※この作品はR-18です。

【リクエスト募】ドスケベエッチアーカイブ   作:秘伝

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07:風紀行政官の敗北 ~天雨アコ~

それは、やけに静かな金曜の夜だった。

 

ゲヘナ学園・風紀委員会の行政官、天雨アコは、日付が変わる寸前までかかって今週分の違反報告書をすべて処理し終えた安堵感に包まれていた。ヒナ委員長も先ほどようやく休憩に入られ、これで今夜の業務はひと区切りである。

 

しかし──アコの足は、なぜか寮への帰路ではなく、シャーレの執務室へと向かっていた。

 

「……先生、まだ起きていらっしゃいますね」

 

窓から漏れる灯りを確認し、アコは小さく息を整える。

自分でも、なぜこんな時間に先生のもとを訪ねようとしているのか、うまく説明できなかった。

ただ、理由はどうあれ、いざとなれば適当な名目をでっちあげればいい──行政官として、咄嗟の言い訳のひとつやふたつ、用意できないはずがないのだから。

 

 こんこん。

 

「──先生。天雨アコです。少々、お時間をいただいても?」

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

「……つまり、野球拳、ですか?」

 

執務室に通されたアコは、先生の提案を聞いて、きれいな眉をわずかに動かした。

 

──ああ。ちょうど息抜きがしたくてな。

 

「息抜き……。ふむ」

 

(野球拳。すなわち、じゃんけんで負けるたびに衣服を脱いでいくという、あの古典的な遊戯……。先生がそのようなものを私に提案なさるとは、意外でした。いえ、むしろ、これは好都合かもしれません……)

 

アコは一瞬だけ唇の端を吊り上げると、すぐにいつもの冷静な表情に戻った。

 

「……承知しました。ただし、私からもひとつ提案があります。こう見えて私、じゃんけんの勝率は風紀委員会随一を自負しております。ですので──先に裸になったほうが、負け、というのはいかがでしょう」

 

──面白い。乗った。

 

「ええ。では、始めましょうか」

 

(ふふ……。先生、あなたは気づいていらっしゃらないでしょうが、私には最初から勝算があります。なぜなら──私は、わざと負けにいくつもりなのですから)

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 第一回戦。

 

「じゃんけん……ぽん」

 

──パー。

アコは冷静に、チョキを出そうとした手を──パーに変えた。

 

「……あら。私の負けですね」

 

 するっ……。

 

アコは迷いなく、風紀委員会の腕章を外した。そして、その下のジャケットを脱ぐ。

 

「腕章は、服の一部とみなします。異論はおありですか、先生?」

 

──……いや。

 

「では、続けましょう」

 

 

 第二回戦。

 

「じゃんけん……ぽん」

 

──チョキ。

アコはグーを出そうとした手を──チョキに変えた。

 

「……また負けましたね。では、スカートを」

 

 しゅるっ……。

 

タイトスカートが床に落ち、露わになる黒いストッキングに包まれた長い脚。

アコは顔色ひとつ変えずに、淡々としていた。

 

(……ふふ。先生、少し困惑しておられる。まさかこんなに順調に私が脱いでいくとは思っていなかったのでしょう。ですが、これでいいのです。むしろ、このまま──)

 

 

 第三回戦。第四回戦。

 

アコはブラウスを脱ぎ、ストッキングを脱いだ。

もはや上半身は黒いブラジャーだけ、下半身は黒いショーツだけ。

165センチの均整のとれた肢体が、執務室の灯りの下に晒されていく。

 

「……ここまで順調に負けてしまいました。どうやら今夜は、星の巡りが私に味方していないようですね」

 

(もちろん、嘘です。わざと負けているのです。だって、そうでもしなければ、私が先生の前で肌を晒す理由など、どこにもありませんから……)

 

 

 そして第五回戦。

 

「じゃんけん……ぽん」

 

──チョキ。

アコは──グーを出すはずだった手を、またもチョキに変えた。

 

「……また、負けました」

 

アコは小さくため息をつくと、両手を背中に回し、ブラジャーのホックに指をかけた。

 

 ……ぱちん。

 

「……♡」

 

 はらり……。

 

 ぶるんっ♡ たぷたぷんっ♡

 

「…………」

 

無言で、アコは上半身を露わにした。

風紀委員会の行政官として引き締まった肢体に、不釣り合いなほど豊かに実った双丘。

形よく、張りがあり、それでいて重力にわずかに形を変える柔らかさ。

淡い桜色の乳首は、外気に触れてぷっくりと勃起し始めている。

 

(……っ♡ ……想像していたより、ずっと恥ずかしい……。でも、顔に出すわけにはいかない。私はゲヘナ風紀委員会の行政官。こんなことで動揺するようでは、ヒナ委員長の傍に立つ資格がない……)

 

「……どうかなさいましたか、先生。そんなにじっと見つめられると、さすがの私も、少し居心地が悪いのですが」

 

──……いや。綺麗だと思ってな。

 

「……っ!♡」

 

(な、なにを急に……! そういう不意打ちは、反則でしょう、先生……っ♡)

 

アコの頬がほんのりと赤く染まるが、彼女は咳払いひとつで平静を取り繕う。

 

「……お世辞は結構です。さあ、続けましょう。私はあと一枚。あなたは──まだ全部お召しのままですね、先生」

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 第六回戦。

 

アコはここで、そろそろ潮時だと考えていた。

自分はあとパンツ一枚。ここから先は、先生に脱いでもらわなければ意味がない。

だから──今度は、勝つ番だ。

 

(勝ちにいくのは簡単です。先生の出す手を読めばいい。これまでの五回戦で、先生は一度も同じ手を二度続けて出していません。ならば次は──)

 

「じゃんけん……ぽん」

 

──パー。

アコはチョキを出した。勝った。

 

「……私の勝ちですね、先生。一枚、脱いでいただきます」

 

──わかってるよ。

 

先生は苦笑しながら、ネクタイを外す。

 

(……ふふ。いい気味です。さっきまで私ばかり脱がされていましたから。でも、まだまだ。もっと脱いでいただきます)

 

 

 第七回戦。第八回戦。第九回戦。

 

アコは勝ち続けた。

先生はシャツを脱ぎ、ベルトを外し、スラックスを脱いだ。

今や、先生も下着一枚である。

 

「……ふむ。私と先生、互いにあと一枚。いい勝負になってきましたね」

 

(計算通りです。次で私が勝てば、先生は完全に裸。そして──私は確信している。男性がこういう状況で、下着を脱いだときにどうなるかを。生理現象として、まず間違いなく──)

 

「では、参りましょう。これで最後です。じゃんけん……」

 

アコは先生の手の動きを鋭く観察する。

指の角度、肘の位置、視線の動き。

すべての情報が、先生が次に何を出すかを告げていた。

 

「……ぽん」

 

──チョキ。

アコは、グーを出した。

 

「私の勝ちです。さあ先生、最後の一枚をどうぞ」

 

(……いよいよ、このときが来ました。先生。あなたが裸になったとき、いったいどうなるのか。風紀委員会行政官として、この目で確認させていただきます……♡)

 

 

 ……ずりっ。

 

「…………っっ♡♡♡」

 

 びきっ♡ びきびきっ♡

 ぶくんっ ♡ ぶくぶくぶくっ ♡

 

露わになったのは、すでに完全に勃起しきった先生の怒張。

先端は赤黒く充血しててらてらと光り、表面の血管がどくどくと脈打っている。

もはや隠しようもない、明確な雄の主張。

 

「……せ、先生……。これは、その……っ」

 

(わかってはいた……。わかってはいたけれど、実際に見ると、やはり違う……。想像していたより、ずっと……ずっと大きくて……。あ、分析が……思考が、まとまらない……っ♡)

 

「……   」

 

アコはごくりと喉を鳴らし、必死に平静を取り繕いながら、口を開いた。

 

「……なるほど。これは、いわゆる生理的反応というものですね。男性が緊張状態や特定の刺激下にあるときに起こる、血液の集中現象。私の分析では──まったく問題のない、自然な身体反応です」

 

(なにを言ってるんだ私は。分析? 自然な身体反応? そんなはずがない。この状況は明らかに、私が仕組んだ結果で──)

 

「……ですが、先生」

 

アコはひとつ息を整えると、あくまで冷静な口調を崩さずに、しかしその瞳に確かな熱を宿して、続けた。

 

「放置するのは、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。血流が一点に集中した状態を長時間続けると、様々な弊害が……。風紀委員会行政官として、先生の健康状態を看過するわけにはいきません」

 

(……今の私、ひどく取り繕っている自覚はある。でも、これでいい。これが、私なりの誘い方だ。だって、本当のことを言うなんて、あまりにも──)

 

「……というわけですので、先生。私が、対処いたします」

 

──……対処?

 

「ええ。適切な処置を施し、その過剰に集中した血流を……正常な状態へと導きます」

 

アコは下着一枚の姿のまま、ゆっくりと先生に近づいていく。

その口調はあくまで行政官のものだったが、その頬はほんのりと紅潮し、裸の胸の先端は期待にふるふると震えていた。

 

「……ただし。ひとつだけ、覚えておいてください」

 

アコは先生の眼前に立ち、両手をそっと彼の胸に置いた。

 

「これは、あくまで風紀委員会行政官としての職務の一環です。それ以外の意味は──」

 

 ぎゅっ……♡

 

「……ない、と言ったら、嘘になりますね」

 

(ああ、言ってしまった。でも、もういい。どうせ全部バレている。だったら──)

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

「……まずは、この状態を解消するために、適切な刺激を与えます。具体的には──先生のこれを、私の胸で挟み、摩擦による血流の促進と、それによる自然な排液を促します」

 

アコは相変わらずの分析口調でそう言うと、先生をソファに座らせ、自らその上に馬乗りになった。

つまり、彼女が上、先生が下の体勢。

お互いほぼ全裸で、密着するような恰好である。

 

「この体勢が最も効率的だと判断しました。……決して、私がこの体勢を望んだわけではありませんので、誤解なさらないように」

 

(……嘘。本当は、先生の顔を見ながらしたいと思ったから。だって、こんなに近くで先生の反応を見られる機会なんて、二度とないかもしれない……♡)

 

 ……たぷんっ♡

 

アコは両手で自分の乳房を持ち上げると、そっと先生の肉棒を、谷間に迎え入れた。

直接、素肌で。亀頭と乳首を、互いに剥き出しのままで。

 

「……っ♡ ……熱い。予想以上の熱量です。これでは確かに、血流の集中も頷けます」

 

 むにゅぅぅぅ……っ♡♡

 

「ん……っ♡ 私の胸で、先生のが……♡ 挟まっています。ふむ。触感から分析するに、かなりの硬度を維持しているようですね」

 

(ああ……っ♡ 分析なんて、もうどうでもいいのに、口が勝手に仕事モードになる……。本当はただ、気持ちいいって言いたいだけなのに……っ♡)

 

 にゅぷっ♡ にゅぷにゅぷっ♡

 むにゅっ♡ むにゅむにゅっ♡

 

「では……♡ 動かします。効果的な処置のため、一定のリズムと圧力が必要ですので……♡」

 

 にゅっぷっ♡ にゅっぷにゅっぷっ♡

 たぷんっ♡ たぷたぷんっ♡

 ぬるんっ♡ ぬるるんっ♡♡

 

アコは乳房を上下に揺らし、先生の肉棒をゆっくりとしごき上げていく。

そのたびに亀頭が谷間の上からぬるんっ♡と顔を覗かせ、先走りがアコの胸元をとろりと濡らした。

彼女の剥き出しの乳首が、肉棒の側面にこりこりっ♡と擦れるたび、身体がびくんっ♡と小さく跳ねる。

 

「ふ……っ♡ ……注意事項があります。乳首と、あなたの先端が同時に露出しているため、両者の接触が予想以上に……っ♡ 刺激を、増幅させています……っ♡」

 

 こりっ♡ こりこりっ♡

 ぬるんぬるんぬるんっ♡♡

 

「あっ……♡ いま、乳首が……♡ 亀頭の、ふちのところを……っ♡ これは、想定外の……感度……っ♡♡」

 

(だめ……っ♡ 仕事モードの口調が、どんどん崩れてる……♡ 乳首と亀頭が擦れ合うたびに、頭のなかが真っ白になって、分析とか評価とか、どうでもよくなって……っ♡♡)

 

「せ、先生……っ♡ そろそろ……っ♡ そろそろ、排液の段階に入ってもよろしいでしょうか……っ♡」

 

──……アコ、もういい。無理しなくていい。

 

「……っ♡ 無理など、していません……っ♡ これは、職務……っ♡」

 

 にゅっぷにゅっぷにゅっぷにゅっぷっ♡♡♡

 たぷたぷたぷたぷたぷっ♡♡♡

 

「ああっ♡♡ でも、でも……っ♡ 正直に言うと……っ♡ 私、もう……っ♡ 職務とか、どうでもよくて……っ♡」

 

「ただ……っ♡ 先生に、気持ちよくなってほしい……っ♡ 私の胸で……っ♡ 私のせいで……っ♡ いっぱい、出してほしい……っ♡♡♡」

 

(ああ、言ってしまった。これが私の本音だ。ヒナ委員長、申し訳ありません。今だけは──風紀委員会行政官ではなく、ひとりの女として──)

 

「せんせ……っ♡ お願いします……っ♡ 私の胸に……っ♡ あなたの、白いのを……っ♡ いっぱい、かけてください……っ♡♡♡」

 

「……     」

 

 

 どっっっっっぴゅううううううううううっ ♡ ♡ ♡ ♡

 

 

「あああ……っ♡♡♡」

 

 どびゅっ ♡ どびゅるるっ ♡

 びゅーーーーーっ ♡ びゅびゅっ ♡

 どっぷっ♡ どっぷっぷっぷっ♡♡♡

 

「すご……っ♡ すごい量……っ♡ これが、先生の……っ♡」

 

先生の亀頭から、灼熱の白濁がほとばしった。

それはアコの胸元に、首筋に、あごに、頬にも飛び散り、彼女の白い肌に淫らな魔法陣を描いていく。

谷間のすぐ上で、亀頭がどびゅっ♡どびゅっ♡と脈打つ様を、アコは食い入るように見つめていた。

 

「……っ♡♡♡ ……分析します。排出量、通常の範囲を大幅に超過。粘性、高め。温度、きわめて高温。……これは、かなり溜まっていたと推測されます……っ」

 

(ち、違う……分析なんてしてる場合じゃない。本当はただ、もっと欲しい。もっと先生のを感じたい。胸だけじゃ足りない。奥で。私の奥で──)

 

 

「……先生」

 

射精が終わったのを見計らい、アコはゆっくりと先生の上から降りた。

精液まみれの胸を揺らしながら、彼女は先生の目をじっと見つめる。

 

「……先ほどの排液では、血流の集中は完全には解消されていないと分析します。なぜなら──」

 

アコの視線が、先生の股間に向けられる。

そこには、ついさっき大量の射精を終えたばかりだというのに、まったく萎える気配を見せず、むしろさっきよりもさらに力強くそそり立つ肉棒があった。

 

「──まだ、その兆候が続いているからです。そして、これに対する最も効果的な処置は……表面的な刺激ではなく、より深部での、根本的な排液です」

 

(……我ながら、よくここまで理屈をこねられるものだ。でも、もう止まれない。ここで引き返すくらいなら、最初から野球拳なんて提案していない)

 

「つまり、なにを言いたいかと言いますと──」

 

アコは深く息を吸い、それから、ずっと外せなかった最後の一枚──黒いショーツに手をかけ、するりと脱ぎ去った。

 

 ……くちゅっ♡

 

すでに、愛液でぐっしょりと濡れそぼった秘裂が露わになる。

 

「──先生のそれを、私のナカで処理させていただきたい。より具体的には、挿入による直接的な排液促進、つまり、正常位での性交による膣内射精を、あなたに許可していただきたいのです」

 

(これで、どうだ。これ以上ないくらい、はっきりと言ったぞ、私は……っ♡)

 

「……もちろん、拒否権は先生にあります。これは職務であり、強制ではありませんので」

 

──……アコ。

 

「……はい」

 

──お前は、本当はどうしたいんだ?

 

「…………っ♡」

 

アコは一瞬息を呑み、それから、ふっと自嘲気味に笑った。

 

「……敵いませんね、先生には。分析も取り繕いも、すべて見透かされている」

 

「本当は──私はただ、先生に抱かれたいのです。職務でも、処置でもなく。ただ、ひとりの女として。あなたに触れられたい。あなたのなかに、なりたい」

 

「……これが、天雨アコの、偽りのない本心です。まったく、行政官失格ですね……♡」

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 執務室のソファの上。

 

アコは自ら仰向けになり、両脚を大きく開いて先生を迎え入れた。

165センチのしなやかな肢体が、執務室の灯りの下で、汗ばみながら震えている。

 

「……先生。ひとつ、言っておきます」

 

アコは、先生が自分の上に覆い被さるのを感じながら、いつもの冷静な口調の名残で言った。

 

「私がこんなことをするのは、あなたが初めてです。だから──手加減は無用です。むしろ、徹底的に……私を、あなたのものにしてください」

 

(ああ……♡ 自分で言ってて、心臓が張り裂けそうだ……。でも、後悔はない。これが、今夜の野球拳が導いた、私の選んだ結末なのだから……♡)

 

──……アコ。入れるぞ。

 

「……っ♡ はい……♡」

 

 

 ぬぷっ……♡

 

 

「んんっ……!♡」

 

 ずっ……ずずず……っ♡

 ぬっぷっ♡ ぬっぷぅっ♡

 

「ああ……っ♡ 先生のが……♡ 私のなかに……っ♡ 太くて、熱くて……っ♡ 想定よりも、ずっと……っ♡」

 

 ずっぷぅぅぅぅぅ~~~~~っっ♡♡♡

 

「あああああっ♡♡♡ 全部……っ♡ 全部、入りました……っ♡ 先生と、私……♡ つながってる……っ♡♡♡」

 

(これが……♡ これが、セックス……♡ 私、いま、先生とひとつになってる……♡ 分析も評価も、ぜんぶ吹き飛んで……♡ ただ、気持ちいい……♡ ただ、嬉しい……♡♡♡)

 

「……先生……っ♡ 動いて……っ♡ 動いてください……っ♡ 私、もう……♡」

 

──……アコ。痛くはないか?

 

(……っ♡ そんな、優しい顔で聞かないでほしい。泣きそうになる……♡)

 

「……だいじょうぶ、です……♡ むしろ、このくらいの痛みがないと……♡ 風紀委員会行政官として、現実感が湧きませんので……っ♡」

 

──……そうか。なら──

 

 

 ぱんっ♡

 

 

「あっ♡」

 

 ぱんっ♡ ぱんっ♡

 

「ああっ♡ ああっ♡」

 

 ぱんっぱんっぱんっぱんっ♡♡

 

「ああああっ♡ 先生っ♡ 動いてる……っ♡ 私のなかで、先生のが動いてる……っ♡♡♡」

 

 ぐちゅっ♡ ぐちゅぐちゅっ♡

 ぬっぽっ♡ ぬっぽぬっぽっ♡

 

「これが……っ♡ 正常位……♡ 先生の顔が、こんなに近くて……っ♡ 全部、見られてる……っ♡ 私の、恥ずかしい顔も、声も……っ♡♡♡」

 

(ああっ♡ 気持ちいい……♡ 気持ちよくて、頭のなかがぐちゃぐちゃだ……♡ 私、いつもあんなに偉そうに先生に指示してるのに、今は先生の下で、ただ喘ぐことしかできない……っ♡)

 

 ぐりゅっ ♡ ぐりゅぐりゅっ ♡

 

「あ゛っ♡ そこ……っ♡ 子宮の、入り口……っ♡ 弱点、把握されました……っ♡ さすが、先生……っ♡」

 

「でも……っ♡ 私も、あなたの弱点を……っ♡ 見つけました……っ♡」

 

アコは両脚を先生の腰にぎゅっと絡め、より深く、より密着するように身体を寄せる。

その仕草で、膣壁がきゅうっ♡と収縮し、先生の肉棒をぎゅうぎゅうと締め上げた。

 

「……っ♡ どうですか、先生……♡ 私のナカ、気持ちいいですか……?♡ 風紀委員会行政官の膣は、あなたに満足していただけていますか……?♡」

 

──……ああ、最高だ。

 

「……っ♡♡ よかった……♡ それなら、もっと……♡ もっと、私のなかで、好きなだけ……♡」

 

「誰にも言いませんから……♡ 明日からは、またいつもの行政官に戻りますから……♡ だから今夜だけは……っ♡ 思い切り、私を……っ♡♡♡」

 

 ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ ♡ ♡

 

「あ゛っ♡ あ゛っ♡ ああっ♡ イきます……っ♡ 先生……っ♡ 私、イきます……っ♡♡♡」

 

──……私も、もう…… 

 

「……っ♡ はい……っ♡ 一緒に……っ♡ 一緒に、イきましょう……っ♡」

 

「先生……っ♡ 私のお腹のなかに……っ♡ いっぱい、射精してください……っ♡ それが、今夜の私への……♡ いちばんの、処置ですから……っ♡♡♡」

 

 じゅくじゅくじゅくじゅくっ♡♡♡♡

 

「イ゛ぐっ……っ♡ イ゛ぎますぅぅぅ~~~~っっ♡♡♡♡」

 

 

 どっっっっっっぴゅううううううううううううううっ ♡ ♡ ♡ ♡ ♡

 

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡♡♡♡♡」

 

 どびゅっ ♡ どびゅるるるっ ♡

 びゅーーーーーーーーーっ ♡ ♡

 どっぷっ♡ どっぷっ♡ どっぷっぷっぷっぷっ♡♡♡

 

「きてる……っ♡ 先生の、白いの……っ♡ 私の子宮のなかで、どくどく溢れてる……っ♡♡♡」

 

(ああああっ♡ これが、膣内射精……♡ 熱い、熱くて、濃くて……♡ さっき胸に出してもらったのとは、比べものにならない……♡ 子宮が、先生の精液でいっぱいになっていく……♡♡♡)

 

 ごぼっ♡ ごぼごぼっ♡

 どっぷっぷっぷっ♡♡♡

 

「ん……っ♡ まだ、まだ出てる……♡ 先生、どれだけ溜めてたんですか……♡ 先週の報告書よりも、分量が把握できません……っ♡」

 

(ああ……♡ こんなに注がれたら、できちゃうかも……♡ 先生との赤ちゃん……♡ もしできたら、ヒナ委員長になんて説明しよう……♡ でも、それでもいい……♡ それでも、構わないと思ってる自分がいる……♡♡)

 

「……はぁ……っ♡ はぁ……っ♡」

 

アコはぐったりとソファに沈み込みながら、自分のお腹をそっと撫でた。

精液でふっくらと膨らんだ腹部が、先生の体温をまだ閉じ込めている。

 

「……先生。ひとつ、提案があります」

 

──……なんだ?

 

「この処理は……一度では足りないと分析します。今夜はまだ、相当量の血流集中が残存している可能性が高い。ですので──」

 

アコは濡れた瞳で先生を見上げると、ふっと口元を緩めた。

 

「──もう一度、お願いできますか?」

 

(……もう、適当な理屈すら思いつかない。ただ、もっと欲しいだけだ。先生を、もっと──)

 

「……   」

 

 ぶくんっ ♡

 

「……あら。どうやら、私の分析は正しかったようですね」

 

アコはゆっくりと身体を起こし、今度は自分から先生に跨がろうと体勢を変える。

 

「二度目は、私が上になります。行政官として、いつも指示を出す側の人間が、下になっているだけというのは──どうにも、性に合いませんので」

 

(……ほとんど強がりだ。本当は、先生の顔をもっと見たいから。今度は私から動いて、先生が気持ちよくなる顔を、一番近くで見たいから──♡)

 

「では先生、ご覚悟を。今度は私が、あなたを徹底的に処理します」

 

 ……♡

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

 

 そうして、夜は更けていった。

 

執務室のソファの上で、二人は二度、三度と交わりを重ねた。アコが馬乗りになって腰を振り、あるいは机に手を突いて背後から貫かれ、そのたびに執務机の上の報告書がはらはらと床に散らばった。

 

 午前四時を過ぎた頃。

 

「……で、では、私はこれで失礼します。明朝の風紀委員会の朝礼がありますので」

 

よろよろと立ち上がり、散らばった服を拾い集めるアコ。

その脚はがくがくと震え、お腹は何度も注がれた精液でふっくらと膨らんでいた。

 

──……アコ。送っていこうか?

 

「必要なし、です。これしきのことで先生の手を煩わせるわけにはいきません。私は、ゲヘナ風紀委員会の行政官ですから」

 

(……本当は、もっとここにいたい。でも、これ以上甘えたら、明日からの仕事に支障が出る。ヒナ委員長にも、きっと見抜かれてしまう……)

 

「……先生」

 

服を着終えたアコは、いつもの行政官の表情に戻って、くるりと振り返った。

ただし、その頬はまだほんのりと赤く、瞳にはとろりとした余韻が残っている。

 

「今夜のことは──その、なんと言いますか──」

 

──言い訳は、考えてあるのか?

 

「……っ♡ ……ふふ。敵いませんね。ええ、もちろんです。いざとなれば、適当な名目をでっちあげるくらい、行政官ならば造作もありませんので」

 

「ですが──」

 

アコは一歩、先生に近づくと、背伸びをしてそっと彼の頬に口づけた。

 

 ちゅっ……♡

 

「……これは、言い訳のしようがありませんね。完全な規則違反です。先生のほうから風紀委員会に報告していただいても構いませんよ?」

 

──……報告は、やめておく。

 

「賢明な判断です。では──」

 

アコはドアに向かいながら、最後に一度だけ振り返った。

 

「先生。また近いうちに、野球拳の続きをしに来ます。次は──今度こそ、最初から全力であなたを負かしにいくつもりですので、ご覚悟を」

 

「……うまくいけば、また、こんなふうに、なりますしね」

 

そう言って微笑んだアコの顔は、いつもの有能な行政官の表情と、恋に落ちたひとりの少女の表情が、絶妙に入り混じった、彼女にしか出せない顔だった。

 

 

 ばたん。

 

 

静かにドアが閉まり、廊下にアコの足音が遠ざかっていく。

執務室に残された先生は、散らばった報告書と、ソファに残る微かな雌の匂いに包まれながら、しばし余韻に浸るのだった。

 

(……次は、どんな理屈で来るつもりだ、アコ)

 

先生が苦笑した、そのときである。

 

 ぴんぽーん……♡

 

『──あ、先生。いまちょっと思いついたのですが、次回の野球拳はですね、風紀委員会公式の戦略的思考訓練という位置づけでいかがでしょうか。そうすれば報告書も適切に処理できますし──』

 

……まだ廊下にいたのか。

 

『当然です。私は行政官ですから、提案は速やかに行うべきですので。では、また明日』

 

 ぴんぽーん♡

 

(……明日も来るつもりらしい)

 

かくして、ゲヘナ風紀委員会行政官・天雨アコの「禁じられた遊戯」は、まだ始まったばかりだったのである。

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