シャーレの執務室に、ノックの音が三つ響いた。時刻はすでに夜の十時を回っている。来客を想定していなかったその時間に、扉の向こうから聞こえてきたのは、聞き慣れた落ち着いた声だった。
「先生。ヴァルキューレ公安局の尾刃カンナです。少々、お時間よろしいでしょうか」
扉を開けると、そこには制服姿のカンナが立っていた。百六十六センチの引き締まった身体に、ヴァルキューレ警察学校の白い制服がきっちりと着込まれている。首元にはネクタイが真面目に結ばれ、左腕には公安局の腕章。短く切り揃えられた黒髪はわずかに紫がかった光沢を帯び、赤い瞳はいつも通り冷静にこちらを見据えている。テンガロンハットのような形の独特なヘイローが、蛍光灯の下で静かに瞬いていた。
「夜分遅くに申し訳ありません。緊急の事件……というわけではないのですが」
彼女はそう言って、少しだけ言い淀んだ。普段の彼女ならありえない仕草だった。公安局局長として、常に冷静沈着に用件を伝えるカンナが、視線をわずかに逸らし、指先でネクタイを直している。
──コーヒーでも飲むか?
「……ありがとうございます。いただきます」
彼女はソファに腰を下ろし、こちらの差し出したマグカップを両手で包み込んだ。ブラックコーヒーの苦い香りが部屋に広がる。彼女はそれを一口含み、深く息を吐いた。
「……実は、先生に折り入ってお願いがございます」
カンナはマグカップを机に置き、姿勢を正した。背筋を伸ばし、膝の上で両手を組む。完全に職務モードの姿勢だった。しかしその赤い瞳は、どこか切迫した熱を帯びている。
「仕事の話ではありません。き、休暇中の、私的な依頼です」
──私的な依頼?
「……はい」
彼女は深く息を吸い、それから一気にまくしたてた。
「せ、先生に、警察の尋問ごっこをしていただきたいんです。わ、私が囚人役で、先生が取調官役です……!!」
しばらく、言葉の意味を理解できなかった。公安局局長の尾刃カンナが、取調べごっこ? しかも自分が囚人役?
「……ご迷惑なのは重々承知しています。しかし、わ、私……最近、どうにも発情してしまっているようで……!!」
彼女は顔を真っ赤にして、それでも必死に説明を続ける。普段の冷静沈着な口調はどこへやら、どもり、声を震わせ、それでも逃げ出さずに言葉を紡いでいる。
「通常の業務では、常に私が取調官です。容疑者を追い詰め、尋問し、自白させる立場。しかし……ふと、考えてしまったんです。もし私が囚人で、先生が取調官だったら、どんなに……その、昂ぶるだろうかと……!!」
彼女は拳を握りしめ、深く頭を下げた。
「狂犬と呼ばれる私が、こんなことを頼むのは、甚だしく恥ずかしいことだと理解しています。しかし、先生になら……この、鎧を外した醜態を晒しても、構わないと思ってしまいました。……お願いします、先生。どうか、私を尋問してください」
──わかった。ただし、俺はあまり厳しくできないかもしれない。
「……先生らしいですね」
カンナは顔を上げ、ほんの少しだけ微笑んだ。それは公安局局長の顔ではなく、一人の十七歳の少女の、無防備で柔らかな笑みだった。
「いいんです。先生の優しさが出てしまっても。むしろ……そのほうが、きっと」
彼女は立ち上がり、制服の襟元に手をかけた。
「では……よろしくお願いします、取調官」
♡
場所はシャーレの応接室。簡易的に用意された机と二脚の椅子。部屋の照明は少しだけ落とし、机の上にはスタンドライトだけが灯されている。カンナが「取調室らしく」と希望した設えだった。
「……では、囚人役の尾刃カンナです。取調べを受けます」
彼女は片方の椅子に腰掛け、自ら手首を後ろに回した。まるで手錠をかけられているかのような姿勢。その姿は制服姿のままだが、ネクタイはすでに外され、ブラウスの第一ボタンも寛げられている。鎖骨がちらりと覗き、その下の白い肌がスタンドライトの光を鈍く反射していた。
──尾刃カンナ、だな。罪状は?
「……は、公務執行妨害、および……取調官への、い、淫らな感情の抱懐です」
彼女は自分で言って自分で耳まで真っ赤になった。しかしその赤い瞳は、怯えではなく、期待にぎらぎらと輝いている。
──自白する気はあるか?
「……ありません。私は公安局局長です。簡単に口を割るわけには」
──そうか。ならば、身体検査を行う。
「……!! ど、どうぞ……!!」
カンナは息を呑み、自ら両腕を広げた。後ろに回した手首を解き、制服の上着を脱ぎ去る。続いてブラウスのボタンを外していく。震える指。しかし迷いはなかった。
「……取調官に、すべてを晒します」
ブラウスが床に落ち、白いブラジャーに包まれた豊かな胸が露わになる。百六十六センチの身体は引き締まっていて、しかし女性的な曲線は十分に主張していた。彼女はブラジャーのホックに手をかけ、一瞬だけ躊躇し──それから、思い切って外した。
♡ ふわり……♡
現れた双丘は、想像していたよりもずっと豊かだった。普段は制服の下に隠されているその胸は、白磁のような肌の上で形良くそそり立ち、先端の桜色の乳首は空気に触れて硬くしこっている。
「……な、直視しないでいただけると……いえ、してください。見てください。これが、囚人の身体です」
──触れるぞ。
「……!! は、はい……!!」
両手でそっと乳房を包み込む。柔らかな弾力が指の間から溢れ、熱い体温が掌に伝わってくる。そっと揉みしだくと、カンナは唇を噛みしめ、必死に声を堪えた。
「……ん……ぅ……♡」
──感じているのか?
「……こ、肯定も否定も……んっ……!!」
指先で乳首をそっと摘み、軽く転がす。彼女の身体がびくんと跳ね、机の脚がかすかに軋んだ。
♡ にゅぷ……にちゅ……ぷにゅ……♡
「……あ……は……取調官……それは、尋問では……なく……♡」
──身体検査の一環だ。自白するか?
「……し、しません……!! まだ……!!」
彼女の声はどんどん上擦り、しかしその目はますます熱を帯びていく。普段の冷静沈着な公安局局長はどこにもいない。今ここにいるのは、取調官に身体を暴かれ、快感に震える一人の囚人だった。
♡
──では、次の検査に移る。
「……次……?」
カンナは潤んだ目でこちらを見上げた。彼女の両方の乳首はこちらの指で散々弄ばれ、赤く充血してぷっくりと膨れている。
──お前の胸で、これを調べる。
そう言って、こちらのスラックスを寛げる。すでに硬く張り詰めた肉茎が露わになり、彼女はごくりと唾を飲み込んだ。
「……こ、これが、取調官の……」
──そうだ。検査に使う。わかるな?
「……!! は、はい……!!」
彼女は両手で自分の胸を寄せ、その谷間で肉茎を挟み込んだ。
♡ にゅぷ……ぬちゅにちゅ……♡
「……ん……♡ あたたかい……すごく、硬い……」
彼女の豊かな乳房が、柔らかく肉茎を包み込む。乳首と亀頭だけが谷間から顔を覗かせ、互いの熱を感じ合っている。カンナは胸を上下に動かしながら、時折谷間から覗く亀頭にぺろりと舌を這わせた。
♡ ぬちゃ……ぷにゅ……ちゅぱ……♡
「取調官……どう、ですか……? 私の胸で、ちゃんと……♡」
──悪くない。だが、まだ自白しないのか?
「……し、しません……!! 私、狂犬ですから……こんなことでは……!!」
♡ にちゅにちゅにちゅ……!!!♡
彼女の動きが激しくなる。胸の谷間で肉茎が擦れ、唾液と汗と先走りが混ざり合って卑猥な水音を立てる。
「……あ……私、もう……!!」
──そろそろ出るぞ。顔に出す。
「……!! はい……!! どうぞ……!!」
彼女が顔を近づけたその瞬間。
♡ どぴゅっ……どぷぷぷぷっっっ……!!!♡
白濁が彼女の顔と胸に飛び散った。額に、頬に、唇に、そしてしこった乳首の上にも。カンナは目を閉じ、その熱い感触をじっと受け止めていた。
「……はぁ……はぁ……取調官の……顔に……♡」
彼女は指で口元の精液をぬぐい、それをじっと見つめた。そして小さく呟く。
「……すみません、取調官。私……自白します」
──何を自白する?
「私、取調官に……淫らな感情を抱いています。ずっと前から。だから、こんな尋問を、お願いしてしまいました」
彼女は精液に濡れた顔を上げ、まっすぐにこちらを見つめた。その赤い瞳はもはや囚人のものではなく、一人の恋する少女のものだった。
「取調官……先生。どうか、この囚人に、最終的な刑を執行してください」
♡
机の上に彼女を横たえ、スカートとショーツを脱がせる。黒い茂みに覆われた秘部は、すでに愛液でぐっしょりと濡れていた。
「……お願いします、先生。先生の……ください」
──優しくできないかもしれない。
「……それでいいんです。私、先生になら……壊されても」
彼女の両脚を抱え込み、亀頭を秘裂にあてがう。
♡ ずぷぅ……ぬぷん……!!♡
「……あ"……っっっ!!!!♡」
一気に根元まで沈み込ませると、カンナは背中を大きく反らせた。膣内は熱く、驚くほど狭く、肉茎をぎちぎちに締めつける。彼女は机の端をぎゅっと掴み、必死に快感に耐えた。
「せんせ……中で、すごく大きい……!! これが……!!♡」
──動くぞ。
「……!! はい……!!」
♡ ぬちゃ……ぐぽっ……ずちゅんっ……!!♡
「あ、あ、あ……!! これ、すごい……!! 取調官……!!」
正常位のまま、ゆっくりと抽送を始める。彼女の膣が肉茎の形を覚え込み、ひだの一つ一つが絡みついてくる。机がぎしぎしと軋み、結合部からは白濁の泡が溢れ出した。
♡ ばちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ……!!!♡
「あ"……!! イく、イきます……!! 取調官に、イかされて……!!」
──イけ。
「……あ"あ"あ"…………っっっ!!!!♡」
彼女は首を仰け反らせ、全身を痙攣させて絶頂に達した。膣がぎゅうぎゅうと締まり、大量の愛液が結合部から噴き出して机を濡らす。
「……はぁ……はぁ……すごかった……♡」
──まだ終わってない。
「……え……?」
♡ ずちゅんっ……!!♡
「ひゃぅ……っ!! ま、まだ動くんですか……!?」
──囚人が取調官に意見するのか?
「……!! し、しません……!! どうぞ、お好きなように……!!」
♡
今度は彼女を机から下ろし、壁に手をつかせた。背後から腰を抱え、立ちバックの体勢で挿入する。
♡ ずぷぷぷ……ぬぽんっ……!!♡
「あ"……っ!! さっきより、深い……!!♡」
彼女の膣はまださっきの絶頂で敏感になっていて、再挿入されただけで小さく達してしまった。彼女は壁に爪を立て、くぐもった嬌声を漏らす。
♡ ばちゅんっ、ばちゅんっ、ぐぽっ……!!♡
「あ、あ、あ……!! 取調官、すごすぎ……!! 私、壊れ……!!」
──壊していいのか?
「……!! いい、です……!! 先生になら、壊されても……!! むしろ、もっと……!!」
彼女は自分から腰を押しつけ、より深く肉茎を受け入れようとする。もはや囚人役ですらなく、ただ愛する人に抱かれることを望む一人の女だった。
♡ ぬちゃちゃ……ずちゅんっ……ばちゅんっ……!!!♡
「あ、あ、あ"……!! また、イく……!! 先生と一緒に……!!」
──出すぞ、カンナ。
「……!! 中に……!! 中に出してください……!! 私、今日は安全日ですから……!!」
♡ どぷっ……どぷぷぷぷぷっっっ……!!!♡
立ちバックのまま、彼女の胎内に精液が迸る。カンナは壁に突っ伏し、声にならない奇声を上げて絶頂に達した。膣が痙攣し、最後の一滴まで搾り取ろうと締めつける。
「……はぁ……はぁ……♡ せんせの、すごい、いっぱい……♡」
彼女はずるずると壁に背中を預けて座り込み、荒い息を繰り返した。結合部から白濁がとろりと溢れ出し、床に小さな水たまりを作っている。
♡
しばらくの間、部屋には二人の荒い息遣いだけが響いていた。
「……先生」
カンナが静かに口を開いた。彼女は床に座り込んだまま、こちらの手をそっと握る。
「ありがとうございました。私の……我儘な尋問ごっこに、付き合ってくださって」
──いい尋問だったよ。自白も取れたしな。
「……もう、からかわないでください」
彼女は真っ赤になってうつむき、それから小さく笑った。それは普段の冷静沈着な公安局局長の顔でも、取調室で見せた淫らな囚人の顔でもない──ただ、愛する人の前で鎧をすべて脱ぎ去った、一人の少女の笑顔だった。
「……コーヒー、もう一杯淹れましょうか。今度は、ブラックではなく……甘いラテを。せっかくの、尋問の後の休息ですから」
彼女は立ち上がり、裸のままポットに手を伸ばした。背中に散った汗の粒、腰から下に伝う白濁、乱れた黒髪。そのすべてが、今夜の尋問が夢ではなかったことを物語っていた。
「……先生。一つだけ、お願いが」
彼女は振り返り、赤い瞳をまっすぐに向けた。
「今度は、私が取調官をします。先生を、とことん尋問して……全部、自白させてみせますから」
その瞳には、狂犬の名に恥じない執念と、そして何より、愛おしさが等しく宿っていた。