梅の花が散り始める頃、梅花園の廊下でシュンは深いため息をついた。百七十四センチの長身が、疲労のせいか少しだけ小さく見える。黒く長い髪を揺らしながら、彼女は窓辺に寄りかかり、中庭で遊ぶ子供たちをぼんやりと眺めていた。
「あら、先生。お迎えですか?」
振り返った彼女の黄緑色の瞳が、いつもの柔らかな光を宿している。それでもその奥には、隠しきれない疲れの色があった。
──シュン、少し顔色が良くないな。大丈夫か?
「ふふ、先生はよく見ていらっしゃいますね。……実は、少しだけ悩みがありまして」
彼女は近くの椅子に腰を下ろし、そっと膝の上で手を組んだ。バクの耳がわずかに垂れ、青いグラデーションのヘイローが静かに瞬いている。
「梅花園の子供たちのことは、もちろん大切ですし、教官としての仕事にもやりがいはあります。でも、毎日毎日、子供たちの面倒を見て、授業をして、時には悪戯を叱って……」
シュンはそこで言葉を切り、恥ずかしそうに微笑んだ。
「たまには、私も誰かに甘えたくなるんです。お姉さん役ばかりでは、少し疲れてしまいますね」
──それなら、気分転換にどこか出かけないか?
「……温泉、でしょうか」
彼女は少しだけ目を輝かせた。
「山海経の郊外に、良い温泉宿があるんです。玄武商会のルミ会長から教えてもらいました。子供たちには内緒で、こっそりと」
そう言うと彼女は立ち上がり、いたずらっぽく口元に指を当てた。
「せ・ん・せ・い? たまには悪い子になって、一緒にサボりませんか?」
♡
温泉宿は山あいの静かな場所にあった。木々に囲まれた古風な建物で、玄関には暖簾がかかり、ほのかに硫黄の香りが漂っている。
「かなり広そうですね。ルミ会長のおすすめだけのことはあります」
シュンは落ち着いた様子で暖簾をくぐり、帳場へと歩いていった。ところが。
「……あら?」
帳場の女将と二言三言交わした後、シュンの表情が少しだけ変わった。困惑というより、むしろ面白がっているような。彼女は振り返り、黄緑色の瞳をいたずらっぽく細めた。
「先生、どうやら予約の段階で少し手違いがあったようです。玄武商会経由で手配してもらったのですが……なんと、カップルプランをご予約なさったとか」
──えっ?
「うふふ。先生ったら、私とカップルになりたかったんですか?」
彼女は口元に手を当てて上品に笑った。からかうような口調だが、その目はなぜか楽しげだった。
「大丈夫ですよ、先生。せっかくですから、今日はカップルとして振る舞いましょうか。宿の人たちの手前、予約を取り消すのも申し訳ありませんし」
シュンは帳場に向き直り、「問題ありません、そのプランでお願いします」と伝えた。その立ち居振る舞いはあくまで優雅で、さすが梅花園の教官といった貫禄があった。
「さあ、お部屋に行きましょう。お荷物は私が持ちますよ」
彼女はそう言うと、こちらの荷物まで持とうとした。その身長百七十四センチの身体は確かに頼りになるが、今日は彼女に甘えさせるために来たのだ。
──今日は俺がやるよ。シュンはゆっくりしていて。
「……あら」
彼女は一瞬息を呑み、それからくすりと笑った。
「先生にそう言われると、なんだかくすぐったいですね。……では、お言葉に甘えましょうか」
♡
部屋は和洋折衷の落ち着いた造りだった。畳敷きの居間に低い卓が置かれ、奥には広縁が面している。窓の外には、竹林と小さな滝が見えた。そして何より、この部屋の目玉は内風呂から繋がる露天風呂だ。岩を敷き詰めた湯船からは湯気が立ちのぼり、硫黄の香りが部屋中に広がっている。
「素敵なお部屋ですね……。ふふ、カップルプランも悪くありませんね」
シュンは窓辺に立ち、外の景色を眺めながら言った。黒く長い髪が肩から背中へと流れ、窓から差し込む夕陽が彼女の横顔を柔らかく照らしている。
「今日はどうぞ、私のことは気にせずに。むしろ、先生が楽になさってください。いつも頑張っていらっしゃるんですから」
──今日はシュンが甘える番だろ。
「もう〜、先生はそうやってすぐ私を甘やかそうとするんですから」
彼女は振り返り、少しだけ頬を染めた。普段は子供たちを甘やかす立場の彼女が、逆の立場になることに照れているようだった。
「でも……せっかくのカップルプランですから。たまには、私も甘えさせていただきますね」
彼女はこちらの隣に腰を下ろし、少しだけ距離を詰めて座った。百七十四センチの長身が、こうして近くにいると意外なほど華奢に感じられる。
「先生、肩が凝っていらっしゃいませんか? 今日は私が揉んでさしあげます」
シュンの細い指が、そっとこちらの肩に触れた。梅花園で子供たちをあやすその手は、意外なほど力強く、的確に凝りをほぐしていく。
「どうですか? 気持ちいいですか?」
──すごくいい。シュンはマッサージも上手いんだな。
「ふふ、子供たちに肩揉みをねだられることが多いんです。みんな、私がやると気持ちいいと言ってくれますよ」
彼女はそう言いながら、ゆっくりと首筋から肩甲骨のあたりまで揉みほぐしていく。その手つきは優しく、それでいて確かだった。
「先生の背中、ずいぶん張っていますね。毎日、本当に頑張っていらっしゃるんですね……」
彼女の声が少しだけ掠れる。教官としての立場を少しだけ脱ぎ捨て、ただ一人の女として、先生の疲れを案じているようだった。
「……今日は、私が先生を癒します。だから、どうぞ遠慮なさらないでくださいね」
♡
夕食は部屋食だった。カップルプランというだけあって、料理はどれも見目麗しく、山海経の海の幸と山の幸がふんだんに使われている。舟盛りの刺身、陶板焼きの牛肉、湯葉のあんかけ、そして地酒の冷酒。
「まあ、なんて豪華なんでしょう。カップルプラン、侮れませんね」
シュンは目を輝かせ、一つ一つの料理を丁寧に味わった。彼女の箸使いは優雅で、食事の仕方にも教官としての育ちの良さが滲んでいる。
「先生、これ、とても美味しいですよ。はい、あーん」
彼女は牛肉の陶板焼きを箸で摘まみ、こちらの口元に差し出した。その仕草は普段梅花園で子供たちに食事を与える時のようで、しかしその目は明らかにからかうような色を宿している。
──子供扱いするなよ。
「うふふ、先生だって私から見れば、十分甘えさせたい相手ですよ。ほら、冷めないうちに」
口を開けると、彼女はそっと牛肉を差し入れた。噛み締めるたびに肉汁が溢れ、舌の上でとろける。
「いい子、いい子。よくできました」
シュンは嬉しそうに微笑み、自分のグラスに冷酒を注いだ。彼女はかなり酒に強いらしく、杯を重ねても顔色ひとつ変わらない。むしろ、ほんの少しだけ口元が緩んで、いつもより饒舌になっているようだった。
「実はですね、先生。私、こうやって誰かとお酒を飲むのは久しぶりなんです。梅花園では教官としてしっかりしなければいけませんし、誰かに甘えることなんて、ほとんどありませんから」
彼女は少しだけ遠くを見るように、窓の外の闇に目を向けた。
「でも、今日は違います。先生の前では、少しだけ素の自分を見せてもいいでしょうか」
──もちろん。むしろ、そうしてほしい。
「……ありがとうございます」
彼女は静かに微笑み、そしてそっとこちらの肩に頭を預けてきた。
「こうしていると、なんだか安心します。先生の体温、とても心地いいです」
♡
食後、二人で露天風呂へ向かう。
「カップルプランですから、混浴も当然ですよね? うふふ」
シュンはそう言って、浴衣の帯に手をかけた。するりと布地が落ち、露わになったのは長身に相応しい均整のとれた裸身だった。百七十四センチの身体は無駄がなく、それでいて女らしい曲線をきちんと描いている。豊かな胸は重力に逆らって形を保ち、くびれた腰、伸びやかな脚。黒く長い髪が、白い背中を隠すように流れ落ちていた。
「あら、先生。そんなに見つめられると、さすがの私も少し恥ずかしいですね」
彼女はそう言いながらも、隠そうとはしなかった。むしろ、ゆっくりと全身を見せつけるように、露天風呂への扉を開ける。
「さあ、参りましょうか」
湯気の立ちこめる岩風呂。硫黄の香りが濃く立ちこめ、露天の向こうには竹林と星空が広がっていた。月明かりが湯面を照らし、銀色の光の筋を作っている。
二人で湯に浸かる。熱い湯が全身を包み込み、一日の疲れがじんわりと溶けていくようだった。
「気持ちいいですね……」
シュンは湯に肩まで浸かり、深く息を吐いた。髪をまとめ上げた白いうなじに、汗か湯気の水滴が伝っていく。
「先生、背中を流しましょうか? こういう時は、カップルらしくしてこそですから」
彼女は立ち上がり、手桶にお湯を汲んだ。裸のままの彼女の肢体が、月明かりの下ですべて晒される。豊かな胸の先端は、硫黄の湯と外気の温度差に硬くしこり、その下の腰の曲線がなだらかに広がっていた。
「さあ、こちらに背を向けてください」
彼女の細い指が、石鹸の泡をたっぷりと含んだタオルで背中を這いまわる。その手つきは優しく、それでいて少しだけ熱を帯びていた。背中から肩へ、肩から腰へ。泡の感触と彼女の指の感触が混ざり合い、身体の芯から熱が込み上げてくる。
「……先生」
不意に、シュンの動きが止まった。彼女の指が、こちらの背中をなぞったまま、微かに震えている。
「私、今日はとても楽しいです。こんなに誰かに甘えていい日は、久しぶりで」
彼女はそっと背後から抱きついてきた。泡でぬめる豊かな胸が背中に押しつけられ、彼女の心臓の鼓動が伝わってくる。
「少しだけ、こうさせてください。誰にも言えない、私のわがままですから」
──わがままじゃない。俺だって……
「……先生?」
彼女が顔を上げる。その黄緑色の瞳は潤み、不安と期待が入り混じっていた。
振り返り、彼女の肩に手を置く。百七十四センチといえば自分よりも少し高いくらいの目線。顔が近づき、互いの息が触れ合う。
「……いいんですか?」
シュンは小さく呟き、そっと目を閉じた。
唇を重ねる。硫黄の味と、彼女自身の味。柔らかく、熱い、大人のキスだった。彼女の舌が遠慮がちに差し込まれ、泡でぬめる身体がぴったりと密着する。
「……ん……ふ……」
長いキスが終わると、シュンはうっすらと目を開け、照れくさそうに微笑んだ。
「先生、ずいぶん大胆ですね。でも……嫌じゃありません。むしろ、もっと……」
彼女はそう言って、こちらの手を取った。そして自分の胸へと導く。
「触って、いただけますか。先生に触れてほしいんです」
♡
露天風呂の岩場に腰掛けながら、二人は何度もキスを交わした。シュンはもはや教官の顔をしていなかった。ただ一人の女として、甘え、求め、欲しがっていた。
「私、こんなふうになれると思っていませんでした。先生は私を、ただの教官じゃなくて……一人の女として見てくれるんですね」
彼女の手が、そっと湯の中でこちらの肉茎に触れた。すでに硬くそそり立ったそれは、彼女の細い指の中でどくどくと脈打っている。
「すごく熱くて、硬い。先生も、私と同じ気持ちでいてくれてるんですね」
──シュン、いいのか?
「ええ。こんな日を、ずっと待っていたのかもしれません。誰かを守るだけじゃなくて、誰かに守られる日を」
彼女はそう言って、ゆっくりと湯から上がった。岩場の平らな場所に敷かれたバスタオルの上に横たわり、両腕を広げる。
「来てください、先生。恥ずかしいけれど、これが今の私の正直な気持ちです」
百七十四センチの裸身が、月明かりの下で広がっている。豊かな胸、くびれた腰、長い脚の間にある黒い茂みは湯に濡れて妖しく光っていた。
「優しくしなくていいですよ。私、教官だから……多少のことには耐えられますから」
彼女は少しだけいたずらっぽく笑い、そして真面目な顔で付け加えた。
「でも、できれば……ずっと、抱きしめていてほしいです」
♡
彼女の両脚の間に入り、亀頭を秘裂にあてがう。湯上がりの肌はしっとりと濡れ、その熱は驚くほどだった。愛液がトロトロと溢れていて、先端をぬめる。
「……きて、ください」
♡ ぬぷぅぅぅ……!♡
「あ……っ、はぁ……!!」
シュンの背中がバスタオルの上で反り返る。彼女の膣内は熱く、狭く、それでいて驚くほど柔らかく侵入者を包み込んだ。彼女はぎゅっと目を閉じ、両手でこちらの背中にしがみついてくる。
「せんせ……これ、すごい……全部、入ってます……?」
──まだ少しだけ。
「……まだあるんですか?」
彼女は少し驚いたように目を見開き、そしてこくりと頷いた。
「いいですよ。全部、私の中に」
♡ ずぷんっ……!♡
「ああっ……!!」
根元まで沈み込むと、シュンは深く息を吐き、全身の力を抜いた。膣壁が肉茎の形をなぞるようにひくひくと震え、彼女の胎内が熱く締めつける。
「……気持ちいいです。私、こんな感覚、初めてで」
彼女はうっとりと呟き、こちらの頬に手を当てた。
「動いて、いただけますか。先生の好きなように」
♡ ぬちゃ……ずちゅ……ぬぷんっ……♡
「ん……っ、あ……!」
最初はゆっくりと。彼女の反応を確かめながら。抽送のたびにシュンの口から甘い声が漏れ、湯気の立ちこめる露天に響き渡る。
「あ、あ、あ……! 先生、気持ちいい……!」
♡ ぐぽっ……ずちゅんっ……ぬぷぷっ……♡
「ひゃぅ……!!」
彼女は普段の落ち着いた口調をかなぐり捨て、ただ快楽に身を委ねていた。梅花園の教官としての仮面が剥がれ落ち、ひとりの発情したメスがそこにいる。
「……あ、あの、先生……私、おかしくなりそうです……!」
彼女の膣がぎゅうぎゅうと締まる。初めての絶頂が近づいているのだろう。シュンは涙を浮かべ、必死にこちらの身体にしがみついた。
「もう、イきそう……で……!!」
♡ ばちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ……!!!♡
「あ"……っ!! イく、イきます……!!」
彼女の膣が激しく痙攣し、大量の愛液が結合部から溢れ出した。シュンは声にならない声を上げ、全身を震わせて達した。
「……はぁ……はぁ……すごかったです……」
彼女は息を整えながら、うっとりと微笑んだ。
「でも、先生……まだ硬いですね。うふふ、もしかして私のこと、まだ足りませんか?」
──シュンこそ、もう大丈夫か?
「私は大丈夫です。むしろ、もっと欲しいくらいで」
♡
彼女は身体を起こし、今度は自らこちらの上に跨った。騎乗位の姿勢で、自分の秘裂に亀頭をあてがう。
「こういうのも、私からしてみたいと思ってました。教官ですから、たまには主導権を握らないと」
♡ ずぷぷぷ……ぬぽんっ……♡
「ん……っ!!」
彼女は自分から腰を下ろし、深く咥え込んだ。そのままゆっくりと腰を動かし始める。彼女の膣が上から肉茎を締めつけ、搾り取るような動きで上下する。
「あ……これ、すごく深い……自分で動くと、よくわかります……♡」
♡ ぬちゅ……ぐぽっ……ぬぷぷ……♡
「ん……ふふ、先生の顔、気持ちよさそうですね。私も、すごく気持ちいいです」
シュンは自分の胸を両手で支えながら、次第に動きを速めていく。彼女の長い黒髪が揺れ、汗の粒が飛び散った。
「あ、あ、あ……! 先生、私、また……!!」
♡ ばちゅんっ、ばちゅんっ……!!♡
「イく……イきます……!!」
彼女が二度目の絶頂に達すると同時に、こちらの射精も訪れた。
♡ どぷっ……どぷぷぷぷっっっ……!!!♡
「あ"……!! あつい……先生の、中に……!!」
膣奥に精液が注がれる感覚に、シュンはさらに大きく身体を震わせた。彼女は呆然と天を仰ぎ、何度も何度も小さく達し続ける。
「……はぁ……すごかった……♡」
彼女はそのままゆっくりと倒れ込み、こちらの胸に顔を埋めた。心臓の音が互いに聞こえるほど密着して。
「ねえ、先生。今日は朝までこうしていてもいいですか?」
──チェックアウトまで、ずっと。
「……うふふ。それはとても魅力的な提案ですね」
彼女は顔を上げ、いたずらっぽく笑った。
「でも、先生が朝まで体力がもつかどうか……お姉さんとしては少し心配です」
──そんなに舐められちゃ困るな。
「あら、言いますね。では……試してみましょうか?」
♡
露天風呂から室内に戻り、今度は布団の上で。
後ろからシュンを抱き、四つん這いの彼女をバックから貫く。彼女の大きな臀部がぶつかるたびに波打ち、長い黒髪がシーツの上で乱れた。
♡ ばちゅんっ、ばちゅんっ、ぐぽっ……!!♡
「あ、あ、あ……! 待って、さっきのまだ余韻が……!」
「……っ、ひゃぅん……!!」
あまりの気持ちよさに、彼女はシーツをぎゅっと握りしめ、何度も絶頂を繰り返した。教官としての威厳も、お姉さんとしての余裕も、すべて剥がれ落ちた雌の貌で啼き続ける。
♡ どぷっぷっぷっ……!!!♡
「……ん"……っ!!」
三度目の射精を注がれ、シュンはしばらくの間動けなかった。彼女はうつ伏せのまま、荒い息を繰り返しながら、そっと呟いた。
「……まだ、硬いんですね」
彼女は身体を起こし、驚きと歓喜の入り混じった目で、まだ射精していないかのようにそそり立つ肉茎を見つめた。
「先生は、本当にすごい方です。私、これ以上されたら壊れてしまいそうです。でも……」
彼女はそっと肉茎を両手で包み込み、頬ずりするように顔を近づけた。
「壊れるまでされるのも、悪くないかもしれません」
♡ じゅぷ……ぬちゅ……ちゅぱ……♡
「……ん……ふ……♡」
彼女は肉茎に口づけ、先端から根元まで丁寧に舌を這わせた。梅花園で子供たちに歌を教えるその口が、今は淫らに肉棒を咥え込んでいる。
「んぐ……じゅる……ぬぷっ……♡」
「美味しいかどうかはわかりませんが……先生の味、嫌いじゃないです」
彼女は口を離してそう言うと、今度は深く咥え込んだ。喉の奥まで。教官としての真面目さが、こんな場面でも発揮されているようだった。
♡ じゅぶっ、じゅるるる……!!!♡
「ん"……ぐ……っ!!」
♡ どぷぷ……びゅるる……!!!♡
彼女は喉を鳴らして精液を嚥下し、飲みきれなかった白濁を手のひらで受け止めた。それをじっと見つめ、ぺろりと舐めとる。
「うふふ。なんだか子供たちにおやつを与えるのと似ていますね。でも、これは私だけのご褒美です」
♡
その後も、二人は飽くことなく交わり続けた。
窓辺に彼女を立たせ、背後から月明かりの下で。座ったまま向かい合い、抱き合いながら。浴衣を着たまま、褊をずらして。体位を変えるたびに、シュンは新しい快感を覚え、そのたびに甘い声を漏らした。
「あ……もう、何度目でしょう……♡」
「先生、すごすぎます……私、脚が震えて……♡」
「でも、やめないで……まだ、もっと……♡」
彼女はもはや、梅花園の教官ではなかった。ただひとりの、恋に落ちた女だった。
♡ ぬちゃ……ずちゅんっ……ぐぽっ……!♡
「あ"……!! イく、またイく……!!」
♡ どぷっぷっぷっ……!!!♡
朝までに、彼女が何度達したかは数えきれない。彼女の胎内は何度も注がれた精液で満たされ、布団は汗と愛液と精液でぐっしょりと濡れていた。
「……先生」
窓の外が白み始めた頃、シュンは静かに口を開いた。彼女はこちらの腕の中で、まるで子供のように身体を丸めている。
「今日のことは、私の生涯の宝物です。誰にも言えない、私だけの思い出。うふふ、秘密が増えてしまいましたね」
──秘密?
「ええ。年齢の次は、これです。先生と夜を過ごしたこと。全部、私だけの秘密です」
彼女はそう言って、いたずらっぽく笑った。その顔にはもう疲れの色はなく、ただ穏やかな満足感だけが浮かんでいる。
「でも、もし……もしも、また同じように疲れてしまったら。その時は、またここに連れてきてくださいますか?」
──もちろん。いつでも。
「ありがとうございます、先生」
彼女は身を起こし、そっと唇を重ねてきた。それは昨夜の獣のようなキスとは違い、朝の光にふさわしい、優しく純粋な口づけだった。
「さあ、チェックアウトまであと少しですね。最後にもう一度だけ、カップルらしく過ごしましょうか」
彼女はそう言って、再びこちらの身体に身を寄せた。百七十四センチの長身が、今はただ愛おしくて、小さく見えた。
「せ・ん・せ・い? 最後まで責任、取ってくださいますよね?」
彼女の黄緑色の瞳が、悪戯っぽく光った。
♡ ぬぷん……♡
「……ん……♡」
最後の結合は、ゆるやかだった。激しさではなく、愛おしさを確かめ合うような。互いの体温を分かち合いながら、朝の光の中で静かに繋がる。
「先生、大好きですよ。教官としてじゃなくて、一人の女として」
彼女の囁きが、耳の奥で優しく響いた。
♡ どくん……どくどく……とろろ……♡
最後の一滴まで注ぎ込まれ、シュンは深い吐息とともにすべてを受け入れた。彼女の腹はわずかに膨らみ、溢れた白濁が太腿を伝って布団を濡らす。
「……うふふ。朝から大胆ですね、先生」
彼女はそう言って笑い、こちらの胸に顔を埋めた。
チェックアウトの時間まで、あと三十分。二人はただ抱き合い、名残惜しむように互いの体温を感じ続けていた。
「ご一緒に温泉に行けて、本当によかった」
シュンの最後の言葉は、それだけだった。短く、飾らなくて、それでいて心の底からの響きがあった。