ドットアビスを1ミリも知らない転生者さんヒロインをうっかり寝取ってしまう 作:国語が苦手なオオムラ
本日のラストオーダー、サラダチキンを作り終えた僕はエミリーさんにそれを渡した。片付けは調理しながら進めていたからほぼ終わっている。残りは他のスタッフに引き継いで、服を籠に出して隊服を羽織ると、お疲れ様です、と厨房を出た。
「おっ、アンタか」
「あ、こんばんは。チャンピオン」
フロアに出ると、僕が作ったばかりの料理をさっそく立ち食いする半裸の男が居た。娼館の常連達からチャンピオンと呼ばれるこの男はかつて闘技場で13連勝をした事もある腕のいい傭兵で、ルカちゃんの太客だ。筋トレと鶏胸肉を愛する頼れるニキであり、一部では常連四天王、とも言われていた。
「立ち食いとは忙しないな、何かあったの?」
「ああ、今夜は中々手強くてな。栄養補給に……」
アアァァア!…………ァ、ァ、アァ。
会話の途中で、プレイルームへ続く階段を転がり落ちてきたヤツが居た。カオナシみたいな鳴き声をするアレはみんなから性豪()と呼ばれる、四天王最弱の男だ。よせば良いのに毎回エレクトラちゃんを指名しては限界まで搾り取られていつも真っ白に燃え尽きている。
チャンピオンが鋭い眼差しで階上を睨む。釣られて僕も目を向けて、特別ルームの乱交イベントの案内看板に気付いた。
大穴に突如発生したゲートにヒマリちゃんとソフィアさんが飲まれた日。入れ替わるように二人、エスカレイヤーさんとハルカさんが現れてルクスノヴァに加わった。そしてすぐに捌ききれない行列を作るほどの人気娼婦にもなった彼女達は事もなげに、ならば全員同時に相手すると言い放ったのだ。
あの二人は僕の知る日本とはまた違う異世界から来ていて、そこは異星人やら忍者や怪人に侵略されており捕まって凌辱された事もあるらしい。それに比べれば普通の客との乱交など大したことではない、と。
……ふたりとも、無事だといいが。ソフィアさんはともかく、ヒマリちゃんはただの高校生だ。正義の組織が戦いに駆り出すなんてないだろうと信じたい。
僕に出来ることは、大穴に散らばったゲートの残滓を集めてアーデルハイト博士に渡すことだけだ。任務外は焦ってもしょうがない。
「みんなあの二人にほとんどやられちまった……今は大魔神が抑えているが、オレもすぐ戻らねえと」
鶏肉食って緑の数字出してるチャンピオンの声に引き戻される。僕の料理にそんな効果ないはずだが……。
大魔神。静かなる優しき巨根、四天王の一人だ。ラヴィリアさんしか彼を受け入れられる嬢は居ないと言われていたが、あの娘たちは相手できるのか、凄いな。
今回のイベントに、舐められたと感じた常連達は総力戦を仕掛けたと聞く。おそらく四天王も全員揃っている事だろう。
実を言うと僕は常連四天王を全員知っているわけじゃない。シフトのある日は厨房で働き、休みの日は必ず客として訪れて、もはや娼館に住んでいるといっても過言ではない僕だが、四天王最後の一人だけは未だに見たことがないのだ。
気のせいか、上から強烈なプレッシャーを感じる*1。
そこにいるのか?いったいどんな奴なんだ……っ!
「仕事終わったんならアンタも来いよ」
「……ごめん。家でネコが待ってるんだ」
「……ネコなら仕方ないな。かわいいもんな」
「健闘を祈る。いい夜を」
「ああ、いい夜を」
正直かなり気になってはいたが、家に帰りたかったので誘いを断った。チャンピオンと拳をぶつけ合って挨拶を交わすと、僕はルディアさんにも普通の退勤の挨拶をして帰路についた。
家のドアを開けると、着物の上に割烹着を着たクレハさんが部屋の掃除をしていた。僕を見て、嬉しそうに駆け寄ってくる。
ヒマリちゃんが消えた日。彼女は僕の中で思ったより大きな存在になっていたようで、僕は少し荒れた。見かねたクレハさんが僕の部屋に様子を見に来て、その場で乱暴に犯した。以来、彼女は夜の仕事がない日は毎日通って来ている。僕が帰るまでずっと外で待っていたから、合鍵も渡してある。
「おかえりなさい。あの、これ」
差し出される、お金。無言で受け取る。きらきらした、濁った目で僕を見上げている。
クレハさんは僕と居る時だけ濁る。司令官や他の仲間の前では普段通りで、ふたりきりになった途端、おかしくなる。浮気相手に犯されるのを、待っている。彼女を犯すたび、僕も染まっていく。
息を吸って、吐いた。
「んっ♡ちゅぷ、ちゅぷ、はっ♡んんっ♡」
無抵抗のクレハを壁際に追いやり、着物をたくしあげ、まんこを雑に愛撫する。すぐに濡れはじめたので、何も言わずに突っ込んで、動く。
「ぃ、んっ、ぁ、あっ♡浮気おちんぽ、好き♡」
彼女を気持ち良くしようとか、一緒にイこうとか、そんなもの一切抱かずに好きにヤって、中に出した。
跪かせてシャワーも浴びてない精液まみれのちんぽを顔に近付け、開いた口に突っ込んでツノを掴んで犯す。
「んぐう♡ん、ん、むぐ、んんっ♡はっ、ぁ♡」
寸前で引き抜き、しごいて顔にぶっかける。髪も着物も白く汚れていくのを、クレハは悦んで受け入れた。
『名前と出身地を言って』
『クレハです。ホウライの、鬼ヶ島から来ました』
『経験人数はどれくらい?』
『……わかりません。数え切れないくらいです』
『えっち好きなんだ?どういうのが好きなの?』
『我慢できないって感じで、立ったまま、服も着たまま乱暴に犯されるのが好きです♡求められてるって感じで♡』
『さっきのみたいな?』
『はい♡あなたに、必要とされてるって思うだけで……ぁ、ぁ♡垂れてきちゃいました……♡』
『じゃあそれ、こっちに向けて見せて』
ベッドに腰掛けたクレハが腰を浮かせ、机にセットした記録水晶に向かって脚を開いていく。照明の点いた明るい部屋で、丸見えになったクレハの尻の穴に、まんこから零れた僕の精液が滑り落ちていく。
記録水晶は、かつてある科学者が発明した動画ツールだ。スパイ界隈でかなり騒がれたが、使い勝手が悪く対策が容易なため、すぐに民間に払い下げられた。僕のも中古の安いやつだ。クレハと遊ぶのに使えるかと思ってたから、ある意味で使い方は間違ってはいない。
「見て、ください。いっぱい出されちゃった、浮気せーし♡」
無言のままクレハを抱え込むように背後に座り、水晶によく写るように服の上からおっぱいを撫でまわす。顔だけ横を向かせて、唇は当てずに舌だけを伸ばしてやると、唇で挟んで吸い付いてくる。
「ちゅぷ♡ぢゅるるる♡ちゅ、は、ぁ、れる♡」
宙で踊る舌と舌。割烹着を脱がせ、着物も剥いでいく。頭を通さなくていい服はこういう時に便利だ。クレハは僕の唾液を飲むが、僕は飲まない。だから、彼女の口から糸を引いてこぼれたソレがおっぱいを濡らすのを、後に映像を観る誰かに見せ付けるように塗り広げた。
水晶に向かって開脚したクレハのグチュグチュのまんこに中指を入れてじっくりと弄る。親指でクリトリスも潰してやる。
「ぁ……ぁ……ぁ、も、ぃ、イキそ、です♡」
イクと言うので指を2本に増やし、激しくかき混ぜた。同時に乳首も押し込んでこね回す。
「あ゛♡あ、だめ♡それ、だめっ♡ゃ、出ちゃう♡出ちゃ……う~~~っ♡♡」
ぷしゃあああ♡
クレハの噴いた潮が机の上まで飛んで、水晶と貯金箱を濡らした。それでも僕は手を止めずに、イキまんこを責め続ける。
「あ゛、お゛♡、あ゛あ゛♡らめっ♡らえぇ♡」
腰を浮かせてのけぞり痙攣したところで指を抜き、どろどろのそれを口元に持っていく。朦朧としながら、クレハは口に含み、舌できれいに舐め取った。
「きもち、いい、ですか?私の、おっぱい」
「ちゃんとこっち見ろ」
寝そべった僕のちんぽをおっぱいで挟んだクレハに、手に持った水晶の方を向くよう命令する。クレハは妖艶なスケベ顔で微笑んで見せた。
「ん♡ん♡ん♡んっ♡ぢゅる♡ぢゅるるっ♡」
「もういい」
搾り取りにくる本気フェラを止めさせて、上に乗るように指示する。それ以上何も言わなくても、片膝立ちでちんぽを支えて、よく見えるようにおまんこ広げて腰をゆっくり落としてくる。
「あ、あ♡は、ああぁぁ♡……ずっと、欲しかったの、浮気おちんぽぉ♡」
根本まで包まれる、快感。きゅっ♡きゅっ♡と入り口が締まり、ゆるやかに動き始める。満遍なく擦りつけるように、前後にぬるぬると動く。
「あぁ♡きもち、いぃ♡浮気おまんこ、しあわせぇ♡」
狂気。倒錯。依存。執着。欲望。
どろどろとしたそれらが渦巻いて、クレハの瞳は、輝いていない。
「……ちがう」
「あ♡あっ♡ごめ、なさい♡いたらなくてっ♡」
「違うんだ、クレハ。そうじゃない」
「なんでも、言ってください♡あなたに、ぜんぶっ♡捧げますっ♡」
そうじゃないんだ。僕たちは、こんなんじゃなかったはずだ。
クレハは、もっと──。
◆
「……すみません、もう一度、おっしゃって頂けないでしょうか?」
畳とお布団がある娼館の和室。お見合いみたく膝をつき合わせて座る僕に2回目の指名をされたクレハは、戸惑った様子で向かいに座る僕と、隣に置いたモノとで視線を行き来させた。
「『付き合いの長い幼なじみ同士が楽しく遊んでたらなんとなくえっちな雰囲気になっていつの間にか自然に絡み合うイチャイチャ仲良しプレイ』がしたいんだ」
「…………すみません、やっぱり分かりません」
僕は横に置いていた座布団より大きいソレをふたりの間にどん、と置く。
「ようは一緒に遊んで欲しいんだよ」
バトルドーム
異世界と繋がる大穴から出土された、平成の遺物。最大4人まで遊べるそれをおもちゃ屋で衝動買いした僕は遊び相手が欲しかった。司令官は忙しいし、この頃はまだヒマリちゃんともそこまで仲良くなくて、一緒に飲み明かしたクレハに白羽の矢を立てたのである。
ガチャガチャガチャガチャ!
シナリオを作って、キャラを設定して、雑談しながら遊びはじめた。
「相手のゴールにボールをシューーッ!」
「うおお!?」
ルールと操作方法を教えると、クレハはみるみる上達して、およそツク○オリジナルが想定していない軌道のシュートを打ち込んでくる。キャプツバかよと。
「もう1回、もう1回遊びましょう!」
「次は負けねえ……!」
僕は一方的にコテンパンにされた。結局その日は閉店までえっちしなくて申し訳なさそうにしていたけれど、額にうっすら汗を浮かべて子供みたいに紅潮した顔で、心底楽しそうに笑うクレハを見れたので大満足だった。
その後も指名してはふたりで遊んだ。
チェスしながら司令官しゅきしゅき山手線ゲームセカンドシーズンをしたり、人生ゲームで煽りあったり、ワニワニパニックでドキドキしたり、ツイスターゲームで密着して発情したクレハに襲われたり、インディアンポーカーで見つめ合いすぎて発情したクレハに襲われたり、脱衣花札で全裸に剥かれて美味しくいただかれたり……あれ、クレハ肉食過ぎないか?
ともかく、僕たちはたくさんの夜を重ねて、仲良くなって、僕は、忘れてしまった友情を彼女に教えて貰ったんだ。
あの頃、クレハは、もっと輝いていたはずだ。綺麗で、かわいくて、ただ一緒に居るだけで満たされていた。
「あ……♡おちんぽ、膨らんで……♡出るんですね♡あぁ♡きて♡中に、種付け、してぇ♡」
気持ちいい。今でも、綺麗で、かわいくて、何でもさせてくれる。でもやっぱり違う。
「おしまいだ。クレハさん、僕たちは、元に戻るべきだ」
演技を終了させた。借り物の性欲はなくなり、じきに萎える。少なくとも僕は戻れる、はずだった。
「だぁめ♡だめです♡このまま、ふたりで、ずーっと気持ちいいこと♡するの♡ぜんぶ忘れて♡一緒にこわれて♡」
「う、あ」
「だして♡浮気せーしで、クレハの卵子♡犯してッ♡」
戻らない。戻れない。僕の上で、クレハが深く深く打ち付けるように腰を落とす。ちんぽの先が子宮を押し込む。
「あっ、あっ、あっ♡浮気おちんぽでイっちゃう♡中出しされて、おまんこ孕んじゃうところ、撮ってえぇっ♡♡」
「ぅ……っ!」
「どくどく♡きてるっ♡孕まされてるっ♡♡すき♡中出し、だいすき♡♡」
クレハの中に射精して、入れ替わりに何かが入ってきている気がした。また染まっていく。僕が僕でいられなくなる。
「あ……は♡まだ硬い♡もっとクレハを使って♡私だけ見てて♡」
手が伸びた。汗に濡れた、白い首すじを、僕の両手が絡み付くのを、どこか他人事みたいに見ている。
「あ……♡♡」
クレハはそれを、ずっと待ち望んでいたみたいに受け入れた。自分から身体を倒して、締まる、頸。
「あ゛♡かはっ♡ぅ゛♡」
苦しそうに、けれど嬉しそうにするクレハのまんこが痙攣して締まる。下から突き上げてやると、彼女の手が僕の手を包む。
ずっとイってる。壊したい。壊れてしまえ。壊れろ、毀れろ。壊せ……!
「~~っ♡っっ♡♡…………ぁ」
「……っ!」
ギリギリで、止まれた。僕の手が離れて、クレハが倒れてこんでくる。荒い息をして、胸に顔を埋めたクレハは、僕の頭を愛おしそうに撫でまわした。
「……壊してくれても良かったのに」
その囁きが、今もずっと僕の耳に残っている。
ルカ「イヤなのに♡またイかされちゃう♡♡」
チャ「(隣ガチャガチャうるさくて集中できん)」
2が問題発生3で解決。4から先はずっとイチャイチャする。
いつも誤字報告ありがとうございます。
ニホンゴ ムツカシーデス、ソーチョ