※この作品はR-18です。

The Borderland of Roots///剣狂いのハクスラダンジョン攻略   作:華々

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"The Borderland of Roots"

生まれた時からそうだった。

生まれた時から俺は何かを斬りたいと言う衝動に駆られ続けた。最初に手にした玩具はプラスチック製の剣だった。

 

それを貰った俺はぶっ壊れるまで家に生えている木にぶつけて無自覚的にもその衝動を発散しようとした。

そんな俺を見た父と祖父は家にある道場に連れていき門下生と対面させた。

初めて見る戦い競い合うための場所。衝動に駆られるまま俺はその日から剣術を学ぶことになった。

 

楽しかった。初めて感じる衝動が収まり充足していく感覚。剣気ともいえる肌を刺すほどの闘士そのすべてに興奮して1日中入り浸ったた。だがそれも昔、今の俺は中学3年になる頃には家の道場にいる門下生では相手にならず暇を持て余していた。

 

そんなある日祖父に呼び出され進学先を変えるようにと伝えられる。別に俺に否は無いが、どうしてだ?と聞いてみるとどうやら祖父が行かせたがっている進学先は曽祖父の代から父に至るまでそこの出のようで俺にもそこに行ってほしいらしい。

 

学校の説明は特に聞かなかった。こういうのはその場で説明を聞いたほうが面白いだろ?

それに俺の直感が入ってるんだが、何だか楽しい学校生活になりそうだ。

 

 

………………

4月1日今日は学園に入学する日だ。

 

さて俺が入学することになった学校もとい学園について話そう。名は高天原学園、ここは完全寮生であり携帯やテレビはてには手紙などといったあらゆる外部との連絡手段が遮断されており、なおかつ四方が山に囲まれた地形なためさしずめ陸の孤島といったところか。まあその分敷地は広く千人近くの生徒が在籍していても問題なく、多くの寮に生徒は住んでいる。

 

さてこれだけ特殊な学園だ、どうしてここまで外部との連絡手段を絶っているのか。その理由は…

 

「あなた達にはこの学園を卒業するまでの4年間勉学とは別にダンジョンに潜りモンスターを狩ってもらいます。」

 

そう言うのは俺が所属する1年Ⅴ組担任の女教諭の赤口春奈。彼女の言葉にクラスに所属する生徒達は同様の声を漏らす。ダンジョン?そんな物物語りや創作の中のものじゃないかと。

彼女はその豊満な胸の下で腕を組み生徒達はを見渡し眼鏡を光らせる。

 

「突然このような事を言われ困惑するのは当然です。ですが実際にダンジョンは存在しその中に住まうモンスターもまた存在します。」

「ここにいる人達の多くは人相手の喧嘩もろくにしたことが無いような方々もいるでしょう。自分にそんな事ができるわけがない自分には無理だ。そう思うのは至極当然です。ですがそんなあなた達にモンスターに対抗できる力を与えます。」

「先ほど配布した生徒手帳をご覧ください。」

 

言われた通り生徒手帳を取り出す。それには画面がついておりそこには俺の名前学籍番号の他に所属クラスと第一階位職業(ジョブクラス)というものが写されている。

 

「ご覧になりましたか?そこに写されている職業とはモンスターに対抗するための力を分かりやすく表したものです。最初は皆さん一般人から始まりますがダンジョンでモンスターを倒しレベルを上げることで職業昇華(クラスアップ)を行うことで皆さんにあった職業になることができます。」

 

その言葉にクラスの男子たちはまるでゲームのようだと興奮した様子で隣のものと話す姿が、女子はどこか安心したかのように肩の緊張を緩める。

 

「またダンジョンないでは例え死亡したとしてもダンジョン内で負った怪我や出血といったものは完治し、蘇生された状態でダンジョン外に転送されます。そのため安全にダンジョン探索ができます。」

 

その言葉で男子たちは沸き立ち一部のガラの悪い奴らは何を考えているのか、嫌らしい顔をしているものもいるが大多数はこれからの学園生活について前向きであり肯定的だ。教諭である春奈は生徒達の反応を見て満足するとこれからの予定について話す。

 

「ではこれから皆さんには早速ダンジョンに潜ってもらいます。装備は学園側から支給するので今回はそれを使うように。次回からは倒したモンスターから落とすクリスタルを校内にある売店で売却して得たお金で装備を整えるように。」

 

それだけ言うと生徒達を連れて教室から出ていった。

そんな中俺は一人教室に残り生徒手帳に写されている職業を見ていた。

 

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1年Ⅴ組 御剣 蓮司

 

第一階位職業:逸般人

 

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設定①

 

高天原学園:

四方を山で囲まれており外部との連絡手段は無くネットに繋がらないがそのかわり敷地が広く学園の中には商店なども存在する。4年制であり在学生の数は千を超える。多くの生徒は寮で生活しており中には生徒間で作られた倶楽部の俱楽部棟で生活するものもいる。

 

職業(ジョブ):

ダンジョンでモンスターを倒すことで得る経験値を貯めることで一般人から第一階位職業になることができる。第一階位職は主に戦士、術師、盗賊、文官、職人、遊び人。このほかにも派生のクラスが存在する。

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