※この作品はR-18です。

転生したのはシンオウの世界   作:たくと七星

7 / 35
第4話「コトブキシティ、ナタネとの出会い」1

 コトブキシティに繋がる道路でポケモンを捕まえた後、俺達はコトブキシティに辿り着いた。

 

 

「アラタ、着いたよ。コトブキシティに!」

 

 

 ヒカリが指を差して街に辿り着いた事を伝えた。

 

 

「遂に付いたか。コトブキシティに・・・」

 

 

 俺はコトブキシティの街並みを見た。街は都会のように綺麗で整っていた。

 

 

「アラタ、コトブキシティで何をしようか?」

 

 

 ヒカリはワクワクして何をしようかと俺に聞いた。

 

 

「そうだな、何をしようか・・・」

 

 

「あら、貴方達、コトブキシティは初めて?」

 

 

 すると誰かが声をかけて来た。声の主は女性だった。見ると、へそ出し短パンの女性とミニスカートに三つ編みの女性が笑顔で手を振っていた。

 

 

「ナタネ、スズナ・・・」

 

 

 俺は前世の記憶で二人がジムリーダーのナタネとスズナである事に気付いた。

 

 

「あら、あたしの事知ってるの?」

 

 

 ナタネが興味津々に俺を見つめて言った。

 

 

「え、あ、ああ、貴女は有名人ですから・・・」

 

 

「ふうん、貴方、変わってるね」

 

 

「ナタネさん、この子達にコトブキシティを案内するのはどうかな?」

 

 

 スズナがコトブキシティを紹介するのはどうかとナタネに言った。

 

 

「この子達、ここに来るのは初めてだし、色々教えてあげるのもいいかもね」

 

 

「そうだね、ねえ貴方達、あたし達が街を案内してあげようか?」

 

 

「え、いいんですか?」

 

 

 ヒカリが聞くとナタネは頷いた。

 

 

「うん、初めて旅する子に教えてあげるのもジムリーダーの務めだから」

 

 

「ありがとうございます。アラタ、大船に乗ったつもりで行こう」

 

 

「ああ、そうだな」

 

 

「じゃあ案内してあげるね」

 

 

 ナタネが案内しようとしたその時だった。

 

 

「きゃあ、誰か~~~~!!!」

 

 

 助けを呼ぶ声が聞こえて来た。

 

 

「何だろう、今の?」

 

 

「とにかく声のする場所へ行ってみよう!」

 

 

 ナタネとスズナと一緒に俺達の追いかけていった。

 

 

「おら、そのポケモンをギンガ団に寄こせ!」

 

 

「ギンガ団は宇宙を手にするために沢山のポケモンを必要としているんだ!」

 

 

 現場に来ると女性が襲われていた。

 

 

「ギンガ団・・・?」

 

 

 俺は前世の記憶で襲っている相手がギンガ団だと気付いた。

 

 

「ナタネさん、ポケモン泥棒だよ!」

 

 

「それじゃあ、あたし達で懲らしめてあげないとね!」

 

 

 スズナとナタネが向かおうとした。

 

 

「あの、あたし達も・・・」

 

 

 ヒカリが加わろうとしたがナタネは笑顔で指を振った。

 

 

「大丈夫、ここはあたし達に任せておいて」

 

 

 そうしてナタネ達はギンガ団のしたっぱ達に向かっていった。

 

 

「こら、ポケモン泥棒、何してるの!」

 

 

「泥棒はよしなさい!」

 

 

 ナタネとスズナが女性の前に出てしたっぱ達を止めた。

 

 

「何だお前等、俺達の邪魔をするつもりか?」

 

 

「邪魔するなら懲らしめてやるぜ!」

 

 

 ギンガ団のしたっぱがゴルバットとグレッグルを繰り出して来た。

 

 

「ナタネさん、行くよ!」

 

 

「うん、スズナ!」

 

 

 スズナとナタネはユキノオーとダダリンを繰り出した。したっぱのポケモン達が攻撃して来た。ユキノオーとダダリンはこれをかわして攻撃に出た。

 

 

「れいとうパンチ!」

 

 

「シャドーボール!」

 

 

 ユキノオーとダダリンは攻撃してギンガ団のしたっぱのポケモンを倒した。

 

 

「うわあ、こいつ等、強いぞ!」

 

 

「仕方ない、今回の所は引き上げてやる!」

 

 

 ギンガ団のしたっぱ達は逃げ去っていった。

 

 

「全く、困った人達がいるんだね・・・」

 

 

「でも、人助け出来たし、めでたしめでたしだね」

 

 

 スズナとナタネは女性に声をかけた。

 

 

「大丈夫だった?」

 

 

 ナタネが声をかけると女性は頷いた。

 

 

「はい、ありがとうございます。この子が奪われそうだったので・・・」

 

 

 見ると女性の隣にはイーブイがいた。

 

 

「このポケモンを奪おうとしていたのね」

 

 

 ナタネがしゃがんでイーブイの頭を撫でた。

 

 

「あの、お願いがあるんです・・・」

 

 

 すると女性がお願いをして来た。何だろうか?」

 

 

「この子を誰か貰ってくれませんか?」

 

 

 女性はイーブイを差し出す事を伝えて来た。

 

 

「ええ、でも貴女のポケモンでしょう?」

 

 

 ナタネが言うと女性は言った。

 

 

「はい、でもあたしじゃこの子を守れない。だから守れる人に託したいんです」

 

 

「そうなんだ、分かったわ」

 

 

 ナタネはイーブイを抱きかかえると俺達に差し出した。

 

 

「貴方達、この子を貰ってくれない?」

 

 

「え、あたし達にですか?」

 

 

 ヒカリが言うとナタネは頷いた。

 

 

「うん、貴方達トレーナーになり立てだし、上手く育ててくれると思うから。貰ってくれない?」

 

 

 ナタネが言うと俺はヒカリの方を向いた。ヒカリは物欲しそうにイーブイを見ていた。

 

 

「ヒカリ、イーブイが欲しいか?」

 

 

「え、アラタ。でも、あたしは・・・」

 

 

「欲しいんだろ、貰うべきだ。ヒカリなら上手く育てられるさ」

 

 

「分かった。ナタネさん、あたしがこの子を育てます」

 

 

 ヒカリがイーブイを貰うと言った。

 

 

「ありがとう、じゃあこの子は貴女のポケモンだね」

 

 

 ヒカリはナタネからイーブイを受け取った。

 

 

「良かったね、大切に育てるんだよ」

 

 

 スズナがヒカリを祝福した。

 

 

「ありがとうございます。じゃあ、元気でね」

 

 

 女性はイーブイに手を振って別れた。

 

 

「そうだ!」

 

 

 スズナが思い付くと俺に近付いた。

 

 

「何ですか?」

 

 

「貴方も新しいポケモン欲しいよね?」

 

 

「え、まあ、そうですが・・・」

 

 

「じゃああたしがプレゼントしてあげるね」

 

 

 スズナがボールからポケモンを出した。出て来たのはニューラだった。

 

 

「このポケモンを俺にくれるんですか?」

 

 

「うん、貴方にこのポケモンをあげようと思うの。大事に育ててくれる?」

 

 

「はい、大切にします」

 

 

「ありがとう。さあニューラ、今日からこの子があなたの親よ」

 

 

 スズナがニューラの頭を優しく撫でた。ニューラは俺に近付いて足に頬ずりをした。

 

 

「じゃあ、よろしくな」

 

 

 俺はニューラをボールに入れて仲間に加えた。

 

 

「じゃあ、早速だけど、コトブキシティを案内するね」

 

 

 ナタネとスズナからポケモンを貰った後、俺達は街の色んな所を見て回った。トレーナーズスクールや様々なお店を見て回っていった。

 

 

「どう、楽しめた?」

 

 

 街を見て回った後、ナタネが楽しめたかを俺達に聞いた。

 

 

「はい、とても楽しかったです!」

 

 

 ヒカリが楽しかったと笑顔で言った。

 

 

「それは良かった。貴方達のこれからの旅が幸せに溢れる事を祈ってるよ」

 

 

 スズナはそう言って俺達に別れを告げた。だが、ナタネは去らずに立っていた。

 

 

「どうしたの?ナタネさん」

 

 

「スズナ、あたし、この子達の旅に付いていこうと思うの」

 

 

「ええ、またまたどうして?」

 

 

「この子達、きっと強くなるだろうし、何よりその成長を間近で見て見たいの。だからあたし、付いていくね」

 

 

 ナタネは笑顔で俺達に付いていくと言った。

 

 

「それはいいかもね。ナタネさんは経験豊かなジムリーダーだし、貴方達の助けになるよ!」

 

 

「そう言う事だから、貴方達の旅に加わっていいかな?」

 

 

 ナタネがお願いする。俺は考えた。ヒカリとの二人旅もいいかもしれないけど、ナタネさんのような女性も悪くないかもしれない。何よりへそ出し美女との旅だ。楽しめるかもしれない。

 

 

「分かりました。一緒に旅しましょう」

 

 

「じゃあ決まりだね。これからよろしくお願いします」

 

 

 ナタネが礼儀正しく挨拶して俺達の旅に加わった。

 

 

「貴方達、キッサキシティで会った時はよろしくね」

 

 

 スズナは手を振って俺達と別れた。こうして俺達はナタネさんを仲間にして次の街に向かうのだった。

 

 

 次の街、クロガネシティに続く道路をヒカリ、ナタネさんと一緒に歩いていた。

 

 

「ねえねえ、貴方達ってどんな仲なの?」

 

 

 ナタネさんが興味津々に俺達の関係を尋ねて来た。

 

 

「え、ええと、アラタとは一緒に暮らしてる仲で・・・友達で、恋人です・・・」

 

 

 ヒカリは頬を赤くして太腿をもじもじさせて言った。

 

 

「ふうん、じゃあ、こんな事もしてるの・・・?」

 

 

 ナタネさんが頬を赤くさせた。そして俺に突然キスをした。

 

 

「きゃ、ナタネさん!」

 

 

 ナタネさんが俺にキスをしてヒカリは驚いていた。

 

 

「やっぱり、この子の匂いがする・・・・」

 

 

「ナタネさん、匂いって・・・」

 

 

「あたしには、分かるんだよ。アラタさん、貴方の身体から、ヒカリさんの匂いが染みついているのが・・・」

 

 

 匂いを感じ取る事が出来るのかと俺は心底驚いた。ナタネさんは俺にキスをして口内に舌を差し込んだ。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。