※この作品はR-18です。

結構仲の良かった女騎士の遺体を戦場で発見したとき   作:うお

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5.森の泉で死体としよう

街道を北へ。

 

もう三日になる。

 

俺とアリシアは、人のいない道を選んで歩いてた。

 

正確には、歩いてるのは俺だけ。

 

アリシアは俺の術式で動いてる。

 

でも、遠目には二人の旅人に見えるはず。

 

多分。

 

「……疲れた」

 

俺は本気で疲れてた。

 

魔術師は体力ない。これでもかってくらいない。

 

足は棒。肩はこる。寝不足。

 

夜はアリシアを抱いて寝てるけど、地面は固いし寒いし。

 

「お前は疲れないよな」

 

隣のアリシアを見る。

 

外套の下で、相変わらずの無表情。

 

死んでるから疲れない。

 

死んでるから文句も言わない。

 

「便利なのか、そうでもないのか」

 

よくわからない。

 

でも、文句を言わない女って最高かもしれない。

 

なんて考えて、すぐに自己嫌悪。

 

最低だな、俺。

 

次の日の昼前。

 

森に入った。

 

街道から外れて、獣道を進む。

 

魔物を避けるためだ。

 

北の山脈に近づくほど魔物は増える。

 

俺の戦闘力ははっきり言ってない。

 

アリシアは生前は強かったけど、今はただの死体。

 

二人とも戦えない。

 

「見つかる前に、隠れるか……」

 

それが一番。

 

陰キャは逃げ足だけは早い。

 

獣道を三時間。

 

木々が開けて、小さな泉が見えた。

 

森の中の、隠れた水場。

 

岩の隙間から水が湧いてて、底まで透き通ってる。

 

周りは苔と古い木。

 

誰もいない。

 

完璧だ。

 

「ここで休むぞ」

 

俺は術式を止めた。

 

アリシアの身体から力が抜けて、俺の腕の中に倒れ込む。

 

抱きとめて、泉のそばの平らな岩に寝かせる。

 

外套を外す。

 

金髪が、さらりと広がった。

 

「水、飲むか」

 

聞いてから、意味ないことを思い出す。

 

俺は一人で泉の水を飲んだ。

 

冷たくて、うまい。

 

生きてる。

 

俺は生きてるんだな、と思った。

 

「ついでだ。洗ってやるよ」

 

アリシアの身体は、腐敗防止の魔法で保たれてる。

 

でも、旅の汚れはつく。

 

土埃、汗……俺の精液の跡とか。

 

俺は彼女の服を脱がせ始めた。

 

まずは上着。

 

包帯はもう巻いてない。旅の間に取れた。

 

だから上着の下は、すぐ肌だ。

 

「……おっぱい」

 

口に出てた。

 

相変わらずデカい。

 

何度見ても、慣れない。

 

何度揉んでも、飽きない。

 

白くて、やわらかくて、重力にちょっと負けてる。

 

乳首は淡いピンク。

 

死んでるから、温度は冷たいまま。

 

でも、触るとちゃんと固くなる。

 

死後硬直じゃない。そういうのじゃない。

 

俺は知ってる。何度も触ったから。

 

アリシアの乳首は、触るとちょっと固くなる。たぶん、弾力が残ってるだけ。

 

でも俺は、それを「反応」だと思うことにしてる。

 

「下も脱がす」

 

スカートじゃない。旅用のズボン。

 

それを下ろす。

 

太ももが露出する。

 

筋肉質で、でも女らしい曲線。

 

生前の訓練の跡が、かすかに残ってる。

 

下着も取る。

 

金髪の茂み。

 

閉じた割れ目。

 

きれいな肌色の大陰唇。

 

何度見ても、ドキドキする。

 

「洗うぞ」

 

俺は自分の服も脱いだ。

 

全裸になる。

 

泉は冷たそうだけど、まあ大丈夫。

 

まずアリシアを抱き上げて、浅いとこに連れてく。

 

水に浸ける。

 

ひんやりして気持ちいい。

 

太ももを支えにして、彼女を岩にもたれさせる。

 

顔が水につかないように。

 

それから、持ってきた布で、そっと彼女の身体を拭き始めた。

 

顔。

 

水滴が瞼の上で光る。

 

長いまつげ。

 

死んでるのに、今にも開きそう。

 

「お前の目、好きだった」

 

青くて、強くて。

 

いつも笑ってた。

 

俺にだけじゃない。みんなに向けて。

 

それがちょっと嫌だった。

 

でも、それがお前だった。

 

「次は首」

 

首筋。

 

鎖骨のあたり。

 

生前は汗ばんでた場所。

 

剣を振るって、鎧着て、いつも体力お化け。

 

汗を拭うお前を、何度も遠くから見てた。

 

「胸」

 

布を当てる。

 

やわらかい膨らみを、そっと拭く。

 

指が沈む。

 

冷たい水の膜が、肌を覆って、つやつや光る。

 

布で乳首をなぞる。

 

こり、と感触。

 

「……はあ」

 

息が荒くなる。

 

俺は手を止めた。

 

だめだ、洗うだけ、洗うだけ。

 

「腕」

 

筋肉の名残のある二の腕。

 

無数の傷跡。

 

古いやつ、新しいやつ。

 

「手」

 

ごつごつした指。

 

剣だこが残ってる。

 

生前はこの手で、どれだけ敵を倒したんだろう。

 

今は動かない。

 

でも俺が動かす。

 

俺だけが、アリシアを動かせる。

 

「お腹」

 

布を下ろす。

 

引き締まった腹。

 

肋骨がうっすら見える。

 

戦場で食う暇もなかったんだろう。

 

「ちゃんと食えよ、生前から」

 

死んでるのに、説教する。

 

馬鹿みたいだな……。

 

水が、へその周りにたまる。

 

脚。

 

太もも。

 

ふくらはぎ。

 

足首。

 

ブーツを履いてた跡が、かすかに赤くなってる。

 

死んでるのに、跡がつくんだな。

 

「……で」

 

最後。

 

脚の間。

 

「ここも、洗わないと。な」

 

声が震えた。

 

わかってる。

 

洗うだけじゃないって。

 

自分でわかってる。

 

でも、洗う。

 

俺は布を、そっと彼女の割れ目に当てた。

 

大陰唇を、そっと広げて、中を拭く。

 

淡いピンクの粘膜。

 

つやつやしてる。

 

死んでるのに、内側はまだしっとりしてる。

 

腐敗防止の魔法が、粘膜まで守ってる。

 

「……クリトリス」

 

小さな突起。

 

包皮をちょっと剥いて、優しく拭く。

 

こりこり。

 

指に力を込めすぎないように。

 

膣口。指を入れる。

 

水と一緒に、人差し指がずぶりと入った。

 

冷たい。

 

でも、相変わらず狭い。

 

肉壁が指に絡む。

 

「一回、出しとくか」

 

俺は自分の股間を見た。

 

もうガチガチに勃起してる。

 

洗いながら、ずっとこれだ。

 

先っぽから透明な汁が垂れて、水に溶ける。

 

「アリシア」

 

俺は彼女を泉の縁に移動させた。

 

上半身は岩に寄りかからせて、腰だけ水に浸かる感じ。

 

脚を広げる。

 

水の中で、金髪の茂みが揺らめいてる。

 

その下の、ピンクの割れ目。

 

「挿れるぞ」

 

俺は腰をあてがった。

 

亀頭を膣口に押し当てる。

 

冷たい水と、冷たい彼女の肉。

 

「……ん」

 

一気に、奥まで。

 

ずぶぶぶ、って音が水中で響いた。

 

「……は、ぁ……っ」

 

全身が震える。

 

何度入れても、これ。

 

最初の一突きの、この感覚。

 

冷たくて、狭くて、俺の全部を包み込んでくる。

 

「動くぞ……!」

 

腰を引く。

 

水の抵抗と、肉壁の締め付け。

 

二重の快感。

 

また奥まで。

 

ぱしゃん、と水が跳ねる。

 

「アリシア……アリシア……!」

 

腰を打ち付ける。

 

水しぶきがあがる。

 

泉の静けさを、俺の腰の音が壊していく。

 

アリシアの身体が揺れる。

 

死んだ身体が、俺の動きに合わせてがくがく揺れる。

 

おっぱいが、水上でぶるんぶるん跳ねる。

 

水滴が飛び散って、日の光に光る。

 

「好きだ……好きだ、好きだ、好きだ……!」

 

声が抑えられない。

 

誰もいないから。

 

森の中だから。

 

叫んでも、誰も聞いてない。

 

アリシアしかいない。

 

アリシアは、何も言わない。

 

でも、俺を受け入れてる。

 

この冷たい膣が、俺のをぎゅうぎゅう締め付けてる。

 

「お前の中……冷たいのに、気持ちいい……!」

 

俺は彼女の胸を掴んだ。

 

両手で鷲掴み。

 

ぐにぐにして、揉みしだきながら、腰を振る。

 

指の間から白い肉がはみ出る。

 

乳首を親指でぐりぐり潰す。

 

水と汗でぬるぬるした肌。

 

「アリシア……っ、出す、出すぞ……!」

 

一番奥を亀頭で突く。

 

子宮口ってやつ。

 

死んでるけど、たぶんそこ。

 

ぐりぐり押し付けて、俺は叫んだ。

 

「……っ、く、ぅ……!」

 

どくどく、どくどく。

 

精液が彼女の胎内に流れ込む。

 

冷たい水の中で、俺の熱い精子が彼女の中を満たしていく。

 

「……は……はぁ……」

 

しばらく動けなかった。

 

繋がったまま、彼女の胸に顔を埋める。

 

冷たい。

 

でも、俺の居場所はここだ。

 

十分くらい、そうしてた。

 

やっと俺は顔を上げた。

 

アリシアは変わらない。

 

目を閉じて、ただ静かに。

 

でも、口元が。

 

やっぱり、ちょっと笑ってるように見える。

 

気のせいだ。

 

死体の顔の筋肉が、たまたまそう見えるだけ。

 

わかってる。

 

でも。

 

「……綺麗だよ、お前」

 

俺はキスをした。

 

冷たい唇。

 

冷たい舌。

 

それでも俺は、夢中で貪った。

 

印をつけるみたいに。

 

「……続き、するか」

 

俺のモノは、もう硬さを取り戻してた。

 

まだまだ、旅は長い。

 

もう少しだけ、ここにいよう。

 

アリシアと、二人きりで。

 

「なあ、アリシア」

 

「次は、お前からもしてほしいよな」

 

返事はない。

 

でも、いつか。

 

屍の塔で、もっと深い死霊術を手に入れたら。

 

お前を、もっと人間に近づけられたら。

 

「そしたら、お前、俺のこと好きになってくれよな」

 

「……死んでるけど」

 

俺は笑った。

 

自分で言って、悲しくなった。

 

それに……。

 

こんなことをしている俺を、アリシアはきっと許さないだろう。

 

あいつは卑怯なことを嫌うやつだったから。

 

でも、いい。

 

今はこれで。

 

今は、俺がアリシアを好きでいられれば。

 

「……もう一回」

 

俺は彼女の腰を引き寄せた。

 

水音が、また響き始める。

 

森の奥で、カラスが一羽、鳴いた。

 

俺たちを嘲笑うみたいに。

 

でも、どうでもいい。

 

今、俺は世界で一番幸せだ。

 

アリシアと繋がってる。

 

それだけで。

 

全部、それだけで。

 

日が傾く頃、俺はアリシアを泉から引き上げた。

 

新しい服を着せる。旅の準備。

 

体はきれいになった。

 

金髪は、また輝きを取り戻してる。

 

「……よし」

 

術式をかける。

 

「立て」

 

彼女は立ち上がった。

 

外套を被せる。

 

フードを下ろす。

 

また二人、北へ歩き出す。

 

泉を後にして、森の奥へ。

 

屍の塔までは、あと少し。

 

「待ってろよ、アリシア」

 

俺は彼女に話しかける。

 

「次に立ち寄るところでは、もっとゆっくりしよう」

 

「それまで、このままでいいから」

 

「隣にいてくれ」

 

彼女は歩く。

 

何も言わず、俺の隣を。

 

それが、今の俺のすべてだった。

 

森を抜けると、遠くに山脈が見えた。

 

屍の塔は、まだ見えない。

 

でも、近づいてる。

 

確かに、一歩ずつ。

 

俺は、禁断の力を手に入れる。

 

それが偽物のアリシアしか生み出せなくても。

 

俺が本物だと思えば、それでいい。

 

「お前は、俺のアリシアだ」

 

誰がなんと言おうと。

 

俺は、そう決めたから。

 

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