五月の終わり、少し汗ばむような初夏の陽気。
生ぬるい風が頬を撫でる中、ボクは、隣を歩く
頭の中では、数時間前に学校の昇降口で起きた出来事が、何度も何度も、フラッシュバックのように繰り返されていた。
一学期の中間テストの結果発表。
ボクは学年四位という、誰もが羨むような素晴らしい成績を収めた。周囲のクラスメイトや西園寺さんたちは「さすが柊くん」と持て囃してくれた。
ボク自身も、これでご主人様が提示した『トップ十入り』という条件をクリアし、彼のお部屋でご褒美の『お仕置き』をたっぷり受けられると、おまんこの奥をきゅんきゅんと鳴らして喜んでいた。
しかし、その直後に突きつけられた現実は、ボクの浅はかなプライドを木端微塵に粉砕するものだった。
学年二位。
その欄に刻まれていたのは、他でもない、ボクの大好きなご主人様の名前だった。
……ボクが死に物狂いで勉強して、やっと取った四位を……ご主人様は、少し本気を出しただけで、いとも簡単に追い抜いていった。
ご主人様は、ボクより家事ができて、料理が上手くて、腕力もあって。
唯一ボクが勝っていると思っていた頭脳ですら、彼の手のひらの上で踊らされていたに過ぎなかったのだ。
「……どうした、
前を歩いていたご主人様が、立ち止まって振り返った。
夕日に照らされた彼の横顔は、学校での『無害なモブ男子』のそれではなく、完全にボクを支配する冷徹なご主人様の顔になっていた。
「あ……ううんっ……なんでも、ないよっ……」
「そうか? スラックスの股間をもじもじさせてるように見えるが。……僕に完全に負けたのが、そんなに悔しかったか?」
「ち、ちがうっ……! 悔しいんじゃないのっ……」
ボクは顔を真っ赤にして首を横に振った。
スラックスの下、ボクのおまんこからは、ご主人様の圧倒的な力を見せつけられた興奮で、すでにダラダラと透明な愛蜜が垂れ流されている。
悔しいんじゃない。
自分より全てにおいて上の存在に、自分という人間が心から身体の髄まで徹底的に支配され、汚されているという現実が、ただただエロくて、たまらなく嬉しいのだ。
「ご主人様が……ボクよりずっとすごくて……ボク、ご主人様には何一つ勝てないんだってわかったらっ……おまんこの奥が、熱くて痒くて、たまらないのぉっ……♡」
「……本当に、救いようのないドMの雌猫だな。ほら、早く歩け。家に着いたら、約束通り『ご褒美』をやる」
「は、はいぃっ……! ご主人様ぁっ……♡」
ボクは内股になりながら、愛蜜で重くなった下着の不快感と闘いつつ、ご主人様の背中を急いで追いかけた。
◇◇◇
──ガチャリ。
ご主人様のマンションの玄関のドアが閉まり、オートロックの重々しい施錠音が響いた。
その硬質な音が、外界とボクたちを隔てる絶対的な境界線となる。
「ご主人様っ……‼ ご主人様ぁっ……‼」
ボクはローファーを脱ぎ捨てるのももどかしく、まだ学校の制服を着たままの姿で、ご主人様の足元にドサリと崩れ落ちた。
そして、彼のスラックスの膝のあたりにすがりつき、顔を擦り付けながら、まるで酸素を求めるように荒い息を吐き出した。
「はぁっ、はぁっっ……! ボクっ、約束通りっ、トップ十に入ったよっ……! だからっ、早く……早く、ご褒美ちょうだいっ……♡」
ご主人様は自分のカバンを無造作に床に置くと、腕を組み、足元で発情するボクを、情欲を含んだ冷徹な視線で見下ろした。
彼はまだ、制服のズボンすら脱ごうとしていない。
完全に服を着たご主人様と、足元にすがりついて発情しているボク。
その圧倒的なヒエラルキーが、ボクのおまんこをきゅんっと激しく痙攣させ、スラックスの中で愛蜜を零れ落とさせる。
とろぉっ……じゅちゅっ。
「あぁっ……♡ 汚されたいっ、汚されたいよぉっ……! ご主人様の圧倒的な力でっ、ボクの生意気なプライド、全部ぐちゃぐちゃに壊してぇっ……!」
「なら、まずはその堅苦しい王子様の鎧を脱げ。僕の部屋に、そんなものは必要ない」
「は、はいぃっ……!」
ボクは弾かれたように立ち上がり、震える指先で自分の制服のボタンに手をかけた。
テスト期間中、ずっとご主人様のことばかり考えて、おまんこを濡らしながら耐えてきた。
その鬱憤を晴らすかのように、ボクは乱暴にブレザーを脱ぎ捨て、ネクタイを引き抜き、ブラウスのボタンをぶちぶちと引きちぎる勢いで外していく。
そして、胸に何重にも巻き付けられていた分厚いサラシの結び目を解き、バサリと床に落とした。
「ふぁっ……あぁっ……♡」
今まで息が止まるほどぎちぎちに押し潰されていた、ボクの規格外のLカップのおっぱいが、空気を求めて「ぷるんっ! ぶるんっ!」と暴力的な質量を持って空中に弾け出た。
冷たい玄関の空気に触れただけで、まだ触られてもいないのに、大きく膨らんだ乳輪の中心にある乳首が「つんっ」と上を向き、じんじんとした熱を持ち始める。
最後にスラックスと、愛蜜で重くなった下着を一緒に脱ぎ捨てる。
「はぁっ、はぁっ……♡ ご主人様っ、脱いだっ、脱いだよぉっ……! ボク、全裸になったよぉっ……♡」
ボクは全裸でガニ股に開き、ご主人様に向かってボクのおまんこと、重力で垂れ下がる巨大なおっぱいを完全に見せつけた。
ぽっかりと開いたおまんこの入り口からは、透明な汁がたらたらと太ももを伝って流れ落ちている。
「……ふん。服を脱いだだけでこれか。本当にだらしない身体だ。テストで負けた悔しさよりも、僕のちんぽが欲しい欲求の方が勝ってるなんてな」
ご主人様は冷笑しながら、ボクのガバガバに開かれたおまんこをじっと見据えた。
「だってぇっ……ご主人様の方が全部上でっ、ボクはご主人様のペットなんだって思い知らされたらっ……おちんぽが欲しくて欲しくて、頭がおかしくなりそうなのぉっ……♡ねぇ、ご主人様ぁっ……早く、ボクの空っぽの奥にっ、ご主人様の優秀な精子、いーっぱい中出ししてぇっ……♡ おちんぽ入れて、ボクの脳みそ、完全に空っぽにしてぇっ……‼」
ボクは自分の指で、愛蜜で滑るおまんこのヒダを「くちゅっ」と広げて見せ、スケベな笑顔で懇願した。
しかし。
ご主人様は、ボクのその究極のおねだりを聞いても、全くズボンのジッパーを下ろそうとはしなかった。
「……はぁ……誰が『最初から入れてやる』と言った?」
「……えっ?」
ボクは間抜けな声を漏らし、ぽかんと口を開けた。
「テストでトップ十に入ったご褒美はやる。だが、それがお前の望む通りの形だとは限らないだろ?」
「そ、そんなぁっ……! でも、ご主人様っ、ボク、もう限界だよぉっ……! おちんぽじゃなきゃ、だめなのぉっ……!」
「ダメだ。……ご褒美が欲しいなら、自分がどこをどうして欲しいのか、僕が納得するように、ちゃんと口で言ってみろ。おまんこ以外でな」
ご主人様のどこまでも冷酷な宣告。
おちんぽを入れてくれない、お預け。
その事実が、ボクを絶望させると同時に、焦らされることへの強烈な被虐的興奮を呼び起こし、背筋にぞくぞくと電流を走らせた。
セックス以外の方法で、ボクが今一番してほしいこと。
ボクは、重力でぷるぷると揺れている自分のLカップの巨乳を、両手でガシッと下から持ち上げた。
「あぁんっ……♡ か、ご主人様っ……ボクっ……」
「どうした? 言えないなら、今日は終わりだぞ。一人で寂しく冷たい床で寝るか?」
「言いますっ! 言いますぅっ……!」
最初からおっぱいに目をつけられていたわけじゃない。
ボクが、自分から、この持て余した大きなおっぱいを差し出したのだ。
ボクは、自分の胸の肉を「むにゅっ、むちっ」と乱暴に揉みしだきながら、顔を真っ赤にして、雌としての恥ずかしい『ご褒美』を口にした。
「ボクの……この無駄に大きくて、感度ばっかりいいおっぱいっ……いじめてっ……♡ 学校にいる間、サラシで潰されてっ、すごく寂しがってたのぉっ……! だからっ、ご主人様のお手てとお口でっ……ボクの乳首、ぐちゃぐちゃにしてぇっ……♡」
「どんな風にしてほしいんだ? 言ってみろ」
「おっぱいの乳輪をっ、円を描くようになぞって焦らしてっ……それから、先端をこりこり擦って、ぎゅって摘んで引っ張ってぇっ……! おっぱいだけで、ボクのこと、狂わせてぇっ……‼ ♡♡」
ボクは自分から、具体的なプレイの数々を指定して、乳首責めを懇願し始めた。