TSした転生女児、毒親のコネで違法なJr.アイドルになる・連載版 作:東口ゆゆ
終わったかもしれんね、コレ。
「あ……あぁ〜……なんでわたしはあんなことを……」
今日も今日とてTS女児は、日々の勉学に励むべく小学校の教室の片隅で先生の授業を上の空で聞き流しながらこの間のイメージビデオ撮影での一件を猛省していた。
思い返すだけで恥ずかしすぎて死にそうになるし、終わってからあんなところでオナニーしてたのもヤバいし、あまつさえお尻の開発にまで着手し始める始末。
終わりやね、もう。
……ただ。あの後、金平社長が自宅に来て何事かと思ったらある物を渡された。
「瑠璃ちゃん、スマホ持ってないだろう? 事務所で契約してるから好きに使っていいよ」
それは、スマートフォンだった。しかも最新機種。
今まで撮影の連絡は事務所のスタッフがわざわざ出向いてくれるか、郵送で場所・日時を記した書類を届けてくれるかのどっちかだったのだが流石に手間だと感じた金平社長が手配してくれたのだ。
「ただし、一つお願いがあるんだけど……SNS運用してくれないかな? 今後のイメージビデオや写真集発売の宣伝したいからさ」
ドキッとした。
もしや、あの完全アウトなイメージビデオを世に出す気かと思ったが、ちゃんと健全なヤツを発売するらしい。それでもR17.5くらいの代物らしいが。
じゃああの撮影はなんだったんだとか、流されるままだった俺も悪かったとはいえ、あの事務所や業界の闇がチラ見えしてて俺が踏み込むにはあまりに怖すぎた。
しかし、撮影が終わった後に口座に振り込まれた金額は目を見張るものだった。
見たことのない桁だったのだ。
俺一人なら豪遊しても半年は余裕で暮らせるくらいには。
「ん〜……」
イメージビデオの撮影の一件以来、仕事の音沙汰はない。
正直このままフェードアウトするのも手かと考えたが、あれだけの収入が入るのなら続けてもいいのかもしれないな、と軽い気持ちで考えてしまう。
「……なぁ、長谷川」
「んぇ?」
これからどうするかを色々考えていたら、不意に声を掛けられた。
いつの間にか授業が終わっていたらしい。
俺に声を掛けてきた人物はいつもの悪ガキくんだった。最近知ったが、田中というらしい。
「いつものしてくれよ」
「……うん」
そう言って、俺の手を強引に引っ張る田中。
俺に拒否権はないが、もう少し優しくしてほしいと思うのは同級生に求めすぎだろうか。
「な、なぁ、はやく」
「……ちょっとまってね」
そして、いつもの閉鎖された屋上の踊り場に到着する。
相変わらず埃っぽいし雑多に荷物が積まれていて死角も多いこのスペースは隠れるのに最適な場所だった。
ここに連れられるや否や、慣れた様子で自分の短パンを下着ごと脱ぎ捨てる田中。
顕になるのは可愛らしいおちんちんだった。
……いや、可愛らしくはないな。皮被ってるけど勃起してるし。
「んぇ……」
「う、うぉ……」
毛も生えそろっていない、皮に引き籠ってる小さなおちんちんの上から唾液を垂らす。
それを見た田中は少し驚いた様子だったが、構わず続けることにした。
ぬちょっ♡ ぬちょ♡
「こうするとね、すべりがよくなるんだよ」
「ん、ぉ……っ」
おちんちん全体に唾液を満遍なく塗りたくり、余すことなく丁寧に触れていく。
それだけで田中はなす術なく女の子のような声を上げるのが少し面白かった。
「かわ……いたい?」
「い、いたくなくなってきた……っ」
日頃からこういった行為に及んでいると、好奇心からこのおちんちんの皮がいつの日か、ずる剥けになったら面白いなと魔が差したのだ。
伸縮する皮をぬちょぬちょ♡ と上下に扱いてやると、中の肉棒への刺激になるのか、腰を無意識にビクビクさせてるのがわかる。
「だしていーよ」
「ぅ、っう〜……!!」
ぴゅるっ♡ ぴゅるるるっ♡
いつものことながら、余りに呆気なく吐精した小さなおちんちん。
射倖感にまだ慣れないのか、はたまた賢者タイムが訪れたのか、射精後数分間は呆けているのが通例だった。
「おわったからいくね」
「っあ……ま、まて!」
手に付いた精液をハンカチで拭って立ち去ろうとすると、反対側の手を掴まれて呼び止められた。
「……なに?」
「あ、あのさ……っ」
言い淀む田中。
だが、これもいつも通りだった。
「いつもいってる。やだ」
「た、たのむよ……」
主語がないが、言いたいことはわかる。
手コキで抜いてあげたあの日から、コイツは快楽を知った。
そして、その更に先が興味あるらしい。
つまり、だ。
「せっくすはしない」
「っ……!」
ヤらせろと言っているのだコイツは。
絶対嫌である。譲歩して手コキしてあげてるだけでもかなり優遇してやってると思うのだが、田中は納得できないらしい。
性を覚えたこの年齢の男児に自制しろというのも酷な話ではあるが。
「……いいのかよ。先生におまえがやってること全部はなすぞ」
最初にその台詞で脅されていたら従った可能性が一割くらいあったが、残念ながらそれは無理な話だった。
「いいよ、言っても。……ただし」
ぱしっ、と手を払いのけ、懐から取り出したるは最新のスマートフォンだった。
「さっきの全部撮影したから……もし先生に言ったら田中くんのお母さんにこれ見せるね」
「は、な、……い、いつのまに……! おい! けせっ!」
液晶に映るのは、田中が手コキで射精するまでの一部始終だった。
なんならさっき俺を脅そうとしたのも撮ってある。
こういう事態に備えて逆に脅し返す為の保険は取っておくべきだったからだ。
「いや。……手コキだけですませるなら、誰にも見せないけど。どうする?」
「っ……! くそっ!」
どうにもならないだろう。
ふはは、所詮はガキよ。大人の知恵を持つTS女児の前では赤子も同然だった。
悪態をついて、悔しさに顔を真っ赤にした田中が階段を転がるように下っていき、最後に俺を睨み付けてきた。
「ばーかばーか! このへんたいおんな!」
脅してセックスしようとする方も大概だけどな。とは心が大人なので黙っておいてやった。
こうして俺は、田中との勝負に完全勝利したのだった。
⭐︎
「ん〜……」
スマートフォン。今回はコレで助かったし、今後もないと非常に不便なので金平社長に言われたSNS運用はしておくべきだろう。
そう思ってひとまずアカウントを作ったのだが、特に書くことがなかった。
前世でもSNSなんてロクに使っていなかったのもあって、こういうのにはてんで疎い。
詳しそうな友達もいないし、手探りでやっていくしかないのでとりあえずSNSを開いて同業者……つまりは同じジュニアアイドルとして活動してる女の子のアカウントをざっと眺めていく。
「ほうほう。ほうほう」
眼福だった。
しかも、結構キワドイ。
え、大丈夫かこれ? っていうようなヤツもたくさんある。
水着はデフォ。局部に絆創膏だけ貼り付けた子や、逆バニーなんて裸より恥ずかしい衣装を着てる同業者がたくさんいた。
「……わたしの評判ってどうなんだろ」
ふと、思い立ったのは自分の世間からの評価である。
承認欲求なんてこのビジュアルで生まれてから消え去っていたが、ふと思い出してしまうとムクムク育ってしまうのが世の常。
試しに芸名の「るり」でサーチをかけてみると、出るわ出るわ、俺への賞賛の嵐。
○マジでかわいい
○天使が現れた
○こんなにかわいくてえっちってマジですか?
○細い。もっとごはん食べて
○儚げなのがすごくいい
○病弱そう。気も弱そう
○組み敷いて犯したい
一部過激なのがいたが、概ねこんな感じだった。
これは気分が良い。
自分のビジュアルなんて褒められ慣れていたが、こうまで不特定多数に崇め奉られると調子に乗ってしまう。
「……自撮りとか、あげてみようかな……」
そうだ。他のジュニアアイドル達もやっていた。
普段の姿や、ちょっとエッチな写真や動画を上げて、新たな供給を増やすのだ。
ファンが増えればその分仕事も増える。
お金はあるのでしばらくは大丈夫だが、それも永遠に続くわけではないのだから稼げるうちに稼げる動線を作っておくべきだ。
「…………こ、こう?」
そして。
試しに、インカメで写真を撮ってみる。
スマホに映し出されたのは、完全無欠の美少女の半笑いだった。
「自分が美少女すぎる……」
明らかに撮り慣れてない自撮りなのに失われない美少女性ってなんだよ。
謎に愛嬌すらあって恐怖を覚えてきた。
だが、可愛いのでそのままSNSにアップしてみることに。
すると。
○これ、るりちゃんじゃね?
○まじか
○本人?
○本人っぽいな。写真集にも載ってない
○自撮りか?
○半笑いなの可愛いな
次々と鳴り響くアラーム。
SNSに失敗した自撮りを上げただけなのに、その美少女性一つでバズというものを経験してしまった。
「……き、きもちいい〜♡」
オナニーしてる時と同じくらい脳内麻薬が分泌されている気がする。
あっという間にいいねの数が増えていく。
その数字を見ていると、たまらなく優越感というバケモノが育っていくのを感じていた。
「もっと撮ろうかな……」
パシャッ。パシャッ。
色んな角度から自分の顔を中心に撮ってみる。
……どの角度から撮っても完全無欠の美少女だった。比喩表現ではなく。
そしてそれを即アップロード。
○本物じゃん!
○マジかよ!
○祭りだぜ!
○全部の写真美少女ってマジでなに?
○誰かこの写真印刷して連れオナしません?
○ぶっかけたい
「っ〜〜〜♡♡♡」
承認欲求が爆発した瞬間だった。
顔も知らない不特定多数にこれでもかと褒めちぎられ、同業者である他のジュニアアイドルですら日々努力してSNSの運用を駆使してフォロワーを増やそうとしているところに放られた爆薬のような俺。
話題性も、今までの努力も全て顔がイイというそれだけで全て掻っ攫っていくような事態に興奮していた。
「今日のおかずはこれで決まり、かな……♡」
いいな。コレはイイ。
沼にハマりそうだった。
ぜひこの興奮を肴にオナニーしたい。
何か良いことがあったらオナニーする習慣が付いてしまった悲しき俺だった。嫌なことがあってもオナニーするけど。
「…………んぅ?」
いそいそと自宅で服を脱いでSNSの俺を賞賛する言葉を使っていざオナニー! と思っていると、気になる呟きがあった。
○これ、乳首じゃね?
○んなわけ
○……マジじゃん
○緩いシャツの隙間から見えるね。多分これは乳首
○乳輪結構デカめなんだね
○早く保存しろ。消されるぞ
「…………はっ?」
サァッ、と血の気が引いた。
すぐに写真を確認するべく、適当に撮影してロクに確認もせずアップロードした自分のタイムラインを遡っていくと……あった。
バズりまくってる自撮りの中、一際伸びが凄まじいものが。
「あわ、あわわわわわわわわわ」
写真を見てみると、確かにそこには上から自撮りしたアングルで、部屋着だったが故に緩いシャツの胸元がガッツリ見えていた。
しかも、間の悪いことに現在ノーブラである。
そうなるとシャツの隙間から見えてくるのは必然的に、コンプレックスである大きめの乳輪に、ピンッ♡ と勃起した乳首だった。
一分毎にイイネが爆発的に増えていく。
マズイ。これはマズイ。
恥ずかしいとか言ってられない。
こんな恥を一生ネットに残すなんて嫌だ。
そう思った俺は、即座にSNSに件の自撮りを削除した。
そして、それが悪夢の引き金だった。
「えっ……なっ、なんでぇ……なんで増えてるのぉ……」
○消されたわ
○消されたってことはマジ?
○ジュニアアイドルの乳首解禁!?
○誰か貼れよ
○ほらよ URL○○○○
○消したら増えるはガチ
消したはずなのに、すぐに誰かのアカウントで俺の痴態が晒されていく。
泣きそうだった。ていうか泣いた。
こうして、初めてのSNSは乳首と乳輪を解禁し、万バズと引き換えに尊厳を失うこととなったのだ。
このあと悲しくてめちゃくちゃオナニーした。