機動戦士ガンダム エロ短編集 女達の地獄の黒史録 作:みなぽん
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ 外伝 ~鏡写しの女神~
第一章:黄金の鳥籠、枯れゆく欲望の宿主
カーディアス・バウンデンウッデン伯爵の私室は、時間が止まったかのように重く、甘美な香りが漂っていた。80歳を超えた老体は、すでに自ら歩くことも叶わず、電動車椅子にその身を預けている。しかし、その濁った瞳の奥には、いまだに衰えを知らぬ貪欲な欲望が宿っていた。
ギギ・アンダルシアは、その枯れ木のような手に愛撫されながら、静かに瞳を閉じていた。
「おや、もう濡れているのかね、ギギ」
しわがれた声が耳元で響く。カーディアスの指先が、シルクのネグリジェの上から彼女の胸の先端をなぞった。その感触に、ギギの体が小さく震える。
「いいえ、伯爵……あなたの指が冷たいのです」
嘘ではない。だが、それだけが理由でもなかった。彼女は、この老人が求めている反応を正確に知っていた。彼は、自分の老いた指一本で、若く美しい娘を悦ばせることができるという幻想を求めているのだ。その微かなプライドを満たしてやることこそが、彼女に課せられた役割だった。
「おてんばなお姫様は嫌いだよ、ギギ。もっと素直になりなさい」
カーディアスの手がネグリジェの中に滑り込み、直接肌に触れる。乾いた指の腹が、滑らかな肌を這い回る。長年の歳月によって枯れた皮膚の感触は、決して心地よいものではないはずなのに、ギギの体は熱を帯びていく。
(……求められている)
彼女の内なる感覚が告げる。カーディアスは、自分の愛撫によってギギがトロけ、身も心も溶かしていく様を見たいのだ。その欲望のベクトルを感じ取った瞬間、ギギのニュータイプとしての感応能力が無意識に作用し、彼女の体は疑似的な快感を生み出し始める。老人の欲望に呼応して、彼女の肉体が勝手に快楽の回路を作り上げていくのだ。
「んっ……伯爵……」
ギギは、甘い吐息を漏らした。それは計算された声だったが、同時に彼女自身の体の芯から湧き上がる快感でもあった。相手の望む自分を演じる。その行為が、彼女自身をも追い詰めていく。
「そうだ、その顔だ……美しいぞ、ギギ」
カーディアスの指が、秘所へと伸びる。シルクのショーツの上から、すでに湿り気を帯びた秘裂をなぞられた。布地越しの摩擦が、クリトリスを刺激し、ビクリと体が跳ねる。
「あっ……そんな……」
「ほら、こんなに濡れている……私の指が欲しいのだろう?」
ショーツの横から指を差し入れ、直接割れ目に触れる。すでに蜜が溢れ出していた。老人の指が、その蜜をすくい取り、クリトリスを執拗に弄り始めた。乾いた指の腹が、敏感な突起を押しつぶすように円を描く。
「ああっ! 伯爵、いいっ……!」
体がのけぞる。老人の指は、まるで魔術師のように彼女の敏感な箇所を的確に攻め立てた。長年の経験が培ったテクニックなのか、それともただの執着なのか。
いずれにせよ、ギギの体は抗えずに快楽の波に飲み込まれていく。
「んっ、ああっ……もっと……もっと弄って……!」
「欲しいのかね? ならば、もっと啼きなさい」
カーディアスは、クリトリスを指で挟み込み、上下に扱き上げた。指の腹が、包皮を捲り上げるように刺激する。そのたびに、電流のような快感が下腹を駆け抜け、ギギの口からは制止できない喘ぎが溢れ出した。
「はあっ、ああっ! そこっ、そこですっ!」
彼女は、車椅子の上の老人にしがみつくようにして、その指を受け入れた。老いた体から発せられる死の匂いと、指先から伝わる生々しい快感。そのアンバランスな交わりに、彼女の精神は引き裂かれそうになる。
(これは、私なの? それとも、彼が望む私なの?)
自問自答が頭をよぎるが、快感の波がそれを押し流していく。カーディアスは、ギギの反応を見ながら、さらに指の動きを激しくした。秘裂の入り口に指を差し入れ、内壁を掻き回しながら、親指でクリトリスを擦り続ける。
「あぐっ! いっ、いやっ! 伯爵っ、そんなにされたらっ!」
「ほら、中がひくひくと動いているぞ。私の指がそんなに嬉しいのかね?」
「嬉しいっ……嬉しいですっ! 伯爵の指がっ、私の中をかき回すのっ、好きっ!」
嘘ではない。彼の指が動くたびに、内壁が収縮し、さらなる快感を貪る。カーディアスは、さらに指を一本増やし、二本の指で内壁を押し広げながら、かき回した。
「ああっ! 伯爵、いいっ……! そこっ、そこ擦ってっ!」
「いいぞ、ギギ……もっと啼け……私の名を呼べ!」
「カーディアス様っ! ああっ、いっちゃうっ、いっちゃいますっ!」
絶頂が彼女を襲う。体が痙攣し、大量の愛液が老人の指を濡らした。カーディアスは満足げに笑い、その汁にまみれた指を口へと運ぶ。
「甘いな……最高だよ、ギギ」
その言葉に、彼女は虚ろな笑みを浮かべるしかなかった。これが彼女の日常。黄金の鳥籠の中で、枯れゆく欲望の宿主に飼い慣らされた、鏡写しの女神。
第二章:亡霊と交わる、灼熱の共鳴
ハサウェイ・ノアとの出会いは、彼女の運命を狂わせた。
彼の中に見たのは、クェス・エアの亡霊だった。あるいは、彼自身の中に住まう、守れなかった少女への贖罪。彼がギギに求めているのは、彼女自身ではなく、失われた幻影なのだと、彼女は瞬時に理解した。
(それでもいい)
自分が彼の傷を癒やす存在になれるなら。彼の望む「クェス」を演じることなど、彼女にとって造作もないことだった。それが、例え偽りの自己であっても。
香港のホテルの一室。夜の帳が下りた窓辺で、二人の体が重なり合う。
「クェス……」
ハサウェイが彼女の名を呼ばないことが、逆に彼女の心を刺激した。彼は目を閉じ、過去の記憶の中にいる。ギギは、そんな彼の頬に手を添え、唇を重ねた。
「んっ……」
口づけは激しさを増していく。ハサウェイの舌が、ギギの口腔を犯すように弄り回す。唾液が絡み合い、粘膜同士が擦れ合う音が響く。彼の情熱は、喪失への恐怖から来るものだった。彼は、彼女の中にクェスを見つけようと必死なのだ。
ギギは、彼の服を脱がせ、逞しい体を露わにした。若く、筋肉質の体。カーディアスの枯れ木のような体とは対照的に、そこには生命力が満ち溢れていた。汗で光る肌は、瑞々しく、雄の香りを放っている。
「ハサウェイ……」
彼女は、彼の首筋に唇を這わせ、鎖骨をなぞり、胸の乳首を舌で転がした。硬く尖った突起を吸い上げると、ハサウェイが息を呑む。
「あっ……そこ……」
彼女のテクニックは、カーディアスに仕込まれたものだが、今はそれを、目の前の青年を魅了するために使う。彼の反応のすべてを感じ取り、より深い快楽へと誘う。彼が求めるのは、優しさだけではない。もっと激しく、すべてを忘れさせるような、暴力的なまでに深い快楽だ。
「挿れて……ハサウェイ」
ギギは自ら脚を開き、秘所を晒した。すでに潤い、ひくひくと収縮を繰り返すそこは、彼を受け入れる準備ができていた。ピンク色の粘膜が、淫靡な光沢を放っている。
ハサウェイは、獣のような目で彼女を見つめ、一気に腰を沈めた。
「ああっ!」
肉と肉が打ち合う音が部屋に響く。ハサウェイは、ただただピストン運動を繰り返した。彼の心の中にある喪失感を埋めるかのように、激しく、深く。
その抽送は荒々しく、彼女の中を抉り取るような勢いを持っていた。
「うっ、ううっ……クェスっ!」
彼は彼女の中で何度も何度も果てた。最初の射精で、熱い奔流が彼女の胎内を満たす。すぐに次の抽送が始まり、新たな快感が生まれる。彼の精が、彼女の胎内を満たしていく。そのたびに、ギギは彼の悲鳴のような喘ぎを聞きながら、自らも絶頂へと達した。子宮が痙攣し、ハサウェイの肉棒を締め付ける。
(これで、彼は救われるの?)
熱い肉体の交わりの中で、彼女は冷めた思考を抱いていた。彼は私を通してクェスと交わっている。私の中にクェスを見ている。この共鳴は、偽りなのか、それとも……
答えの出ない問いが、彼女の胸に深く突き刺さる。それでも、彼の熱が、彼の肉が、彼女を現実に繋ぎ止めていた。それが、カーディアスとの乾いた関係とは違う、生きた快楽だった。
第三章:新たな飼い主、快楽の檻
ケネス・スレッグ。彼はカーディアスとは違う意味で、ギギの才能を見抜いていた。
「君は『勝利の女神』だ、ギギ」
その言葉は、彼女を縛る新たな鎖だった。彼女はケネスのもとで働き、彼の作戦を成功に導く。それは彼女のプロ意識のなせる技であり、ニュータイプ能力の賜物でもあった。その能力がなければ、彼は興味を示さなかっただろう。
そしてある夜、彼女はケネスに抱かれた。
「君が欲しい、ギギ」
ケネスの瞳には、ハサウェイのような迷いも、カーディアスのような枯渇もなかった。あるのは、明確な欲望と、支配欲のみ。
その視線は、ギギを獲物として捉えていた。
「わかりました、大佐」
ギギは、自ら服を脱ぎ捨てた。純白のブラジャーとショーツを取り去り、美しい裸身を曝け出す。16歳の瑞々しい体が、妖艶な光沢を纏って輝いている。
ケネスは満足げに頷き、彼女をベッドに押し倒した。
彼のテクニックは洗練されていた。前戯は短く的確で、彼女の敏感な箇所を的確に攻め立てる。指と舌の動きは、カーディアスの執拗な愛撫とも、ハサウェイの激しい情熱とも違う。冷徹な計算の元に組み立てられた、快楽のプログラム。
彼はまず、ギギの膝を割り開き、花弁を開いた。淡い陰毛に彩られたそこは、すでに薄っすらと湿り気を帯びている。
「綺麗な色をしているな」
ケネスはそう言うと、舌を伸ばし、クリトリスを舐め上げた。
「あっ!」
電撃が走る。彼は舌先で包皮を剥き上げ、露出した敏感な肉芽を転がした。同時に、指を膣内に入れ、Gスポットを探り当てる。
そこを的確に押し上げられると、ギギの体は制御を失った。
「ああっ! そこっ、そこだめっ!」
「ここか? ここがいいのか?」
ケネスは舌と指を同時に動かし続けた。クリトリスを吸い上げながら、内壁の敏感な箇所を指先で執拗に擦る。ギギの口から、本心からの喘ぎが溢れ出す。
「はあっ、ああっ! 大佐っ、すごいっ!」
「いい反応だ、ギギ。もっと声を聞かせてくれ」
彼は彼女の脚を大きく開かせ、屹立した自身を一気にねじ込んだ。
「いっ! ああっ!」
その侵入は、ハサウェイよりも太く、長かった。内壁を押し広げられる感覚に、ギギの背筋が反り返る。ケネスの肉棒は、彼女の膣内を埋め尽くし、子宮口まで到達する。
「くっ、ううっ……大佐っ、そこっ、だめっ!」
子宮口を叩かれるたびに、電流のような快感が脳天を駆け抜ける。ギギは、シーツを掴んで声を上げた。
ケネスは、激しく腰を打ち付けた。そのストロークは規則的で、容赦がない。彼のスタミナは無尽蔵に見えた。
「ハサウェイか? あの小僧より、私の方がいいだろう?」
ケネスの言葉が、彼女の耳元で囁かれる。NTRの快楽。他の男のものだった女を、自分のものにする征服感。それを彼は楽しんでいた。
「いいえ……大佐……あなたがっ、すごいっ……!」
ギギは、彼の望む答えを返す。それは本心からの言葉でもあった。彼のテクニックとスタミナは、ハサウェイの記憶を彼女の体から上書きしていくかのようだった。
「ああっ! いくっ! いっちゃいますっ!」
「一緒にいこう、ギギ!」
二人の絶頂が重なる。ケネスの大量の精が、彼女的最奥を満たした。子宮に直接注がれる熱い液体に、ギギの体は再び痙攣する。
事後、ケネスは満足げにタバコをふかした。ギギは、その横で虚ろな目で天井を見つめる。
(私は、誰のものなの?)
カーディアスの愛人であり、ハサウェイのクェス代わりであり、ケネスの勝利の女神。どれも彼女自身ではない。彼女は、男たちの欲望を映す鏡に過ぎない。
その虚無感が、彼女の心を深くえぐっていく。
第四章:狂気の愛、メス堕ちの果て
ハサウェイに奪還された日、彼は嫉妬に狂っていた。
「ケネスに抱かれただろう!?」
彼の怒号が、彼女の耳を劈いた。ギギは、マフティーのアジトの一室に閉じ込められた。
「ハサウェイ……」
彼は、彼女をベッドに押し付け、乱暴に服を剥ぎ取った。その目は、かつての優しさを失い、獣のような光を宿していた。
「君は僕のものだ! クェスじゃない、ギギ・アンダルシアは僕のものなんだ!」
彼は、彼女の脚を強引に開き、濡れてもいない秘所に自身を押し当てた。
「いっ、痛いっ! ハサウェイ!」
抵抗する間もなく、彼は一気に貫いた。
「ああっ!」
乾いた肉がこすれる痛みが走る。しかし、ハサウェイは構わず激しく腰を振った。
「うあっ、ああっ! ギギっ、ギギっ!」
彼はただひたすらに、彼女を犯した。ケネスの痕跡を上書きするかのように、自分の精を注ぎ込むかのように。
「あっ、ああっ……ハサウェイ……!」
痛みが次第に快楽へと変わっていく。彼の激しいピストン運動が、彼女の性感を刺激し始める。乾いた内壁が、彼の猛りによって粘液を分泌し始め、摩擦が潤滑な快楽へと変わっていく。
「いいか、ギギ……君は僕のものだ。誰にも渡さない」
ハサウェイは、彼女の耳元で囁きながら、さらに腰を打ち付けた。その抽送は、物理的な快感だけでなく、ギギのニュータイプ能力に直接響いてくるようだった。
彼の激昂。彼の嫉妬。彼の独占欲。それらが波となり、彼女の心に打ち寄せる。
それは、カーディアスの枯渇した欲望とも、ケネスの冷徹な支配欲とも違う、生々しい、痛々しいまでの感情だった。
(この人は、私を必要としている)
カーディアスのような欲望の対象としてでもなく、ケネスのような道具としてでもなく、ハサウェイは「ギギ」として彼女を求めている。その歪んだ形ではあっても、それは彼女が初めて感じた「自分自身への渇望」だった。
「ああっ! ハサウェイっ! そこっ、もっと奥っ!」
ギギは、自ら腰を振り始めた。彼の動きに合わせて、彼を受け入れる。内壁を収縮させ、彼を締め付ける。
「くっ、ギギ……そんなに締められたら……」
「いいの……私の中に出して……あなたの全部を私に頂戴……!」
「いくっ! いくぞ、ギギ!」
「ううっ、ああっ! 私もっ! 私もいくっ!」
彼女の中で彼が果てるたびに、彼女もまた絶頂へと達した。何度も、何度も。
中出しされるたびに、彼女の胎内は彼の精で満たされていく。その温かさと重みが、彼女の心を溶かしていく。
「ハサウェイ……ハサウェイ……!」
彼女は、彼の名を呼び続けた。彼の背に爪を立て、彼を受け入れる。
「僕のものだ……ギギ……」
「ええ……あなたのもの……あなたのメスよ……」
彼女は完全にメス堕ちした。彼の狂気じみた愛に、自ら身を委ねた。この閉じた部屋の中でだけ、彼女は「ただの女」になることができた。
鏡写しの女神は、その役割を捨て、ただ一人の男に所有されるメスへと堕ちていった。
**第五章:閃光の彼方に**
アデレードの戦い。それは、彼女の目の前で幕を下ろした。
ハサウェイの敗北。そして、死。
「ハサウェイ……」
彼女は、モニター越しにその最期を見た。彼の乗るモビルスーツが爆散する瞬間、彼女の心もまた、砕け散った。
彼を失った今、彼女は誰のものでもない。
カーディアスのもとへ戻るつもりはない。
ケネスのもとで生きる気力もない。
彼女は、ただの抜け殻になっていた。
「行こう、ギギ」
ケネスが声をかける。彼は連邦軍を辞し、日本の九州へ渡るつもりだった。
「……はい」
彼女は、虚ろな声で答えた。
彼女の中には、まだハサウェイの温もりが残っている気がした。何度も中出しされた胎内の記憶。彼の名を呼び続けた声。
それらは、彼女の体に刻まれた、消えない傷跡であり、愛の証でもあった。
「あなたは、神様になれなかったわね……」
彼女は,空を見上げた。そこには、彼の乗ったモビルスーツが散った閃光が、今も残っているような気がした。
鏡写しの女神は、誰の姿も映すことがなくなった。
ただ、愛した男の亡霊だけを、その胸の奥に抱き続けて。
彼女の足取りは,九州の地に消えていった。それが,彼女の物語の終わりであり,新たな始まりでもあったのかは,誰にもわからない。
ただ,彼女がニュータイプとして,一人の男を愛したことは真実だった。そして,その愛が,彼女をただの「愛人」から「一人の女」へと変えたことも。
那是,閃光のハサウェイが遺した,小さな,しかし確かな光だったかもしれない。
(了)