ヤンデレ魔族と没落貴族のヤバい生活♡~旦那様の体液が全部媚薬でごっくんしたらみんな狂ってイっちゃうんです~ 作:有のよいち
毒抜き、そういえば必要だったはず。先日リリスさんが毒抜きをして以来、ラズは一度も毒抜きをしていない。特に苦しむ様子はなく、むしろ快感に酔っていた様子だったから。
毒に耐性ができたのだろうか。考えてみたけれど、原因は不明だ。
「それじゃあさ、ママといっしょにオナニーして毒抜きしない?」
「な……何言ってるのお母様! 別にそんなことしなくたって——」
「ああ分かった、分かった。エル君もいっしょならどう?」
「え、どういうこと? 三人で見せ合うの?」
「違う、違う。エル君にしてもらったり、オナニーを見てもらったりするのよ! どう? その方がすっごく興奮しそうじゃない?」
とんでもなく破廉恥な提案だ。またしても僕に拒否権はなさそうだった。
ラズはすぐに断るかと思ったが、足を閉じてもじもじとしている。
「ちょっと、いい……かも」
「えっ、ラズ?」
僕はふたりが淫乱なサキュバスであることを、一時忘れてしまっていたようだ。性的興奮にまっすぐで、興味を持ったら好奇心が爆発する。これまでに何度も見てきたというのに。
「じゃあ決まりね! ね~え、エル君♡」
リリスさんが猛烈な色気を声に乗せた。魅了の術とは違う、生身の色気だ。
「ふたり同時に愛撫してくれない? 耳とぉ~、乳首とぉ~、クリちゃん♡」
「あの……私からも、お願いします♡」
浴室に漂ってくる、複数の濃密な薔薇の香り。さらに重なってくる、ふんわりと甘いお花畑の香り。ふたりの淫魔が、同時に艶めかしいオーラを放つ。
僕は理性が働かなくなった。異なるふたつの美貌に、完全に酔ってしまっていた。
「エルく~ん♡ ほらぁ~、はやくぅ~♡」
「旦那様ぁ♡ はやく……いじってください♡」
一度邪念を払おうと試みたが、無駄だった。どうしようもなく綺麗なふたつの体に、僕は吸い寄せられるように手を伸ばした。ふたり仲良く床にぺたんとお尻をつけてお座りしている。僕は背後にまわり、ふたりを抱き寄せた。
そして、右手でリリスさんの耳を、左手でラズの耳を、それぞれ責めた。
「ああん♡ その触り方、私好きよ♡」
「旦那様、そこ……もっとぉ♡」
ふたりとも耳の裏側が性感帯のようだ。正しく言えば、全身が性感帯で、耳の裏がふたりの好みらしかった。悶えて吐息が大きくなってきたところで、次は乳輪に触れないように胸を擦った。
「じらされるの……いい♡ エル君、あなた上手いのね♡」
「気持ちいい……。乳首にも……ください♡」
色っぽい声に、甘えた声。僕は指先の動きに集中した。両手の人差し指で、トントンと、ふたりのぷっくりした先核を叩いた。
「あん♡ それ、感じちゃう♡」
「やんっ♡ ラズ、これ好きぃ♡」
ふたりの顔の間に頭を入れた途端、僕は両耳を舐められた。「あん♡」と吐息まじりに、唇で挟んだり、ていねいに舌でなぞられたりした。
ちゅっ、ぺちゃっと、両耳に淫らで湿った音が繰り返された。お返しとばかりに、ふたりの乳頭を指でつまんだり転がしたりした。
「あっ……これもイイ♡」
「はうう……きもちいいよぉ♡」
腰、お腹、恥丘へと、木の葉が舞うような動きで手を滑らせていった。下へと辿るにつれ、ふたりの息遣いが激しくなる。
裂け目に触れると、指にべっとりと愛液が絡みついた。それを淫核に擦りつけると、ふたりとも深い喘ぎ声を漏らした。中指で叩くようにすると、さらに喘ぎは深くなった。
くるくると撫でたり、小刻みに刺激したりすると、大きな嬌声を響かせた。
「はああん♡ エル君、上手よぉ♡」
「ひゃん♡ あはあ……それぇ♡」
腰をくねらせ、びくびくと震わせ、ふたりは刺激に夢中になっていた。ねっとりとした愛液を掬いとり、さらに刺激を強めていった。
ねちゃねちゃと、いやらしい共鳴が早朝の浴室に響きわたる。声はさらに乱れた。
「あ、いいっ……もう、イキそう♡♡」
「やん♡ あっ……イッちゃう!」
ふたりがのけ反った瞬間。悪戯な考えが浮かび、ぴたりと手をとめる。
「やだ、やめないでエル君!」
「だんなさま、おねがい……イかせて!」
両側から僕に懇願する。潤んだその目に、興奮をかき立てられる。僕は微笑んで返すと、ふたりの正面にまわった。どちらの恥部もぐしょ濡れで、ねばねばした糸を引いている。
火照りから、ほんのり桃色に染まる二体の淫魔。僕は支配の欲望を抑えきれなくなっていた。
「リリスさん、さっき言ってましたよね? オナニーしてるところを僕に見せるって」
「確かに、言ったけれど……」
「じゃあ今、して見せてください。ラズとふたりで」
リリスさんはきゅっと口をつぐみ、不満そうに僕を睨んでいる。
「このタイミングでさせるなんて、エル君ったらひどいわ」
ラズは膝をぴたりと付けて恥じらい出した。でも、淫裂は丸見えだった。何か言いたい様子だったけれど、僕は知っている、どう言えばラズが興奮するかを。
「ラズ、分かってるよね? これは命令だよ。足を大きく広げて、してるところを僕にしっかり見せて。もしまた一度でも閉じたら、ラズだけおあずけにするからね」
「そんな……やだぁ。だんさまのおててでイきたいのぉ♡」
「ちゃんとできたら、いっぱいしてあげるよ。できるよね?」
「……できます」
横目で見ていたリリスさんは納得がいっていないようだった。僕の心に、良からぬ感情が渦巻き始めた。最強の淫魔を手懐けてみたい——。
思うと同時に僕は指を唾液で濡らし、リリスさんの恥核に塗り込んだ。