東方オフパコ❤コスレイヤー 憧れの穣子ちゃんコス人妻お姉さん編 作:鍵山ゆーな
あの互いを蕩かすかのような、幸せな温泉旅行から二週間が経っていた。
圭太から求婚されて、それを承諾していた遥香は、水面下で関係の「後始末」の準備を進めていた。
彼女自身の予想通り、あの日がまさに危険日であったようで、遥香は無事妊娠していた。彼女は圭太以外とはこの一年間身体を交えていなかったから、子供の父親は彼で間違いなかった。
既に依頼先の興信所には、離婚を前提として証拠を集めてもらうように依頼してある。今の彼女の喫緊の課題は、どうやって自身の胎に宿った新しい命の責任を夫に被せるか、という一点のみだった。
そこに頭を悩ませていると、チャットアプリに着信が。彼女はそれが圭太からであるものと思って開いてみたのであるが。その送信元はまさかの夫から。しかも大切な話があるので今晩彼が投宿するビジネスホテルの部屋に来て欲しい、という内容のものだった。
それを見た遥香は、一体何を今更、という困惑の表情を浮かべる他無かった。
突然の夫からの連絡に何か裏があるものと勘ぐった遥香は、依頼先にその事情を探って貰うように依頼しつつ、彼からの要請に応じて、仕事帰りに彼が投宿するビジネスホテルへと足を向けていた。
遥香が指定された部屋に到着すると、部屋の奥には襟を正した真也の姿があった。
「突然呼び出して、ごめん」
「いい、けど。どうしたの……? そんな改まって」
開口一番に謝罪から入ったことに、遥香は違和感を覚えていた。彼女は取り敢えず話を聞いてみよう、と志して、彼の勧めに従って、寝台の淵に腰掛ける。
「実は、ようやくあのプロジェクトが終わったんだよ」
真也の口から語られたのは、紆余曲折あってずっと燻り続けていた例の案件が完了した、ということだった。
「それは……どうもお疲れ様でした」
「うん。それでね、ようやく家に帰れるようになったから、また一緒に暮らそう、って。暫く会えてなかったから、さ。顔が見たくなっちゃってね」
真也は自分が今まで仕出かしていたことが
遥香はそんな夫の軽薄さに呆れるどころか幻滅してしまっていた。彼女が内心で深く溜息を吐いていたところで、彼女のスマートフォンが着信を告げて鳴る。
「ごめん、ちょっと仕事の電話。十分くらいで戻ってくるから。その話はそれからでも、いいかな?」
「うん、待ってる」
遥香は着信先を嘯いて夫に断りを入れる。真也は妻の事を全く疑っていない様子。安堵の息を吐いた彼女は、部屋を出て少し離れたところに移動すると、依頼先の興信所からの着信に応答する。
「嶋田さん、お世話になっています。八雲リサーチサービスの者です。午前中ご依頼頂きました、旦那さんの意図について、調査結果がまとまりましたのでご報告です」
「お世話になってます。お忙しい中、どうもありがとうございます」
依頼先の仕事の速さに、遥香の口からは思わず謝意が漏れる。彼女のそれに担当者はとんでもない、と謙遜しつつ、早速本題を切り出していた。
その担当者から告げられた事実は、遥香を絶句させるに十分な内容だった。
興信所からの報告によれば、真也は炎上案件の責任者であったことから、その責を問われて主任から降格になって、地方の子会社に出向、事実上の体のいい左遷になるそうだ。
それだけならばまだよかった。遥香が憤りを禁じ得なかったのは、今更になって縁を戻そうなどと都合のいい話を持ち掛けてきた理由。それはずばり、「女に逃げられたから」というものだった。
彼が懇意にしていた間、その女は上司である真也を篭絡して色々と便宜を図ってもらうつもりで、彼に接近したようだった。
それに情けなくも誑かされ続けた彼は、この度哀れにも降格によって給与が激減してしまうし、地方に
しかも真也は間女の心を繋ぎ止める為に、少なくない金額を彼女に貢いでいたようだ。そうして膨らんだ借金が多く残っているということも、報告として上がっていた。
そういった困難な状況に至っているから、真也は遥香との縁を戻そうとしているようだ、と興信所の調査では結論付けていた。
つまりは、遥香は真也からしてみれば都合のいい性処理の道具で、かつ金蔓でしかなかったということ。それをはっきりと理解してしまった彼女は、最早どうやってこの軽薄な男を破滅に導いてやろうか、という事以外の感情を夫に抱かなくなっていた。
幸いにして、関係を清算するにあたって武器となる証拠や情報は全て遥香の手中に揃っていた。あとは夫と間女に対して引導を渡す時期を決めるだけだった。
唯一残っていた懸念が、ここ数日遥香の頭を悩ませていた、彼女の胎に宿っていた子の処遇。この際であるから、養育費なども全て夫に被せてしまいたいと考えていた彼女は、興信所からの報告と、今の夫の心境を推し量ったうえで、ある邪な考えを思いついていた。
それを実行する時期は、まさに今を於いてない。だが、それには遥香自身の心身への負担も大きい。彼女は苦渋の末に、断腸の想いながら、それを実行することを決していた。
夫が投宿している部屋に戻ってきた遥香は、改めて彼の話を聞いていた。
真也は当たり障りのない言葉を選んで、今まで寂しい想いをさせてしまっていたことを謝した上で、今一度愛情を確かめ合いたい、と図々しくも要求して来ていた。
遥香が狙っていたのは、まさにそれだった。今この場で彼女が夫に抱かれれば、彼女が身籠っている胎児は真也とのものであると主張し、養育費を請求する事が出来るだろう。
しかしながら、遥香はこの期に及んで夫に抱かれるのが苦痛で仕方がなかった。彼女の心身は既に将来を誓い合った圭太のものだ。そこに真也が入り込む余地は最早一切ない。
だがそれを一度受け容れなければ、子供の未来は保証されないだろう。遥香が苦渋に思っていたのはその点だった。
「……わかった。その点は、真也さんの謝罪に免じて、許してあげる。その代わり、今ここで、わたしを抱いて。ちょうど、排卵日が近かったから……ずっと、わたしが欲しいって言ってた、あかちゃん。ここで、つくろ。それが、今回のことを、許してあげる、条件。あと、
遥香は真剣な眼差しで、夫に条件の受諾を迫る。今の真也にとって、それは渡りに船である非常に魅力的な提案だった。やはり目の前の事しか見えていない様子の彼は、二つ返事で彼女の出した条件を快諾してしまっていた。
どこまでも軽薄なのだな。それを改めてはっきりと理解させられてしまった遥香は、真也への軽蔑を深めていた。
不承不承ながらも、愛する人との間に出来た胎の子の為に自ら人身御供の立場となる事を決した遥香は、真也によって衣服を脱がされて、生まれたままの姿にさせられていた。
相変わらず彼は後ろから覆い被さっての性交以外を志そうとはしなかった。無遠慮に挿し入れられてくる夫の肉棒は、遥香にとっては最早嫌悪すべきものでしかなかった。
当然、遥香の膣は全くと言って良いほど潤滑していない。それすらも気付けない様子の真也の肉棒は、それでも彼女の膣内に侵入出来ていた。
遥香の膣は圭太の逞しい肉棒で耕され続けた事で、真也の一般的な質量のものでは全く感じない程の状態に作り替えられてしまっていた。
だから、一般的な大きさの一物であれば、確かに今の遥香の膣は潤滑が不足していたとしても受け入れる事は出来るだろう。ただ、それが彼女に快感を齎すかどうかは、また別の話である。
「うぅ、っ……遥香、っ……すっごく、しまって、きもち、いいっ……」
潤滑が不足してただ擦れているだけ、という事に全く気付けない真也は、妻の様子を全く気にせず、彼女が感じているから膣が締まっているのだと思い込んだまま、独り善がりな性交に明け暮れていた。
遥香の身体には、膣が擦られる度に痛みが発生していた。それによる呼吸の乱れに偽装の嬌声を交わらせることで、彼女は夫に性感を得ていると錯覚させていた。
それは、少しでも女性経験があったならば、間違いなく偽装の喘ぎであると見抜けるであろうと思われる程には、苦痛交じりだった。だが、真也はそれにすらも気付けていない。
つまるところ、彼に足りていなかったのは、愛する人を思いやる心。そして、愛する人に対する興味を持とうという意思だ。
どうしてこの人と結婚してしまったのだろう。苦痛を感じつつも、そんなことを考えながら耐えていた遥香の膣に、液体が迸った感覚が微かに齎された。
「ふぅ、っ……。遥香、すっごく、よかったよ」
どうやら真也は達したらしい。無言で膣内射精するあたり、やはりどこまでも下手糞であるのだな、と内心で息を吐いていた遥香は、
「気持ちよかったなら、よかった……。取り敢えず、まだ暫くはここに泊ってプロジェクトの残作業をするって聞いたよ。大変だろうけど、頑張って」
徐に寝台の横に備え付けられていた箱からちり紙を数枚抜き取って、秘唇を拭いながら夫に声を掛けた。
遥香の膣は真也に無理矢理抽迭されたことで、ほんのりと出血してしまっていた。彼女が秘唇に当てたちり紙には、真也が放った精液に、彼女の血液が混じった桜色の混合液がべっとりと付着していた。
それを見て、遥香はあからさまに表情を曇らせていたが。真也はやはりそれに気付けていないようだった。
いそいそと脱がされていた衣服を着込んだ遥香は、
「それじゃ、わたしは戻るから……。元気でね。さようなら」
語尾の言葉を彼に聞こえないくらいの声量で呟くと、その場を逃げるように立ち去って行った。
遥香はもう、これ以上真也の顔を見る気にはなれなかった。あとは全て弁護士に任せるということを決心していた彼女は、
「痛かったよね、ごめんね……。こんな、お母さんで、許してね……」
涙を流しながら下腹部を撫でつつ、半ば強姦であった先程の行為で負担を掛けてしまったであろう、圭太との愛の結晶に対する謝罪を口にしていた。
それから更に二週間が経過した。遥香が企んでいた「清算」の手筈は、いよいよ実行に移されていた。
遥香の夫であった真也は、突然弁護士の訪問を受けた。その用件は、遥香に対する不貞行為について、彼に民法上の責任を負わせるもの。
数々の証拠を提示された上で、離婚と慰謝料の支払い、更には彼女の胎に宿る子に対する養育費を請求された彼は、そこでようやく、妻に全て露呈していたという事に気付いたのだった。しかし、最早後の祭りである。
真也の愛人であった間女にも、遥香が依頼した弁護士の手は伸びていた。彼女に対する請求は、真也に貢がせた金額の返還と、少なくない慰謝料の請求だ。
まんまと逃げ遂せられると高を括っていた軽薄な女は、よもや愛人だった男の妻に賠償を請求されるとは思っていなかったらしい。彼女にも、どうやら年貢の納め時が来たようだ。
果たして賠償と離婚を勝ち取った遥香は、無事柵を脱して晴れて自由の身となっていた。
それから九か月後の、五月の初旬になると、遥香の胎はすっかり大きくなっていた。
あの後、特に異常はなく、彼女の子は順調にいけば五月の半ばには産まれてくるだろう、という予定になっていた。
遥香は勤務する会社に自ら願い出て、彼女の地元にある支社に転属を希望していた。それが叶ったため、彼女は約九年ぶりに山形へと戻って来ていた。
そんな遥香は、これから東京へと向かう手筈になっていた。彼女は春季例大祭で夫のスペースで売り子をすることになっていたからだ。
嶋田遥香改め、寺本遥香は、元夫と離婚した後、無事圭太と改めて婚姻の誓いを結んでいた。
圭太の作家としての仕事はオンラインであればどこでも出来るものであるし、未だ在学中の大学にも、一月に一度だけ顔を出せば問題なく卒業できるという見込みが立っていた。だから彼は、遥香に付き添って、彼女の地元に居を構えるに至っていた。
「ごめん、遥香、お待たせ」
「もー、けーくん。遅いよ! ここの飛行機の便数少ないんだから、遅れたらやばいよ?」
圭太は近くまでやってきた編集担当と打ち合わせのため、午前中は家を留守にしていた。彼はそれを終えて今しがた帰って来たばかり。
この後二人は慌ただしくも庄内空港へと向かい、羽田行の便に乗る予定なのだ。
「準備は、済ませておいたからね! 三日分くらいは大丈夫なはずだよ」
遥香が圭太に荷物が入ったキャリーケースを手渡す。彼は頷いてそれを受け取ると、持ち上げたそれを車の荷室へと収納した。
荷物の忘れ物がないかを確認した二人は、車に乗り込むと、早速空港へと足を向ける。
「そういや、お医者さんは何か言ってた?」
「んー、特には。万事順調だって❤ 激しくなければ、えっちしてもいいってのは、言われたかな❤」
午前中は遥香も産科への通院があった。妊娠したことで性欲が強くなってしまったらしい彼女は、前々から医師に圭太との性交の許可を得ようとしていた。それがようやく得られたので、彼女は表情を綻ばせていた。
「ふふ、久しぶりだから、今から楽しみだなぁ❤ けーくんも、今まで我慢してた分、ぼて腹のわたしを、いっぱい愛してほしい、な❤」
二人は東京に着いたならば、妊娠している遥香の為に特注で緩く作らせた穣子の衣装を着てのコスプレボテ腹セックスにしけ込もう、という事を事前に申し合わせていた。
「遥香、こないだ言ってた、ビデオも撮りたいって、マジ?」
「大マジ❤ この子が産まれて来たら、暫くセックスできないだろうし。オナるオカズにするんだよ❤」
圭太は遥香が今回の解禁に合わせて「ハメ撮り」をしたいという希望について、最終確認をしていた。どうやら彼女の意思は固いようだ。
「わたしが、ここまでえっちが大好きになっちゃったの、けーくんのせいなんだからね❤一生、責任とってもらうんだから、覚悟してね❤」
遥香が大きく膨れた胎を撫でながら、恍惚の表情を浮かべて宣した。圭太はもしかしたらとんでもない人を妻にしてしまったかもしれない、という事を、今更ながら考え始めていたのだった。