※この作品はR-18です。

「これ、性研ゼミでヤったところだ!」 恋の駆け引きから挿入まで、ドスケベ教育講座【性研ゼミ】で完全習得! キミ専用のオ○ホ先生と一緒に、最高の学校性活を手に入れよう!   作:ダザリアン

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第2話 『届いたのは【性技】のテキスト!? チャイムを鳴らし現実世界に現れた、憧れの巨乳美人先生』

 

 帰宅した俺は拓海くんに言われた通り、スマホからQRコードを読み取り入会登録を進めた。

 確かに無料キャンペーン中と書いてある。逆に他の情報が少な過ぎる気が……とは言え、あの状況で拓海くんが俺を揶揄う理由も見当たらないしな。

 

「よし、これで完了っと」

 

 登録したアドレスへメールが届いた。

 入会おめでとうございます。直ちに教材をお届けしますので、今暫く……直ちに?

 

 するとだ。自宅のチャイムが鳴り響き、下の階からドタバタと喧しい足音。

 母さんが注文した化粧品でも届いたのかな。

 

「お兄ちゃーん、なんか来てるよ~」

「……えっ? も、もう!?」

「おやおやぁ? な~んか怪しいものでも頼んじゃったワケ~? まったくお年頃なんだから~」

「ち、違うって!? 良いから出てけよ!」

「はいは~いごゆっくり~♪」

 

 一つ下の妹、美桜(みお)が小包を持って部屋へやって来た。如何わしいモノでも注文したと勘違いしているようで、ニッシッシと悪戯な笑み。

 歳の割に胸も大きな可愛い妹だが、最近は事あるごとに俺を馬鹿にするなど、生意気っぷりに拍車が……いやまぁ、それは今は良いとして。

 

(差出人は……性研ゼミ!? な、なんで? どういうことだ!? こんなの家の前で待機でもしてなきゃ、あり得ないスピードだろッ!)

 

 早過ぎる展開とお届け物。

 凄い、と言うか怖い。普通に。

 だが現に届いたことは事実。美桜の言う通り怪しいモノなのか、早急に確認する必要がある。

 

 まさに『春の特別号』とでも呼ぶべきボリューム感。ゆっくり慎重に開封……そこには、かつてお世話になった秀研ゼミとまったく同じ、いかにも教材っぽいテキストがズラリと入っていた。

 

「な、なんだこりゃあ……!?」

 

 驚くべきはその教科。

 一般的な国数英理社の五科目ではない。

 

 赤いテキストは『日常』。

 黄色いテキストは『デート』と表紙にある。

 これが教材だって?

 ふざけているとしか思えな……ん?

 

「せっ、性技!?」

 

 思わず声がひっくり返る。隣の部屋から『どーしたのー?』と美桜の暢気な呼び掛け。慌てて『なんでもない』と返すが、手の震えは止まらない。

 

 確か青のテキストは、小学講座までは算数だった。となればコレは数学であって然るべきだが……間違いなく性技と書かれている。

 

(性研ゼミ……まさか本当に、エロいことを勉強できる教育講座、ってことなの!? マジで!? なんてモノ薦めてくれてんの拓海くん!?)

 

 動揺は尽きないが、ほぼ同等の好奇心。

 真面目な教材を作っている会社が秘密裏に開発している、えっちな教科書……そんなの、メチャクチャやりたいに決まってるだろうが!

 

「よ、よし。じゃあ『性技』から……ッ」

 

 机の上を片付け、早速テキストを開く。

 

 他の科目も気はなるが、まずはコレ。

 真面目に秀研ゼミをやって来たご褒美ってことなのだろうか。この歳の学生に合法的なオカズを用意してくれるとは、やることが憎……えっ?

 

(これ、ミサキ先生だ!?)

 

 更なる衝撃が脳裏を襲う。

 本家とも呼ぶべき秀研ゼミには、各教科を担当する先生のキャラクターがいる。イラストなどを交え楽しく教えてくれるのがウリなのだが。

 

 なんと性技のテキストに載っているのは、小学6年講座で算数を担当していた高藤(たかとう)ミサキ先生!

 一番のお気に入りだった人ではないか!

 

『お久しぶりです、トモヤくん。教科は違えど、こうして再び貴方に教えられること、心から光栄に思います。これから一緒に頑張りましょう』

「わぁっ……! あの時の先生のままだ!」

 

 ラフな格好をしている他の先生とは違って、ミサキ先生は黒髪ロングにスーツ姿というちょっとお堅いイラストが特徴的。故に印象にも残る。

 

 常に敬語で無表情。なのにスーツがパッツパツなほどおっぱいが大きいというギャップ。

 あと、テキスト内に一コマだけ笑顔のイラストが載っていて……問題を解くよりも先に、毎月その箇所を血眼になって探していたものだ。

 

 

『4月のテーマ:性行為の基本的な流れ

 ステップ4 :愛撫

 

 ここで焦ってはいけませんよ。

 自分だけが気持ち良い思いをするのではなく、お互いが満足することが何よりも大切です。

 挿入だけがセックスのすべてではありません。まずは彼女の心とカラダを、トロトロに溶かしてみませんか? さあ、始めましょう』

 

 す、凄い。なんだこの内容。

 まるで『今月は連立方程式について学びます』みたいなノリ。女体の仕組みからセックスの仕方まで、細かくテキストに書いてある。

 

 秀研ゼミよろしく、分かりやすいイラストなどを交えた明るくポップな解説。うわっ、おまんこの写真まで……しかも無修正じゃないか。

 

(こ、コレ、もしかしてミサキ先生の……? いやいや、そんな馬鹿な。先生は二次元のイラストなんだから、写真と同じなわけ……ッ)

 

 白くて、ふっくらしていて……真ん中に綺麗なピンク色の線が、一本スゥーッと入ってるだけ。割れ目なんだろうけど、中身が見えない。

 

 初めて父さんのパソコンでエロサイトを盗み見た、あの日の興奮ともまた違う。ウ○キで『女性器』を調べた時でさえ、こんな感情には。

 だって無修正まんこの写真の横に、ミサキ先生のイラストが並んでいるんだぞ。こんなの想像しない方が無理だ。チンポ痛過ぎる……ッ!

 

『力任せに乳房を揉んだり、クリトリスを弄るのは最悪です。まずは指先に力を入れず、赤子の頭を撫でるような優しい手触りで……。

 おや? ペンが止まっていますよ。

 無理せずに休憩も挟んでくださいね』

 

 ガチの無修正写真を使った女性器の解説から始まり、セックス前の愛撫について詳しく教えてくれるミサキ先生。まったく持って集中できぬ。

 途中からは演習問題。

 括弧の中を穴埋めするのだが、その解答がいちいち『種付け』とか『子宮』みたいな卑猥ワードばかりで、目がチカチカしてしまう。

 

 偶に説明の無い謎なワードも出て来る。

 例えば『蜜壺』とか。どういう意味だろ。

 えっ、この『膣内射精感謝』って、ありがとうございますって読むの? いやそんなわけ……でも勉強用のテキストが嘘を言う筈ないもんなぁ。

 

「ふうぅぅ~~……やっと確認テストだ」

 

 このページを捲ったら、最後はすべて確認テストという構成。勿論カンニングする気は無い。一発で覚えるに決まってるだろこんなの。

 下半身の違和感をどうにか堪えながら、ページに手を伸ばした次の瞬間……。

 

 コンコンと扉をノックする音。

 また美桜か。大事な時に何の用だ?

 

「お兄ちゃーん、ちょっと出掛けて来るね。夕飯までには帰るからさ。たぶん駅でママと合流できるから、七時くらいだと思う!」

「お、おう。分かった。友達か?」

「マイちゃんの家でゲームする~」

「宿題持ってくの忘れるなよ」

「もう終わってま~~す!」

 

 美桜は外出するらしい。

 このエロ本同然のテキストを進める間、家に誰に居ないのはラッキーだ。途中で絶対にシコっちゃうだろうし……鍵が掛かる音。家は俺一人に。

 

 それから僅か数秒後。

 再び自宅のチャイムが鳴り響いた。

 今度こそ母さんの注文したものか。それとも美桜が忘れ物をして取りに……でも、自分で鍵を掛けたのにチャイムを鳴らす意味無いよな?

 

「はいはい、今出ますよ~」

 

 テキストは開きっぱなしのまま階段を降りる。

 早く確認テストをやりたいのに。

 勃起してること宅配の人にバレないだろうか。

 

「……えっ? う、うんッ!?」

 

 インターホンを覗く。そこにはスーツ姿の女性が一人、行儀良く立ち尽くしていた。

 少し無愛想な印象だが、とっても綺麗な人だ。

 

 モニター越しの会話を諦め、大慌てで玄関へ向かった。鍵を開ける手が震えて止まらない。まだ肌寒い季節なのに手汗もビシャビシャ。

 

 何故って、この女性は……。

 

「……ミサキ、先生?」

「はい。こんにちはトモヤくん」

 

 春風と共に揺れ動く長い黒髪。

 ふわりと鼻先を抜ける、心地良くも華やかな香り。詳しくないけど、きっと香水だ。そこにインクや紙の匂いは微塵も感じられない。

 

 憧れの先生が、目の前にいた。

 それも、イラストとまったく同じ姿で。

 

(どっ……どういうことぉぉおおおおっ!?)

 

 夢でも見ているのかと目をどれだけ擦っても無意味。そこには確かに、秀研ゼミ……いや、性研ゼミの高藤ミサキ先生が立っていた。

 公式プロフィール通りの170センチ近い長身。いつもテキストを上から眺めていた筈が、今は完全に見下ろされてしまっている。

 

「あ、あぁ、あぁぁああ……っ!?」

「では、お邪魔します。ご家族の方がお帰りになる頃には失礼しますので、安心してください。トモヤくんのお部屋はどちらですか?」

 

 俺が硬直している間にも、ミサキ先生は履物を揃え自宅へ上がってしまう。周囲をキョロキョロ、やがて階段を見つけ部屋を目指し始めた。

 

 わ、ワケが分からない。

 だってミサキ先生は単なるイラストで、秀研ゼミの先生という『キャラクター』に過ぎない筈。

 百歩譲って、実在の先生をデフォルメしていたとしてもだ。その当人が俺の自宅を訪ねるなんて、絶対にあり得ない……あり得ないのに!?

 

「みっ、ミサキ先生……スカート、抑えてください。この角度だと、見えちゃう……!?」

「あぁ。ごめんなさい気を遣えなくて。優しいんですねトモヤくん。でもそういうことは敢えて伝えずに、黙っておく方が良いですよ」

「はへぇぇ……ッ?」

「わざと見せている、という可能性もあるんですから。大丈夫ですよ、トモヤくん。女の子の心の機微、私としっかり勉強しましょうね」

 

 階段の途中で少し立ち止まる。

 先生は振り返りもせずそう語った。

 

 もう頭が追い付かない。あの短いタイトスカートの中身がどうなっているのか、それしか考えられない。嗚呼、夢なら覚めませんように……ッ!

 

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