ヤンデレ魔族と没落貴族のヤバい生活♡~旦那様の体液が全部媚薬でごっくんしたらみんな狂ってイっちゃうんです~ 作:有のよいち
あまりの緊張から、僕は頭が真っ白になってしまった。
目の前にはラズの大事な部分が、薄い一枚の布を隔ててそこにあった。奴隷商の魔族に体を操られて一度は嗅いだことのある、ひどく心を惹かれるその香り。ラズの体から放たれているお花畑のような香りとはまた違う。
本能的に、ただ自然と、僕は引き寄せられるように鼻を近づけていた。
「あの……恥ずかしいです」
「あっ、ごめん」
慌てて顔を離したけれど、ラズは恥じらいながらも僕を誘った。
「でも、お好きでしたら……嗅いでください♡」
そんなことしてはいけない。頭では思っていても、本能には抗えなかった。僕は下着の上からラズの秘部に鼻をうずめ、しずかに深呼吸した。鼻先は濡れ、湿って密な空気が鼻腔を満たしていった。
「いい匂いがするよ」
見上げると、耳まで真っ赤に染めて瞳を揺らすラズがいた。喘がせたいという衝動が沸き起こってくる。僕は下着に手をかけ、膝上のあたりまで脱がせた。
「あっ♡」
とろとろな密液が、膣口から下着まで糸を引いていた。一本、二本じゃない。滝を成すように、輝きながら滴っていた。淫らで、とても綺麗な清流。
源となる割れ目のその上端に、ぷっくりと膨らんだ愛らしいつぼみが見えた。皮に包まれて、ちょこんと顔を出している。
人差し指でつんと触れると、ラズはビクンと反応した。
「あん♡ そこは……」
「ここ、気持ちいい?」
「…………はい♡」
止められなかった。僕はそのまま指でやさしく弧を描いた。時計回りに二周、反時計回りに二周。
「ああ、はああ♡ いい……」
高い嬌声に低音の吐息。快感を味わうような高低差。ラズは眉を下げて腰を震わせ始めた。
中指で割れ目のぬらぬらした露を掬い、つぼみに塗りつける。さっきよりも速い動きでくるくると刺激した。
「やあっ、ああっ……いや♡」
「いやなの?」
「いえ、違くて……はあ、はあ……。その……いっぱい、触ってほしい……です♡」
ラズの未開の入り口をすべて塞ぐように右手で覆う。指を広げたまま左右に手を振った。
「あああ、だめっ……すごい……」
声を我慢しようと、両手で口をおさえるラズ。代わりに胸がはだける。ピンと勃ったふたつの実が悦びを表しているようで——。
うれしくなって僕は手の動きを早めた。
「ひゃん♡ あううっ……で、出ちゃう♡」
指の間からぴちゃぴちゃと雫が舞い始める。やがて粒が大きくなり、噴水が起こった。
「だめえええ♡ やあっ、はあああ♡」
ガクガクと大きく腰を震わせるラズ。僕は滝に打たれるように大量の淫液を浴びた。
「ご、ごめんなさい、旦那様……お顔を、汚してしまって……」
「大丈夫、汚れてなんかない、綺麗だよ。ラズ、気持ち良さそうだね。このまま続けるね」
「あ……それは……」
僕はまた右手を大きく、速く動かした。瞬時にまたラズが恥部から雨を降らせる。
「はあん♡ だ、だんな……さまぁ♡」
内股にして腰が砕けるのを耐えている。その姿があまりに愛おしくて、ずっと見ていたくなってしまった。
ラズが満足するまでしてあげたい。僕はラズにたいしたお返しができていないから、せめて何か喜ぶことをしてあげたい。
これが正解かは、分からないけれど——。
「はあああ、だめえ♡ 変になっちゃうよぉ♡」
「いいよ、いっぱい変になっても」
「イッちゃう……またイッちゃ……うわっ、ああああ、ほんと、だめええ♡」
途切れることのない温かい雨。快感に酔ってくれている証拠なんだろう。ラズは表情からして満足してくれているみたいだ。
僕はこれで、役に立てているんだろうか。
「待って、待ってください旦那様……。このままじゃ、お風呂に入る前にのぼせちゃいます」
「ごめん、ごめん。つい夢中になってしまって……」
そう僕が漏らすと、ラズはぱあっと花が咲いたような満面の笑みを見せた。
「私に……夢中になってくださったのですか?」
「う、うん。その……すごく魅力的で……」
「やったあ♡」
幼女みたいにはしゃいで、子供ではありえない成熟した裸で抱きついてくる。何度もふふふと笑い声をあげて——。
「今度は私が脱がす番ですね♡」
言うなり即座に僕の腰に手を伸ばし、一気に服を下ろした。ぷるんと勢いよく肉棒が跳ねた。
「きゃ♡ 旦那様……すてき♡」
「そんなこと言われたら……」
「うふふ♡ 興奮しちゃいますか?」
言い終える前に、両手で大事にそうに扱き始めていた。舌を熱棒の先に絡めて、うっとりした目を僕に向けて。
「うっ……。大丈夫なの? そんなことして、また気を失ったりしない?」
「ちょっとだけ、ちょっとだけですから……」
吸ったり舐めたり、ラズはいかにも美味しそうに舌を動かす。ところがあっという間にやめてしまう。
腕をたたんで上目遣いで——。
「続きはベッドでいたしますね♡」
やられた。かえって意識してしまう。サキュバスの常套手段なのだろうか。急に目のやり場に困惑してしまう。
そこにすかさず追い討ちがかかった。