ヤンデレ魔族と没落貴族のヤバい生活♡~旦那様の体液が全部媚薬でごっくんしたらみんな狂ってイっちゃうんです~ 作:有のよいち
歩み寄ってきた大男が僕の股を探る。
「おいおい、ビンビンにおっ勃ってんじゃねえか。おまえも本当は楽しんでるんだろ? 目の前で女が弄ばれてるところを見てよぉ」
「そんなわけ……」
体がおかしい。頭がぼうっとしている。少女の淫らな姿に釘付けになっている。息が荒い。全身から汗が噴き出してくる。
頭目が追い討ちをかけてきた。
「小僧、もう一枚の下着も破り取れ。素っ裸にしたら、おまえに小娘の体を検品する役目を与えてやろう」
その提案に場が沸いた。男達全員が下品な笑いを重ねていく。
「さすがお頭。このふたりにじわじわと絶望を味わわせるんですね? 最高のやり方だ」
「だろう? では早速始めようか」
僕の手が最後の一枚に伸びていく。
「だめだ……やめてくれ……」
「お願い……やめて……」
僕らの声が空しく闇夜に消えていく。そして静けさの中に、布の裂ける音だけが響いた。
「いやああああ!!」
「くっ……くそっ……くそおおおお!!」
露になった少女の秘部。少女は麻縄で後ろ手に縛られ、自由を奪われた。
「……う、ううっ……見ないで……見ないでぇ」
「ほら小僧、股をしっかり調べろ」
操られ、僕の顔は少女の股の間に入り込んでいく。淫靡な匂いがすぐ傍から漂う。
「嗅げ。そしてどんな匂いか言え」
「お願いやめてぇ……」
一切抵抗できない。僕は彼女の秘部に鼻を押し当てられた。その匂いを何度も吸い込む。
「どうだ? 小僧」
「初めて嗅ぐ……匂いだ。そそられる……ような」
(僕は何を答えているんだ? まさか、心まで操られてしまっているのか?)
意識が朦朧としてくる。少女から漂う魅惑の芳香に酔わされ、感情が乱れ始める。
「ふっ、素直になってきたじゃないか。ケツの穴はどうだ? どんな匂いがする?」
「少し、石鹸のような……匂いが」
「そうだろう? ここに来る直前に儂が指で掻き回して洗ってやったからな。嬉しそうによがっていたぞ」
本当か嘘か定かではない。けれど、ぼんやりした今の僕の脳裏には、言葉通りによがる彼女の姿が浮かんできてしまう。
(気をしっかり持て。理性を総動員しろ。負ければこいつらと同類だぞ。たとえここで死ぬことになっても、この子を助けるんだ)
決した僕に、さらなる厄災が襲った——。
「ほうほう。これはどんな趣向ですかな?」
それは低く、整った声だった。月明かりにシルエットだけが見える。身なりもしっかりしているのが窺えた。真っ直ぐこちらに歩いてくる。数名の取り巻きを連れている。
暗がりから姿を現す。マントを羽織っていたが——間違いない、貴族だ。元貴族の僕には感覚的に分かる。しかもかなり高位な気がする。
「これはこれは、お待ちしておりました。今ちょうど最後の検品中でして」
「ふむ、そうでしたか。では続けてくれたまえ」
「よろしいので? お越しになられたのですから、直接あなた様にお調べいただいた方が良いかと存じますが」
「私は商品に処女膜さえ残っていれば良いのだ。他は問わんよ。調教の具合がいかほどか、見させてもらうことにしよう」
頭目は顎で男達に合図する。ひとりの男が椅子を持ってきた。貴族がそこに腰掛けると、姿が月光の元にはっきり見えた。中年の男性だった。
白髪混じりの立派な髭をたくわえていた。どこかで見覚えがあるような——。
頭目が貴族の耳元で何か囁いている。話を終えると、にやりと笑って貴族が言った。
「うしろの具合の確認はそちらに任せる。その間、口でどれだけ奉仕できるか試してみよう」
「そこの小僧には何をさせます?」
「ふむ。……ちょうど
何て卑劣な発想なんだ。少女を痛めつけようというのか。そんなこと咄嗟の思いつきでできるものなのか——やけに慣れた様子だ。
続く言葉で、その違和感は確信へと変わった。
「話していたら固くなってきたな。ここで処女穴を試すのも一興だ。前後の穴を同時に責めるというのも面白い。小僧には生娘が絶望する様を特等席で見せてやるとしよう」
「それは名案ですな。誠に見事なご発想、感服いたしました。では……この奴隷、お買い上げでよろしいですか?」
「うむ、言い値で構わん。これほどの上物は見たことがない。素晴らしい品だ」
従者が大男に代金を渡した。貨幣箱——ちょうど金貨百枚が入る箱——が山積みにされた荷台ごと。金貨5000枚は軽く超えているだろう。
「ではご存分に。お手伝いできることがあれば何なりとお申し付け下さい」
「そうか。ならば……」
少女を襲う残酷な運命。性奴隷として扱われる非情な現実。
壮絶な凌辱は、まだ始まったばかりだった——。