強い女が自分より弱い男に性奉仕するのが当たり前の世界のSS集 作:えんま
・選ばれた女:選ばれた男に性奉仕しないといけない女性。選ばれた男には絶対服従。
・選ばれた男:選ばれた女に性奉仕してもらえる男性。
・選ばれた時間:選ばれた女と男が誰にも邪魔されずにセックスする時間。世界が勝手に決めることもあれば、当事者同士の合意で設定されることもある。この時間に起きたことは決して表沙汰にならない。
ベロブルグ市民が寝静まる頃、クリフォト城の応接間の1つに、若い男女が集まっていた。
その場に似つかわしくない粗野な風貌の男が2人、部屋の中央の長テーブルを挟んで向き合って配置されている仕立てのいいソファそれぞれに腰掛け、
テーブルとソファの脇、いわゆるお誕生日席とよばれるような位置に、これまた男たちの風貌に似つかわしくない見目麗しい女性が2人立っていた。
男たちは、思い思いにくつろいだ様子とニタニタとした表情で女性2人を見つめている。
その部屋はランプ1つのどこか弱々しい灯りでぼんやりと照らされている。
男たちと女性たちのミスマッチ感もあいまって、部屋に満ちた雰囲気は、厳しい風雪から人類を守るクリフォト城に決して見合っているとは言えない。
どこか陰鬱で、そして淫靡な空気に満ちていた。
「あぁ、もう!ほんと最悪!」
女性のうちの片割れが、腕を組み、貧乏ゆすりをしながら、苛立ちを隠そうともせずに悪態をついた。
青みがかった黒に、群青色のインナーカラーをした癖のある長髪。彼女はゼーレ。
ベロブルグ下層の組織「地炎」の構成員の1人であり、今は隣に立つ「彼女」を支える仲間でもある。
彼女は、下心を隠そうともせずに品定めするように上から下まで自分たちを観察する男たちを忌々し気に睨む。
ゼーレの勝ち気な雰囲気と鋭い目つきもあって、その眼光には決してこけおどしなものではない迫力が見て取れた。
「ゼーレ、彼ら『選ばれた男』の人たちに私たち『選ばれた女』がこの身を捧げるのは当たり前のことでしょう?だからそんなに怒らないで……」
そんなゼーレに対し、心配げに、そして同時に窘めるように声をかけるのは絹糸のような長い銀髪の女性。
彼女はこのヤリーロⅥという惑星唯一にして最後の人類の都市、ベロブルグの最高統治者たる大守護者の任に就いている。
名をブローニャ。
若くしてベロブルグの未来をその双肩に担う理知的な彼女は、ゼーレの反抗的な態度が「選ばれた男」たちの反感を買ってしまうことを危惧していた。
いくら普段の生活に大きな影響を与えるような行為をしてはいけないといえど、それは逆に言えば影響を与えない範囲では男たちは何をしてもよいのだ。
「そんなことわかってるわよ……!別に、ワタシだってこれが初めてじゃないわ。
ワタシが気にしてるのはね、ブローニャ、よりにもよってこいつらにあんたが『選ばれた』ってことよ!」
グッと唇をかみしめるように、ゼーレは悪態を続けた。
組んだ腕の先で、拳が固く握られ憤りに震えている。
「オイオイ、そりゃないぜ、ゼーレ。オレたちは下層のゴミどもん中じゃ一等マシなほうだぜ?なあ?」
ゼーレの言葉に、男の片割れが大仰に、わざとらしいほどにとぼけた様子で言葉を返した。
焼けた肌に短く刈り上げた金髪、よれよれの炭鉱夫の作業着の襟元、袖口から刺々しい入れ墨をのぞかせる男は、
下層に多くの知り合いを持つわけでもないブローニャをして、「一等マシ」であるかはともかく、軽薄さと危険な印象を抱かせる。
年の頃はゼーレやブローニャよりもいくつか上の若者だが、軽薄な印象と裏腹に纏う貫禄は成熟したものだった。
「ああ、まったくだ。下層にゃ俺たちほど紳士な男もなかなかいねえだろうさ」
その男に水を向けられた、もう一方の男も大げさに肩をすくめながら嘯いた。
乱雑に伸ばされた赤茶の髪に無精ひげを蓄え、胸元が大胆に開かれた作業着から胸毛をまとった分厚い大胸筋が覗いてる。
ゼーレやブローニャたちよりも一回りほど歳の離れており、落ち着いた雰囲気と大型の肉食獣のような威圧感を纏っている。
「どの口が……」
男たちの軽妙な、それでいて小馬鹿にするようなやり取りに、ゼーレは眉間にしわを寄せてさらに鋭くにらみつけた。
そんな彼女を落ち着かせるように、ゼーレの肩にブローニャは手を当てる。
だが、その目線は警戒を解かないように男たちに固定されている。
「落ち着いて、ゼーレ。……その、彼らのことを知っているの?確かに、私が普段『選ばれた時間』で相手をするのは上層の人々だったけれど……」
「……こいつら、下層でも有名な半グレ炭鉱夫どもの元締めよ。詐欺、強盗、暴行なんでもござれね。
でも、いつも手下どもを使い捨てて……そのせいで地炎も証拠を抑えられないでいるのよ」
「そんな……」
ゼーレの言葉に、ブローニャも目つきを険しくして男たちを見やる。
しかし、2人の厳しい雰囲気にも男たちはどこ吹く風だった。
なにせ、今は「選ばれた時間」に「選ばれた場所」にいるのだから。
「あぁ、ったく、何度も言ってるだろォ?そりゃ誤解ってもんだぜ、ゼーレ」
以前として、ニタニタと笑いながら金髪の若い男はゼーレの言葉を否定した。
「ま、今はそんなこたどうだっていいさ。『選ばれた時間』を無駄にゃしたくねーからな」
そしてすぐさま話題を変え、舌なめずりをして2人の美女をじろじろとねめまわしながらソファから立ち上がる。
ゆっくりと2人に近づいてくる様は、抵抗できない獲物に今まさに飛びかかろうとする捕食者のようだった。
「ッ……。ほんとうに最悪……。ワタシだけならまだしも、ブローニャまでこいつらの相手だなんて……」
その様に、ゼーレは忌々し気につぶやく。
誰かに向けたわけでもないその言葉には、守りたい人を守れない無力感が滲んでいる。
「ゼーレ!……そんなふうに言わないで。あなたも私も同じ『選ばれた女』、これは仕方の「オイ」……ッ!」
そんなゼーレを気遣ったブローニャの言葉は、金髪の若い男のドスの効いた声で遮られた。
その呼びかけは、ブローニャではなくゼーレに向けられたものだったが、「選ばれた女」という立場が、ブローニャに自身の言葉よりも「選ばれた男」の発言を優先させた。
「あんま調子乗ってんじゃねぇよ、ゼーレ。『選ばれた時間』で、オレにそんな口利ける立場か、おめぇはよ」
「ッ……く……」
男の威圧的な言葉に、目に見えてゼーレが怯んだ。
肩をこわばらせ、下唇を噛み、顎を引いて自分の顔よりも高い位置にある男の顔を上目遣いに見上げる。
まだその目つきは「にらみつけている」と言ってよいものだったが、その威勢はそれまでよりも明らかに弱い。
「ゼーレ……?」
そんな、自身の親友らしからぬ様子に、ブローニャは不安げにゼーレの名前を呼んだ。
ゼーレはハッとしたようにブローニャに視線を送り、次いで口を開こうとした。
が、
「おぃ、ゼーレ、お前いつもみてーにチン媚びしろよ、大守護者様にお前が『選ばれた女』の役目をちゃあんと果たしてたってこと、教えてやろうぜ」
喜悦に富んだ金髪の若い男の声でゼーレは機先を制され、ブローニャに向けて言葉を紡ぐことができなかった。
「ぐ……、この、クソやろぅ……」
ゼーレは、絞り出すような悪態を1つだけ吐き出すと、ゼーレをちらちらと気にしながらその姿勢を変え始めた。
両腕は万歳するように上げ、後頭部で組みかわす。
ゼーレはもともとオフショルダーのような構造の衣服を身にまとっているため、それだけでゼーレの瑞々しい脇がランプの灯りの元に晒される。
両脚を肩幅よりも広く広げ、膝を曲げることであまりに大胆ながに股の姿勢になる。
さらにゼーレは背を少し丸め、がに股のまま腰を前方に、つまり金髪の若い男に向かって突き出した。
「ゼー、レ……」
その、普段の凛々しい姿からはかけ離れた、下品で、情けないポーズをとるゼーレに、ブローニャは目を見開いて絶句した。
「見、見なぃで、ブローニャ……」
平時とは程遠い、か弱く、掠れた声でゼーレが言う。
ブローニャは、その言葉にすぐに目を閉じて顔をそむけた。
「いーや、ダメだ。ちゃんと見てやれよ、ブローニャちゃん?お友達がちゃんと身を捧げるところをよ」
しかし、その気遣いはすぐに水泡に帰した。
未だソファにどっかりと座る赤茶髪の男が、ブローニャに命じたがゆえに。
「選ばれた女」は性奉仕において、「選ばれた男」の要望を拒否できない。
それが、この世界に定められた絶対的な法則なのだ。
ブローニャは、ゆっくりと目を開き、ブローニャと金髪の若い男のほうに顔を向けた。
今や、金髪の若い男はブローニャの目の前に立ち、無様な格好をしたゼーレをニタニタと見下している。
自分が、今まで一度も見たことがないゼーレの姿に、ブローニャの胸の内にかきむしられるような焦燥感が満たす。
「ほら、使っていいぞ」
男は、面白くてたまらない、というふうに、人差し指をかぎ爪のようにグイっと曲げ、それを上に向けてゼーレの突き出された股間の前に差し向けた。
「ぁ…ありがたく、使わせてもらうわ」
ゼーレはそう男に返答すると、両足の位置を幾分か前にずらし、より腰を前に突き出した。
そうして、男の上向いた指先を、自身のホットパンツの前の合わせ目部分―つまり、ちょうど女性器を覆う部分に宛がった。
そして……。
「ゼ、ゼーレの情けないホットパンツ越し腰ヘコオナニーショー、是非見て行ってちょうだい」
無理やり口角を吊り上げた、歪んだ笑顔と、精一杯の媚びを含んだ声音ともに、金髪の若い男を見上げてゼーレは言った。
カリ……カリ……カリ……
ゼーレは、腰を前後・上下にユラユラとグラインドさせ、男が人差し指で作ったかぎ爪で女性器をホットパンツの上からひっかき始めた。
「ン……く、ぅ……」
ゆっくり、ゆっくりと腰が動く。
腰の動きに合わせて、ホットパンツの布地と男の指先が擦れあう「カリ……カリ……」という男が静寂に満ちた部屋に木霊する。
「……ッ……フッ……フッ……」
次第に、部屋に響く音にゼーレの吐息の音も交じり始める。
同じくして、徐々に、徐々に、ゼーレの腰のグラインドのリズムが早く、大胆になっていく。
それが、ゼーレを駆り立てるような何かが彼女の内側に、特に股間のあたりに蓄積されているがゆえのエスカレーションであることはブローニャの目にも明白だった。
そして、ブローニャもまた、「選ばれた女」として、既に幾度も男と情を交わしたことがある身。
何がゼーレを駆り立てているのか、わからないはずがなかった。
「んっ……フッ…ぅ…フッ…フッ…」
ゼーレは、今や首をグッと曲げて俯き、息を荒げてリズミカルに腰を振っている。
カリッ、カリッ、カリッ
と、布地を爪先が引っ掻く音のリズムはどんどんと加速している。
ゼーレの露出している肌が、じっとりと汗ばみ、ランプの灯りをじんわりと照り返す。
俯いているせいで、前髪に隠れて目元の表情をうかがうことはできないが、
口元は今や何かに耐えるようにキュッと結ばれている。
「フゥー、フゥー、フゥー」
何かに耐えるように、あるいは悶えるように、ゼーレの鼻息が長く、荒くなる。
(ゼーレ、が、あんなに、興奮して……)
そう、ゼーレは、だれがどう見ても興奮していた。
男たちと、そしてブローニャの目の前で、卑しく、はしたなくもオナニーに夢中になっているのだ。
それも、ホットパンツごしに引っ掻く、などという弱い刺激しか得られないオナニーに。
ブローニャは、そんな、ブローニャの痴態を食い入るように見つめてしまう。
男による命令によるものなのか、それともブローニャもまた興奮してしまっているからなのか。
「おー、おー、すっかり夢中になっちまってよ、オナ猿だなぁオイ。これが地炎の『バーブチカ』の姿かぁ?」
心底馬鹿にするように、金髪の若い男がそんなゼーレの姿をあげつらう。
「フー♡、フー♡、ンっ♡、あ、あ、あんたがやれって、ん、ん♡!言ったんで、フッ♡、ぅ、しょうがッ!!」
苛立たし気に、ゼーレがそれに反駁する。
しかし、その間も両手を挙げて腋を晒し、がに股で突き出した腰は激しく、ヘコヘコとグラインドしている。
普段のゼーレからかけ離れた、一切の凄みも感じさせない情けない姿。
とにかくもっと強い刺激を求めるように、その動きは激しくなっていく。
「ンー♡!ンゥー♡!フッ♡フッ♡、あ、あんた!あんたねぇ!」
そうしているうちに、ゼーレがそれまで以上に腹立たし気に、もどかし気に声を荒げた。
「あーん?なんだよ、なんか問題でもあんのかよ、ずいぶんときもちよさそーだけどなぁ?」
そんなゼーレに、金髪の若い男は愉快な様子で言葉を返す。
ゼーレと男の様子を見るに、男が何かをしているのは明白だったが、ブローニャにはそれがなんなのかわからなかった。
「……ッッッ!ゆ、指!ちゃ、ちゃんと固定しなさいよぉ!」
もはや、その言葉は泣き言に近い様相を呈していた。
見れば、確かにゼーレの腰のグラインドに合わせて、金髪の若い男が差しだしていた腕も前後に揺れている。
(あれじゃ、刺激が足りなくて……)
ゼーレが、どのような性感を得ているのか想像して―想像することができてしまって―ブローニャもまた自身の女性器が切なく疼くのを感じた。
きっと、確かに気持ちよさはある、でも、どうしてもイくことはできない、そんな絶妙にもどかしい状態なのだ。
「おいおーい、ゼーレちゃんよぉ、オレぁもう『選ばれた女』がオナるために指を使わせてやってんだぜぇ?
なんで追加で注文受けなきゃなんねェんだよ?なぁ?」
「…ッ!ん、ぐぅぅ、そ、それはそおだけどぉ……」
荒く、早く呼吸し、辛抱たまらないという様子のゼーレは、懇願するように男を見上げた。
最早、彼女の中ではブローニャに自身の痴態を見られているということも忘れ、とにかく絶頂することしか頭にないようだった。
(ゼーレ……今まで、いったいどれだけ、同じようなことを……)
これが初めてであれば、ブローニャの知るあのゼーレが、こんなにもあっさり、しかも、
あのような弱い刺激しか得られないような方法の自慰行為に堕ちてしまうとはないはずだ。
「実はよぉ、あいつとゼーレはもう何年もの付き合いなんだぜ」
「ひっ♡、あ♡、だ、ダメっ……」
突如、太い丸太のような腕がブローニャの肩に回され、そのままドレスとインナーの内側にごつごつとした手が潜り込み、その柔らかな乳房を揉みしだき始めた。
モニュリ、グニュリ、と鷲掴みにするように乳房全体からその先端までを巻き込むように揉みあげられる。
「んんッ♡!あっ♡……そ、んな突然……!」
「いーいパイオツだなぁ、これはよ、デカさはそこそこだがいつまででも揉んでいたくなっちまうぜ」
野太い声が、ブローニャの耳元から囁かれる。
気づけば、もう一人の男がブローニャの背後に回り、ブローニャの乳房を揉みしだきながらその耳元に顔を寄せていた。
ツンとした汗の臭いと、むわっとした男臭さが、ブローニャの鼻腔を擽る。
普段、上層で清潔に過ごしているブローニャにとって、その臭気は余計に鋭く突きささる。
赤茶髪の男は、揉みしだく腕でそのままブローニャをグッと自身の胸元に抱き寄せる。
「ん♡……そう……ありがとう」
自身と全く異なる、男のたくましく硬い胸板を背中に感じながら、ブローニャは「選ばれた女」としての自分への称賛に素直に返礼した。
ブローニャは、誰よりも責任感があり、生真面目な少女だ。
彼女は幼き日に当時の大守護者たるカカリアに引き取られてから、その後継者としての教育を受け、そして自らもその責務と期待に応えんと努力してきた。
そんな日々が、責任感と誠実さに満ちた彼女を作った。
ブローニャはその責任感と誠実さがゆえに、「選ばれた女」の役割にも忠実だった。
大守護者として、彼女は世界から課された責務を忌避したり、蔑ろにすることはありえない。
したがって、男の突然の行為に驚きはしたものの、その行為自体はすぐさま受け入れる。その身を差し出すことにも躊躇はない。
むしろ、「選ばれた女」として、積極的にそうすべきだとすら考えている。
そんなブローニャの姿に、赤茶髪の男も少し驚くような素振りを見せるも、すぐにまた彼女の乳房の揉み心地を堪能し始める。
「それで、ん…ぁ…♡彼とゼーレの……あぁっ♡、その、先端ん゛っ♡、そう乳首……ギュッと♡……んんぁ♡!……ふぅ、ん、彼とゼーレの付き合いが長いというのは……」
サワサワ、とブローニャは後ろ手に男の既に硬さを持ち始めている股間の一物を上下に撫でながら、乳房と乳首の性感を堪能し始める。
(この男のペニス……まだ完全に勃起していないのに……すごく、大きい……もしかすると……今までで一番大きい、かもしれない……)
ブローニャの胸の内には、純粋な驚嘆と感嘆の念があった。
たとえ相手が半グレであっても、それは『選ばれた時間』の外のことであり、今のブローニャと男の関係は『選ばれた女』と『選ばれた男』。
思うところがないわけではないが、職務に忠実で勤勉なブローニャには、それとこれを切り分けることは容易だった。
ブローニャは、ごく当たり前のように、赤茶髪の男を性交渉を行う相手として今までのどの『選ばれた男』よりも優れた人物だと認めていた。
つまり、自身が『選ばれた女』として最大限尽くさねばならない人物だと。
そうとなれば、ブローニャの身体はこれまでの経験にのっとってすぐに男に抱かれる準備を整え始めた。
じんわりと女性器は愛液を分泌し始め、脈拍と体温が上がり、乳頭が固くしこりを帯びる。
「ああ、言葉通りさ。下層にゃ大して『選ばれた男』はいないからな。それに、ゼーレは昔っからオレグの野郎に着いて回って散々俺たちの『事業』を邪魔してくれやがってたからよ。
そりゃあ俺たちとしちゃ、ゼーレのやつが『選ばれる』ってんなら、なぁ?あのメスガキが『選ばれる』ようになったその日から、日頃のカンシャのキモチの証として、あいつをおもちゃにしてやってんだ」
男を従順に受け入れる『選ばれた女』としてのブローニャとは裏腹に、本来のブローニャは男の言葉にキュッと胸を締め付けられた。
(あのゼーレが……「おもちゃ」だなんて……)
いつも、自分を鼓舞し、強く手を引っ張って先導し、支えてくれていたゼーレが、自分の知らないところでそのような扱いを受けていた。
その認めたくない事実に、ブローニャは自分でもはっきりとしない、不安のような焦燥感のような、「何か」に胸を焦がされる。
「あんたも知ってんだろ?ゼーレのやつ、とにかく強情で、負けん気も強えし、俺たちが束になっても敵わねえくらい強えだろ?
それがよくなかったのさ。『選ばれた時間』でも特に『ヤっていい』ことのラインが緩くってよ。どんなに泣きが入ったって『選ばれた時間』が終わりゃ元通り!」
「だからぁっ!あ、あんたの指で、ぉ、おまんこグリグリしてイきたいって言ってんのよ!」
「ハッハッハ、んで、ああなっちまったってわけだ。なーに、安心しな、あんなんでも、普段の生活じゃいつもどーりよ。少なくとも、表面上はな」
ブローニャと赤茶髪の男が「睦み合い」を始めた間も、金髪の若い男によってゼーレは嬲られていた。
赤茶髪の男が語るゼーレに見舞われた「不幸」と、突如発せられたゼーレの情けない懇願に、よりブローニャの胸中はかき乱される。
果たしてどんなことをされ、どのような「選ばれた時間」を過ごしてきたのか、ブローニャには想像することしかできない。
だが、そんな想像こそが余計にブローニャの心を、より深い絶望感で満たす。
「ま、またいくらでもワタシの雑魚マン、あんたの女殺しのチンポでっ、す、好きにしていいからっ♡お願いっ♡」
今や、金髪の若い男の指は、ゼーレの腰が届かない位置にあり、それを追うようにゼーレの腰がヘコッ、ヘコッ、とむなしく空振る。
ブローニャの想像の答え合わせとも言うべきそのあまりにも無様な姿から、しかしブローニャは目をそらすことができない。
ニチュ……
「んっ♡」
気づけば、乳房を揉みしだいていた腕が抜け、赤茶髪の男の野太い指が、ブローニャの股間、下着のクロッチ部分にタイツ越しに押し当てられる。
さらにはその指をグイっとそこを押し上げた。
突如もたらされた、直接的な性感の甘い感覚に、ブローニャから思わず上ずった声が漏れる。
「なんだよ、お友達の情けねぇとこみて、興奮しちまったのかよ」
「ちっ、ちがっ……あっ♡」
(き、気持ちいいっ♡!?)
ブローニャの身体は、本当はただ、『選ばれた女』として当たり前の準備を整えただけだったのだ。
男を受け入れるための準備を。
が、間が悪かった。
ゼーレの無様な姿を目撃し、心がモヤモヤしている瞬間に、『選ばれた女』が従うべき『選ばれた男』に「興奮の証」を指摘され、そして同時にきもちよくなってしまった。
それにより、誰よりも『選ばれた女』という役割に忠実で真面目なブローニャの脳内で、ぱちぱちと火花がはじける。
俗にいう、脳破壊♡
『選ばれた時間』で起きたことは、普段の生活に大きな影響を及ぼすような不可逆的な変化を起こせない。
しかし、それは大きな影響を及ばさない範囲であれば、不可逆的な変化は起こりえることを意味する。
平時では表に出にくい「性癖」などは特に……。
―だからこそゼーレは、ブローニャがこの男たちに「選ばれて」ほしくなかったのだ
「おっし、じゃあまた指貸してやるよ。ったく、最初からそうやって素直になっとけっての」
言葉とは裏腹に、金髪の若い男は心底楽し気な様子だった。
ニタニタとした表情で再びゼーレの腰の位置に腕を差し向けると、今度はかぎ爪の形ではなく、人差し指ををしっかり折り畳み、硬くとがった第二関節の部分を突き出した。
ちょうど、硬いコリをほぐすためにより強く指圧しようとしたときにするようなマッサージの手つきだ。
ゼーレの腰が一も二もなくその指に飛びつく。
そして。
「んおぉぉ♡んぐぃぃ♡ん゛ん゛んん♡!」
今度は腰をグラインドさせるのではなく、突き出された人差し指の第二関節に自らの女性器をグイグイと押し当てる。
最も敏感で気持ちいい、クリトリスを押しつぶすように。
こんどは、金髪の若い男の腕はゼーレの腰の動きに負けることもなく、むしろ押し返すように頑として動かない。
何度も、何度も、何度も。
普段のゼーレからは想像もできない、浅ましい、待ち望んでいた快感に耽るだらしのない顔で。
何度も、何度も、何度も。
「ん♡あ♡だめ♡」
そのリズムに合わせて、赤茶髪の男にブローニャの女性器もグイ、グイ、と押し上げられて刺激される。
まるで、おもちゃにされてしまったゼーレの性感を追体験させるかのように。
「イクっ♡イっちゃ♡イぐ♡イくぅゥッ♡」
「あ♡そんな♡イっっ♡んぅぅぅ……♡」
ひときわ強く、ゼーレが腰を指に押し当てた瞬間、ゼーレは激しく絶頂した。
それと同時に、ブローニャもまた甘イキさせられる。
ゼーレは腰をばたつかせるようにガクガクと振るわせながら全身をギュッと縮こまらせ、気持ちよくて仕方がないということを全身で表現し、
ブローニャは食い入るようにそんな無様なゼーレを見つめながら、膝を内股に曲げ、腰をキュッキュッとヒクつかせる。
長い絶頂の余韻が過ぎると、ゼーレはドシャ、と崩れ落ちるように床に倒れこんだ。
その寝姿は、M字開脚の状態で、無防備に、なにもかもを曝け出すかのようだった。
「おい、ちゃんと見たなブローニャちゃん、あのいつも生意気で、お前の大切なゼーレが、いつもどうやって『選ばれた女』として過ごしてるか」
くちゅくちゅ、くちゅくちゅ……
なおも、赤茶髪の男は太い指を複数本使って、ブローニャの股間を、クリトリスから小陰唇まですべて撫でまわすように愛撫を続けている。
ブローニャは、男の愛撫に思わず湿っぽく熱い吐息を漏らし、耐えかねるように緩く腰を折ってしまう。
(この男の指……どうしてこんなにも、きもちいいの……)
その片手は自身の秘所を無遠慮に撫でまわす赤茶髪の男の濃い体毛を纏った手に重ねられる。
しかし、その手を引きはがそうとするでもなく、ただしっとりとそのほっそりとした指先を促すように撫でるのみだった。
ブローニャには、『選ばれた男』の愛撫を拒むことなど頭にはない。
そんな従順かつ健気に与えられる快感を享受するブローニャの姿に気をよくしたのか、赤茶髪の男は口角を微かに吊り上げる。
「おい、ブローニャちゃん、ゼーレのバカみてえなオナニーショーはいいオカズになったみてえだなぁ?」
「ッ!?ち、ちがっ……私はそんな……!」
(そう、私は、決してそんなことはない、はず……ゼーレの弄ばれる姿に興奮したから感じているわけでは……)
「ハッハッハ!んな恥ずかしがるこたぁねえさ。むしろ、もっとダチがひでえことされんのを一緒に楽しもうぜ?なあ?」
「な、にをッ!?」
男はブローニャに反駁を許さない。
男の太い指が、タイツと下着越しに濡れそぼった女性器にぐっぽりと沈み、
グチュリ、と重たい水音がブローニャの股間から響く。
突然の強い快感に、思わずゼーレは体をギュッと硬直させて喘ぎを漏らす。
「オィ、ゼーレ、てめえ自分から『ワタシの雑魚マン使ってぇ~ん♡』なんざ言っといてなんだそのザマはよ。さっさとその穴っぽこ差し出せよボケ」
まるで測ったようなタイミングで、金髪の若い男が耳をふさぎたくなるような下劣な言葉をゼーレに浴びせかける。
それと同時に、炭鉱夫たちが愛用する、ブーツ型の厚底の防護靴を履いた足を振り上げる。
「ぁ…あ…待って……」
ブローニャの喉から、強い快感の余韻で、全身の筋肉が言うことを効かず、か細い声で制止の言葉が漏れる。
しかし、それが金髪の若い男に届くことはなかった。
ゴチュッ
金髪の若い男の振り上げられた足が、おっぴろげられたゼーレの股に振り下ろされ、硬さと湿り気を帯びた音が響く。
決して破壊的な暴力性は感じられるない勢いではあったものの、しかしその足が纏っているのは分厚く、硬く、重たい防護靴なのだ。
ただ重力に任せるようなその一撃は、今のゼーレにとって断頭台に振り下ろされるギロチンのごとく致命的であることは明白だった。
「ンオ゛ォォオオ゛ッ♡」
情けないひょっとこ面に、白目をむいて、腰を壊れたゼンマイ仕掛けの人形のようにガクガクと痙攣させるゼーレ。
その喉からは、ゼーレのものとは思えぬ太く掠れた下品な喘ぎ声が押し出される。
まさに「処刑」されたかのような、惨劇。
「あ……あぁ……ゼーレ……」
しかし、真にブローニャを打ちのめしたのは、そんなゼーレの哀れな姿ではなかった。
ゼーレは、男の靴底の裏に股間を擦り付け始めていた。
苦痛に満ちた絶頂の余韻から醒めるやいなや、靴底と床にサンドイッチされたゼーレの腰が前後にゆすられ始めた。
始め、ブローニャは金髪の若い男が残酷にもゼーレに追い打ちをかけているのかと思った。
あるいは、絶頂による体の痙攣かとも。
が、違った。
ゼーレの腰は、男の足の動きによってでも、生理反応として不随意に起きているものでもなかった。
明らかに、ゼーレが自ら腰を動かしているとしか思えない、クイックイッとグラインドするような動きだった。
「ッ……ふっ……んッ♡…ん゛ッ♡…んぅ♡…」
最早、ゼーレは隠すつもりがないのか―それとも始めから隠すつもりはなかったのか―情欲と興奮、快感に塗れた喘ぎ声がゼーレの口から漏れ始める。
「おい、オナ猿」
(あぁ、ゼーレ……)
「そんなにマンコ踏んでもらいてえのか?」
(そんな、ゼーレ…ダメ…)
「ん゛ッ♡あッ♡あッ♡ほし、ほしいッ♡ワタシのマンコ♡つ、潰して♡ぁ、あ、んぁ、踏んで♡」
(ゼーレっ…ゼーレ!)
「仕方ねえなぁ、んじゃ、あらよっと」
金髪の若い男の足に、グッと力が込められ、ゼーレの張りのある形の良い臀部が床に沈んでひしゃげる。
最早、ゼーレの腰に逃げ場はなく、自ら前後に揺らすこともできないほど圧迫された。
「んグ……」
ゼーレがこらえるように喉を鳴らし、ほんの一瞬の静寂が訪れる。
そして。
「んあぁぁあ゛あ゛♡!?」
(ゼーレっ♡!!)
生きたまま標本にされた蝶のように、ゼーレはビクン、ビクンと跳ねようとする腰を無理やり床に縫い付けられたまま、両手足をじたばたと動かし、体を震わせる。
頤を上げ、食いしばった歯をむき出しにしたその口の端が吊り上がり不細工な笑みを形作り、
快感を堪能しすぎるがあまり、下品に鼻の穴を膨らませる。
「おぉ。ブローニャちゃんも、しっかりイけたな!大事なトモダチがオワったとこを見てで興奮しちまったんだな?いい趣味してるぜ」
そんなゼーレの痴態を見ながら、ブローニャもまた深い絶頂に至っていた。
最早言い訳のしようのない絶頂であることを、絶頂の余韻で茫洋としながらもブローニャ自身も認めてしまっていた。
赤茶髪の男は、一度深くブローニャの秘所をえぐったのちは、またそれまで同様にその表面を撫でまわすのみの動きに戻っていた。
深い快感を得るための動きをしたのは、まぎれもなくブローニャ自身だった。
ゼーレの腰の動きに合わせるように、ブローニャの腰もまた赤茶髪の男の手のひらに押してられ、
ゼーレの股間に金髪の若い男の足が振り下ろされた瞬間には、赤茶髪の男の手に重ねていた自身の手で以て男の手を強く秘所に押し当てた。
ブローニャの履くタイツは、今や股間から太ももの内側、膝の内側までがびっしょりと愛液による染みが広がっており、彼女が感じた快楽と興奮の度合いを物語っていた。
「しっかし、あの清廉潔白で高潔な大守護者様が、こんなド変態だったとはなぁ」
喜悦の滲んだ野太い声が、ブローニャの耳元でささやかれる。
その言葉を、ブローニャは否定することができなかった。
間違いなく、彼女は興奮し、オカズにしてしまったのだ。
ゼーレが……誰よりも信頼し、いかなることにも屈することはないのだろうと思っていたゼーレ……ともすれば恋心に近い淡い友情を向けていたあのゼーレが、
最低な男によって無様にその尊厳を踏みにじられる様を見て。
(ごめん……ごめんなさい、ゼーレ……私、私は……)
あまりの情けなさと自己嫌悪、申し訳なさで、ブローニャの目に涙が滲む。
「あーあー、そんな落ち込むなって、ブローニャちゃん。よかったじゃねえか、ほんとーの自分ってやつを知れてよ」
ブローニャの性癖を歪めた張本人の1人である赤茶髪の男が、いけしゃあしゃあと嘯く。
「でも……こんなっ……」
「いいじゃあねえか、他人様にゃ言えねえ性癖くらい、誰にだって1つや2つあるもんだぜ?このゼーレだって、本当は雑魚マンのオナ猿女だっただろ?そーいうもんなんだって」
あたかも元からゼーレがそのような人間だったかのような物言いに、しかし混乱の極みにあるブローニャは気がづくことができない。
「だ、誰にでも……?そんなことが……本当に……?」
「ホント、ホント」
「で、でむぉ……ん、ちゅ……」
「ほーら、ブローニャちゃんがゼーレの電気按摩オナニーをおかずに気持ち良くなった証だぜ、ちゃんと自分でキレイキレイしような~?」
赤茶髪の男は、ブローニャに思考の余地を与えぬように、ブローニャの女性器を弄んだ手の指先をブローニャの咥内に侵入させる。
これまでの「選ばれた時間」の経験と、「選ばれた女」としての無意識的な服従により素直にその指を受け入れ舌を絡ませるブローニャ。
自身の愛液にまみれたそれを、まるで男性器に奉仕するように、ねっとりと、舐めまわす。
舌に広がるなんとも言えぬ味と、鼻を突き抜ける生臭さ。
しかし、今のブローニャにはそれらは嫌悪ではなく興奮の材料だった。
ブローニャの足が無意識に閉じられ、太ももがもじもじとすり合わされる。
その表情が、徐々にうっとりと恍惚としたものに変貌していく。
「どうだ?うめえだろ?認めようぜ、ブローニャちゃん」
「ん、ふぁ……♡」
赤茶髪の男のその言葉に、ブローニャは否定するでもなく、むしろ頬をより紅潮させて熱っぽい吐息を漏らす。
ちゅぽん、と男の指が引き抜かれ、それを追うようにブローニャの舌がチロリと口外に突き出された。
「んじゃ、ブローニャちゃんが…大守護者様がほんとの自分に気づけた記念に……」
男は、茫洋とした表情で舌を突き出したままのブローニャの顎をつかみ、グイっと背後の自分にその顔を向けさせると、その舌と口を貪るように口づけた。
「んちゅ……レロ……ちゅ、ちゅぱ……ん……じゅる……」
そのまま、ブローニャと赤茶髪の男は濃厚な接吻を続ける。
時折隙間が生まれる唇と唇の合間から、蛇の交尾のように絡み合う舌と舌が垣間見える。
ブローニャの腕が、背後から自身の唇を奪う男の首に回され、男の手が、再びブローニャの女性器をあやすようにいじくり始めた。
ブローニャは素直にそれを受け入れ、むしろより気持ちよくなれるように腰を微かに前に突き出し、男の手の動きに合わせて揺らめかせる。
ブローニャが男の手から与えられる甘やかな感覚を享受していると、男の反対の腕によってブローニャのもう一方の腕は股間に誘導される。
誘導された先で、ブローニャは自発的に作業着越しの男のイチモツをその白魚のような美しくしなやかな手で撫でまわす。
「ん、はぁ……」
交接する唇同士の合間を縫って、ブローニャの口からそのたくましさに対する感嘆の吐息が漏れる。
そんな、まるで愛し合うかのような2人を横目に、金髪の若い男はゼーレの纏う衣服を乱暴に剥ぎ取り、
彼女をハイレグのインナーのみを纏う姿に変える。
それまで身に着けていたホットパンツの股間部分はぐっしょりと愛液にまみれ、腰からずり下ろされた瞬間にムワッと蒸れたメスの匂いを開放する。
インナーのクロッチ部分は、ゼーレのヴァギナの割れ目と勃起したクリトリスの突起を強調するかのようにじっとりと張り付いてる。
金髪の若い男が無造作にそのインナーのクロッチ部分をずらせば、濡れそぼったゼーレの秘所が顕になる。
肉厚で、浅黒く変色したビラビラがまろび出てしまっているそこは、誰がどう見ても使いこまれたオマンコだった。
ともすれば、グロマン、と言われてしまう手前くらいの熟成っぷり。
ムワッと雌臭く湿っぽい空気が解放される。
「ヒューッ!何度見ても最高だぜ、この雑魚マン!ほら、ブローニャちゃん、見てみろよ、このみっともねえビラビラをよ!」
ぬちゃぁ、と金髪の男が無遠慮にビラビラを引っ張ることで、ゼーレのヴァギナが割り開かれる。
「ん、んんぁ……」
ブローニャは赤茶髪の男との濃厚な接吻の傍ら、横目に見世物にされているゼーレの秘所に目を向ける。
これまでの暴力的な性行為、調教を想起させるその有様に、思わず男の手を挟み込むように股を閉じてモジモジとすり合わせてしまう。
「へへっ、よかったなぁ、ゼーレ、お前のグロマン、ちゃんとブローニャちゃんのオカズになれてん、ぞッ、と」
「んぉおおおおお!?マンほじ!マンほじキタぁっ!」
せせら笑いながら、赤髪の男は無造作にゼーレのヴァギナにその野太い指を2本突き刺す。
途端に腰を突き上げて、苦痛の声にも、歓喜の声にも聞こえる喘ぎ声を漏らすゼーレ。
男の手の激しい動きに合わせるように、ガクガク、ヘコヘコと腰をめちゃくちゃに動かし、鼻の穴を広げて歯を食いしばるようにして暴力的な快感を受け止める。
「よーし、よし、いい子だな〜、ゼーレ。こうやってガシマンされて雑魚マン壊されんの大好きだもんな〜」
「すきっ、しゅきっ、こ、こりぇ!すきよっ、マンコっ、マンコほじほじでこわされるのっ、わるいっ!?」
最後の最後に、まるで歯向かうように声を荒げるのは最後に残ったプライド故か。
しかし、その言葉の内容はあまりにも無様で、屈したマゾ雌のそれだった。
赤髪の男はそんなゼーレの様子をバカにしたようなニヤケ顔で見下ろし、腕を振り上げる。
そして、勢いよくゼーレのビラビラが露出し、膣口が閉じきっていないオマンコに振り下ろす。
バチィン!
大きな破裂音。そして
「んおぉぉおおおおおお!?♡」
ゼーレは野太い喘ぎ声とともに背をのけぞらせ、腰を震わせて絶頂する。
しかし、男の容赦ない責めは止まらない。
何度も、何度も、執拗に、まるで幼子をしつけるためのお尻ペンペンかのように、掌をゼーレの股間に叩きつける。
「
「オヒッ!♡ごめっ!♡ごめんなしゃっ!♡そう!♡そうなのっ!♡んおぉっ!?♡アンタにぃ♡躾けてほしくてっ!♡おおぉっ!?♡イグッ!♡イグぅぅ!!♡」
そこに、ブローニャの知る、凛々しく、高潔なゼーレはいなかった。
徹底的な調教によって、男に媚び、おもちゃにされ、暴力的に責められることに喜ぶ雌畜生がそこにはいた。
頭を振り乱し、自ら腰を突き出して差し出し、愛液を撒き散らす。
甘えたような媚び声を出しながら、さらなる躾を求めるように腰を揺らす。
「ああ、くそっ、もうガマンできねぇ」
金髪の若い男は、ゼーレの痴態に、ついに理性の緒が切れたのか、ツナギを下ろし、その野太く、雄々しいイチモツを取り出す。
その威容は、まさに「選ばれた男」の象徴にふさわしい。
血管が浮き出て、バキバキに硬く反り返ったデカチンに、ゼーレの目が吸い付いて離れない。
男は、床に仰向けに寝転んだゼーレの秘所にそれを宛てがう。
「き、きたっ♡アンタのデカチン♡イケメンチンポっ♡はや、はやくっ、はやくきなさいよっ!♡あたしの雑魚マン、ハメ潰して♡」
「うるせえっ!雌豚が俺に指図すんじゃねえ!」
男は急かすゼーレの頬を一度ひっぱたくと、すぐにそのカリ高の亀頭をグププ、とゼーレが無防備に差し出しているヴァギナに沈め始める。
「ああっ、ご、ごめんなさい♡ん、んぁ♡きた♡アンタのチンポ♡……あたしのバカまんこに♡」
ゆっくり、ゆっくり、亀頭がゼーレの膣口を限界以上に割り開きながら埋没していく。
そして、最も太いカリ首がぬぷん、と沈みきった瞬間、ドチュン、とそれが根本までゼーレのオマンコに叩きつけられる。
「ッッッッッッッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
言葉にならない悲鳴が、首をのけぞらせたゼーレの口から発せられる。
そんなゼーレをよそに、男は容赦なく腰を何度も振り下ろす。
ドチュン、ドチュン、ドチュン……
何度も何度も、ゼーレの、女の子の1番大事な場所に、男のたくましいチンポという鉄槌が振り下ろされる。
「オ゙ォ♡オ゙ッ♡オ゙ッ♡オ゙ッ♡あぁん♡これッ♡すごっ♡オ゙ッ♡オ゙ォッ♡」
獣のほうがまだ理性的であろうと思えてしまうほど、下品な喘ぎ声を漏らすゼーレ。
ピストンの度に愛液が飛び散り、ブピュ、ブピュ、と空気が抜ける男が鳴る。
プリッとした形のいい臀部が衝撃に合わせてブルブルと震える。
処刑。ブローニャには、それは処刑のように思えた。
ゼーレの雌が、圧倒的な雄によって処刑されているのだと。
このままでは、ゼーレが死んでしまう、ブローニャはふとそう思った。
いや、もう死んでしまっているのかもしれない。でなければ……
(ゼーレ、あんなに、気持ちよさそうに……)
ゼーレは、幸せそうだった。
半分白目を剥きながら、口角を上げ、靭やかな両脚は男の腰に離さぬように絡みついている。
ゼーレのすべての所作が、その無慈悲な雌殺しの処刑行為が気持ちよくて仕方ないのだと訴えていた。
(そんなに、気持ちがいいの……?私、私は、あんなに気持ちよくなったこと、あった……?)
今までの、上層の選ばれた男たちとの、「選ばれた時間」のことを思い出す。
その肉欲を激しくぶつけられたことは、何度だってある。
しかし、あそこまで、自分の尊厳をすべて蹂躙され、投げ捨ててしまうほどによがり狂ったことがあっただろうか。
「んちゅ、ちゅ、ジュルル、ちゅぱ、ちゅっ♡」
ゼーレは、男の激しい腰使いを受け止めながら、まるで恋人同士かのうように男と濃厚なキスを始めていた。
男の首に両手を回し、両脚は腰を引き寄せるように絡みついている。
「
「キてッ!♡きてっ!♡来なさいよ!♡アンタの濃厚ザーメン、あたしのオマンコを便器にして射精して!♡」
「グッ、イくっ、イくぞっ!!」
「んあああああああぁぁぁああああああ♡♡♡」
ドピュッ、ドピュッ、ビュルルルル!ドクン、ドクン、ビュゥゥ、ビュッ!!
そんな、ザーメンが噴出する音が聞こえてきそうなほど、力強く、激しい射精の律動だった。
しばらく、ゼーレと金髪の若い男は、お互いの絶頂の余韻を分かち合うように密着したまま動かない。
「ふぅぅぅぅぅ……ふぅ、ふっ、ふっ、と……」
しばらくして、男が最後の一滴までゼーレの膣中にしぼり出すように腰を前後に揺すり、そしてそのデカチンをズロロロっと抜き出した。
うめき声のような喘ぎをゼーレが漏らし、チュポン、と間の抜けた音を鳴らしてチンポが完全に抜ける。
ドロォ、とゼーレの子宮に収まりきらなかったザーメンが、開きっぱなしになったゼーレの膣口から溢れ出てきていた。
「あんなに……たくさん……」
思わず、感嘆するような呟きがブローニャの口から漏れ出た。
下腹部の内側がジンワリと熱を帯びたような気がしていた。
「どうよ、ブローニャちゃん」
背後から、赤茶髪の男が、ブローニャの耳元に囁いた。
「どう、って……一体、何が……」
「いやいや、ブローニャちゃんも、楽しんでくれたかと思ってよ」
「そ、それは……」
ブローニャは、自分の現状に、今気がついたかのように羞恥に頬を染めた。
それというのも、ブローニャの腰、いや、股間が、背後の男が伸ばした手の先、掌に押し付けられ、更には好き勝手そこに擦り付けられていたからだ。
無意識に、男のゴツゴツとした手を使って、ゼーレの雌が金髪の若い男の雄に処刑されるのをオカズに、情けない腰ヘコオナニーしてしまっていたのは明白だった。
「なぁに、そう恥ずかしがるこたないぜ、ブローニャちゃん。女ってのはよ、女として生まれたときから、ああいうふうにされんのが1番の幸せなのが決まってンのさ」
「そ、そんな!こと、は……」
男の、あんまりな物言いに、しかしブローニャは強く反論することができない。
普段のブローニャであればそんなことはなかったはずだった。
その高潔な大守護者としての強い意志で、男の人を人とも思わぬ発言を否定していたはずだ。
しかし、この「選ばれた時間」で、自身の最も信頼する親友のゼーレが、とても幸せそうに、気持ちよさそうに壊される様を見てしまったが故に、ブローニャは男の言葉を心のどこかで受け入れてしまっていた。
「さすがは大守護者サマ。俺の手で腰ヘコオナニーしてても、まだそんな態度でいられるたあね」
「ッ……♡」
男の嘲笑混じりの言葉に、ブローニャは羞恥と、そしてほんのりとした胸の高鳴りに襲われ唇を噛む。
「でもよぉ、ブローニャちゃん、ゼーレのやつを見てただろォ?あんっなにキモチヨサソウだったじゃねえか、ん?」
サワサワ、サワサワ、とブローニャの秘所をタイツ越しに弄びながら、男は囁く。
「それはっ……でもっ……」
ブローニャの反駁は、言葉にならず中空に溶ける。
「羨ましく、なかったかぁ?」
「ッ♡」
ニヤついた男の、粘っこい言葉が、ブローニャの脳髄に突き刺さる。
(たしかに、ゼーレ、あんなに、きもちよさそうに……ほんとに、ほんとなの……?あんなに、きもちいいモノなの……?)
――――こわされるって……
プシィッ♡プシィィ♡
そこまで考えて、考えてしまって、その瞬間に、ブローニャのオマンコから潮が吹き出した。
ブローニャの脳裏に駆け巡る、大守護者たる自分がこの下婢た男たちの嬲りものにされる姿。
世界の命運を背負い、決して明かせぬ秘密を内に抱えたブローニャに芽生えた、破滅願望という背徳の果実。
決してあり得てはいけないからこそ、その果実はより甘美になる。
(今は、「選ばれた時間」……ここで起きたことは、決して表沙汰には……)
気づけば、ブローニャは、自分がこの男の手に落ちて良い理由を探し始めてしまっていた。
誰にも知られず、本来は決してしてはいけないようなこと、それも、気持ちがいいことはゼーレが証明してくれていること。
ならば、少しくらいならば、と。
「まだ踏ん切りつかねェのか?ブローニャちゃん。ならよぉ、一発、お試ししてみねぇか?な?素直になれよ」
「選ばれた時間」では、「選ばれた女」は「選ばれた男」に絶対服従。
素直になれ、その言葉が、ブローニャの理性の最後の砦を打ち崩した。
ブローニャは赤茶髪の男から少し離れると、男と向き合った。
ドレスをたくし上げ、タイツに包まれた下半身のすべてを露わにする。
そして、ゼーレを真似するように、足を開き、浅くガニ股になると、愛液と潮で濡れ、染みを作った股間を男に向かって差し出した。
そして、どこか期待するように、目を細め、頬を上気させながら、口を開いた。
「ど、どうぞ……♡わ、私のオマンコ♡た、試しに、ぶっ叩いてみて、くれるかしら♡」
ブローニャのその姿に、赤茶髪の男は嘲笑を顕に言葉を返す。
「おお、喜んで、ちゃあんと手加減せずにやってやるからな」
そう言って、ブローニャに近づくと、その筋肉に包まれた野太い腕を振り上げる。
ゴクッ♡
その姿に、ブローニャは喉を鳴らす。
まるで、ずっとお預けされていたごちそうを前にしたかのように。
(ゼーレ♡助けっ♡)
そして、男の腕が、振り下ろされる。
――――バチィィィィィン
「んぴょおおおぉぉぉぉおぉおおお????♡♡♡♡♡♡♡♡」
夜のベロブルグ城の1室に、人のものとは思えぬ間抜けな嬌声が響き渡った。
その後のクリフォト城は表向きは何一つ変化してない。
それは当たり前だ。
「選ばれた時間」で起きたことは決して表沙汰にはならないし、選ばれた時間では「普段」に影響を与えるようなことは起こせない。
だから、あの日の情事なんてなかったかのうように、ブローニャは大守護者として日々の政務をこなしているし、ゼーレは上層と下層を行き来してブローニャを支えている。
そう、表向きは……。
「今日はここまでにしましょう」
ある日の夕暮れ、ブローニャは執務室でいつも通りそう口にした。
「お疲れ様でした、ブローニャ様」
「ええ、お疲れ様」
執務室にいた者たちが口々に挨拶を行い、ブローニャもそれに逐一返答する。
何でもないように執務机に座って挨拶を返すブローニャが、その太ももをわずかにすり合わせていることに気づくものは誰もいない。
「ブローニャ様、ご夕飯をご一緒にいかがですか?」
「ごめんなさい。今日は先約があるの。また誘ってちょうだい」
ある政務官のその一言に、ブローニャは申し訳なさそうにそう返す。
そんな普段どおりの振る舞いを続け、全てのものが執務室から出ると、ブローニャも立ち上がる。
始めはゆっくりと歩き始める。
執務室のドアを開け、自身の私室に向かって歩き出す。
夕日が差し込む廊下を歩くブローニャは、徐々にその歩く速度を上げていく。
焦るように急ぎ足で廊下をゆくブローニャの表情は、何かに焦がれるかのように紅潮していた。
自身の居室にたどり着くと、ブローニャは飛び込むようにその部屋へと入る。
扉を開ければ、普段のブローニャのイメージとはかけ離れた有様の部屋が目に映る。
乱れたベッドに、脱ぎ捨てられた衣服が床に散乱している。
テーブルの上には灰皿が置かれ、その中にはいくつもの吸い殻が残されている。
食べかけの料理が乗った皿も放置されていた。
「よお」
ソファに、あの赤茶髪の男が我が物顔でふんぞり返っていた。
火を付けたタバコを口に咥え、ニタニタとブローニャを見つめている。
本来、大守護者であるブローニャの私室には入れるはずのない身分の男だ。
しかし、その部屋には明らかに、そこかしこに男の生活の名残がこびりついていた。
「選ばれた時間」は、世界が選んだときにだけ発生するものではない。
「選ばれた女」と、「選ばれた男」の双方の合意があれば、「普段」に影響を与えない範囲で自由にセッティングすることができる。
その合意は、「選ばれた時間」外に行われるため、「選ばれた男」が「選ばれた」女に強制することはできない。
それは一方で、合意がなされているということは、選ばれた女側も、その時間に性奉仕を望んだということにほかならない。
「っ♡……お、お願い……はやく……」
頬を上気させたブローニャは、男を視界に収めるやいなや、彼の目の前に立ち、いつかのようにドレスをたくし上げた。
しかし、男はニヤニヤと嗤うばかりで、ソファにふんぞり返ったまま動かない。
「お、おねがい、はやっ」
「おいおい、選ばれた時間は、まだちょいとばかし先だぜ」
自身の言葉を遮って発された男の言葉に、ブローニャはすぐさま指さされた時計を見る。
長針はまだ9を指している。
つまり、お互いに合意した時間まで、あと15分残っていた。
それを把握してなお、ブローニャはドレスの裾を掴む手を離さない。
男の眼前に、タイツに染みを作った股間を見せつけ続けている。
「いい、いいから♡今からでいいから♡おねがい♡はやく、私を、私をッ♡」
ブローニャは、居ても立ってもいられない様子で、男を誘うように腰をヘコヘコと前後に揺らす。
その浅ましい雌の姿に、男は面白くて仕方がない、というふうに喉を鳴らして嗤う。
「おいおい、大守護者サマともあろうお方が、堪え性がねえバカ雌だなぁ、オイ」
「そう、そうなのっ♡私、あ、あなたの、あなたに負けたバカ雌なの♡だから、だから、して、私のことっ、こわしてっ♡」
ゴチュン!
男の振り上げた足が、ブローニャの股間を下から蹴り上げた。
「ああああああああ♡♡」
その唐突な衝撃に、ブローニャはひっくり返るように仰向けに倒れ込み、死んだカエルのように大股を開いて足と腰を痙攣させる。
プシュっ、と噴いたイキ潮が、タイツの染みを広げる。
男は、そのまま転がったブローニャの股間を安全靴の厚い靴底でで踏みしめる。
ミシミシと骨盤が悲鳴を挙げるが、ブローニャは運命の行人であるがゆえに、いかな屈強な男であっても一般人の力では致命的な事態にはならない。
「んおおおおぉぉぉ♡♡」
むしろ、ブローニャはいつかのゼーレと同じように、その厚い靴底に自分の腰を擦り付けるように腰をヘコヘコと蠢かせる。
自身の女としての、人としての尊厳と一緒に、小陰唇とクリトリスをズリズリと徹底的にすりつぶす。
暴力的で、破滅的、そして背徳的な快感がブローニャの脳を焦がす。
高潔な大守護者の姿は、そこにない。
あるのは、強い雄に屈服して、自ら自身を破壊させる浅ましいマゾ雌だった。
(き、きもちぃぃぃ♡)
「おら、ベッドいくぞ。てめえの穴っぽこ、バチボコにハメ殺してやるからなァ」
倒れ込んでいたブローニャの長い銀髪を、男は無造作に掴んでベッドまで引きずって歩く。
そのまま、乱れたままのベッドにブローニャを放り投げると、その衣服を破り捨てるように剥ぎ取る。
度重なる情事の名残で、性臭の染み付いたベッドの上に、ブローニャの美しい白い裸体がさらされる。
しかし、その裸体はかつてとは様変わりしていた。
銀のピアスが、その形のいい美乳の先端、乳首に付けられ、
乳房や鼠径部に、卑猥なタトゥーが刻まれ、その白い肌に消えぬ痕を残している。
首筋や乳輪のまわりには、歯形が刻まれ、肌の至る所に赤い痣と、タバコを押し付けられたであろう火傷が残されていた。
臀部は赤く、手の形に腫れが残っており、何度も何度も叩きのめされたことを如実に語っている。
そして、その秘所は、ゼーレと同様に黒く厚ぼったくなったビラビラが外にはみ出し、肥大化したクリトリスがピン、と存在を主張している。
ブローニャがこれまで受けてきた凄惨な凌辱の証が、すべて消えずに残っていた。
しかし、そのすべてが、ブローニャが望み、そして快楽を貪ったがゆえの結果なのだ。
「あぁ♡来てちょうだい……♡」
ブローニャは、自ら大股を開き、両手でヴァギナを割り開く。
ニチャア、と糸を引いて穴が露わとなり、コポリと愛液が溢れ出る。
膣口はヒクヒクと期待に震え、穴の奥がキュウ、と収縮した。
男がその、規格外の怒張を取り出せば、ブローニャは感嘆のため息を漏らした。
「何度見ても……すごぃ♡そんなものが、私の中に……」
おもむろにブローニャの顔の前にその怒張を突きつければ、すぐさまブローニャの舌がはしたなく伸ばされる
レロ♡レロ♡ちゅ♡スンスン♡
愛おしげに、興奮した様子で男の硬く勃起した肉棒の裏筋を舐め上げ、接吻するブローニャ。
鼻をヒクヒクと鳴らし、雄の臭いを胸いっぱいに満たして恍惚とした表情を浮かべる。
「これ♡ほしい♡私の雑魚マン♡ドチュドチュして♡」
グチグチと自ら秘所を粗雑に弄くりながら、男に媚びるように懇願する。
腰は誘うようにゆらゆらとゆらめく。
そのまま、男の大きな体がブローニャの体に覆いかぶさる。
ヌチュ♡
淫水焼けして黒黒とした大きな亀頭が、ブローニャの蜜に溢れた膣口とキスをした。
まるで断頭台に固定された首のように、ブローニャのオマンコが男のチンポに差し出され、その亀頭によって固定される。
ヘコ♡ヘコ♡ヘコ♡と、ブローニャは催促するように腰を揺らす。
そのオマンコからは、ダラダラとガマンの効かない愛液が滴り落ちる。
「そら、よ!」
バチュン、と一気に腰が振り下ろされた。
限界以上に割り開かれた膣口を、ぶっとい肉竿が蹂躙する。
「んぉおおおおお!?♡♡」
容赦のない腰振りが、ブローニャに休む暇を与えない。
「オ゙ッ♡あっ♡あっ♡ん♡オ゙ッ♡ンギィッ!♡」
男は、激しい腰使いだけでは飽き足らず、ブローニャのピアスの付けられた両乳首を乱暴に引っ張った。
好き勝手四方八方に引っ張って弄びながら、ブローニャのオマンコをオナホのように使って激しく自分のチンポを扱きあげる。
ブローニャの美乳が、ビョイーンと痛々しく伸ばされ、膣口からは絶え間なく愛液が飛び散る。
ドチュ、ドチュ、と男の肉棒が根本まで沈む度、ブローニャの神聖な赤ちゃんの部屋、子宮がこてんぱんに叩きのめされ、潰される。
「こっ♡これッ♡これ♡すご♡い♡きもち♡きもちよすぎるっ♡イイ♡オマンコ♡ドチュられるの♡もっと♡あっ♡あっ♡あっ♡ちくびっ♡ちぎれちゃ♡ん♡あっ♡あっ♡」
「オラ、まずは一発、ぶちまけるぞ、雑魚マンちゃんと締めろよ」
「んっ♡きて♡きて♡オマンコ♡なかだし♡ほしい♡きて♡きて♡ざこまん♡しめる♡ぎゅって♡するからッ♡オ゙ッ♡ん♡あっ♡あっ♡あ♡あ♡ん♡く♡くる♡すご♡すごいの♡あ♡あ♡あ♡ッ♡オ゙ッ♡オ゙ッ♡オ゙ッ♡ッッああああぁぁぁぁあああ!?!?!?♡♡♡♡」
バチュン!!ドピュッ、ビュッ、ビュッ、ビュルルルル!!
熱く、マグマのようなザーメンが、ブローニャの中に吐き出される。
激しい抽送によって膣壁のひだがこそぎ落とされる快感。
Gスポットが高いカリにえぐり上げられる快感。
子宮口を何度も何度も亀頭で殴りつけられる快感。
その全てが最後に最高潮となって、オマンコの奥深くで爆発した熱と共に下半身から背筋を伝って上り、ブローニャの脳髄を焦がした。
(あぁっ♡イッて、もらえたのね♡私の雑魚マンで♡)
下腹部にジンワリと広がる熱を感じながら、ブローニャは至高の絶頂の余韻とともに、誇らしさを感じていた。
これほどに優れた、屈強な雄に、自身の雑魚マンでちゃんとご奉仕できたことに。
(もっともっと、きもちよくなってもらわないと♡私の雑魚マンを使ってもらって♡もっと♡もっと♡おもちゃにしてちょうだい♡私のこと♡)
ブローニャは、頬を上気させ、まるで愛おしい人を見上げるように熱っぽい視線と微笑みを男に送る。
腕を伸ばし、男の首に回し、抱き寄せる。
「どうぞ♡あなたのしたいこと、なんでもしていいわ♡」
その晩、ブローニャは男と何度目かもわからない肉欲の宴に耽った。
男の激しいピストンを従順に受け止め、精を肚の奥で受け止め、その口で綺麗にする。
あるときは自らが上になって腰を振りたくり、ときには背後から受け止めて、何度も何度もケツを叩かれては愛液を撒き散らして絶頂した。
「もっと♡もっと♡好きにして♡私の身体、好きにしてちょうだい♡」
「
「オ゙オ゙オォォォ♡ヤッベ♡これキクぅ♡イグイグイグぅぅぅぅ♡」
今や、ベロブルグ城では毎晩、ブローニャの私室から濁った喘ぎ声が奏でられるようになった。
しかし、それに気づくものはない。
選ばれた時間を、選ばれていないものが認識することはできないがために。
「こういう日でも、『選ばれた時間』はやってくるものなのね」
その日、ブローニャは視察のために下層へと降りてきていた。
地炎のものとの協議や、今の下層に不足している物資の確認、下層の民の生活ぶりの把握。
短い時間のなかに詰め込まれた予定をこなす中、ブローニャは当然のように世界に選ばれた。
「そういえば、今日はずっとゼーレを見ていない……」
こういうときに、真っ先にブローニャの隣に立つゼーレは、不思議とその日ずっとブローニャの前に現れなかった。
ブローニャも、それ以外の面々も、それを一度も不審に思うことはなかった。
それは、その視察にゼーレは必ずしもいなくとも問題なかったからでもあるが、だとしても一切気にならなかった、というのはおかしな話だった。
(もしかして……今日1日、ずっと「選ばれて」いたのかしら……)
「選ばれた時間」に、所定の場所に向かう間にゼーレの不在に気づけたのも、その推測を後押ししている。
(最近、会えていないし、「選ばれた時間」も一緒になっていない。ゼーレ、無事だといいのだけれど……)
自分の現況を思えば、それが儚い願いであることはブローニャにもわかっていた。
それでも、まだ理性の残る、大守護者としてのブローニャはそう願わずにいられなかった。
「よお、ブローニャちゃん。こんなところまでわりぃなぁ」
地下鉱区の入り組んだ通路の先、開けた場所があった。
そこが今回の目的地だった。
鉱夫たちが何人か生活の拠点にしているのか、ソファやテントなどが設置されている。
そこに、あの赤茶髪の男が待っていた。
「いいえ、普段、貴方達が過ごしている場所だもの。こんなところだなんて……」
男を見るやいなや、ブローニャは目をとろんと潤ませて、甘ったるい声音で返事をする。
そのまま、あたりを見渡していると、広場の一角においてある年忌の入ったソファの上に目を留めた。
「ん♡ん♡あ♡ちゅっ♡あ♡ん♡」
そこでは、あのゼーレと、金髪の若い男が裸同士で密着し、互いを貪り合っていた。
濃厚なキスを交わし、腕も足も抱き合いながら、1ミリたりとも離れがたい、というように情を交わしている。
それは、以前見た雄と雌の上下関係と言うよりも、愛し合う恋人同士かのようだった。
「ゼー、レ……」
ある種、友情以上の想いを抱いていた相手の、そんな姿に、少なからずブローニャはショックを受けていた。
幸せそうに絡み合う2人は、自分のことに一切気がついていない。
2人だけの世界に浸っていて、ブローニャは蚊帳の外だった。
その疎外感が、ブローニャの胸を締め付けると同時に、はしたない興奮を呼び起こす。
「ああ、あの2人か。最近はよォ、ずっとあんな感じだぜ?ッたく、あいつも絆されやがってよ……ま、おかげで俺達の事業は順風満帆だがな」
気づけば自分のそばに来ていた男が、耳元でそう囁いた。
「順風、満帆……?」
かつてのゼーレの言が正しければ、この男達の「事業」というのは、犯罪まがいのものだったはずだ。
それを、ゼーレは何度も取り締まっていたはず。
だというのに、今や順風満帆ということは……
「ちゅ、ちゅぱ、ん、おい、ゼーレ、前は助かったぜ、地炎のドサ回りを事前にリークしてくれてよ」
「ん♡ちゅっ♡それは、アンタが♡そうしないと、『選ばれた時間』、合意してくれないって♡ん♡あっ♡」
「へへ、あの正義感の塊みてえなお前が、マンコほしさになぁ?ちゅっ、ちゅ、好きだぜ、ゼーレ、愛してる、ちゅっちゅっ」
「は、はぁ?♡アンタなんかにそんな事言われてもっ♡ん♡あっ♡あっ♡あっ♡ダメ♡これ♡チンポ♡チンポ素敵♡んっ♡ちゅっ♡あたし、あたしも♡好きよ、アンタこと♡だから、あたしのオマンコ好きにしていいから♡」
「へっへっへ、マンコ小突いたらすーぐ素直になりやがって。なあ、おい、ゼーレ、今度、下層のガキども使って盗みやらせんだけどよ、お前、その現場で俺のこと見つけたらどうすんだよ」
「はあ?♡そんなの♡ん♡ちゅぅ♡レロ♡見逃す♡見逃すに決まってるでしょ♡だから♡さっさと逃げなさいよね♡オレグとナタには♡上手く言っておくから♡だからそのあと、オマンコいじめなさいよ♡」
「おほぉぉ、お前にそんなこと言わせてるって思うと、ザーメン込み上げてきたっ、おら!マンコ締めろバカ雌!おぉぉぉ、
「んっ♡んっ♡んっ♡あぁっ♡きて、きてっ♡あたしの便所マンコにアンタのザーメンこき捨てて♡あたしも♡あたしもあんたのこと愛してるっ♡ああああっ♡♡♡♡」
「あああ〜、さいこ〜。んじゃ、これからも地炎の情報全部流せよ、ゼーレ。あと、ナターシャのことは気にしなくていいぜ、あいつ、お前よりもよっぽど前から『選ばれて』っからよ。今度見せてやるよ、あいつの雌豚っぷり。まじケッサクもんだからさ、ちょー笑えるぜ」
「んあぁ♡はあ♡はあ♡わ、わかったわ……ん、そう、ナタも……まあ、そうじゃないかとは思ってたけど……ん♡ナタがどんなことされちゃうのかって考えたら♡オマンコキュンキュンしてきちゃったじゃない♡」
「へへ、それでこそ俺の女だぜ、ゼーレ」
その、自分の知るゼーレからあまりにもかけ離れた姿に、ブローニャは絶句していた。
あの、高潔で曲がったことが嫌いなゼーレが、当然のように犯罪を擁護し、あまつさえ幇助し、そのことに興奮している。
「ゼーレ……」
思わず漏れた、ブローニャの言葉に、絶頂の余韻に浸っていたゼーレが勢いよく顔を挙げる。
「ぶ、ブローニャ!?こ、これは、違うの、あたし、んぁっ♡あ♡あ♡ちょっと♡ま、待ちなさ♡ダメっ♡」
「な~んも違わねえだろ?ゼーレ。お前は、もうすっかり、俺の女になっちまったんだもんな?」
「あ♡あ♡あ♡この♡ふざけ♡あ♡ん♡ん♡そ、それ、それは♡そうだけどぉ♡」
金髪の男の腰が跳ねれば、途端にゼーレは甘く蕩けてしまう。
男の腰に甘えるように、ゼーレの腰もクイックイッと前後に揺れる。
「なーに、気にすんなよ、ゼーレ。なあ、そうだろ?ブローニャ」
その様を愕然と見ていたブローニャの背後に、赤茶髪の男が忍び寄る。
そして、そのままその太い腕をブローニャの身体に這わせ、股間をグイッと押し上げた
「あああん♡ん♡ダメっ♡あ♡あ♡そ、そうね♡私も♡この人の女になったわ、ゼーレ♡」
そう言って、ブローニャは衣服を脱ぎ捨てる。
その眼前に晒されたブローニャの裸体を見て、今度はゼーレが絶句した。
「ブローニャ、あんた、それ……」
そこには、以前にも増したタトゥーやピアスが散りばめられた、変えられた女の身体があった。
無造作に胸や腹、膣、太ももをグニグニと揉みしだかれながら、ブローニャは男にしなだれかかる。
「私も、この方に、変えていただいたの♡ああっ♡」
陰唇やクリトリスにも付けられた銀のピアスを弄ばれ、身悶えするブローニャ。
「俺達の愛の証だよなぁ?ブローニャちゃん」
「ええ♡そうね♡ん、オ゙ォっ♡」
後ろから抱え上げられ、そのまま極太のチンポを挿入されると、ブローニャは咆哮のような喘ぎ声を上げた。
「ん♡オ゙ッ♡オ゙ッ♡これッ♡イイ♡あっ♡あっ♡あっ♡」
ジュプジュプと粘っこい愛液を泡立たせながら繰り返されるピストンに、ブローニャはされるがままに喘ぐ。
もはや、その目にゼーレは写っていない。
「ブロー、ニャ……ん♡」
そんなブローニャの痴態に、ゼーレは無意識に腰を揺らめかせる。
「へへ、いいね、愛しのブローニャちゃんが肉便器になってるとこ見ながら、俺達も愛し合おうぜ、ゼーレ」
その誘いに、ゼーレは反抗することもなく、男に再び密着し、深い口付けを交わす。
横目にブローニャのあってはいけない姿を視界に収めながら、腰を振りたくって快楽を追求する。
「ほっ、ほっ、ほっ、ブローニャちゃんも、マンコほじってもらいたかったら、わかってるよなぁ!?」
「あっ♡あっ♡あっ♡オ゙ォッ♡え、ええ!わかってる、わかってるわ♡なんでも、何でもするから♡情報も♡お金も♡なんでも出すから♡だからオマンコ♡オマンコほじくりまわして♡好きにして♡」
「お前はどうなんだよ、ゼーレ!このままじゃブローニャちゃんに負けちまうぜ!」
「好き♡好き♡ちゅ♡ちゅ♡ん♡あっ♡あっ♡あたしも♡なんでもする♡なんでもするから♡だからもっと♡もっとオマンコいじめて♡ゴミみたいにして♡」
「よしよし、いい子だな、ゼーレ、じゃあ今度、うちの奴らの童貞、全員筆おろしヤラせてやるからな、おっ、嬉しそうにマンコ締めやがって、嬉しいのかよ。全員卒業させるまで俺とのマンコ禁止だからな、がんばれよ」
「そうそう、あのカンパニーのトパーズ?って女、あの生意気そうな女だよ。ぶっとい太ももがうまそーなあの女。あいつも選ばれた女っぽかったからよぉ、今度はあの女とナターシャも呼んで、4つケツ並べてハメ比べしようぜ。おい、ブローニャちゃん、うまいことあの女、『選ばれた時間』に合わせて呼びつけとけよ」
「ああ、そうそう、表でも適当に男作っとけよ、ゼーレ、そしたら孕ませられるようになっからよ。うわ、嬉ションすんなって。そんなに俺に托卵してもらえんのが嬉しいのかよ?はは、いい子だな、よしよし、マンホジしてやるからな」
「お、そりゃいいな、おい、ブローニャちゃん、お前もだぞ、あのジェパード、って男なんかいいんじゃねえか?それかカイタクシャ?とかいう小僧とかなぁ。おいおい、マンコ締めすぎだっての、意外とカイタクシャは本命だったか?ええ?そら、ちゃんと落とせるように俺がマンコ躾けといてやらねえとな」
「ああ、
「うし、そろそろいっぺん天国見とくか、ブローニャちゃん。首締めながら、好きだよな?安心しろよ、『選ばれた時間』じゃ絶対死なねえからよ、だから加減なんかしねえからな、オラ!!イケ!イキ死ね!雌豚!!」
「ふぅ〜すっきりした、また頼むわ、ゼーレ」
「何伸びてんだよ、俺はまだまだこっからだからな、ブローニャちゃん。オラ、マンコ出せよバカ雌」
ある時を境に、ベロブルグの財政と下層の治安は悪化し始めるが、その原因を誰も把握することはできなかった。
そして、そんなことは銀河で繰り広げられる神々の戦いにとっては些細なことだ。
ゆえに、「普段」から逸脱するような変化だとはみなされず、人知れず、しかし確実に、ベロブルグの女たちは堕ちていっていた。