※この作品はR-18です。

機動戦士ガンダム エロ短編集 女達の地獄の黒史録   作:みなぽん

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Vガンダム シャクティ カレンの人生 

第一章 カサレリアの平和な日々

 

カサレリアの森は、朝露に濡れた葉が陽光を受けてきらめき、まるで無数の宝石が散りばめられたかのように美しかった。薄黄色のタートルネックに茶色のジャケット、赤いスカートという見慣れた服装のシャクティ・カリンは、お気に入りのヤナギランの花が風に揺れるのを眺めながら、穏やかな時を過ごしていた。

 

「シャクティ、そろそろ帰ろう。カルルがお腹を空かせているよ」

 

背後から掛けられた声に振り向くと、幼馴染のウッソ・エヴィンが少し照れくさそうに立っていた。彼のその笑顔を見るだけで、胸の奥がふわりと温かくなる。シャクティにとって、ウッソは兄であり、守ってくれる存在であり、そして…言葉にできないもどかしい感情を抱く相手でもあった。

 

「うん、わかったわ、ウッソ」

 

二人は並んで森の小道を歩き出す。時折、肩が触れ合うたびに、シャクティの心臓が小さく跳ねた。ウッソの手が、自分の手のすぐそばにある。あと少し指を伸ばせば触れられる距離。でも、それはまだ恐れ多いことのように思えた。

 

その夜、自室のベッドの中で、シャクティは昼間の感触を反芻していた。ウッソの体温、彼から漂う微かな土と草の匂い。それらを思い出すだけで、身体の芯がじんわりと熱くなるような、奇妙な感覚に襲われた。

 

「どうしたの、私…」

 

自身の胸に手を当ててみる。トクトクと早鐘を打つ鼓動。下腹部に疼くような鈍い痛み。それはまだ幼い彼女が知る由もない、女としての本能の目覚めだった。無意識のうちに、彼女は自分の身体を抱きしめ、ウッソの名前を小さく呟いた。カサレリアの平和な夜は深く、彼女の秘めたる想いだけが、闇の中で静かに育っていった。

 

第二章 リガミリティアの老人たち

 

平和な日々は、唐突に引き裂かれた。ウッソがホワイトアークの整備で忙しくしている間、シャクティはリガミリティアの老人たちの卑猥な視線に晒されていたのだ。

 

ある日、ウッソが艦を離れている隙を見計らって、数人の老人たちがシャクティを薄暗い倉庫に連れ込んだ。

 

「さあ、シャクティ嬢。我々の疲れを癒しておくれ」

 

ねっとりとした声と共に、しわがれた手が伸びてくる。シャクティは恐怖で後ずさりしたが、逃げ場はなかった。

 

「や、やめてください!ウッソ!ウッソ!」

 

叫び声は、厚い扉に遮られて届かない。老人たちは力任せに彼女のジャケットを剥ぎ取り、薄黄色のタートルネックをまくり上げた。褐色の肌が露わになると、彼らの目は欲望で濁った。

 

「なんと美しい肌じゃ…」

 

乾いた唇が首筋に押し当てられ、太い舌が這い回る。シャクティは屈辱と嫌悪で身震いした。汚い。こんなこと、あってはならない。スカートが引き下ろされ、下着ごと太ももをまさぐられる感触に、胃液が込み上げそうになった。

 

「ほら、ここもこんなに…」

 

老人の指が、彼女の秘所を布越しに擦り上げる。ビクッと身体が跳ね、声にならない悲鳴が漏れた。無理やり膝をつかされ、目の前に突きつけられた醜悪な男根。口を塞がれ、吐き気を催すような生臭い味が口腔を満たす。

 

「んっ…ぐっ…!」

 

涙が止まらない。ウッソ、助けて。心の中で叫び続けるが、現実は残酷だった。老人たちの荒い息遣いと、自分の身体を犯す不快な感触だけが、冷たい倉庫に響いていた。彼女の純潔は、最も信頼すべき味方の手によって、無惨にも汚されていった。

 

あの日から、シャクティの日常は一変した。ウッソの目を盗んでは、老人たちは彼女を呼び出し、恥辱の限りを尽くした。最初は抵抗し、涙を流していたシャクティだが、度重なる行為の中で、彼女の身体は次第に恐ろしい変化を遂げ始めていた。

 

「どうじゃ?気持ちいいだろう?」

 

老人の指が、濡れそぼった秘所を執拗に弄ぶ。以前なら拒絶の言葉を吐いていたはずなのに、今のシャクティは唇を噛みしめ、必死に声を殺すことしかできなかった。身体の奥底から湧き上がる、得体の知れない熱。それは彼女の意思とは裏腹に、老人たちの愛撫に悦びを感じ始めていたのだ。

 

「あっ…んぅ…」

 

ついに、甘い吐息が漏れる。その瞬間、シャクティは自分自身に絶望した。どうして。こんな汚い老人たちにされて、どうして気持ちよくなってしまうの? 羞恥心が、逆に快楽を増幅させる。自分が変わっていくことへの恐怖と、抗えない快感の波に飲み込まれていく感覚。

 

「ほら、素直になれば、もっと気持ちよくしてやるぞ」

 

老人の男根を受け入れさせられるたびに、身体は歓喜の震えを覚えた。脳裏に浮かぶウッソの顔が、次第に快楽で歪んでいく。純粋無垢だった少女は、老人たちの執拗な調教によって、自ら腰を振り、快楽を貪る女へと堕ちていった。カサレリアの森で見た夢は遠く、今の彼女の目にあるのは、肉欲と裏切りの入り混じった、淫靡な光だけだった。

 

第三章 ザンスカール帝国

 

運命の皮肉か、それとも必然か。シャクティはウッソと離れ、ザンスカール帝国に連行されることとなった。そこは、権力と欲望が渦巻く、まさに地獄のような場所だった。彼女はすぐに軟禁状態になり、帝国の幹部たちの慰みものとして扱われるようになった。

 

「ほう、これが例の女王陛下の血縁か。なかなか良い素材だ」

 

鉄格子の中、豪奢な服に身を包んだ初老の男が、舐めるような視線を浴びせてくる。かつてリガミリティアの老人たちに弄ばれた記憶が蘇り、シャクティの全身に鳥肌が立った。しかし、その恐怖はすぐに別の感情へと置き換わっていく。

 

「さあ、楽しませてもらおうか」

 

男の腕が強引に彼女の身体を捉え、ベッドに組み伏せられる。リガミリティアでの経験が、無情にもシャクティの身体を開発していた。拒否しようとする心とは裏腹に、彼女の肉体は容易く男を受け入れてしまう。

 

「ああっ…いやっ…やめてぇ…!」

 

悲痛な叫びも虚しく、男は容赦なく彼女を貫いた。激しい律動が始まると同時に、シャクティの喉の奥から洩れるのは苦悶ではなく、官能的な喘ぎ声だった。もう、何もかもがどうでも良くなっていく。快楽に溺れてしまえば、この辛い現実から逃避できるのではないか。そんな浅はかな考えが頭を掠める。

 

「ふふ、意外と具合が良いじゃないか。さすがは女王の血筋だ」

 

男が嘲笑しながら腰を打ち付け続ける。シャクティはただ、揺さぶられるままに絶頂へと追い立てられていった。一度果てても解放されることはなく、新たな男が代わる代わる彼女を蹂躙する。ザンスカール帝国における彼女の価値は、もはや人間としての尊厳など持ち合わせていない、単なる性奴隷としてのそれだけだった。心は砕かれ、魂はズタズタに引き裂かれていく。それでも、身体だけは過剰なまでの快楽を貪欲に求め続けた。シャクティは完全にセックスによって支配され、ザンスカール帝国の闇の中で、永遠の陵辱と絶望に塗り潰されていくのだった。

 

*第四章 ウッソとの日々

 

ザンスカール帝国の圧政と非道な行為に対する民衆の怒りは、やがて爆発的な抵抗運動へと繋がっていった。そして、その混乱に乗じて、ウッソ・エヴィンは囚われの身であったシャクティを救い出すことに成功する。長きに渡る監禁生活と数多くの男たちによる性的虐待によって心身共に疲弊していたシャクティだったが、ウッソの腕の中にいることで僅かな安堵を得ることができた。

 

「シャクティ…!俺が必ず君を守る!」

 

ウッソの決意に満ちた瞳に見つめられながら、シャクティはこくりと小さく頷いた。二人は互いを強く抱きしめ合い、エンジェルハイロゥからの脱出に向けて動き出したのである。道中、追手との熾烈な戦闘があったものの、ウッソの操縦するV2ガンダムの活躍によって一行は何とか危機を脱することに成功する。

 

長い逃避行の末辿り着いたのは、かつて二人が出会った思い出の地―――カサレリアであった。懐かしい景色、懐かしい人々の温かい出迎えを受けつつも、二人の間には未だ消えることの無い深い溝が横たわっていた。ウッソは傷付き変わり果ててしまったシャクティを憐れみながらも、彼女を再び元の純粋な少女に戻したいと切望していたのだ。

 

一方シャクティ自身もまた、己の汚れ切った過去と向き合わなければならなかった。数多の男達によって踏み躙られた自らの肉体に対し複雑な感情を抱きつつも、それでも尚ウッソへの想いは変わらず強いものなのであった。ある晩のことである。「ねぇ……ウッソ…少しお話しない?」そう言って彼を家屋の外へと連れ出したシャクティは、月明かりの下で自ら衣服を脱ぎ捨て裸体を晒すなりこう告げるのである。

 

「私の全てを受け入れてくれますか?」その言葉に戸惑いつつも真摯な眼差しで応じるウッソを見据えた上でゆっくり近づいて行くと、そのまま優しく接吻を交わし始める2人。「んっ……ちゅぷ♡……ぷぁ……」お互いの唾液が絡み合い湿っぽい音を立てる。歓喜にシャクティはぴくりと身体を震わせる。

 

月明かりに照らし出されたシャクティの褐色の裸体は、白磁のように滑らかで、どこか儚げな美しさを放っていた。ウッソは、まるで壊れ物を扱うかのように、震える手で彼女の頬に触れ、そのまま首筋へと指を滑らせた。

 

「シャクティ……」

 

優しく呼びかけられ、シャクティの瞳からとめどなく涙がこぼれ落ちた。これまで味わってきた粗暴な男たちの手つきとはあまりにも違う、慈しみに満ちた温かい指先。その優しさが、彼女の心に積もっていた恐怖と恥辱の泥を溶かしていくようだった。

 

ウッソは、彼女の唇から首筋へと唇を移動させ、チロチロと舌先で愛撫した。耳の裏を甘噛みされただけで、シャクティの身体はビクンと跳ね、甘い吐息が漏れる。

 

「んっ……ぁっ……ウッソ……」

 

過去の行為で開発された身体は、わずかな刺激にも過剰に反応してしまう。羞恥心で顔を真っ赤に染め、無意識に胸元を隠そうとしたシャクティの手を、ウッソは優しく握り、そっと引き剥がした。

 

「隠さないで。シャクティの全部が見たいんだ」

 

その純粋な眼差しに、抗うことはできなかった。露わになった乳房は、黒髪のコントラストも相まって艶めかしく膨らんでいる。ウッソはその愛らしい頂にそっと唇を寄せ、赤ん坊のように啄むように吸い上げた。

 

「ひゃぅっ……!あぁんっ♡」

 

電流が走ったような快感に、シャクティの背筋が反り返る。老人たちに揉みしだかれた時の嫌悪感はなく、ただ、愛する人に愛撫される喜びだけで胸が満たされていく。ウッソはもう片方の乳首を指先で優しく摘み、円を描くように擦り上げる。硬くしこったそれを、舌で丁寧に転がされるたびに、子宮の奥からじんわりと甘い痺れが広がっていった。

 

「いいよ、シャクティ。感じてくれていいんだよ」

 

耳元で囁かれ、シャクティはこくりと頷いた。ウッソの手が、乳房から脇腹、くびれを経て、太ももの内側へとゆっくりと降りていく。その焦らすような緩やかな動きが、彼女の身体を内側から熱く煮えくり返らせた。

 

太ももを撫で上げられると、シャクティは無意識に足を開いてしまった。もう、隠すことはしない。彼になら、全てを見せてもいい。

 

「ウッソ、そこ……触って……」

 

自ら求める言葉を口にしたことに驚きつつも、シャクティは潤んだ瞳でウッソを見つめた。ウッソは優しく微笑み、濡れて震える秘所に指を添えた。

 

「ここだね……」

 

布越しではなく、直接触れる指先。下腹の奥底を押し上げるような優しい圧迫感と、豆を弾くようにクリトリスを転がされる感覚に、シャクティは甘く甲高い声を上げた。

 

「あっ、あっ、あぁっ♡ そこ、すごく……いいっ♡」

 

男たちはただ自分の欲望を満たすためにそこを蹂躙しただけだった。けれど、ウッソの指は、彼女が悦ぶ場所を探り当て、丁寧に、そしてねっとりと愛撫を続けてくれる。二本の指で花びらを左右に開かれ、溢れ出る蜜がウッソの手を濡らしていく。

 

「こんなに濡れて……シャクティ、可愛いよ」

 

耳元で囁かれる言葉が、背徳的な快感を更に高める。ウッソは中指をゆっくりと膣内に滑り込ませた。硬く狹き締め付ける肉壁を傷つけないよう、息を吐かせるように少しずつ奥へと進んでいく。

 

「んぅぅっ……はぁっ、入ってくる……ウッソの、指が……」

 

異物の侵入に身体が強張りそうになるのを、ウッソの優しいキスが解きほぐしていく。内壁を探るように指を曲げ、前壁の敏感な一点を擦り上げると、シャクティの腰が浮き上がるほどの強烈な快感が走った。

 

「ひっ♡ そこっ、だめぇっ♡ 頭おかしくなっちゃうっ!」

 

シャクティはウッソの肩にすがりつき、爪を立てた。身体の奥底で疼いていた飢餓感が、優しい前戯によってゆっくりと満たされていく。快楽の波に揉まれながらも、シャクティは確信していた。これは支配されるためのセックスではない。互いの温もりを確かめ合い、心と身体を一つにするための愛の行為なのだと。

 

「ウッソ……もっと……私をいっぱいにして……」

 

潤んだ瞳で見上げ、甘くねだるシャクティに、ウッソは深く頷いた。二人の影が月明かりの下で一つに重なり合い、愛の交わりが今、深い安心感の中で始まろうとしていた。

 

「ウッソ…お願い…」

 

シャクティの甘く切ない懇願が、夜気に溶けていく。ウッソは、震える手でシャクティの腰を優しく引き寄せ、自分の昂ぶった先端を、熱く濡れた秘所の入り口にそっと宛てがった。

 

「いくよ、シャクティ…」

 

ゆっくりと、本当にゆっくりと、ウッソは腰を前に進めた。押し広げられる肉壁の熱と圧迫感。シャクティは唇を噛みしめ、眉を寄せてその感覚を受け入れる。これまで老人たちや幹部たちに無理やりこじ開けられた時の激しい痛みとは違う。焦らすような、愛おしむような侵入だった。

 

「んっ…ぅっ…はぁっ♡」

 

先端が狹き締め付ける入口を通り抜け、最奥へと沈み込んでいく。異物が身体の中に入ってくる充足感に、シャクティの背筋が震えた。ウッソが完全に根元まで埋まった時、二人は熱い吐息を重ね合った。

 

「全部入ったよ…シャクティ、大丈夫?」

 

「うん…すごく…満たされる…♡」

 

繋がった箇所から伝わる互いの鼓動。ウッソはシャクティの涙を舌で舐め取りながら、ゆっくりと腰を引き抜き、再び奥へと押し込んだ。摩擦が生む熱が、神経を痺れさせていく。

 

「あっ、あぁっ♡ ウッソ、動いてる…ウッソが私の中で…」

 

最初は互いの感触を確かめ合うような、丁寧で緩やかなピストン運動。しかしその穏やかな動きは、次第に激しさを増していった。本能が目覚め、理性が快楽の波に飲み込まれていく。

 

「んっ、んっ、あっ、あっ♡ すごい、奥まで当たってるっ♡」

 

シャクティは無意識にウッソの腰に脚を絡め、更なる深みを求めて腰を振った。過去の陵辱によって開発された身体は、愛する人との結合に歓喜し、彼を逃がすまいと貪欲に吸い付く。

 

「シャクティ、締め付けがすごいよ…気持ちいい…」

 

「あぁんっ♡ 私も、すごく気持ちいいっ♡ もっと、もっと奥まで!」

 

ウッソの動きが激しさを増すにつれ、シャクティの口からは次々と艶めかしい嬌声が溢れ出した。かつて老人たちに与えられた屈辱的な快感。それはただ身体を犯すだけの、心を置き去りにした支配だった。けれど今、シャクティが感じているのは、魂の芯まで震わせるような至高の喜びだった。

 

(この温もりは、ウッソのものだわ…)

 

汗ばむ肌を重ね合わせ、互いの吐息を吸い込む。繋がった部分から伝わる熱が、汚れた過去を洗い流し、彼女の心身を浄化していくようだった。男たちの残した屈辱的な記憶さえも、ウッソの与える愛に満ちた快楽の前では、色褪せて消え去っていく。

 

「あっ、あっ、あっ♡ そこっ、すごくいいっ♡ 頭が真っ白になるっ♡」

 

ウッソの先端が子宮口を小突くたびに、シャクティの視界が白く明滅した。これまで味わったことのない深い快感の深淵へと、彼女は引きずり込まれていく。それは恐怖ではなく、甘美な没入感だった。

 

「シャクティ…俺も、限界が…」

 

ウッソの呼吸が荒くなり、腰の動きが狂い始める。シャクティは強く彼を抱きしめ、耳元で甘く囁いた。

 

「一緒に…ウッソと一緒にいきたいっ♡」

 

その言葉を合図に、二人は更に深く、激しく交わった。肉と肉が打ち合う卑猥な水音が、静寂なカサレリアの夜に響き渡る。互いを求め合うあまり、獣のような情熱が剥き出しになる。

 

「あっ!あぁっ!いっちゃうっ!ウッソっ!いっちゃうぅぅっ♡♡」

 

シャクティの絶叫と共に、全身が痙攣するほどの強烈な絶頂が訪れた。内壁が波打ち、ウッソを限界まで締め上げる。それに呼応するように、ウッソもまた最奥で爆発した。

 

「シャクティっ!」

 

熱い飛沫が子宮を叩く感覚に、シャクティは再び軽い絶頂を迎えた。二人は固く抱き合ったまま、荒い息を整えようと互いの背中を撫でる。結合部から溢れ出る白濁が、互いの足を濡らしたが、もうそれを不快と思う者は誰もいなかった。

 

「はぁっ…はぁっ…ウッソ…愛してる…」

 

「俺も…愛してるよ、シャクティ…」

 

汗ばんだ額を合わせ、月明かりの下で見つめ合う。その瞳には、確かに互いへの愛情と、深い安心感が宿っていた。かつての哀しみも、憎しみも、今は遠い過去のことのように感じる。

 

夜風が火照った肌を冷ましていく。二人は身を清め、そっと毛布に包まり、寄り添い合って眠りについた。未来への不安は残っているかもしれない。けれど、この腕の中ならばきっと乗り越えられる。そんな確信に満たされながら、二人は深い眠りの世界へと旅立っていった。

 

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