ヤンデレ魔族と没落貴族のヤバい生活♡~旦那様の体液が全部媚薬でごっくんしたらみんな狂ってイっちゃうんです~ 作:有のよいち
旦那様の目は輝きを増していた。少し、鋭くも感じた。
私は旦那様をじっと見つめながら、下から添えるように舌先を押し付けた。そのまま旦那様の大事なものに息を吐きかける。
「はあ……はあ……」
わずかに濡れてる。旦那様の体が悦び始めたんだ。私で——悦んでくれてるんだ。
旦那様の先端を、ゆっくり右へ左へと舐めていく。途中、ぴたりと動きを止める。そして直後、くるりと円を描くように舌を這わせた。
「……あっ」
漏れ出す旦那様の声。吐息のような掠れた声。目を離さずに、びくびくと反応を始める熱い棒に何度もキスをした。
「気持ちいいですか?」
「……うん」
旦那様は大きく呼吸した。私は小さく頷いた。跪いてだらしなく舌を伸ばす。淫らな自分の姿が、鏡を見なくても鮮明に思い浮かぶ。
舌を全部当てて、付け根から先まで、まっすぐに舐め上げていく。旦那様の熱が伝わってくる。
すっごく硬いのに、舌触りが柔らかい——。
水飴を舐めてるときみたいな、ぺちゃ、ぺちゃという音が響いてる。舌の先を離すと、輝く透明な糸がすうっと伸びた。
「あん……すてき♡」
旦那様の味、ちゃんとお口の中で味わいたい。でも、もうちょっとだけ我慢しなきゃ。いっぱい気持ちよくなってもらいたいから。
両手を旦那様の太股に添えて、思い切り舌を伸ばす。今度は横から咥えて、吸いながら舐めていく。ときどき先っぽだけをお口に含んだりして。
「う……ああっ……」
大きく漏れる声に、私の耳が悦ぶ。思わず微笑んでしまう。ちゅぱっと音を立てながら——右側、先端、左側と——範囲を広げていく。
「お口に入れても……よろしいですか?」
「…………うん」
躊躇いながら返事をくれる旦那様。こんな私に体を預けてくれている。任せてくれている。最高のひとときをプレゼントしたい。
「いただきまぁす♡」
「ああっ!」
唇をすぼめて、じゅるじゅると吸い込んでいった。唾液でいっぱいになったお口の中に、パンパンに腫れ上がった旦那様の欲望を迎え入れた。
口をすぼめたり弛めたりして、同時に頭を前へ後ろへと動かす。奥へと咥え込みながらすぼめて、引き抜きながら弛めて、だんだんとタイミングをずらして。
「うっ……なに、これ……」
旦那様が声を我慢できずにいる。
それが私の心を燃え上がらせた。これまで魅了の術で得て来たかりそめの快楽じゃなく、生身の体で感じる本物の悦び。もう、止まれない。
「じゅぽっ……じゅぷ……じゅぶ」
「はあ……うう…………ああっ」
口の中で泡立つ音が大きくなっていく。頭の動きを早めていく。視線はずっと旦那様の瞳から離さないようにして。じっと見つめらながらされると男の人は喜ぶって——知ってるの。
「じゅぷ、じゅぷ、じゅぱっ……はあ♡」
中がいっぱいになってお口を開けると、ねばねばの液体がだらりと私の体に落ちていった。旦那様と私とが混ざった温かいもの。肌を伝っていくと、体が敏感に震えた。自分の感度にびっくりしちゃった。
「あん♡ はああ……気持ちいい♡」
旦那様が目を細める。その表情が何を訴えているのか分からなかったけど、満足してくれているみたいで、思わずにこっとしてしまう。
「僕もだよ……」
「うふふ、うれしい♡ ……あ~ん♡」
上目遣いで、ぱかっと大きく口を開ける。そのまま旦那様を喉の奥まで咥えこむ。喉をきゅっと締めて、舌を小刻みに激しく動かした。
「じゅぶ、ぐぷっ、ごぱっ、じゅぷ」
「ううっ……くうっ…………」
旦那様が目を閉じた。眉を狭めて、必死で耐えていた。舌の上に漏れ出してきた、唾液とは違う粘り気の何か。我慢してても出てきちゃう、男の人の素直な中身。
秘密の匂いがお口に広がってくる。鼻の奥を喜ばせて、脳まで届くような感覚。視界がふんわりぼんやりして、夢の中にいるみたいな気分。
「ああん♡ 美味しいです、旦那様♡」
ちょっとだけぬるぬるしてる秘密のお汁。もっと激しく吸いついて——。
「ああっ! ……すごい」
旦那様、可愛い声♡ さらに硬く、灼熱へ近づく逞しいアナタ。もうだめ、ほしい。旦那様の精液がほしいの。我慢の証拠だけじゃなく、興奮の先に放たれる濃厚なものが。
けれど、たまらず溜まったお汁をこくりと飲み込んだ瞬間——!
「んん? ああっ……はああああ!!」
体がおかしい。頭がくらくらして、視界が歪んで、胸と股間が燃えるように熱い。乳首が痛いほど張って、下の割れ目はひどくびしょ濡れになって。
「ラズ、大丈夫?」
「あはあ♡ だめぇ……私、感じ過ぎちゃって……変です…………旦那様ああ!」
何——これ。
どうしてこんなに感じるの? 触れられてもいないのに体が勝手にびくびくして、呼吸が狂って、アソコがとろとろに濡れそぼって。
だめ、こんなの——。
「やああ、だめえ♡ うそ……いっ、イッちゃう?! 私……」
旦那様がしゃがみこんで私の肩に触れた、その瞬間。
「ひゃああああ♡ ああ、あはああああ!!」
ビクンと大きくのけ反り、絶叫した。そんな私を旦那様が支えてくれた。
「どうしたの? ラズ?」
「触っちゃ……らめえ♡ ……はあ、はあ……イッちゃい、ましたぁ」
「えっ?」
「ああ……だめ、また……来る、来るのおお♡」