※この作品はR-18です。

ショタ巨根のもふもふえんが、他マスアイドルたちを絶倫チンポで落としちゃうお話   作:高牧園

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魔性の岡村直央 新田美波はショタ巨根の虜

 

 カメラを向けられた岡村直央の演技に、誰もが呑み込まれていた。

 

(――……!)

 

 出演者として片隅に控えている新田美波もそれは同じ。すごい、と思う直央予もなく見入る彼らは、監督がカットをかけるまで身動きも出来なかった。

 

「……はぁ、緊張したなあ……」

 

 監督の合図を受けた直央は表情を緩める。

 直央と美波は、映画の撮影のためにN県を訪れていた。海辺での撮影は天気や波の様子も見ながら進むため待ち時間が多く、撮影隊は全体的に疲れた空気を漂わせていたが、そんな中でも直央の演技には現場を引き締める力がある。

 

「よし、直央君OK!」

「あ……ありがとうございますっ!」

 

 一度カットがかかれば、直央は表情を緩めていつもの気弱そうな顔つきに戻る。切り替えの早さもまた、美波からすると驚くべきことだった。

 

(難しい役柄なのに……)

 

 今回の映画で、美波と直央は姉弟役を演じることになっていた。

 美波が演じる姉は大学生で、多少美波と性格が異なるとはいえ役作りに引っかかりはない。しかし直央が演じる弟は天真爛漫な表情と刺々しい態度を使い分ける二面性を持つキャラクターで、どちらの性格も直央本来の性格とは離れて見えたから美波は密かに気にしていたのだ。

 だが、撮影が始まると杞憂だとすぐに分かった。直央の演技力は圧倒的で、テイクを重ねることはほとんどない。今回のように一発OKも珍しくはなく、今日の撮影は予定よりも早く終わってしまったくらいだ。

 

(私も頑張らないと)

 

 気合を入れ直す美波は、これからのスケジュールを思い起こす。

 美波たちは今日からしばらく、ロケ地でもある温泉旅館に滞在することになっていた。主演の美波に割り当てられた部屋には露天風呂までついていて、オーシャンビューも楽しめるのだ。

 

「あの、美波ちゃん」

 

 控えめに呼びかけられた美波が声の方を向けば、そこには直央の姿がある。

 

「ロケバス、もう来てるみたいです。一緒に乗りませんか?」

 

 さっきまでの怪演が嘘のように控えめな態度で問われて、美波はもちろんとうなずいた。

 他のスタッフたちは別のバスに乗ったのだろう、ロケバスの中には直央と美波だけ。ゆっくり動き出したバスの中で「すごいなあ」と口を開いたのは美波の方だった。

 

「直央くんの演技、思わず見入っちゃった」

「そんな……ボク、まだまだです。今回は美波ちゃんと姉弟って設定だから、ちゃんと作り込まないと……」

 

 はにかみ、謙遜し、それでいて向上心を覗かせる直央の姿に、改めて驚きを感じる美波。

 岡村直央といえば、315プロに所属する前から天才子役として知られていた。美波とは姉弟役で何かと絡みも多いのだから、勉強できることがあればいい――そう考えていると、直央はおずおずと口を開いた。

 

「美波ちゃんが良ければ、なんですけど、旅館のお部屋、同じにしてもいいですか……?」

「え?」

「その方が、自然に姉弟を演じられるかなって思って……」

 

 不安そうに瞳を揺らしながらの提案に、美波は今回の脚本を思い起こす。

 

(確かに、この役でも二人は同じ部屋で寝るシーンがあったはず……)

 

 あれだけ素晴らしい演技を見せた直央の言うのだから、役作りをする上で重要なことだろう。美波は力強くうなずいて、自分の部屋に直央を誘った。

 

「ええ、もちろんよ。私の部屋、お風呂もついていて広いから、私の部屋に来てくれる?」

「はいっ、ありがとうございます……!」

 

 提案が受け入れられた、と表情を明るくするところは可愛らしくて年相応。

 ――そんな表情からは、直央の裏の顔など察することも出来なかった。

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