……指じゃ、だめだ。
……ご主人様の、太くて硬いものじゃないと……お腹の中が、満たされないよぉっ……
『……指じゃ足りないんだろ?』
再び、脳内にご主人様の声が響く。
『あそこにある僕のおもちゃを使って、自分を慰めろ。僕のちんぽだと思って、喉の奥……いや、子宮の奥まで飲み込め』
ボクはハァハァと荒い息を吐きながら、焦点の合わない目でゆっくりと身体を起こした。
ご主人様はまだ帰ってこない。
だったら、だったら、あの『
「おもちゃっ……ご主人様がいつも使ってる、ボクの専用の……おもちゃっ……」
ボクは四つん這いになり、玄関のタタキからフローリングの廊下へと這い上がった。
全裸で、おっぱいをぶるんぶるんと振り回しながら、犬のように床を這ってリビングへと向かう。
フローリングに、ボクの膝と、股間から滴り落ちる愛蜜が、点々と淫らな軌跡を描いていく。
リビングの奥。
ご主人様がいつもボクを調教する時に使う道具をしまっている、テレビボードの一番下の引き出し。
ボクは震える手でその引き出しを開け、中から、見慣れた『バイブ』を取り出した。
「あったっ……ピンク色の、太いやつっ……」
ご主人様がボクのおまんこを拡張し、壊すために用意した、極太のシリコン製バイブ。
人間のものより遥かに太く、そして無慈悲な凹凸が刻まれたそのおもちゃは、ひんやりとした冷気を放っていた。
「……これならっ。これなら、お腹の奥まで、届くかなっ……」
ボクはバイブを握りしめ、再び四つん這いになって、来た道を戻り始めた。
寝室のベッドじゃない。
リビングのソファでもない。
なぜかボクは、先ほど自分が潮を吹いて水浸しにした、あの『玄関の冷たいタタキ』へと戻らなければならないような衝動に駆られていた。
ご主人様が帰ってきたら……すぐに、すぐに見てもらえる場所でっ……ボクが、どんなにご主人様のおちんぽを欲しがって、おもちゃで自分を慰めてるか……見せつけたいのぉっ……
究極の露出狂。
あるいは、ご主人様への狂気的なアピール。
ボクは玄関のタタキに戻ると、自分の潮で水没している冷たい床の上に、再びM字に足を開いて座り込んだ。
『そうだ。僕の帰りを待ちわびながら、玄関で自分をおもちゃで犯せ。もっと下品に、もっと淫らに』
妄想のご主人様の言葉が、ボクの背中を押す。
「はぁっ、はぁっ……! ご主人様っ、ご主人様っ! 見ててねっ……ボク、自分で、これ、入れるからっ……!」
誰もいないドアに向かってそう宣言し、ボクはバイブのスイッチを入れた。
──ヴィィィィィンッッ‼ ヴゥゥゥゥンッッ‼
最大出力に設定されたモーターが、狂ったような駆動音を立ててボクの手の中で暴れ狂う。
その凶悪な振動と太さを目の当たりにして、ボクの下腹部は恐怖と期待で熱く沸騰した。
「あぁっ……! これっ、これを入れるのっ……! ご主人様のおちんぽみたいに、太くて、震えてるっ……!」
ボクは愛蜜でドロドロになったおまんこの入り口に、バイブの巨大な亀頭部分を押し当てた。
「ひぅっ……! 冷たっ……! でも、奥は、奥はすっごく熱いよぉっ……! あぁぁぁぁっっっっ‼‼♡♡♡♡♡♡」
容赦のない太さと、強烈すぎる振動が、一気にボクの産道をミシミシと押し広げて、子宮の入り口まで一撃で突き刺さった。
指でのオナニーなんて児戯に等しい、物理的な快感の暴力。
ボクの脳細胞が、何億個も同時に弾け飛んで死滅していくような感覚。
「アァァァッ! しゅごいっ! しゅごいぃぃっ‼ お腹の中っ、おもちゃの振動で、全部かき回されてるぅぅっ‼♡♡」
『そう、僕のちんぽだと思って奥まで飲み込め。汚い汁を垂れ流して、もっと啼け』
妄想のご主人様のドSな声が、バイブの振動と共鳴して子宮に響く。
──ズボォッ! グチュグチュグチュッ‼ヴィィィィンッ‼ ジュルルルルルッ‼‼
ボクは両手でバイブの根元を掴み、狂ったようなスピードで激しくピストンを始めた。
玄関のコンクリートの壁に反響する、モーターの駆動音と、愛液が泡立つ破廉恥な水音。
「おほっ! おほおぉぉっ‼ あぁっ、ご主人様っ! ご主人様のおちんぽっ、すっごく気持ちいいよぉっ‼♡♡」
もう、それがおもちゃだという認識すらなかった。
ボクの頭の中では、今まさに、ご主人様がボクの股間に顔をうずめ、極太のおちんぽでボクを激しく突いてくれているのだ。
『僕のためにおまんこを壊して、使い物にならなくしてしまえ。一生僕のちんぽなしじゃ生きられない身体になれ』
「も、もっとっ! もっと激しく突いてぇっ‼ ボクのおまんこ、壊れちゃうくらい、ぐちゃぐちゃにしてぇぇっ‼♡♡おほぉぉっ‼ イグっ! おもちゃでっ、ご主人様の妄想でっ! ボク、イキますぅぅっっ‼♡♡♡」
──ブチュシュゥゥゥッッッ────‼‼
「おほおぉぉぉぉっっっ‼‼‼‼♡♡♡♡♡♡」
バイブを突き入れたまま、ボクは身体をエビのように反らせ、おまんこから信じられない量の潮を噴水のように噴き出した。
それはもう、シャワーのように玄関の扉や壁に降り注ぎ、タタキの上を完全に『水没』させていく。
「あはぁっ! あへぇぇっ! イッたぁっ、潮、いっぱいでたぁっ‼♡♡」
でも、バイブの振動は止まらない。
ボクの手も、ピストンをやめることができない。
絶頂の余韻で敏感になりきった膣内を、無慈悲なシリコンの突起がガリガリと削っていく。
「ひぎぃぃっ‼ やだっ、イッたばっかりなのにっ! また、またお腹の奥がキュンキュンするぅっ‼♡♡おほっ! 助けてっ、ご主人様助けてぇっ! おもちゃがっ、おもちゃが止まらないのぉっ‼♡♡」
ズボボボボボッ‼ ジュルルルルルッ‼‼
「ああっ! また来るっ! イグ‼ イキますぅぅっっ‼♡♡」
──ブシュゥゥゥッッ‼
「おほおぉぉぉぉぉぉっっっ‼‼‼‼♡♡♡♡♡♡」
ボクは自分が何度絶頂したのか、もう数えることすらできなかった。
玄関の床はボクの潮と愛蜜で完全に湖のようになり、全裸のボクの身体は、自分の出した体液でドロドロに汚れきっていた。
ご主人様の神聖な領域であるこの部屋を、自分の淫水でこれでもかと汚し尽くしている。
その圧倒的な背徳感が、絶頂のスパイスとなってボクをさらに深い狂気へと引きずり込んでいく。
「はぁっ、はぁっ……あへぇっ……♡かけるっ……♡」
バイブを膣の最奥まで突き刺したまま、ボクは完全に力尽き、水浸しになった玄関のタタキの上に大の字になって倒れ伏した。
口からはヨダレがダラダラと垂れ流され、目は裏返り、身体はビクン、ビクンと痙攣し続けている。
おまんこの中では、バイブが未だに「ヴゥゥゥンッ」と鈍い音を立ててボクの子宮を揺らしていた。
──その時だった。
ガチャリ。
突然、ボクのすぐ頭の先にある玄関の扉の外側から、鍵が回る硬質な音が響いた。
「っ……‼」
ボクの心臓が、跳ね上がった。
痙攣していた身体が、一瞬にして硬直する。
ドアノブが回り、ゆっくりと扉が開かれた。
夕暮れのオレンジ色の光が、薄暗い玄関の中に差し込んでくる。
そして。
その光を背にして立つ、背の高い男のシルエット。
「……ただいま。随分と激しくお楽しみのようだな、
冷たく、そして獲物を見下ろすような、絶対的な捕食者の声。
妄想じゃない。
本物のご主人様が、帰ってきた。
ご主人様が、帰ってきたのだ。
「あっ……、ご……ご主人様っ……」
ボクは床に倒れ伏したまま、バイブがおまんこに刺さってヴンヴンと音を立てている、最高に淫らで汚らわしい姿のまま、彼を見上げた。
玄関の床は、ボクの潮で水浸し。
制服やサラシはあちこちに散乱している。
ご主人様は、ドアを静かに閉めると、その惨状をじっくりと、舐め回すように観察した。
「……『ベッドの中で待ってろ』と命令したはずだが。まさか、玄関で脱ぎ捨てて、自分でおもちゃを突っ込んで潮を吹いて待ってるとは思わなかったよ。……本当に、どうしようもない発情期の雌猫だ」
ご主人様の冷酷な言葉が、ボクの鼓膜を打つ。
怒られる。呆れられる。見下される。
勝手にオナニーをして、部屋を汚してしまった究極の羞恥。
でも。
でも。
ボクの身体は、恐怖よりも、圧倒的な『快感』に支配されていた。
大好きなご主人様に、自分がどれだけ彼を求めて狂っていたかを見せつけることができた。
この淫らな姿を見られているという事実だけで、ボクの死にかけていたクリトリスが再び激しく脈打ち、おまんこから新しい愛液がジュワッと溢れ出した。
「ご、ご主人様っ……ごめんなさいっ……ボク、我慢、できなくてっ……」
ボクは震える腕で上体を起こし、M字に足を開いたまま、おまんこから突き出ているバイブの根元を両手で握りしめた。
そして、涙とよだれでぐちゃぐちゃになった顔でご主人様を見上げ、最高の雌猫の顔で、究極のおねだりをした。
「おもちゃじゃ……おもちゃじゃ、だめなのっ……ボクの奥、これじゃ全然満たされないのぉっ……!」
「……」
「お願い、ご主人様のおちんぽちょうだいっ……! 怒ってもいいからっ、お仕置きしてもいいからっ……! 早く、ボクのガバガバになっちゃったおまんこにっ、ご主人様の熱い本物のおちんぽ、入れてっ……! おまんこ壊してぇっ……‼♡♡」
夕暮れの光が差し込む玄関で。
学園の王子様は、ただひたすらにおちんぽを渇望する、一匹の哀れで幸福な雌猫として、ご主人様の足元に平伏し続けていた。
しばらくは三部構成という形で進めていきます。