TSした転生女児、毒親のコネで違法なJr.アイドルになる・連載版 作:東口ゆゆ
「ごめんね、瑠璃ちゃん……ちょっともう、仕事を割り当てられなくなりそうで」
「……へっ?」
場所はいつぞやの事務所。
無事、痴女よろしくの変態露出行為をそこそこにターニャと逃げ出し、なんとかいつもの事務所に辿り着いた俺は社長に話があると呼び出され、開口一番そんなことを言われて頭が真っ白になっていた。
「な、なんでですか……?」
寝耳に水だった。
だって。
今まで、あんなに褒めてくれてたし、あんなに頑張ってたのに。
「いや〜……実はね、ホラ。瑠璃ちゃんが連れてきてくれたターニャ……あの子、ロシアで産ませた俺の娘なんだけどジュニアアイドルに興味あるらしくてね」
は?
「最近こっちに移住してきたものの、日本で母親が蒸発したから俺が引き取ってたんだけど……仕事用PCに入れてた瑠璃ちゃんの動画や写真が気に入ったらしくてね。自分もやりたいって聞かないんだよ」
は?
「瑠璃ちゃんと違って明るいし、あのビジュアルな上にえっちなことにも興味津々。NGなしっていうなら……まぁ、そっちとっちゃうよねぇ?」
「…………」
あまりにもな言い分に、暴れてやろうかとすら思った。
「二人雇えたら良かったんだけど、ウチも厳しいから……瑠璃ちゃんに全ブッパしてたからアレだけのお金払えてたけど、ターニャも抱えるなら話が変わってくるし……それに、正直NGはまだないけど、ところどころ持ち上げてやらないとメンタルのケアしないといけないこっちも気持ちが萎えちゃうんだよねぇ……ま、そういうことだからよろしく」
ポンっ、と。
あまりにあっけなく、クビを宣告された。
「あ、この間のデータは返すよ。ターニャでこれから色々やっていかないといけないからウチにはもう不要だしね」
足元が崩れていく、とはこういうことを言うのだろう。
ソファーに座っているはずなのに、やけに不安定に感じるのはショックのあまり、自分の平衡感覚が消失してしまったからか。
「……ま、まって…………」
「ん?」
よろけながら、部屋から立ち去ろうとする金平社長に縋り付く。
小さい身体で止められるはずもないのに、それでも社長は立ち止まって振り向いてくれた。
「な、なんでもしますっ……。あの、ほんとに、え、NGもなしで、なんでもやりますっ……だ、だから……っ」
「そうはいってもねぇ……。たしかに瑠璃ちゃんのポテンシャルは高いけど、他にイイ子がキたら事務所内での人気の奪い合いになっちゃうからねぇ……」
ターニャは確かに超のつく美少女だ。
しかも、俺とは全く違う系統の。
それでいて、あの溌剌さと性への頓着の無さ。
撮影で脱げと言われれば躊躇わないだろう。
まさに、ジュニアアイドルをやる為に生まれてきたような女の子だった。
「お、おちんちん……舐めますっ! 社長のも、みんなのもっ! あのっ、だから……クビは、クビだけは……っ!」
「……ん〜。困ったなぁ」
社長の中では、既にターニャを使ってどう売り上げていくのかを組み立てていたのだろう。
俺の主張に、困ったように眉根を寄せて考えこんでいた。
「……そうだな。じゃあ、コレできるかい?」
「うっ……!?」
俺の目の前に来た金平社長。
覚悟を示せと言わんばかりに、スーツのズボンのチャックを下ろしたと思えばソコから出てきたのは男性なら誰でも持っている、象徴とも言えるソレだった。
「そうだな。五分以内に射精させられたらターニャじゃなくて瑠璃ちゃんに仕事を回してあげよう」
勃起していないはずなのに、ソレは俺が今まで見た男性器の中で一番大きかった。
前世も含めてである。
しかも、コレをたった五分で射精させろと言う。
社長が早漏ならいいが、こんな賭けを持ち掛けてくるくらいだ。
きっと自信があるのだろう。
「ぅ……」
「ほら、そうやって躊躇う。そういうとこだよ、瑠璃ちゃん」
眼前に差し出された、未だふにゃふにゃのモノに顔をしかめていると、すかさず指摘された。
「できないならそれでいいよ。この件は終わりだね?」
「や、やり、ます……っ」
やらないワケにはいかない。
この五分間で、明日以降の生活がかかっているのだ。
「っ……ぅ……」
躊躇いながら、社長のモノを掴む。勃起していないソレは、未だふにふにと柔らかい感触だった。
まるでデカい芋虫のようで、感触は最悪である。
「ふっ……ふっ……」
すこすこ。すこすこ。
あまり時間はかけらない。一先ずは、皮にあたる部分を上下に擦ってみる。
本当にお金がなくて、渋々手コキ屋さんをやっていた時は大抵コレで射精させられたものだ。
その成功体験から、俺は金平社長と男性というものを少し舐めていたところがあった。
「……下手だなぁ、瑠璃ちゃん」
一分経過。
社長のモノは、射精どころか硬くなる気配すらない。
「な、なんで……っ」
「ヤケに手慣れてるなとは思ったけど、他が全然ダメだね。多分俺以外にも手コキしてあげたことあるんだろうけど、そのビジュアルの子に手コキさせてる征服感だけで射精させてただけか」
はぁ、とため息を吐く社長。
自覚はなかったが、確かに今まで手コキ屋さんに来る人は俺のような女児が好きな変態ばかりだった。
だからだろうか。金平社長は、あくまでチャンスとしてこの場を設けてるだけであって、俺のようなビジュアルが良いだけの女児だけでは興奮材料にならないのだろう。
「自分のビジュアルが特筆すべきものだからってソレにかまけて努力できないジュニアアイドルの寿命は短い……ターニャでさえ、相手を喜ばせる為になんでもするってのに君ときたら……うぉっ!」
ぱくっ♡
俺の頭上でツラツラと説教おじさんと化した社長の言葉を無視して、意を決して目の前のモノを咥え込む。
初めての経験だった。今まで、絶対にやるもんかと決めていたフェラ。
誰が好き好んで男のちんこなんて咥えたがるかとずっと思っていたが、背に腹はかえられない。
これで、コイツをここで落とすしかない、のだが……。
「ん、んぐっ……!」
「ここまでしてくれるのは意外だけどね。……君の小さな口で収まるかな」
ようやく。ようやく口の中で存在感を放つおちんぽが少しずつ硬くなってきていた。
そこまでは良かったが、だんだんと膨張し始め、あっという間に口の中を埋め尽くす大きさまで勃起したおちんぽが、俺の口内を蹂躙する。
「んぶっ!?」
「はは、顎外れたらごめんね」
鼻でギリギリ息はできるが、顎が外れそうなくらいまで大きくなったモノに既に限界ギリギリだった。
舐めるどころではないし、動くこともできそうにない。
それなのに、金平社長は俺の頭を掴むと強引に腰を俺の顔まで押し付け始めた。
「んぶっ!? んーっ!?」
「お〜。ガキの口まんこあったかいな……ターニャより素質あるかもな」
口の中の唾液が潤滑油になって、滑りが良くなったのもありゆっくりとストロークが始まる。
頭を押さえつけられては、逃げ場もなくただオナホのようにおちんぽを口で締めるくらいしかできることがなかった。
「んぐっ♡ んーっ♡ んーっ♡」
「お、お、お……結構良いね。期待してなかったけど、精液捨てるゴミ箱くらいの価値はあるか」
ゆっくりと腰を引き、ゆっくりと腰を押し込んでくる動作。
ただそれだけなのに、口の中を犯されているようだった。
喉の奥まで侵入してくる男根に、息もところどころ途絶えそうになる。
「美少女のひょっとこ顔、面白いな〜。鼻水も垂れて恥ずかしくないのかな?」
「んぼっ♡ んごっ♡ ん゛ん゛ーっ♡♡」
上から見下ろしてくる社長の視点だとあまりに不様な顔を晒しているのだろう。
サディスティックな笑みを浮かべながら、徐々にストロークの速さが増してきていた。
「ん゛っ゛♡ ん゛っ゛♡ んぼぉっ゛♡」
「ほっ、ほ、ほっ。いいね、イマラチオは男側との呼吸合わせないと気持ちよくないからね。自分は口まんこで奉仕するメスで、相手を喜ばせる為に精液吐き出されるタンクの自覚を持たないとちゃんとできないよ!」
社長の言葉なんて、既に頭に入ってこなかった。
容赦ないガン突きに、喉の奥が圧迫されて酸素が届かない。
本当にただのオナホ口まんこと化した俺を、ただ性処理の道具のように雑に扱い、あろうことか自慢の髪の毛を、後頭部を掴んで思いっきり根元まで挿入したかと思えば。
「お、お、……射るっ!」
びゅるるるるるるるるるるるっっ♡
びゅるるるるるるるるるるるるるるっっ♡
過去、そこそこの人数の射精してきた俺でも引くほどの量が吐精された。
粘つく、イカのような生臭い体液が喉の奥に直接注がれるあまりに不愉快な感覚。
精液で溺れるなんて、産まれて初めての最悪な経験。
「んぐっ゛♡ んぐっーーーー♡♡♡」
死ぬ。死んでしまう。
地上で精液飲んで溺れ死にそうになるなんて間抜けなことをしでかしてる俺は、足をバタつかせて抗議するも大人の力で頭を押さえつけられては足掻くのも無駄な抵抗だった。
「……ふぅ。意外と良かったよ」
「つぅえ!? げほっ! えほっ!」
おしっこを済ませたかのように、ぶるりと一際大きく身震いした社長が吐精を終え、ようやく頭を解放してくれた。
「うーん。でも残念だな……十分もかかってるようじゃ、賭けは瑠璃ちゃんの負けかな」
「げほっ、おぼっ!」
時計を見る余裕もなく、口の中に広がる精液の味と粘液を生理現象で吐き出そうとしていたが。
時計の針は無情にも、十分経過していることを告げていた。
「わかったろ? 今の時代はビジュアルだけじゃあ厳しいんだよ。ターニャみたいに土俵に上がってこれる人材が出たら消えるのは一瞬さ。……瑠璃ちゃんじゃないとできないって強みがないと、ウチが囲うには難しいかな」
「そ、そんな……」
どうしようもない。俺は所詮、雇われているだけの身分だ。
経営者がNOと言えば、捨てられるだけの無力な子供だ。
「それじゃ、ターニャには上手いこと話しておくから帰っていいよ。お疲れさん」
「あっ……」
そう言って、今度こそ踵を返して社長はその場から立ち去った。
残るのは仕事がなくなった、明日生きるにも苦しい一人の女児だけだった。
……股間の洪水を努めて無視しながら、俺は帰路に着くしかなかった。
⭐︎
「どうしよう……どうしようどうしよう……」
事務所を出て、家に帰る気にもなれず一人近所の公園のブランコで黄昏る。
ターニャは結局あの場に置いてきた。俺がクビになるキッカケになったし、どんな顔して会えばいいのかわからなくなったからだ。
暗雲。
今まではビジュアルだけでやってこれた。多少流されることもあったが、売れる為の努力をしていたかと言われれば確かに怪しいと自分でも思う。
そこにターニャという上位互換が現れたら、それに食い尽くされるのは至極当たり前のことだった。
「…………けっきょく、甘えてただけなのかなぁ……」
ブランコに乗って、ギコギコとスカートの中が翻るのも気にせず漕ぎ続ける。
空が青いなぁ、と。
自分の心境に全くそぐわない晴天に怨みさえ芽生えてしまいそうだった。
「…………くぅぅぅぅ」
考えれば考えるほど詰みの状況に頭を抱えてしまうが、それ以上になんだか段々腹が立ってきた。
ターニャはともかく、経営者陣は好き勝手やりすぎではないか。
アレだけ撮影しておいて、持ち上げて、これからやっていこう! って思った瞬間に梯子を外されたのだ。
撮影のお金を当てに生きてるなんて相手も知ってるハズなのに、こんな美少女が路頭に迷うとか思わないのか。
そう考えたら、絶望よりも苛々と怒りが積み重なって腹の奥から湧き出てくる。
「……見返したい」
そう、アイツらにぎゃふんと言わせてやりたい。
すみませんでした。戻ってきてください。と土下座させながら言わせたい。
あわよくば、ターニャほどの美少女を手ごめにして好き勝手やるのだ。
金平社長……いや、もう金平でいいな。
あの成金金平の目の前で、ターニャを奴隷にでもなんでもして、好きにしてやるのだ。
それには力。力がいる。
俺は今、お金がなければ権力もない。
持っているのはこのビジュアル一本。
だが、最強の一本だ。
自分自身を売り出す方法なんて、それこそあの母を見てきた俺だ。
手段を選ばなければ幾らでも方法はある。
「後悔、させてやる……っ!」
そうと決まれば、いつも優柔不断な俺だったが怒りに裏打ちさせた行動力で事務所から貰った本日付けで解約されるであろうスマホに番号を打ち込んだ。
今日中にアポイントを取らなければ今後の動きがかなり難しくなる。
電話する相手は。
PLLLLLLLLL。
ガチャッ。
『もしもし。……誰だね?』
電話に出たのは、以前イメージビデオ撮影の視察に来ていた八雲重役だった。
「おひさしぶりです。……瑠璃です」
『おお、瑠璃ちゃんか。知らない番号だったからびっくりしたよ』
以前、本気オナニーを中断させられた気まずさはあったものの、本人から直接名刺を貰っていたのだ。
これを活用しない手はない。
「あの……、お忙しいのをしょうちなのですが、今からお会いできますでしょうか」
「ははは、大人みたいな言い回しをするね。……当然いいとも。瑠璃ちゃんの為なら、時間くらいいつでも作るよ」
八雲重役とは、一度仕事を見てもらっただけだが謎の高評価である。
だが、渡りに船。藁をも掴む勢いだ。
正直な話、相手も忙しい身なのが察せられるので拝み倒して会う機会を作ろうと思っていたのだがまさかの二つ返事である。
「今から名刺に書いてあるウチの事務所に来れるかな? ちょっと忙しいからね、一時間くらいなら話を聞いてあげられるよ」
「……よろしくおねがいします。今から向かいます」
プツッ。
電話を切ると、無機質な音が虚しく響く。
だが、これは幸先が良い。
なんとしてでも八雲重役を利用して、ここから這い上がるのだ。
待ってろよ金平。待ってろよターニャ。
目にものを言わせてやるからな!