【R18差分】俺たちが作ったゲームなのに知らない設定が多すぎる ~自作ゲーム世界に転移したら聖女になっていた~ 作:Fiomia
朝から治療院の手伝いを終え、宿へ戻ってきた。
部屋には誰もいない。
ルーク、ミリア、アレックスの三人は護衛依頼だ。
本来なら俺も同行する予定だったが、治療院の神官が体調を崩したとかで急遽応援に駆り出された。
「疲れた……」
ベッドへ倒れ込む。
静かだ。
最近は四人で行動することが多かったから、一人になると妙な感じがする。
暇だった。
とにかく暇だった。
俺はごろりと寝返りを打つ。
視界に長い銀色の髪が流れた。
転移してから何度見たかわからない髪だ。
指先で一房つまむと、さらさらしている。
男だった頃には絶対に縁のなかった感触だ。
「……」
ふと起き上がる。
姿見代わりの鏡の前へ立った。
銀髪。
蒼い瞳。
どう見ても美少女。
何度確認しても美少女。
意味がわからない。
俺は鏡へ近付いた。
「うーん……」
横を向く。
胸元を見る。
神官服越しでもそれなりにわかる。
「やっぱり貧乳にしなかったのは正解だな!」
ヒロインのデザインを決めるために、明弘と一晩中口論したことを思い出す。
結果的には、あのグラフィッカーのデザインですべて決まったようなものだったが。
「……」
「……今、一人……だよな……」
いつもは明弘と同室だ。
バラバラに離れるリスクはあるし、一緒にいる方が何かと良い
実のところ、女になってから自分の体に興味はあった。
だが近くに明弘がいる以上、おかしな真似はできない。
チャンスだ
俺は服の上から胸を軽く揉んでみる。
柔らかい。
だが、AVのように胸を触られるだけで気持ちいいなんてことは無いらしい。
女の体になって始めての発見だ。
だがしばらく揉んでいると、何ともいえない甘い痺れが襲ってきた。
「ん……ぁ……」
そのまま続けてると、何となく頭がぼーっとしてくる。
快感か好奇心か、自分でもわからないままに手を動かし続けると、甘い痺れが柔らかい胸全体に広がってくる気がする。
そして指先が膨らみの頂点にある突起に触れた。
「ひぅっ……!」
電流が走ったような刺激が胸から頭のてっぺんまで突き抜けたように感じた。
知らずに女のような声を上げていた。いや、女のようなではない。
今の俺は女なのだ。
「ふぅ……ぅ……ぁ……んんっ」
俺はもう声を抑えることもできなくなっていた。
夢中でコリコリと硬い感触を返す突起を指先で弄び続ける。
そして、いつのまにか下腹部が熱く濡れているのを感じていた。
(やばい……このままだと止められなくなっちまう)
理性では男の俺が「やめろ」と言っている。だが手が勝手に下腹部へ伸びる。
ミリアと一緒に買いにいったショーツ。その布が熱い湿り気を帯びていた。
現実では女のパンツってそんなに歴史が無いんだっけ、とか益体もないことを考えながらそのままショーツの上から「そこ」を触ってみる。
布越しでもわかる割れ目。少しばかりの恐れもあり、最初は指でそっと割れ目をなぞってみた。
「あっ!」
その瞬間、体がびくんっと跳ねた。乳首を触っていたときとは違う、男の時のオナニーのような、だがそれよりもずっと強い快感。
そのときふと、鏡に映る自分を見た。見てしまった。
蒼い瞳の美少女。
その美少女が上気した表情で、長い髪を振り乱しながら自分の胸と股間をまさぐっている。
「……っ!」
男としての意識か、乱れる自分の痴態にどんどんと興奮が加速する。
興奮のまま、俺はゆっくりとショーツの中に手を入れた。
そこはもう洪水のようだ。ゆっくりと割れ目をなぞってみる。
「ぁ……あ……っ、ひぅ……っ」
そうして触っているうちに、ある一点が固くなっているのに気づいていた。
知識だけはある。女が快感を得るためだけの器官。
俺は一つ息を止め「そこ」へ指を伸ばした。わずかに勃起している突起へそっと指を押し当てる
「―――――――――――っっっ!!!」
目の前に白い光がスパークしたような気がした。声にならないような悲鳴が喉の奥からほとばしる。
もう、何も考えられなくなっていた。「そこ」に触れるたびに腰が跳ねる。
「あっ……あっ……ああっ……っ!」
知らないうちに腰が大きく円を描くように動き始める。
指が勝手に「そこ」を撫でて、摘まんで、震わせる。
「ゃっ……んんっ……だめ……っ……あっあっ」
いつのまにか女そのものの声をあげていた。自分ではもう止められない。
声がどんどん高くなり、それに合わせるように指の動きが加速していくのを自覚する。
「ぁん……あっあっあっ……ああーーーーーーーーっ!!!」
俺はひと際高い嬌声をあげ、背を弓なりに反らし腰を大きく持ち上げながら絶頂に達した。
快感というにはあまりに大きすぎる波。意識がふっと遠くなる。
俺はそのまま崩れるようにベッドに倒れこんだ。
(やばすぎだろ……女の体)
絶頂の余韻の残る中、俺はふと考える。男の時と違ってまだどこか切ないような、物足りないような感覚が、ある。
そのとき無意識にふと「欲しい」と思ってしまった。
(!!!)
ダメだ、それだけはダメだ。
だが体の火照りは収まりそうにない。何か方法は無いか……。
そして、部屋の隅に置いてある机に目が留まった。
◇
(そうだ……あの机で……)
俺は熱に浮かされたように、机に近づく。
少しだけ逡巡したが、そのままゆっくりと机の角に秘部を押し当ててみた。
「あっ」
机の角が当たった瞬間「そこ」がぐにっと押しつぶされる感覚。
俺は再び甘い声を上げた。
割れ目で机の角を挟み込むように押し付ける。くにくにと動かすたびに、机の角が割れ目の中の色んなところに当たって気持ちいい。
そのままゆっくりと腰を動かした。
「うんっ……んんっ……くぅ……っ」
快感と、無理な姿勢を取っていることによる少しの苦しさを覚える。
だが、その苦しさがスパイスとなって、もっと俺を興奮させるような気がした。
「んっ……ふっ……あっあっ……これだめぇ……っ」
すこしのもどかしさと快感。
机に秘部を押し当てるたびに「そこ」にも痺れが走り、それが俺に声を上げさせる。
「ああっ……んっ……ぁうんっ……んんっ……っ」
止められない。
腰の動きがだんだん早く、激しくなっていく。
それにあわせて、高く切ない声が出てしまう。
割れ目は激しく机の角に押し当てられ、さまざまな刺激を俺に伝えてくる。
もうたまらなかった。
「あっあっ……んんっ……やっ……ぃっちゃう……っ」
そして。
激しい動きのために、足が床から離れる。
次の瞬間、全体重が「そこ」に集まった。
全身を貫くような電流を感じ、俺は弓なりになって足をピーンと伸ばしながら痙攣した。
「あっあぁぁぁぁぁぁっ!!!」
そのまま体から力が抜けた俺は、机にしがみつくようにへたり込んだ。
◇
(ついにやってしまったか……いや、女になったら女の快感に興味が湧くのは当然だ!)
さっきまでの自分の痴態を忘れるように自己正当化を試みる。
よくよく部屋の匂いを嗅いでみると、強い女の匂いも残っている気がする。こんな状態では明弘も辛かろう。
「明弘のやつが帰る前に片づけておかないとな」
少しの罪悪感と達成感を合わせたような奇妙な感情の中、俺は汚してしまったシーツや机の掃除を始めるのだった。
明弘にも、娼館とかで発散してもらったほうがいいだろうなとか考えながら。