それは、すべての授業が終わり、部活動の喧騒もやがて消え去った、とっぷりと暮れた夕刻。
ミレニアムサイエンススクールの旧校舎棟。人気のない廊下の奥にある、滅多に使われることのない女子更衣室。その片隅に並ぶ金属製のロッカー。そのうちの二つに――C&Cのエージェントである一之瀬アスナと角楯カリンは、収容されていた。
かちゃり……。
ロッカーの外側から掛けられた南京錠が、重く冷たい金属音を立てる。
「……えへへ、閉じ込められちゃったね、カリン」
ロッカー越しに、アスナの明るい声が隣のカリンに投げかけられる。こんな状況でも、彼女の声に翳りはない。
「アスナ先輩……笑い事じゃない。先生、本気みたいだ」
カリンの声は、いつもよりわずかに硬い。
「でも、先生が言うなら、きっと何か意味があるんだよ。それに……ちょっとドキドキしない?」
「そ、それは……」
カリンが言葉を詰まらせた。
二人とも、いま身に着けているものは何もない。制服も、C&Cのメイド服も、下着さえも剥ぎ取られ、裸のまま冷たいロッカーの中に押し込められている。両手は背中で結束バンドによって拘束され、視界は分厚い目隠しで完全に遮断されていた。
(せんせい……♡ 私のこと、こんなふうにしちゃうんだ……♡)
(こんな格好で、ロッカーの中なんて……♡ もし誰かに見つかったら、どうすれば……)
更衣室に残されたのは、鼻を突く金属の匂いと、自分たちの肌から立ち昇る甘やかな熱だけ。けれど、ふたりの身体は密やかに火照り始めていた。
そのとき、ロッカーの外から低く響く声が――。
――これから、迎えに来るまで、そこでじっとしているんだ。
――いいな。
「はぁい、先生……♡」
「……わかった。わかったけど、先生」
カリンの声には、困惑と、しかし抗えない何かが滲んでいた。
先生の足音が、遠ざかっていく。
やがて、更衣室の扉が閉まる音。
そして――静寂。
ふたりは暗闇の中で、ただ自分たちの鼓動と、隣のロッカーから微かに聞こえる互いの呼吸だけを頼りに、取り残された。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
(どのくらい経ったのかな……♡)
アスナは、暗闇の中でぼんやりと考えていた。
ロッカーの中は狭い。身長167センチのアスナがぎりぎり立てる程度の空間で、肌があちこちで冷たい金属に触れる。両手が後ろで縛られているせいで、無意識に胸が前に突き出される恰好になっていた。形の良い豊かな乳房が、ひんやりとしたロッカーの内壁に押し付けられ、先端がこりっとした感触を返してくる。
(あ……♡ 乳首、感じちゃってる……♡)
アスナは、素直に自分の身体の反応を受け止める。目隠しの下で、彼女の大きな瞳はとろりと潤んでいた。
(先生、私をどうするつもりなんだろう……♡ カリンと一緒に、裸で、拘束されて……ううん、悪くないかも……♡ なんだか、任務とは違うドキドキ……♡)
その隣のロッカーでは。
(アスナ先輩は、やっぱり平気そうだな)
カリンは、170センチの長身を窮屈そうに折り曲げながら、押し黙っていた。後方支援・狙撃を担当する彼女にとって、こんな無防備な状態は本来許容できるはずがない。冷静に状況を分析しようとするたびに、背中で縛られた手首の感触と、全身を晒している羞恥が思考を濁らせる。
(先生が、何かを計画している。それだけは確かだ。C&Cのエージェントにこんなことをさせるなんて……任務なのか、それとも……)
「カリン、まだいる?」
アスナの気の抜けた問いかけに、カリンは思わず小さく息を吐いた。
「……出られるわけないだろ、アスナ先輩。拘束されて、鍵まで掛けられて」
「えへへ、それもそうだね」
相変わらずのマイペース。だが、その声に救われる自分がいることも、カリンは否定できなかった。
(アスナ先輩は、こういう時でも変わらない。すごいな、本当に)
沈黙。そして、また時間が過ぎていく。
じわぁ……っ♡
「……ん……っ♡」
アスナが、小さく身じろぎをした。腿の内側を、熱いものが伝っていく感触。自分の身体が、先生にあんなふうに裸にされ、拘束され、暗闇に閉じ込められたという事実だけで――。
(濡れてきちゃった……♡ 私、こんなので感じちゃうんだ……♡)
一方、カリンのほうも。
(身体が……熱い。先生の顔を思い浮かべるだけで、心臓がうるさい)
カリンは脚をもぞりと擦り合わせた。太腿のあいだに滲む湿り気から、必死に意識を逸らそうとする。
「……アスナ先輩」
「なぁに、カリン?」
「……何でもない」
「ふふ、照れてる?」
「ち、ちが……!」
カリンの動揺した声が、アスナには何よりの答えだった。
そうしているうちに、窓の外の気配が変わっていく。茜色だった空が藍色に染まり、やがて完全な闇に落ちる。生徒たちの声も、部活の掛け声も、すべてが消えた。校内放送が、最終下校時刻を告げる。
そして――深夜。
完全に静まり返った校舎に、不意に廊下を踏む足音が響いた。
こつっ……こつっ……こつっ……
「……来た」
カリンが短く呟く。
足音は、まっすぐ更衣室に向かって近づいてくる。アスナの心臓が、期待と昂奮でとくんと跳ねた。
(先生だ……♡ 迎えに来てくれた……♡)
更衣室の扉が開く。照明が点く気配はない。暗がりの中で、その大きなシルエットが二つのロッカーに近づいてくる。
かちゃっ。
まず、アスナのロッカーの鍵が外された。
ぎぃ……
錆びた蝶番が軋む音。ロッカーの扉が開かれ、夜の冷えた空気がアスナの裸身を撫でる。
「……先生……♡ 迎えに来てくれたんだね……♡」
――よく待っていたな、アスナ。
「うん……♡ えへへ、ちょっとだけ、濡れちゃったかも……♡」
拘束されたままのアスナの身体を、大きな掌がロッカーから引き出す。冷えきった素肌に、先生の手の熱がじんわりと染み込んでいく。
次に、カリンのロッカーが開かれた。
「……先生」
普段通りの、短い言葉。しかしその声の端には、隠しきれない安堵と、そして緊張が滲んでいた。
――カリンも、いい子にしていたな。
「べ、別に……それより先生、これから何を」
かちゃかちゃと、二人の拘束を解く音。自由になった手首をさすりながら、アスナとカリンは目隠し越しに先生の気配を探る。だが、目隠しはまだ外されない。
――これから、面白いことをする。
そう言って先生が取り出したのは、スマートフォンだった。
「それ……サイコロ?」
「アプリ、か?」
うなずく気配。画面をタップする指先――そして、表示された数字。
――まずは……学園を散歩してもらう。
「散歩?」
アスナが小首を傾げる。
――そうだ。ただし……絆創膏とニップルシールだけで、な。
「……!♡」
カリンの息を呑む気配が、暗闇の中でありありと伝わってきた。
「それって……先生、見て回るだけ?」
アスナの声は、むしろ楽しげですらあった。カリンの方は、言葉を探しているらしく、小さく「そ、それは……」と呟いたきり黙り込む。
――無論、私は見ているだけだ。付き添ってな。
ぴりっ……
小さな紙の包装を開く音。最初にアスナの前に跪いた先生は、彼女の秘裂――すでにしっとりと蜜を滲ませたそこに、慎重に絆創膏を貼り付けていく。
「ん……っ♡ ひゃ……♡ 先生の指、あったかい……♡」
ぺたり……っ♡
「ふあ……♡ これで、見えなくなっちゃった……♡ えへへ、なんか恥ずかしいかも……♡」
続いて、ぷっくりと勃ち上がった乳首に、花柄のニップルシールが丁寧に貼られる。
「ン……っ♡ ちくび、じんじんする……♡」
次はカリンの番だ。
「ま、待って、先生……近い……っ」
――動くな、カリン。
「う……っ♡」
カリンの鍛えられたしなやかな身体が、先生の指が秘所に触れた瞬間にびくりと跳ねた。アスナよりもずっと緊張しているのが、手に取るようにわかる。
「……っ♡ は、早く……っ♡」
(こんなの、任務でもなんでもない……♡ 先生の指が、私の……♡)
ぴったりと貼られた絆創膏が、むしろそこを意識させてしまう。乳首にもシールが貼られ、ぎりぎりの三点だけを隠した姿になった。
そして――ようやく、二人の目隠しが外された。
「あ……♡」
「う……」
暗がりの中でも、互いの姿ははっきりと見えた。
アスナのしなやかな肢体。張りのある豊かな乳房の先端には、ぷっくりとした桜色の乳首を隠す可愛らしい花柄シール。引き締まった腰、そして脚のつけ根に貼られた白い絆創膏――それがかえって淫猥な想像を掻き立てる。
カリンもまた、背の高いモデルのようなプロポーション。形の良い大きめの胸の先端は同じくシールで覆われ、すらりと伸びた脚のあいだには絆創膏。普段はクールな狙撃手の、こんな姿。
「カリン……すごく綺麗だよ……♡」
「ア、アスナ先輩こそ……。いや、これは任務なのか……?」
――任務みたいなものだ。行くぞ、二人とも。
先生はそう――で促すと、更衣室の扉を開けた。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
廊下は冷たく静まり返っていた。照明はすべて落とされ、非常灯だけがぼんやりとした緑色の光を投げている。
ペた……ペた……ぺた……
裸足で歩く三人の足音だけが、静寂を破る。アスナは素足の感触を楽しむように、カリンは一歩一歩を慎重に踏みしめるように。そして先生は、そんな二人を背後からじっくりと観察しながら歩いていた。
「夜の学校って、こんなに静かなんだね……♡」
アスナは振り返り、無邪気に笑う。シールで覆われた乳房が、動きに合わせてぷるんと揺れた。
「アスナ先輩、はしゃぎすぎだ。誰かに見つかったら……」
「大丈夫だよ、カリン。こんな時間に誰もいないって。それに、先生が一緒だし!」
カリンはそれ以上言い返せず、ただ腕で胸を隠そうとしたり、やめたりを繰り返している。
(信じられない……私、裸同然で廊下を歩いてる……♡ それも先生に見られながら……♡)
(カリン、恥ずかしがってる……♡ でも、ちょっと嬉しそうにも見えるよ……?♡)
廊下から階段へ、そして一階の昇降口へ。広い校舎をぐるりと一周するあいだ、先生は一言も発さない。ただ、二人の姿を――シール一枚で隠された秘所を、汗ばみ始めた背中を、緊張で強張るうなじを――静かに見つめ続けていた。
校庭に出る。夜風が汗ばんだ素肌を撫で、アスナとカリンの身体を震わせた。
「さ、寒くはない……けど……♡」
「……身体中が、先生に見られてると思うと……っ」
――よし、更衣室に戻るぞ。
「え?もういいの?」
「……ほっ」
カリンの小さな安堵のため息が聞こえた。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
再び更衣室。三人が戻ると、先生は再びスマートフォンを取り出し、サイコロアプリを起動した。
――今度は、これで決める。二人とも、一回ずつ振れ。
「私からやっていい?」
アスナが画面をタップする。くるくると回るサイコロのアニメーション。やがて表示された数字は――
「……4!」
――なるほど。カリンも振れ。
カリンがおそるおそるタップする。出た目は――
「……6、か」
――よし。ではアスナは4回、カリンは6回だ。校門前へ行くぞ。
「な、何が4回と6回なんだ……?」
カリンの当然の疑問に、先生は答えない。ただ、更衣室の隅に置いてあったボストンバッグから、二本のディルドを取り出した。
「……!♡」
カリンが息を呑む。アスナの方は、興味津々といった表情でそれを見つめている。
――説明する。校門前に、足をガニ股に固定して、手を後ろで拘束する。そこにこれを挿入。絶頂するまで放置。回数は、いま振った目だ。
「それって……♡ 4回イくまで、ずっと挿入ってるってこと……?♡」
アスナの問いに、先生は無言でうなずいた。
「……正気か、先生。私達はそんな……っ」
――断るか、カリン?
「……っ」
カリンは俯いた。断りたい。でも、先生の前に立つと、なぜか言葉が出なくなる。普段の任務ではあれほど冷静に指示を出せるのに、裸同然の姿で見つめられると――どうしても逆らえない。
「わ、わかった……やる」
「あたしも、やるよ!なんか、楽しそう!」
アスナの能天気な返事に、カリンは思わず天を仰いだ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
深夜の校門前。街灯の明かりだけが、ぽつんと周囲を照らしている。
アスナとカリンは、校門の両脇に設置された頑丈な鉄柱のそばに立たされていた。二人とも、先ほどまでのシールは剥がされ、再び完全な裸。両手首は結束バンドで背中に縛られ、足首には金属製のアームバーが固定されて、脚を肩幅以上に開かされたガニ股の姿勢を強制されている。
「あ……♡ これ、ぜんぜん動けないね……♡」
「……狙撃の時の固定より、ずっと……きつい……っ♡」
――では、始める。
まず、アスナの前に先生が立つ。手にしたディルドは、黒く、太く、表面に無数の凹凸が刻まれた凶悪な形状のものだ。
「わぁ……♡ それ、私の中に入るのかな……♡」
ずりゅっ……♡♡
「ひゃあぁ……っ♡♡」
すでにしっとりと濡れそぼったアスナの秘裂に、ディルドの先端が押し当てられる。冷たいシリコンの感触に、彼女の腰が小さく跳ねた。
「つ、冷たい……っ♡ でも、きもちい……♡」
ぐっ……♡ ずっぷぅぅうっ♡♡
「あぁぁぁっ……♡♡ 奥まで、きちゃった……っ♡♡」
一気に根元まで押し込まれたディルドが、アスナの膣壁を余すところなく満たす。凹凸が内部を擦り上げ、彼女は挿入されただけで軽く達しそうになっていた。
(すご……♡ 自分の指とは、ぜんぜん違う……♡ これで4回もイかされちゃうんだ……♡)
次に、カリンの番だ。
「……っ」
覚悟を決めたように、カリンは唇を噛み締めた。脚を無理やり開かされた姿勢で、剥き出しになった秘所がひくついている。
「は、早くしろ……っ」
――焦るな、カリン。ゆっくりだ。
「な、なにを……ひゃうっ!?♡」
ぐちゅり……っ♡
「あ……っ♡ あ、ぁ……っ♡♡」
先端が秘裂を割り開く。カリンの身体は、鍛えられた腹筋をびくびくと震わせながら、異物の侵入を受け入れていく。
(これは……っ♡ 任務じゃ、ない……♡ 先生の目の前で、こんな……っ♡)
ずっ、ぷぅ……っ♡♡
「んあぁ……っ!♡♡」
半分ほどまで挿入ったところで、カリンの脚ががくがくと震え始める。すでに膣内はディルドを拒むどころか、きゅうきゅうと締め付けて離そうとしない。
「こ、こんなの……っ♡ アスナ先輩の前で……っ♡」
「カリン、大丈夫? なんだか……気持ちよさそうに見えるよ?」
「ち、ちが……っ♡ あぁ……っ♡♡」
ずっぷぅぅぅうっ♡♡♡
「ひゃあぁぁぁ……っっ♡♡♡」
ついに根元まで挿入された。カリンは仰け反り、口元から甘い悲鳴を漏らす。
――これから朝まで、そこで絶頂を数えろ。それぞれ、決められた回数を超えるまで終わらない。
「……っ♡ わ、かった……っ♡」
「はぁい……♡ 先生、また来てくれるんだよね……?♡」
――ああ。必ず。
そう言って、先生は校門前を去っていった。
残されたのは、ガニ股で拘束され、ディルドを咥え込まされた二人の裸のエージェント。深夜のミレニアム校門前で、ただひたすらに快楽の波に耐えることになった。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
ぐちゅっ……♡ ぐちゅっ……♡
「あ……っ♡ ン……っ♡」
最初に動き始めたのは、アスナだった。
(腰……勝手に動いちゃう……♡ ディルド、奥でぐりぐりして……っ♡)
拘束されていても、アスナは無意識に腰をくねらせ、内部の異物を動かそうとしていた。腹筋が痙攣し、腿の内側が汗でぬらぬらと光っている。
「カリン……っ♡ 私、もうイきそ……っ♡」
「な……もう、か……っ♡?」
ぐりゅっ♡♡ ずっぷっ♡
「い、イく……っ♡ 一回目、イきますぅ……っ♡♡」
びくんっ♡♡ びくびくっ♡♡
アスナの身体が大きく跳ね、膣内のディルドをぎゅうぎゅうと締め付ける。溢れ出した蜜が、腿を伝って地面に滴り落ちた。
「はぁ……っ♡ はぁ……っ♡ いち……かい……っ♡」
その様子を間近で見せつけられたカリンも、もはや平静ではいられなかった。
(アスナ先輩、もうイった……っ♡ くそ、私も……身体が熱くて……っ)
くちゅっ……♡
「……っ♡」
カリンは歯を食いしばって耐えようとするが、膣壁は意思に反してディルドをきゅうきゅうと締め付け、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音を立てる。
「だ、誰か来たら……っ♡ こんな格好、見られたら……っ♡」
(それなのに……それなのに、なんで、こんなに……っ♡)
ぐりゅ……っ♡
「う、あ……っ♡ や、やば……っ♡ 私も、イぐ……っ♡」
びくびくびくんっ♡♡♡
「んあぁぁぁ……っ♡♡♡」
カリンの唇から、抑えきれない声が漏れた。彼女の一回目。長い脚ががくがくと震え、全身が弓なりに反り返る。
「はぁーっ♡ はぁーっ♡ ……い、一回……っ」
「カリンもイったね……♡ えへへ、おそろい……♡」
「な、何を言って……っ♡ まだアスナ先輩はあと三回、私はあと……五回……っ♡」
(これで、たった一回……♡ あと五回も、耐えられるのか……?♡)
月が雲に隠れ、校門前は一段と暗くなった。
それから、時間の感覚が狂うほど長い時間が過ぎていく。
ぐちゅっ♡ ずっぷっ♡ ぐりゅっ♡
「あぅっ♡ あっ♡ 二回目……っ♡ イくイくイぐぅ……っ♡♡」
「く……っ♡ また、きてる……っ♡ んあぁ……っ♡♡」
二人とも、もはや声を抑える余裕はなかった。深夜の校庭に、二匹の雌の甘い喘ぎ声が重なっていく。
(だめ……♡ こんなに連続でイかされたら、頭おかしくなっちゃう……♡)
(せんせい……♡ 先生、はやく来て……っ♡ もう、私……っ♡)
アスナの三回目、四回目が過ぎ、彼女は「はへーっ♡ はへーっ♡」と肩で息をしながら、ぐったりと拘束具に体重を預けていた。
カリンも四回、五回と絶頂を重ね、そのたびにディルドが奥を抉り、意識が飛びそうになる。
(あと……一回……っ♡ あと一回だけ……っ♡)
最後の六回目を迎えた時、カリンはもう声も出なかった。ただ全身を痙攣させ、膣から溢れた蜜が腿を伝い、足元に水溜まりを作っている。
びくん……っ♡♡♡
「……っ……っ……♡♡♡」
沈黙の絶頂。声にならない声。カリンの六回目が、ようやく終わった。
「カリン……♡ お疲れさま……♡」
アスナの掠れた声。二人とも、汗と愛液でぐっしょりと濡れ、夜風に冷やされて震えていた。
そして、校門前に再び訪れる静寂。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
空が白み始める頃――夜明け前。
こつ……こつ……こつ……
懐かしい足音が、二人の耳に届いた。
「……ん……っ♡ せんせ……?」
「……来た、か……」
かちゃかちゃと拘束を外す金属音。ガニ股に固定されていた脚が解放され、二人はその場に崩れ落ちそうになるのを、先生の両腕がしっかりと支えた。
――よく頑張ったな、二人とも。
「えへへ……♡ アスナ、ちゃんと4回イったよ……♡ えらいでしょ……?♡」
「私は……六回、だ。言われた通り、やった……ぞ……♡」
――ああ。だから、今度は私がご褒美をやる。
「ご褒美……?♡」
先生は二人を更衣室へと連れ戻し、床に敷かれた体操マットの上に寝かせた。アスナとカリンは、互いに身体を寄せ合うようにして横たわる。まだ拘束による痺れが残る手足を、先生が優しく揉みほぐしていく。
「ん……っ♡ そこ、気持ちいい……♡」
「……先生、何を……するつもりだ……♡」
――教えてやる。
そう――で言うと、先生は自らの服を脱ぎ始めた。露わになる、鍛え上げられた男性の身体。そして――
「……っ♡♡♡」
「でか……い……っ♡♡」
ずっしりと勃起したその屹立に、二人は同時に息を呑んだ。ディルドとは比べ物にならない。血管が浮き出た肉の杭が、湯気を立てているかのように熱く脈打っていた。
――二人とも、よく頑張った。だから今度は、私が直に相手をしてやる。
「先生……♡ それ、本物だ……♡ 私、先生の本物……欲しい……♡」
アスナの瞳が、期待と欲望でぎらぎらと輝く。シールすらも取られて完全に裸の身体を、自ら先生の方へと差し出した。
「待って、アスナ先輩……っ その、私は……っ」
カリンはまだ迷いがあるようで、腕で胸を隠そうとする。だが、その腕を先生がそっと掴んだ。
――カリン。嫌か?
「……いや、じゃない。嫌じゃ、ないんだ……っ♡ ただ、どうすればいいか……っ」
――私に任せろ。
「……っ♡ ……わかった……♡」
観念したように、カリンの腕がほどける。
まずはアスナから。
ずりゅっ……♡♡
「ああぁ……っ♡♡ 先生の、きてる……っ♡ ディルドより、ずっと熱い……っ♡♡」
濡れそぼった秘裂に亀頭が押し当てられ、ぬぷぬぷと音を立てながらめり込んでいく。何度もディルドで拓かれたその内部は、熱く蕩けて、待ちわびた侵入者を易々と受け入れていった。
ずっぷぅぅぅううっ♡♡♡
「あぁぁぁぁあっ♡♡♡♡ 先生の、本物、奥まで来てるぅ……っ♡♡♡」
子宮口を亀頭が叩く。アスナは仰け反り、舌を出してはしたなく喘いだ。
「カリン……♡ 見てる……?♡ 私、先生と繋がってる……っ♡♡」
「み、見えてる……っ♡ アスナ先輩、すごい顔……してる……っ♡」
ぱんっ♡ ぱんぱんっ♡
ずぷっ♡ じゅぽっ♡ ぐぽんっ♡
「おンッ♡ おンッ♡ お゛ンッ♡ あっ♡ あっ♡ あぁんっ♡♡」
(本物……♡ 先生の本物のおちんぽ、熱くて硬くて、私のなか暴れてる……♡♡ これ、絶対……孕んじゃうやつ……っ♡♡♡)
アスナは脚を先生の腰に絡ませ、もっともっと奥までとねだった。
ぱんぱんぱんぱんっ ♡
ぐぽっ♡ ずっぷっ♡ じゅぽじゅぽっ♡
「イぐっ♡ イっちゃうっ♡ 先生ちんぽでイくぅ……っ♡♡♡」
どっっっびゅううううううっ♡♡♡
「あっつぅぅぅぅぅう♡♡♡♡♡」
アスナの膣奥に、どくどくと熱い奔流が叩きつけられる。ぶるぶると震える彼女の子宮に、濃厚な精液がなだれ込んでいく。
(せーし……♡ 先生の、出てる……♡ 私の奥で、どくどく……♡♡)
「あは……っ♡ あはぁ……っ♡ カリン、すごかったよ……♡ 次はカリンの番……♡」
どぷりとアスナの中から引き抜かれたちんぽは、まだ射精したばかりだというのに硬さをまったく失っていない。先端から精液の雫を滴らせながら、今度はカリンの方へと向けられる。
「カリン……っ」
「……っ♡」
――いくぞ。
「……こい、先生……っ♡」
ずっぷぅぅぅううぅっ♡♡♡
「ンあぁぁぁぁっ……!♡♡♡♡」
カリンの、アスナよりもずっと緊張した膣内に、熱い杭が突き立てられる。さんざんディルドでほぐされたとはいえ、本物の感触はまったく違った。
(熱い……っ♡ 熱い、熱い、熱い……っ♡♡ 先生が、私のなかに……っ♡♡♡)
「カリン……っ♡ きもちい……?♡」
「わ、わからな……っ♡ わからないけど……っ♡ あ、ぁ……っ♡ 先生の、感じる……っ♡♡」
ぱんっ♡ ぱんっ♡
ぐちゅっ♡ ずぷっ♡ ぐぽんっ♡
「お゛っ♡ お゛ンっ♡ んほぉ……っ♡♡」
普段のクールなカリンからは想像もできない、甘く掠れたオホ声が漏れる。長い脚が先生の腰をがっちりと挟み込み、無意識のうちに自分からも腰を押し付けていた。
(私……っ♡ 私、先生に、こんなことされて……っ♡ なのに、もっと、もっと欲しい……っ♡♡)
「カリン……イきそう?♡」
「う……っ♡ あ、ああ……っ♡ も、だめ……っ♡ イぐ……っ♡ 先生、私もイぐ……っ♡♡♡」
どびゅるるるるっ♡♡♡
「~~~~~~~~~~っっ♡♡♡♡♡」
声にならない悲鳴。カリンの身体が大きく跳ね、膣壁がぎゅうぎゅうと痙攣しながら精液を受け止める。
「はっ……♡ はっ……♡ あつい……♡ 先生の、中で、あつい……♡♡」
ぐったりと力を失い、体操マットに沈み込むカリン。その隣で、アスナがうっとりと微笑みながら二人を見つめていた。
「カリン……♡ よかったね……♡ えへへ、これで二人とも、先生のものになっちゃった……♡」
「……アスナ先輩、そういう言い方は……でも……っ♡」
照れながらも、カリンの口元にはほんのわずかな笑みが浮かんでいた。
先生は立ち上がり、更衣室のロッカーからタオルと水のペットボトルを取り出した。二人の汗と愛液と精液でぐしょぐしょになった身体を、一枚一枚丁寧に拭いていく。
「ん……♡ 先生、優しい……♡」
「……ありがとう、先生」
――お疲れ様、二人とも。朝日が昇る前に、戻ろう。
「うん……♡ でも、また……やってくれるよね?♡ 今度は、もっと面白いこと……♡」
アスナの無邪気な問いに、先生は――で短く答える。
「……アスナ先輩は、懲りてないのか」
「カリンだって、満更でもなかったでしょ?」
「……否定は、しない」
ぼんやりと明るみ始めた東の空。更衣室から出た三人は、ひっそりと校舎を後にする。
アスナは先生の腕にじゃれつくように、カリンは少し距離を置きつつも自然に寄り添うように。裸にコートを羽織っただけの二人を連れて、先生は静かな朝の街を歩いていった。
「そういえば先生、次はいつ?」
――決まったら連絡する。
「ふふ、楽しみにしてるね!」
「……私は、せめて事前に言ってほしい。心の準備が、いる」
――それは難しい相談だな、カリン。
「……だろうな」
諦めたように、でもどこか優しい声で、カリンは小さく笑った。
こつこつこつ……
三つの足音は、やがて朝靄の向こうへと消えていった。
ミレニアムサイエンススクールの秘密組織C&C。そのゼロワンとゼロツーには、誰も知らない――先生だけが知る、特別な任務があるのだった。