【悲報】異世界風俗、嬢の平均年齢が500歳を超えている 作:フレキシブルコーギー
見渡す限りの星の海。吹き抜ける夜風。そして、空に浮かぶ全裸の男女。
字面だけ切り取れば、吟遊詩人が竪琴をかき鳴らして歌い上げるレベルの極上ロマンチック・シチュエーションである。
でも──現実はちがう。
まず、空中庭園をそよぐような優しい夜風なんかではない。突風が容赦なく全裸の肌をぶち叩いている時点で、甘い雰囲気など1ミリも存在しない。
そして何より……レイが確実にブチギレている。
「さぁ……覚悟はいいかい。泣いても謝っても、もう許さないからね」
レイはにこやかに微笑んでいる。でも、目がまったく笑っていない。
高度数百メートルの上空で、命綱を握っている相手がそんな顔をしているのはホラーでしかない。
(理不尽だ……俺はただ、身体を洗う振りをしておまんことアナルに奇襲攻撃を仕掛けただけなのに……)
少なくとも、俺のなかでは無罪である。
そんな現実逃避をしていると、彼女の整った顔がずいっと視界いっぱいに迫ってきた。
切れ長の紫の瞳が、星明かりを反射してぎらりと光る……。
「空を飛べない哀れな種族には、わからないだろうけどね」
吐息が直接唇にかかるほどの、超至近距離。
「僕たちハーピーは、地上にいるときより、空にいるときのほうがずっと調子がいいんだ。さっきの僕は……いわば弱体化していたってわけ。そこは、勘違いしないでもらおうか」
なるほどな……アナルを弄られて無様にイカされたことへの、苦し紛れの言い訳ってわけか。
どうやら彼女は、そう簡単に負けを認める性格ではないらしい。まぁ、上位種なら当然か。
開発された事実を、あれは本調子じゃなかったから……と脳内補完しなければ、自我が崩壊してしまうのだろう。
でも──。
(裏を返せば、空の上で彼女をイカせることができたら、もう言い訳のしようがないってことだ)
俺の脳内軍師が、邪悪な反撃の狼煙を上げる。
しかし、問題がある。
俺はいま、空中でまともに動くことができない。手足はなんとか動かせるが、地面を踏んでないせいか力がうまく入らない。
何らかの魔法で空間に浮かされているのはわかるが、空を自由自在に泳ぎ回る彼女とは、機動力が違いすぎる。
(ていうか……羽ばたいてないのになんでレイは空を飛んでるんだ?)
よく見ると、レイの翼はゆったりと広げられているだけで、上下に動いていない。なのに彼女は、すいすい空中を移動している。
俺を空中に縛り付ける風と自分の身体を運ぶ風を、同時に操っているのか……?
「君がいま何を考えてるのか、だいたいわかるけどね」
俺がデタラメな魔法技術に戦慄していると、レイが蠱惑的な笑みをこぼした。
「どうせ空でイカせれば言い訳できない、とか考えてるんだろう」
(……バレてた)
「でも、その意気は嫌いじゃないよ。僕を相手に、まだ勝負しようってんだからね」
彼女は翼を、ゆっくりと羽ばたかせた。風が巻き起こり、俺の髪が逆立つ。
「さっき、君は僕の羽根に発情してたよね」
「いや、だから羽根には発情してな──」
「なら、僕の艶めかしい黒い羽根で──」
すぅ……♡
「──ッ!?」
不意に、俺の股間に何かが触れた。
羽根だ。
彼女の翼が俺のちんぽを撫でている。ゆっくりと羽根が勃起した竿を撫でていく。
「……虐めてあげるよ♡」
さわさわさわさわ……っ♡♡♡
レイが翼を捻るたび、重なり合った羽根の縁が順番に触れ、細かな刺激を刻んでくる。
「う……ッ……!」
羽根の刺激は、今までに経験したどんな感触とも違っていた。
根元を優しく包み込むのは極上に柔らかな羽毛。ふわふわとした温かい羽毛が陰嚢をすっぽりと覆い、じんわりと熱を帯びながら睾丸の表面をくすぐり上げる。それと同時に、別の羽根が裏筋の弱点を正確に狙いすましていた。
さわっ……さわさわっ……♡♡
長くて硬い羽根の先端が、カリ首のふちをなぞる。羽軸の硬い部分が、竿の裏側をなぞるように滑り上がり──。
ぴんっ♡
(な、なんだこれ……!! 気持ちいいのか、くすぐったいのか、判断がつかねぇ……!!)
「どうしたんだい? さっきまであんなに威勢がよかったのに」
レイは空中で優雅に漂いながら、くすくすと笑った。
「君がさっき僕にしたみたいにね。一箇所をとことん虐めるってのが、僕たちのやり方なんだよ」
次の瞬間、羽根の動きが変わった。
今度は鈴口への集中攻撃だった。
翼の先端に並ぶ細い羽根が小刻みに震え、鈴口の周囲をちろちろと執拗に撫で始めた。
ちろっ……ちろちろちろ……っ♡♡♡
「う、ぐ……っ……!」
先走りの滲み出た鈴口を、羽根の先端が丁寧にぬぐい取っていく。ぬぐったそばから、また新しい先走りが溢れてくる。
そして、それもまた羽根に拭われる。その繰り返しが、どうしようもなく焦れったい快感を生み出していった。
「気持ちいいかい? それとも、くすぐったい?」
「ど、どっちも……っ……!」
「正直でよろしい♡ それじゃあ、そろそろ……」
レイが、翼をふわりと一振りした。
「羽根コキはね。こうやって──」
レイが、翼の先を震わせた。
さわさわさわさわさわさわさわさわ……っ!!!!♡♡♡♡♡
両翼が細かく震え、何層にも重なった羽根が互い違いにずれながら、一斉に俺へ擦れ始めた。今までの比じゃない速度で、俺のちんぽ全体が羽根の奔流に揉みしだかれる。
「あ゛……っ……!! ちょ、まっ……!」
「どうした。降参かい?」
さわっ♡ こしょっ♡ ぴんっ♡ さわさわさわっ♡♡♡
羽根が俺の性器を好き放題に這い回る。どれがどうなってるのか、もう俺には判別できない。
かつてない快感が、全身を駆け巡って──。
「あ゛……っ……もう……!」
駄目だ。我慢できない。
「────ッッッ!!!」
どぴゅるるるるるるるっっっ!!!!♡♡♡
夜空に向かって、白濁が噴き上がった。
一射、二射、三射。脈打つたびに迸る白濁が、至近距離にいたレイの漆黒の翼や頬、首筋へと飛び散っていく。
「……」
レイは、一瞬だけ動きを止めた。
白く汚れた翼をゆっくりと広げ、自分の身体についた精液を見下ろす。それから彼女は、翼の先端に絡みついた一筋を、舌ですくい取った。
「……うん。思ってたより、悪くない味だね」
彼女はこともなげに言うと、今度は口元に飛び散った分を翼の縁でぬぐい、ぺろりと舐めとった。食後のデザートを味わうみたいにゆっくりと、丁寧に。
「でももうイッちゃうなんてさ……そんなに羽根が気持ちよかったんだ?」
精液まみれの端正な顔で、レイは楽しそうに笑った。
「これで、僕の力を思い知ったかな? でも、まだまだこれから──」
レイの声が、途中でぷつりと途切れた。
彼女の視線が、俺の下半身に釘付けになっている。
「……あ、あれ?」
ついさっき、ありったけの精液を放出したはずなのに。俺のちんぽはさっきよりも、さらに硬く反り返って、ぐっと天を向いていた。
血管が浮き出るほど充血し、亀頭は真っ赤に膨らんで、まだ何かを求めるようにぴくぴくと脈打っている。
(うーん、我ながら一回の射精で収まらん……)
自分でも不思議だった。この世界に来てからというもの、めちゃくちゃ絶倫になった気がする。
「……」
レイが、数秒間の沈黙ののち、わざとらしく咳払いをした。
「ふ、ふぅん? まぁ、体力だけはあるみたいだね。いや、射精した直後に、ふつうは勃起しないだろこいつ……とか、全然思ってないけどね」
(めちゃくちゃ思ってる顔だな)
ついでに声も少し震えている。さっきまで俺を散々いたぶっていた女王様の余裕が、勃起一発で微かに揺らいでいる。
「レイさんの、その……ザーメンまみれの顔が、エロすぎて」
俺は正直に言った。これは嘘でもなんでもない。精液が白く散った頬、それを舐めとる舌、羽根のあいだに絡みつく白濁。
気高い美貌との落差が、余計にエッチだった。
「……」
レイは無言だった。でも、頬がほんの少しだけ、赤い。
「……じゃあ、こういうのは、どうかな」
彼女は気を取り直すように、翼を動かした。今度は俺の股間ではなく胸元へと羽根を寄せる。
こしょこしょ……っ♡
「──ッ!」
羽根の先端が俺の乳首をかすめた。柔らかな羽毛が左右の乳首を同時に包み込み、硬い羽軸が中心をこりこりと刺激する。
(くっ……たしかに気持ちいい……)
でも──。
(また羽根かぁ)
正直、もう少し刺激がほしい。いや、羽根も十分気持ちいいんだが、同じことを二回連続というのは、ちょっとマンネリというか……。
しかし彼女のプライドは天井知らずで大気圏を突破している。素直に「もっと違うこともしてほしい」なんてお願いしたら、一蹴されるに決まっている。
ならば──。
「くっ……! こ、これは……!」
俺はわざとらしく、苦悶の表情を作った。
「ものすごい、攻撃だ……! これはやばい……! 気持ちよすぎる!」
「そうだろう?」
レイが、したり顔で翼を揺らした。
くくく……完全に乗せられているとも知らないで。
「すごい……すごすぎる……!」
俺は声を絞り出し、天を仰いだ。
「このうえ──もし、もしもだ……! この絶頂の羽根愛撫で乳首を責められながら、同時にレイさんの柔らかい唇で濃厚なラブラブ・ディープキスなんてされた日には……俺の理性が完全に崩壊して、二度と立ち直れなくなってしまうかもしれないッ!!」
「……なんだって?」
レイの眉が反応した。
「くっ……! ラブラブベロチューさえあれば……! ラブラブベロチューさえあれば、俺は……!! レイさんの絶技に、完全にひれ伏してしまうのにぃ……!!!」
俺は苦しそうに顔を歪めながら言う。
(食いつけ、食いつけ……!)
「……」
レイは一瞬、迷ったように翼を止めた。
「ひれ伏す」という単語が、彼女のプライドに気持ちよく響いたらしい。口元がかすかに緩み、瞳が揺れた。
「……まったく。しょうがない奴だね、君は」
勝った。チョロすぎる。
彼女はゆっくりと俺に近づき、両翼の内側で俺の頬を挟むように包み込んだ。
そして、そのまま。
冷たい夜風のなか、レイの唇が俺のそれに重なった。
(──今だ!!!)
「んむっ──!?!?♡♡」
唇が触れ合ったその瞬間、俺は容赦なく舌を彼女の口腔内へとねじ込んだ。遠慮もへったくれもない。
さっきまで空中のアウェー戦で一方的に嬲られていた借りを、ここで一気に全額返済する。
「んっ……!? んんん~~~~っ!!!♡♡♡」
驚いたレイの翼が大きく震えるが、俺は彼女の舌を絡め取り、上顎をなぞり、歯列をひとつひとつ確かめるように舐め上げていく。
つい先ほど俺の精液を味わったばかりの舌が、いまは逆に俺の好き放題にされていた。
「んぅっ……♡ん……ちゅ……っ♡」
最初は戸惑っていたレイの舌が、しだいに俺の動きに応え始める。負けず嫌いなのか、彼女もまた、俺の口内に舌を差し込んできた。
舌同士が絡み合い、唾液が混ざり合い、星明かりの下で濡れた水音が微かに響く。
ちゅぱっ……ちゅうっ……♡♡
俺はキスを続けながら、彼女の後頭部に手を回した。逃がさない。
「ん……ふ……っ♡ちょ、ちょっと……タンマ……んぅっ♡」
(さぁ……ここからが、本番だ)
俺はキスを、やめなかった。
「んむっ……! んん……っ♡ ちょ、ちょっと……!♡」
レイが息継ぎを求めて顔を逸らそうとするたびに、俺は後頭部に回した手でぐっと引き寄せ、さらに深く唇を重ねた。
(風で弾けるもんなら、弾いてみろ!)
どうやら俺と自分自身を空中に留めておく浮遊魔法にリソースを割いているせいで、さっきのような迎撃魔法は使えないらしい。
「んぅっ……♡ ふ……んちゅ……っ♡」
俺は空いているほうの手で彼女の背中を抱き寄せた。そのままぐっと力強く引き寄せ、胸と胸が密着するほどぴったりと身体を合わせる。
(これぞ恋人同士の、ラブラブ・ディープキス──!)
単なる舌の絡め合いじゃない。力強く抱きしめて、互いの体温を分け合い、心臓の鼓動がダイレクトに伝わるゼロ距離での接触。
ちゅぱっ……ちゅううう……っ♡♡♡
舌を吸い、唇を啄み、角度を変えてまた深く入り込む。息をつく間も与えずに、俺は彼女の口のなかを俺の舌と唾液で満たしていった。
「んっ……! んんっ……ふぁ……っ♡♡」
レイの翼が、大きく震えた。鳥脚が空中で何かを蹴るように痙攣し、全身がびくんびくんと跳ねる。
「~~~~~~っっっ!!!!♡♡♡」
キスをしたまま──彼女は、またイった。
唇の端から漏れた悲鳴が、夜空に吸い込まれていく。俺は彼女が震え終わるまで抱きしめ続け、ゆっくりと唇を離した。
「……ぷはっ」
レイは肩で息をしながら、紫の瞳でじろりと俺を睨みつけてくる。唇はまだ震えていて、さっきの女王様の貫禄はどこかへ吹き飛んでいた。
「き、君……ふざけるのも、大概に……」
(おっと。これは怒りが再燃しそうだな)
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……!!!」
俺は渾身の演技力で大げさにのけぞり、夜空に向かって絶望の苦悶ボイスを張り上げた。
「効いた……! いまのは効いたぁ……! くっ、かーっ! レイさんの恋人ラブラブベロチュー、なんて恐ろしい威力だ……! これはもう……ひれ伏すしかないかもしれない……!」
「……え? そ、そうか。効いたか。……ふぅん」
レイの表情が怒りから困惑へ、困惑から満足げなものへと、めまぐるしく変化する。
どうやら上手く乗せられたらしい。俺の演技力も捨てたもんじゃない。
(よし……これで怒りモードは回避できた。だが、まだだ)
「しかし……これはヤバい……! 俺の体力も残りわずか……!」
俺はわざと息を荒げながら、彼女の胸元にちらりと視線を落とした。
「いや、待て……これはまずい。この圧倒的に不利な状況で、レイさんの美しい胸を使った究極の貧乳パイズリなんてされた日には……俺は完全にトドメを刺されてしまう……! ぐふッ……げほッげほッ……!」
空に浮かびながら、俺はなんてしょうもない台詞を吐いているんだろう。
いっそ素に戻って大笑いしたい気分だったが、ぐっと堪える。これも全部、上位種の女を落とすための作戦だ。プライドの高い鳥を手懐けるのは、餌で釣るより自尊心をくすぐるのが一番効く。
「……貧乳、って。君ねぇ」
レイのこめかみが、ぴくりと引き攣れた。
(あれ? 貧乳で怒った? ハーピーは貧乳がステータスなんじゃないのか……?)
「はぁ……まぁいいさ。どうせ君はもう虫の息みたいだしね」
虫の息のくせに、俺のちんぽだけがギンギンにフル勃起している物理的矛盾を、もうちょっと不思議に思ってほしいんだが……まぁいいや。
「……上等だ。そこで大人しくしてるんだよ」
レイは観念したように両翼の内側で小さな胸を左右から押し寄せるようにして、俺の竿をそのあいだへ挟み込んだ。
にゅぷっ……♡
(──おぉ)
挟めてるか挟めてないかで言えば、正直ほとんど挟めてなかった。なにせ彼女の胸はぺちゃぱいだ。
「ん……」
レイの小さな乳首が、竿の側面をこりっとなぞった。
(これ、パイズリって言うのか? どっちかというと乳首コキ……?)
でも、それが妙に気持ちいい。
レイは胸を俺の竿へ押しつけたまま、自分の身体をゆっくり上下させながら、半ば呆れた声で言った。
「僕にパイズリを頼んだ男は、君が初めてだよ」
「まぁ、そうでしょうね。だってぺちゃぱいだし……あ、いや、なんでもないです」
あぶねぇ。また怒らせるところだった。
レイはじとりと俺を睨んだが、そのまま小さな胸を竿へ押しつけてくる。乳首が鈴口に触れるたびに、背筋に電流が走った。
ずりゅっ……ずりゅっ……♡♡
(くっ……巨乳のパイズリとは、ぜんぜん別物なのに……)
平坦な胸元が竿の側面へ広く押しつけられ、身体を上下させるたび、胸元の熱と鼓動までじかに伝わってくるようだった。
それに──胸は小さくても、乳首の硬さと形だけはしっかり主張していて、動くたびに竿と擦れ合う。
こりこり……♡ くりゅっ……♡ ずりゅっ……♡♡
「も、もう……どうだい? そろそろイったらどうなんだ」
レイの声が少し上ずっている。ぺちゃぱいを俺の竿にこすりつける自分の姿に、羞恥を感じ始めているらしい。それでも動きを止めないのは、彼女の負けず嫌いのなせる業だろう。
「ぐっ……! じゃあ、イきます……!」
ずりゅずりゅずりゅっ!!!♡♡♡
どぴゅるるるるるるるるっっっ!!!!♡♡♡♡♡
二度目の射精は、一度目よりもさらに量が多かった。
白濁が勢いよく噴き出し、レイの顔面や翼を白く染め上げる。
ぺちゃぱいに降り注いだ精液が、彼女の乳首の先で白く滴っていた。
「ぐっ……! ど、どれだけ出すんだい、君は……!」
顔中ザーメンまみれになりながら、レイが驚愕の声を上げた。髪に絡み、翼のつけ根にこびりついている。
(ふぅ……気持ちよかった)
さすがに二回も出せば、俺のちんぽも落ち着いて──。
「……え?」
レイが、固まった。
彼女の視線の先で、俺のちんぽは萎えるどころか、また天を向いていた。
「……」
レイは無言だった。無言のまま、ゆっくりと俺の顔を見た。
それから、また勃起したちんぽを見た。
それから、もう一度俺の顔を見た。
「き、君……なんで……」
(なんでだろうな)
俺にもさっぱりわからない。ちんぽは賢者モードに突入するどころか、むしろさっきより元気だ。
「まだまだいけるぞ!」と、意志を持った生き物のように自己主張している。
(まさか……【体力+1】の効果?)
いや、ないない。そんなわけない。体力プラスワンで性欲が底上げされるわけがない……。
まぁ、理由はなんであれ──。
(これは、好機だ)
俺はにやりと口元を歪めた。レイはさっき、俺に「百回イくまで、地上には返さない」と言った。
ならば、俺は──。
「レイさん」
俺は空中で彼女の肩をがしりと掴んだ。浮遊魔法でふわふわしたままなのに、このときばかりは指に力がこもる。
「さっき、言いましたよね?」
「……な、なにを」
紫の瞳が動揺して揺れる。
俺は頭のなかで射精回数を数えた。
(えーっと……)
まず羽根コキ。あれで一回。
次にラブラブベロチュー。あれは彼女はイったが、俺は射精していない。ノーカンだ。
そして貧乳パイズリ。あれで二回目。
(まだ……二回か)
俺はゆっくりと顔を上げ、精液まみれで固まっているハーピーの上位種さまに向かって、満面の笑みを浮かべて言い放った。
「あと──」
一拍。星が、雲間から顔を出した。
「九十八回射精、おなしゃす!!!!」
夜空に俺の声が響き渡った。レイが彫像のように固まった。
彼女の長い睫毛に絡んだ白濁が、ぽたりと虚しく滴り落ちる。完全に呆然自失で、俺の顔と天を衝くちんぽを交互に見つめている。
「きゅ、きゅうじゅう、はち……?」
彼女の唇からかすれた声が漏れた。
そうだ。
俺はお前の言葉を真に受けたのだ。
「百回イくまで、地上には返さない」という言葉をな……。
さぁ──どうする、レイ。