※この作品はR-18です。

機動戦士ガンダム エロ短編集 女達の地獄の黒史録   作:みなぽん

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ガンダム 逆襲のシャア クエス パラヤの挽歌

ガンダム クエス パラヤ

 

「私は今日で15歳になりました」

 

そう告げると父・アデナウアーはいつものように穏やかな笑みを浮かべた。「そうか。今年も元気に成長してくれて嬉しいよ」

 

だがその眼差しの奥に宿る熱を感じ取った瞬間、背筋に寒気が走った。彼は私を抱き寄せようとしてきたが――私は反射的に体を引いてしまう。

 

「……どうした?」

 

「いえ……」

 

喉元まで出かかった言葉を飲み込んだ。あなたは私の何を見ているのですか――なんて口にする勇気はない。

 

それでも父はそれ以上追及することなく、「明日は誕生日の祝宴を開こう」とだけ言って部屋を出て行った。

 

ひとり残された書斎で窓辺に立ち尽くしながら考える。

 

本当に私が欲しいものはなんなのか。地位? 名誉? 父の愛情?

 

違う。私はずっと自由を求めている。

 

翌朝。豪奢な衣装に着替えさせられた私は館の広間に立っていた。煌びやかな装飾に彩られた空間には既に数十人の来賓が詰めかけている。

 

(こんなものが幸せだというなら……)

 

私はふと視界に入った執事を呼び止めた。「お嬢様?」

「今すぐ荷物をまとめて。私はここを出て行きます」

 

驚愕する周囲をよそに私は素早く踵を返す。館の扉をくぐり抜ける瞬間、「待つんだ!」と背後から怒鳴り声が聞こえたが振り向くことなく駆け出した。

 

香港の薄暗いホテルの一室。

 

意識を取り戻した瞬間、嗅ぎ覚えのあるコロンの香りが鼻腔を満たした。シーツの冷やりとした感触が背中に伝わり、両手首が頭上で一つに束ねられていることに気づく。

 

「目覚めたか」

 

低く、しかし妙に甘い声が耳元から降ってきた。蝋燭の揺れる光の中に浮かぶ父・アデナウアーの顔。穏やかながら底知れぬ熱を孕んだその眼差しに、背筋が凍る。

 

「お父さん……どうして……」

 

震える唇から零れた問いかけに対する答えは、冷酷そのものだった。

 

「お前こそ何故勝手に飛び出したのかね? 今までどれだけ私がお前のために尽力してきたと思っている? その恩義も忘れて反抗するとは愚かしい限りだな」

 

顎を強く持ち上げられ、強引に唇が重ねられる。舌が無遠慮に侵入し、口腔を探り、絡めとる。

 

「んぅ……ッ!」

 

呼吸すら許されぬ侵食に窒息しそうになりながら、不思議と身体の芯が微かに火照り始めていることに気づいた。恐怖と、それとは正反対の何かが混在する奇妙な感覚。

 

唇が離れると銀色の糸が引いた。父のアデナウアーは私の耳元に唇を寄せ、囁くように告げた。

 

「クェス。お前の存在価値を教えてあげよう。これからは私の従順なしもべとなれ。それだけがお前にとって最も幸福な生き方なのだからな」

 

その言葉が脳髄まで浸食していくようで、抵抗しようという意志そのものが溶け出していく感覚に陥った。

 

blouseのボタンが一つずつ外されていく。露出した鎖骨に、彼の乾いた指先が触れた瞬間、肌が粟立った。首筋から鎖骨の窪みへ、そして緩やかな曲線を描く胸元へと、指の腹がゆっくりと滑る。

 

「……やめて……」

 

声に出したつもりだったが、それはほとんど喘ぎ声に近かった。

 

ブラウスが肩から滑り落ち、スカートのファスナーが引き下ろされる音がやけに大きく響く。下着姿で横たわる私を、アデナウアーは貪るような目で見下ろしていた。

 

「美しい……クェス、お前は本当に美しい」

 

その賛辞は父親としてのものではない。一人の男としての欲望の吐露に他ならない。分かっていても、長く欠いていた承認欲求の欠片が胸の奥で疼く。

 

キャミソールの上から乳房を包み込むように掌が覆いかぶさる。ゆっくりとした揉み上げに、乳首が硬く立ち上がり始めた。

 

「ん……ぁ……」

 

「感じているな。素直だ、いい子だ」

 

耳元で囁かれながら、耳たぶを甘噛みされる。背中が弓なりに反り、無意識に腰が浮いた。

 

キャミソールが脱がされ、生の乳房が露わになる。まだ外気に触れたかと思うと、熱い舌先が左の乳首を捕らえた。

 

「あッ……!」

 

ちろちろと円を描くように乳首を転がされながら、右手で右の乳房を揉みしだかれる。吸い上げられる感触と指先の刺激の両方が同時に襲いかかり、頭の中が白く濁っていく。

 

「お父さ……ん……だめ……ぁ……」

 

「だめとは何だ。体は正直だな。ここがこんなになっているぞ」

 

ショーツの上から秘裂を撫で上げられ、湿り気が広がっていることを告げられた。恥ずかしさで顔が熱くなる。

 

「いや……言わないで……」

 

「なぜ? 感じることは恥ずかしいことではない」

 

ショーツを横にずらされ、直接秘裂に指が触れた。すでに溢れ出た蜜が指先を濡らし、ぬるりと秘口に指が滑り込んでくる。

 

「あぅッ……!」

 

一本、二本と指を増やされながら内部をかき回される。びくびくと体が跳ねるたび、シーツを掴む指先が白くなった。

 

「クェス、私を見ろ」

 

命令に従い、潤んだ目で父の顔を見上げる。そこにあるのは欲望に歪んだ父親の顔だった。

 

「お前が私のものだと分からせてやる」

 

ズボンを下ろし、すでに猛り立った男根が露わになる。それは赤黒く充血し、先端から透明な液体が滲んでいた。

 

「いや……そんなの……入らない……」

 

「入れるんだ。お前の中に」

 

太い亀頭が秘口に押し当てられる。抵抗しようと腰を引くが、がっしりとした両手に腰を掴まれ、逃げ場を塞がれた。

 

「うぐッ……ぁあッ……!」

 

ゆっくりと、しかし確実に埋め込まれていく異物感。内壁が無理やり広げられ、亀頭が狭い入り口をこじ開けるように進入してくる。

 

「きついな……まだ男を知らないのか」

 

「あッあッ……いた……い……」

 

「最初は誰でも痛い。すぐに気持ちよくなる」

 

根元まで埋め込まれた瞬間、子宮口に亀頭が当たる鈍い衝撃が走った。内臓を鷲掴みにされたような圧迫感に、目の前が暗くなる。

 

「っ……うッ……」

 

動かないでいるだけでも、内壁が異物を吐き出そうと収縮を繰り返す。その動きがアデナウアーをさらに昂ぶらせているらしく、額に汗が滲み始めていた。

 

「動くぞ」

 

ゆっくりとしたストロークが始まった。引き抜かれる際に内壁が擦れ、引き戻される際に空気が押し出される。

 

「あ……ぁ……ん……」

 

痛みが少しずつ薄れ、代わりに何か別の感覚が芽生え始める。奥底にある敏感な部位が擦られた瞬間、背中に電流のような快感が走った。

 

「ひッ……! そこ……だめ……!」

 

「ここか? ここがいいのか」

 

狙いを定めてその場所を重点的に突かれ始めると、もう声を抑えることなどできなかった。

 

「ああッ! あッあッ……そこ……や……あッ!」

 

ピストンの速度が上がるに連れて、ベッドが軋む音と肌がぶつかる音が部屋中に響き渡る。汗で滑り合う肌と肌が重なり合い、二人の体液の混じり合う匂いが充満していく。

 

「いい声だ、クェス。もっと聞かせろ」

 

胸に顔を埋められ、乳首を吸われながら下から突き上げられる。二方向からの刺激に頭が追いつかない。

 

「いや……お父……さん……おかしく……なる……」

 

「なればいい。私の前では素直になれ」

 

さらに深く突き込まれ、最奥をノックされるような強い衝撃。子宮口を小突かれるたびに、全身が跳ね上がった。

 

「あッ……あッ……何か……来る……!」

 

「一緒に行こう」

 

激しいストロークの末、最後は最深部に打ち付けられるように精を注ぎ込まれた。ドクドクと脈打つ男根の振動を子宮口で直接感じながら、私は自身の絶頂と同時に意識を手放しかけた。

 

「……ん……ぁ……」

 

達した後の余韻に浸る間もなく、アデナウアーはまだ硬度を残したまま動き始めた。一度では終わる気配がない。

 

「お前が私のものだと分からせるには、まだ足りないな」

 

二度目の交わりは、より執拗だった。

 

英雄の幻影

シャトルの事故で、私は父アデナウアーの元から逃れることができた。

そして、ハサウェイの手引きで、私はあのアムロレイと合っている

夜の静寂の中、私は密室でアムロと対峙していた。理由は簡単、単なる好奇心によるものだが、内心期待している部分もある。

 

「本当にそれで良いのか?」

 

突然切り出すアムロに疑問符を浮かべる。

 

「何のこと?」

 

「惚けても無駄さ。俺は君の瞳孔の収縮率や脈拍を見て判断できるんだよ」

 

要するに見抜かれているというわけか。ならば仕方がない。

 

「……確かめてみる?」

 

挑発的な台詞と共に距離を詰める私を、真剣な面持ちで受け入れるアムロ。だが行為が始まると別人のように乱暴になった。

 

唇が重なった瞬間、舌が荒々しく侵入してくる。待つという概念がないのか、口腔を蹂躙するように舌を動かされ、唾液が混じり合う。

 

「んッ……ちょっと……待って……」

 

制止する声など聞かない。服の上から乳房を掴まれ、乱暴に揉みしだかれる。痛みと快感が混在する刺激に、思わず腰が引けた。

 

ブラウスの前が粗雑に開かれ、ブラのホックも器用に外されたかと思うと、露わになった乳房に直接掌が押し当てられる。アムロの手は仕事柄の callus が硬く、その荒い指先が乳首を擦りたてる感触は、父の優雅な指使いとは対照的に原始的だった。

 

「あッ……ん……!」

 

スカートが捲り上げられ、ショーツごと下着を引き下ろされる。秘裂に熱い吐息がかかったかと思うと、躊躇なく舌が割り込んできた。

 

「やッ……そこ……!」

 

クリトリスを舌先で転がされながら、秘口に指が二本侵入する。内部をかき回されながら、表面を舌で刺激される前後の攻めに膝が震え始めた。

 

「濡れてる。感じやすいんだな」

 

淡々とした口調で分析するように告げられ、羞恥心が加わってさらに蜜が溢れる。アムロはそれを舐めとるように、ねっとりと秘裂を舐め上げた。

 

「もういい……入れて……」

 

私の懇願に対し、アムロはズボンを下ろし、勃起した男根を露わにした。シャアのものよりは細身だが、反り具合が異なり、上を向いている。

 

「……ッ!」

 

挿入された瞬間、反りによる上方の刺激が膣壁の敏感な部分を直接擦った。ギャッと声が出そうになるのを噛み殺す。

 

「……きついな」

 

「……慣れて……ないから……」

 

「嘘だな。男の痕跡がある。誰だ?」

 

見抜かれている。アデナウアーのことは言えない。沈黙していると、アムロは納得したように頷いた。

 

「……まあいい」

 

ピストンが始まった。ゆっくりと深く、最奥まで埋め込んでは引き抜く。長いストロークのたびに、内壁のひだが裏返るような感覚に、息が漏れる。

 

「あ……あ……ン……」

 

だが次第にアムロのリズムが乱れ始めた。目が焦点を結ばなくなり、私の顔を見ているようで見ていない。呼びかけても反応が鈍い。

 

(……誰を見ているの?)

 

答えは分かっていた。ララァ・スン。かつて彼が失った、二度と戻らない幻影。

 

その瞬間、アムロが私の腰を強く掴み、深々と打ち込んできた。最奥を突かれ、子宮口をノックされる衝撃。

 

「ああッ! そこ……だめ……!」

 

「……ララァ……」

 

吐息混じりに呟かれたその名前が、胸に突き刺さった。

 

無視して腰を使う。角度を変え、意図的に最奥を狙い続ける。アムロは私を見ていない。だが行為そのものは激しさを増していた。

 

「……くッ……!」

 

最後は深く押し付けられ、子宮口に熱い精が直接注ぎ込まれる感覚。ドクドクと脈打つ振動を感じながら、体の芯が熱く満たされていく。

 

「……ぁ……」

 

達した直後のアムロの表情は、満足感ではなく、喪失感に満ちていた。

 

しばらく重なり合ったまま呼吸を整え、やがてアムロが体を離した。精液が太腿を伝い、シーツに染みを作る。

 

「やっぱりララァさんの幻影から抜け出せてないんですね」

 

指摘すると露骨に狼狽した態度を見せた彼は、即座に否定しようと口を開きかけた。それを遮る形で続ける。

 

「いいんですよ。分かっているので」

 

溜め息混じりに呟き、部屋を後にする際に一言付け加えた。

 

「でもその恋煩い治さないと、女性の方から離れていきますよ?」

 

背後から微かに聞こえた嗚咽には聞こぬふりをして通路に出た。

 

そこで偶然鉢合わせたのがハサウェイだった。

 

「クェス……さん?」

 

心配そうに声をかけてくる彼の純粋な瞳を見つめ返しながら、溜め息が出た。何も知らない。何も分かっていない。この苦労知らずの坊ちゃんに、世界の残酷さが分かるはずもない。

 

「何でもないの。おやすみ」

 

すれ違いざまに肩が触れた。その温もりが妙に生々しく、足を速める。

 

赤き堕天使

ロンドベルを離れた。私はシャーのもとに降った。

シャアとの二度目の接触は、ロンデニオンの静かな私室で行われた。

 

「提案がある。私の側に付かないか?」

 

迷いながらも抗えない自分がいる。アムロとの行為で確認してしまったのは、自分が求めているのが単なる性ではなく、もっと深い何かだということ。承認。帰属。そして何より、安全な港。

 

「何も難しいことは要求しないさ。ただ私を信じてくれればそれで十分だ」

 

低く響く声音に、抗えない自分自身が腹立たしい。反面、安堵感も覚えてしまう事実に混乱するばかりだった。

 

寝室へ誘われたのは、自然な流れだった。

 

シャアは丁寧に、一本ずつ私の服を脱がせていった。アデナウアーの独占欲のような粗暴さも、アムロの虚ろな情熱のような激しさもない。ただ純粋に一人の女性を愛でるような、しかし所有を確信させるような手つき。

 

「美しい……クェス」

 

全てを脱がされた後、裸のままベッドに横たえられた私の上に、シャアもまた素肌を晒して覆いかぶさってくる。温かい肌と肌が重なり合い、体温が混ざり合う。

 

唇が触れた。優しく、しかし深い口づけ。舌がゆっくりと絡み合い、唾液が混じり合う。アデナウアーの侵略的な口づけとは違う。アムロの空虚な口づけとも違う。何かが満たされていく感覚。

 

「……ん……シャア……さん……」

 

「シャアでいい」

 

首筋に唇を這わせながら、鎖骨の窪みを舌でなぞる。背中が弓なりに反った。

 

乳房を包み込む掌が、ゆっくりと揉み上げる。乳首を親指で転がすように刺激され、びくんと体が跳ねる。

 

「あッ……そこ……」

 

「感じるか?」

 

「……はい……」

 

「正直だ。いい子だ」

 

乳首を口に含まれ、ちろちろと舌で転がされる。もう片方の手は脇腹を撫で下ろし、腰の曲線をなぞり、太腿の内側へと滑り込んでいく。

 

太腿の内側を撫で上げられながら、秘裂に指が触れた。すでに溢れ出た蜜が指先を濡らす。

 

「こんなに濡れている。敏感なんだな」

 

「ん……恥ずかしい……」

 

「恥ずかしくないさ。感じることは自然なことだ」

 

秘裂を上下になぞるように指が動く。クリトリスの包皮を指先で捲り、露出した先端を円を描くように擦る。

 

「ひゃッ……!」

 

「ここが一番感じるのか?」

 

「あッ……そこ……だめ……!」

 

「だめ? 体はそう言っていないようだが」

 

秘口に指を滑り込ませながら、クリトリスを親指で転がし続ける。前後からの同時刺激に、腰が無意識に浮いてしまう。

 

「あッ……あッ……何か……来る……!」

 

「まだだ。我慢できるか?」

 

焦らされる。指の動きが緩み、絶頂への階段を寸前で止められる。切なさに腰が揺れる。

 

「お願い……イかせて……」

 

「いいだろう。ただし私と一緒にな」

 

根元まで指を埋め込まれ、内側の敏感な部位を重点的に擦られながら、クリトリスを親指で強めに刺激される。前後の同時攻めに、背中が弓なりに反り、全身が硬直した。

 

「あああッ——!」

 

絶頂と同時に大量の蜜が噴き出し、シーツに染を作る。内壁が激しく収縮し、シャアの指を締め付ける。

 

「……素晴らしい」

 

指を抜かれ、余韻に浸る間もなく、シャアが覆いかぶさってきた。すでに猛り立った男根が秘裂に押し当てられる。シャアのものはアムロより太く、長い。先端が秘口をなぞるだけで、内壁が期待に収縮を始めた。

 

「入れていいか?」

 

「……はい……」

 

許可を待ってから、ゆっくりと埋め込まれた。内壁が押し広げられ、異物が進入してくる感覚。だが痛みはほとんどない。十分な愛撫と潤滑が、スムーズな挿入を許した。

 

「……ん……ぁ……」

 

根元まで埋め込まれた状態で、シャアは動かず、ただ額を合わせて呼吸を整える。互いの息遣いが間近で感じられる距離。

 

「……深い……」

 

「慣れればもっと気持ちよくなる」

 

ゆっくりとしたストロークが始まった。引き抜かれる際に内壁のひだが裏返り、戻される際に最奥が突かれる。長く、深い、正確なピストン。

 

「あッ……あッ……ん……!」

 

角度を変えながら、さまざまな部位を刺激していく。下から突き上げられれば、上から押し付けられ、横から擦られ、全方位で内壁が刺激される。

 

「……シャア……さん……もっと……」

 

「もっと? どうしてほしい?」

 

「……もっと……奥……」

 

「欲しがりだ。だが嫌いじゃない」

 

最奥を狙って深々と突き込まれ、子宮口をノックされる衝撃。背中が弓なりに反り、爪が背中に食い込む。

 

「あッあッあッ——!」

 

ピストンの速度が上がり、肌と肌がぶつかる音が部屋中に響く。汗で滑り合う体が、シーツの海で重なり合う。

 

「クェス……私と一緒に……」

 

「はい……シャア……さん……あッ……!」

 

同時に絶頂を迎え、最奥に熱い精が注ぎ込まれる。ドクドクと脈打つ男根の振動を子宮口で直接感じながら、全身が痙攣するほどの絶頂に襲われた。

 

意識が白く弾け、戻ってきた時にはシャアの腕の中だった。

 

「クェスよ」

 

深い口づけを交わしながら囁かれた言葉が、決定打だった。

 

「もっと可愛がってあげよう」

 

艶然とした笑みと共に微笑まれただけで、心臓が跳ね上がり、更なる羞恥プレイへと突入してしまう展開となった。

 

それからの日々は、甘美な毒を舐め続ける日々だった。

 

朝目覚めればシャアの腕の中で、夜眠ればシャアの体温に包まれる。昼下がりのデッキで二人きりになった瞬間、私は吐露した。

 

「もし仮にお父様との戦いになった場合、私は一体どちらを選べば良いのでしょうか?」

 

暫しの沈黙の後、彼はポケットから小さな瓶を取り出した。

 

「選択肢なんて最初からない。君には一つしかないじゃないか」

「この戦いで終わりになりますよね?」

震えながら尋ねると、シャアは静かに頷いた。その瞳の奥に何が宿っているのか、私には読めなかった。

 

決戦当日。MSパイロットスーツ姿となった私は、α・アジールの指揮官用コックピットに乗り込んだ。画面一杯に表示される情報量に困惑しながらも、シャアの言葉が頭の中で反響している。

「クェス逃げろ!!」

通信機器から聞こえたのはハサウェイの声だった。状況を察して警告してくれているのだろう。しかしもう遅すぎる。

「無駄よ、ハサウェイ」

冷静さを保ちながらトリガーを引く。ビームライフルの照準が合うや否や迷いなく引き金を絞り、赤色粒子の奔流が放たれた。

凄まじい衝撃波と共に爆炎が広がり、爆煙が晴れた時には壊滅的な被害を被った連邦軍艦艇群が確認できた。

ようやく安堵しかけた刹那、後方から迫る一騎のMSを捉えた。直後、爆音と共に吹き飛ばされる衝撃。

「うっくぅ……!?」

猛烈な痛みに耐えきれずコンソール盤へ額を打ち付ける。回避行動が間に合わなかった。幸いにも致命傷ではないようで、意識は保てている。

「助けて……」

嗚咽混じりの悲鳴を上げ続けていた。その時、前方から近づいてくる影に気づく。

ハサウェイ機だ。

「嫌!やめて!ハサウェイ、。それ以上近づかないで!!」

叫んだ拍子にバランスを崩し、コントロール不能に陥った機体が墜落寸前になる。その直後、新たな火線が走った。

ハサウェイの機体を庇うようにα・アジールが動いた瞬間、ビームの閃光がコックピットを貫いた。

最後に見たのは、ハサウェイの悲痛な叫び。

最後に感じたのは、温かい何かが胸を満たしていく感覚。

(ああ……これで……自由に……)

若い命は、戦場の光の中に散った。

 

——完——

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