ショタ巨根のもふもふえんが、他マスアイドルたちを絶倫チンポで落としちゃうお話 作:高牧園
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夏休みシーズンに合わせてオープンしたレジャー施設のオープニングイベントでは、アイドルのトークショーが開催された。
「プールも屋内庭園も、マッサージ施設もあるんだって! かのんは、どんなのが面白そうだと思った?」
イベントステージに立つ八宮めぐるが隣にいる姫野かのんに尋ねて身体を傾けると、水着の裾がふわっと広がる。
今日のめぐるは、ビニキの上にシースルーのセーラーワンピース風水着を合わせた姿。事務所の方針で今年は健康的に肌を灼いためぐるの胸元には日焼け跡が覗き、観客たちの視線はどうしてもそこに引き寄せられてしまう。
(……!)
かのんのいる方にまっすぐ向き直れば、観客たちからはめぐるは真横を向いて見えるだろう。
見栄えを考えるなら、隣のかのんには身体を斜めに向け、観客たちからは顔も身体もよく見えるようにしなければいけない――そう分かっているのに、めぐるはセオリーに従うことが出来なかった。
「かのんはね、プールが楽しそうだなって思ったよ!」
にこやかに応えるかのんは、ノースリーブのパーカーに膝上まであるスイムパンツ。
ハワイでライブを行った時の衣装のアレンジで、ハイビスカスの飾りの代わりにめぐるとお揃いの白リボンをあしらって可愛らしい。ピンク色のタンクトップは短めで身じろぎのたびにチラチラとお腹が覗くが、めぐると違ってかのんはそれを気にした様子もない。
「うさぎさんのおっきい浮き輪があって、すっごく可愛かったんだぁ~♪」
「――そうだよね、レンタル! レンタルできるアイテムがかなりあるから、手ぶらでも来れちゃうね!」
レンタル備品の豊富さは、事前の施設スタッフとの打ち合わせで、施設スタッフから言って欲しいこととして挙がっていた。
うまく話を繋げやすいパスを、周囲にそうと気付かれにくい形で出すかのんにひそかな感嘆を覚えつつトークは続く。
「キッズエリアとは別に、競技用の深いプールもあるんだよね! わたしは良いけど、かのんは危ないからキッズエリアで遊ぼうね?」
「かのん、そんなに子どもじゃないもんっ」
からかいの色を帯びためぐるの言葉に、かのんがぷくっと頬を膨らませる。
打ち合わせ通りの掛け合いが微笑ましかったのか、観客席では小さな笑いが起こる――和やかな調子でトークショーは進み、オープニングイベントは大成功に終わった。
「八宮さん、姫野さん、今日はありがとうございました!」
トークショーを終えて控室に戻ろうとした二人を、一人の男性スタッフが呼び止める。
「本日はこれで終了です! お帰りいただいでも大丈夫ですし、施設もしばらく開いているので、このまま遊んでも大丈夫とのことです!」
「えっ、いいんですかっ!?」
スタッフの言葉に、ぱあっと表情を明るくするめぐる。
めぐるが身体を動かしたのを見てとるや、スタッフの視線がめぐるの顔から下方向へ。すぐにスタッフは視線を戻すが、一秒にも満たない視線のスライドがめぐるの心を引っかいた。
(胸、見た……よね……?)
顔に笑顔を貼りつかせたまま、めぐるの心が翳る。
夏が近づいた頃から、めぐるは男性からの視線がやけに気になるようになっていた。共演者やスタッフ、クラスメイト、道行く人々――彼らは通り過ぎざまにめぐるの胸元に目をやり、離れたところにいても妙に湿った視線を向けてくる。
彼らから視線を受け取るたび、めぐるの身体は変にこわばって、笑い方も忘れそうになるのだ。
「……」
かのんは隣に立つめぐるの微かな雰囲気の差異を感じ取るが、スタッフはそうではない。ただ、と眉を下げた彼は事務連絡を続けた。
「施設側でバックヤード作業があるそうで……もしすぐお帰りになる場合も、お二人の着替えスペースが一箇所しか確保できていないので、交代で使っていただくことになりそうなんですが――あ、でもあと一時間すればもう一室空くみたいで……!」
「そうなんですか? わかりました、大丈夫でーすっ!」
すぐに表情を繕っためぐるは、まばゆい笑顔をスタッフに向ける。
「めぐるちゃん、大丈夫なの?」
「だって、かのんと二人でしょ? 別に同じ部屋で着替えても良いかなーって――あ、もしかしてかのんは嫌だった?」
あっけらかんとしためぐるの態度は、かのんが男であることをまったく気にしていない様子。
「――ダメだよ、めぐるちゃん! お着替えは別々のお部屋にしようね!」
「はーいっ。……えへ、怒られちゃった」
茶目っ気たっぷりに笑うめぐるに、つられてスタッフも笑う――和やかに会話を終えてから、めぐるはかのんに視線を合わせようと中腰になって。
「これでお仕事終わりだねっ! お疲れ様!」
かのんに向ける笑みは、いつものめぐるらしい輝きを保っている。
男性から良からぬ視線を受けることが多いとはいえ、まだ小さいかのんがそうした視線を向けることはない。男性と共演するのにこんなに安心できる現場は久しぶりで、めぐるは仕事が終わるのが惜しい気すらしてくる。
「そういえば、ここでしばらく遊んでもいいって言ってたよね?」
だから、かのんのその言葉にめぐるは大きく頷いた。
「言ってたね! かのんはどこか行きたい場所ある? プールでうさぎさんの浮き輪、使ってみる?」
屈んでかのんと視線を合わせためぐるが問いかける。
かのんとめぐるの目線の高さは同じ。小柄なかのんでもめぐるの胸元はよく見えて、めぐるが意識しないうちに寄せられた乳房は谷間を深くしていた。
(めぐるちゃん、男の人は気にしてるみたいなのに……かのんのことは、あんまり気にしていないみたい?)
先ほどのスタッフやトークショーの観客に対しては胸元を見せないようにほのかな警戒心を示すめぐるが、かのんに対してだけは無防備に笑い、胸の谷間を見せつけるようにしゃがみこむ。
油断しきった笑顔を可愛いと思うくらいにはかのんも男の子で、女の子扱いは望んだものではない。心の内でだけむうっと頬を膨らませたかのんは、すぐに一つの結論に至る。
(めぐるちゃんに『気付かせて』あげなくちゃ)
姫野かのんが、子どもでありながら、成熟したオスの面を持っていることを。
「かのんね、マッサージがいいなぁ」
「え?」
僅かな時間でかのんがそんな思考を巡らせたとは気付かないめぐるは、提案に青い瞳を瞬かせる。
「マッサージ? プールじゃなくていいの?」
「うんっ! かのん、たまにママにマッサージするんだ! めぐるちゃんにもしてあげるね!」
きゅっと握りこぶしを作る手は小さくて柔らかそうで、かのんの華奢な手を見ているだけでめぐるは微笑ましい気分。
「じゃあ、マッサージ室に行ってみよっか! かのんのマッサージ楽しみだなーっ!」
笑顔を浮かべためぐるは、かのんと一緒にマッサージ室へ。
これから何が起きるかも知らないめぐるの隣、かのんはイタズラが成功した時のように口角を上げるのだった。