き、ルクシエルと並んで俺のペニスに舌を這わせた。
「れろ……んっ……♡」「ちゅ……っ♡」と、二人の美少女の口内が俺の怒張を交互に包み込み、その二重の快感が俺の脳を痺れさせる。
射精後、俺は彼女たちの結合部に手を伸ばし、溢れ出る愛液と精液を指先ですくい取った。
「ほら、英稟。お前の奥から、こんなに俺の種と混ざった汁が吹き出てるぞ。自分自身で言ってみろ。お前は何だ?」
「ひぅぅっ……♡」と、英稟は恥ずかしさに身を震わせながらも、俺の指を熱心に見つめた。
「私は……世一様の……ち×ぽが、大好きな……ただの、女、ですぅ……っ♡♡♡」
「よく言えたな」
俺は彼女の素直になった頭を撫でてやり、再びそのナカへと肉棒を突き刺した。
三人での交合は、朝から晩まで、そして翌日の夜明けまで続いた。
ルクシエルの全肯定の甘い愛撫と、英稟の凛々しさが快楽で完全に崩壊するギャップ。その二つの極上の肉体を交互に、時には同時に貪ることで、俺はこの世界での支配と逆襲の最初の一歩を、骨の髄まで堪能した。
完全に開発され、式符の力と快楽によって支配された英稟は、もはや俺なしでは生きられない雌犬と化していた。
「世一様……私は、星宮英稟は、生涯あなた様のおもちゃです……♡」
男装の軍服を乱したまま、俺の足元に跪き、靴にキスをする英稟。その目には、かつての凛々しさの欠片もなく、快楽に蕩けた従属の光だけが揺れていた。
英稟の完全屈服により、俺は星宮家が持つ莫大な財産、土地、そして式符のコレクションを手に入れた。
「俺は、この世界で勝ち上がる」
現実世界での負け犬人生は、昨日で終わりだ。
俺は星宮邸の広間を見渡した。
古びた漆喰の壁に掛けられた符士の系譜図。年代物の式符を収めた硝子ケース。数百年の歴史と権威を纏った調度品の一つ一つが、生まれながらにここに属していた連中の暮らしを物語っている。
元の世界で、俺はどこに属していたか。
過労で倒れるまで使い潰され、有給も出ず、名前すら社内で一度も呼ばれなかった。「替えが利く部品」として消費され続けた三年間。飯は毎晩コンビニの値引き弁当で、休日は求人サイトを眺めながら眠れない夜を過ごした。
一方、画面の向こうで符闘に全てを賭けて生きる連中への羨望——それは羨望だけではなかった。
妬みだ。怒りだ。
生まれた瞬間から守られ、愛され、名家の威光を背負って何不自由なく育った連中への、煮え滾るような怒り。「努力が足りない」「根性がない」と嘯きながら、実際には生まれた場所が全てを決めていた世界への、消えない怨嗟。
今、その生まれながらの特権階級の跡継ぎが、俺の足元に跪いて靴にキスをしている。
これが快楽でなくて何だ。
これからは、この神符大戦の世界で、頂点へと君臨してやる。
「……世一様」
背後から、柔らかな声がした。
ルクシエルが静かに近づき、俺の背中に寄り添うように立った。碧眼が、俺の横顔を優しく見上げている。
「世一様の心の中が、ほんの少し見えます」
「見えるか」
「はい。暗くて、熱くて……とても美しい色をしています」
俺は答えなかった。ルクシエルは続けた。
「世一様から奪い続けてきた者たちが、この世界にはたくさんいます。生まれた場所が全てだと思い上がっている者たちが」
「……ああ」
「今度は、世一様が全て奪う番です。財産も、誇りも、女も——全部、世一様の足元に積み上げていきましょう」
ルクシエルは俺の手を取り、その指先にそっと唇を当てた。
「私はずっと、あなたの隣にいます。あなたが求める限り、どこまでも」
俺はルクシエルの言葉を聞きながら、自分の内側に生まれている奇妙な感覚に気づいた。
英稟を抱いた——完璧に屈服させた——のに、どこか空洞が残っている。支配欲は満たされた。復讐の炎も燃やした。なのに胸の奥の、芯のあたりに、冷たい風が通り抜けるような感覚がある。
(これは……何だ)
英稟の身体の熱も、泣き声も、服従の言葉も——全部、本当に俺のものになった。それは確かだ。なのに、何かが足りない。
気づけば俺はルクシエルの方に向き直り、その細い肩を引き寄せていた。
「……世一様?」
驚いたような声がした。俺はそれに答えず、ルクシエルの首筋に顔を埋めた。
彼女の肌は、人間の女たちとは違う温度をしていた。熱すぎず、冷たすぎず——擦り切れた神経が求めるような、穏やかな温もりがある。甘い香りが鼻腔に満ちた。花でも食べ物でもない。天使の魔力が、気体のように空気に滲んでいる。
それを吸い込むたびに、胸の空洞がゆっくりと満たされていく気がした。
「……ルクシエル」
「はい、世一様。ここにいます」
ルクシエルは驚きを消し、柔らかく俺の背中に手を当てた。片方の翼が、視界の端でそっと広がる。
「あなたが今夜、消耗されたことは分かります。人を完全に支配するというのは——そういうことなのです」
「何が消耗だ。俺は今日、勝った」
「勝ちました。でも、人を踏みにじることで、世一様の中の何かも少しずつ削れていく。それが分かります」
俺はしばらく黙っていた。
否定する気になれなかった。
「お前は……お前だけは、そういうものじゃないな」
「私は世一様の帰る場所です。踏みにじる必要も、支配する必要も——ここでは何もない。ただ、世一様が息をできる場所でいたいのです♡」
ルクシエルの体温が、肩を通じてゆっくり広がってくる。
(……これが必要だったのか)
(英稟を手に入れたことよりも、今のこの瞬間の方が——安堵している)
しばらく、俺は動けなかった。
(……正直に言えば、この世界のことは知っていた)
アニメ。神符大戦は、元の世界でTVアニメ化されていた。俺は当時、戦術研究という名目で全話録画して繰り返し観た。本音を言えば、画面の向こうで符闘に全てを賭けて生きる連中への、惨めな羨望もあった。
アニメの主人公・燎は、英稟と二度戦った。一戦目は星宮七耀陣に手玉に取られ完敗。七耀陣の術式構造を徹底分析し、リベンジで逆転した名勝負だ。だが俺は一戦で終わらせた。七耀陣が符帝家に預けられていて使えないと、最初から知っていたのだから当然だ。
知識の上で生きている。符帝家の政治的支配の構造も、ヨモツイクサ——符皇が封じた悪神を奉じる集団の存在も、燎がそれとどう戦ったかも、この頭に入っている。
だが台本はここで終わっている。
燎が今どこにいるか。ヨモツイクサが現在どう動いているか。アニメが描かなかった「その後」は、俺にも分からない。手元にあるのは過去の台本だけで、これからは白紙だ。
——なら、自分で動かしていくだけだ。
俺はこの世界の仕組みや権力構造をさらに深く探るため、英稟を「主」に見立て、自身はその「従者」として、彼女が通うエリート校『遠海学園』へ潜入することを決意した。
表舞台では、凛々しい男装の麗人である星宮英稟の後ろに静かに傅く、忠実な従者。
しかし、一歩人気のない図書室の裏や、放課後の空き教室、暗い廊下の隅に連れ込めば――。
「ひぁっ……! せ、世一様……だめです、誰か来たら……っ♡」
「だめじゃないだろ? ほら、俺のズボンを下げて、ち×ぽを咥えろ」
「うぅ……っ♡ はい……世一様……れろ……れろ……♡」
軍服の制服を乱し、涙目で俺の怒張を奉仕する英稟。
表での主人としての凛とした態度と、裏での性奴隷としてのメロメロな姿のギャップを楽しみながら、俺は学園での支配をじわじわと広げつつ、平穏な日常の裏でさらなる野望を募らせていた。