「これ、性研ゼミでヤったところだ!」 恋の駆け引きから挿入まで、ドスケベ教育講座【性研ゼミ】で完全習得! キミ専用のオ○ホ先生と一緒に、最高の学校性活を手に入れよう! 作:ダザリアン
「もうダーリンったら、容赦なくミサキに中出ししちゃったのネ! 本命のガールフレンドがいるのに、先生へ手を出すなんて……イケない子♪」
「ううぉっ!?」
「but, don’t worry! ワタシと一緒に『トラブル回避』科を勉強すれば、どれだけ恋人を増やしたって、決してハラキリされることは無いわ!」
ベッドに着地するや否や、金髪碧眼のダイナマイトボディーが俺を襲う。熱烈なハグで呼吸もままならない。一気に押し倒されてしまった。
エミリー・スズキ先生だ。
秀研ゼミでは小4~6年講座を通し英語を担当。煌びやかなブロンドを靡かせる日英ハーフで、見た目通りパッションに満ち溢れた奔放な美女。
へそ出しの短いトップス、お尻が食み出すホットパンツがデフォ衣装。テキスト内ではチアガールを筆頭に、様々なコスプレも披露していた。
あまりの過激さ故、受講生の親御さんから『子ども向けの学習教材には不適切だ』なんてクレームが届き、ネットで軽く炎上したことも。
「エミリー様。トモヤ様が苦しんでおられます。また、このような場合はハラキリではなく、寝首を搔かれる、の方が近しい表現では?」
「あらっ。失礼あそばセ!」
「お気持ちは分かりますが、ご迷惑はお掛けしないように……トモヤ様。お久しぶりでございます。七海ユメ、ただいま参上いたしました♪」
息も絶え絶えにエミリー先生の抱擁から抜け出す。もう一人の先生は、ベッドの上でちょこんと正座していた。そして深々とお辞儀。
こちらは
小6講座で社会科を教えてくれた。
黒髪を綺麗に切り揃えた、ほんわかした笑顔が似合う小柄な和風美人。名家のお嬢様って感じ。
いわゆる歴女で戦国武将にメチャクチャ詳しい。趣味は旅行と温泉。ただ極度の方向音痴で、小雑誌の漫画では頻繁に迷子と化していた。
テキストには和服姿で登場することが多いが、今は落ち着いた色のブラウスにロングスカート。また違った趣の清楚で可愛らしい出で立ち。
「トモヤ様、お召し物を整えていただけますか? わたくし、本物の男性器を見るのは初めてで……このままではドキドキが収まりませんっ♡」
「っと! すっ、すみません!?」
慌てて服を着る。
と言いつつ、ユメ先生は悪戯っぽくクスクス笑っていた。着替え中もずっと股間を凝視している。
そうだよな。エミリー先生はまだ分からなくもないけど、性的な要素など微塵も感じさせないユメ先生も、この『性研ゼミ』の一員なわけで……。
「……あれ? ミサキ先生は?」
二人に気を取られていたら、いつの間にか姿を消している。が、探す間もなくエミリー先生に手を取られてしまった。な、なんだ?
「ホントは一人ずつ丁寧に教える予定だったケド、時間が無いわ! ワタシの『トラブル回避』科と、ユメの『デート』科、一気に進めるわね?」
「トモヤ様、こちらへどうぞ」
ユメ先生にも手を引かれ、部屋から出るよう促される。両手に花ってやつ。つい顔もニヤけるが、同じくらい怖さもある。何が始まるんだ。
「わたくしと学ぶ『デート』科は、逢瀬中の洗練されたエスコート、プランの組み立てから軌道修正まで幅広く、奥の深い科目となっております……ただ今月号は、エミリー様のお話しされた通り、あまり時間がございません。テキストを改稿いたしましたので、それに沿って進めていただきます」
蕩けた蜜のように甘い声色。
しかし、表情は真剣そのもの。
ここだけの話、この『デート』と『トラブル回避』はテキストを軽く読んだだけで、まだ本格的に取り組んでいなかった教科でもある。
必要が無いというのは少し違うが、必要性は確かに無かった。どれも云うならば、山田さんと交際を始めた後に役立ちそうな内容だから。
だが先生たちは口を揃えて『時間が無い』と語る……その時が近付いている、ってことか?
「By the way! ダーリン、カノン・ヤマダと行ってみたい、デートしてみたい場所はあるかしら? どこでも好きなところで構わないわ!」
「どこでも……じゃあ、遊園地とか?」
「OK! ユメ、Are you ready?」
にっこり微笑み『お任せください』とひと言。
ユメ先生は空いた手で、部屋の扉を押し開ける。
なんだか外が妙に騒がしい。
って、なんで? 家の中なのに?
「Wow, that’s brilliant!」
「……嘘ぉぉぉぉォォおおおおっ!?」
信じ難い光景が広がっていた。
そこは――遊園地。
冗談みたいに広い敷地、遠くを走るジェットコースター、巨大な観覧車。小さい頃、家族でしょっちゅう遊びに行っていたところだ。
思わず腰を抜かしてしまった。先生たちが支えてくれるが、流石に受け止め切れない。
百歩譲って窓から飛び込んで来たり、小包を出入りしたりするのは……それもそれで非現実的だけどさ。ついに瞬間移動までやってのけたか。
「いいえ。移動したのではありません。トモヤ様が思い浮かべた遊園地を、ご自宅に再現したのです。仮想空間、と呼べば正確でしょうか?」
「似たようなモンだってば……ッ」
「まあっ、見てください。可愛いマスコット♪」
えっ。うわ、本当だ。
他の客やキャストさんもいる。
俺たち三人の目の前を、小さな子どもが駆け抜けて行った。でも顔がのっぺらぼう。
見上げれば燦々のお天道様。吹き通る春風、耳を傾ければ人々の笑い声……靴下のまま立っている俺の方が、よっぽど変なお客さんかも。
「テキストをどうぞ。まず始めに、わたくしがトモヤ様をエスコートいたします。それから役割を交代し、確認テストを行いましょう」
「ワタシは何をすれば良いかしら?」
「では、こちらの園内マップを……」
「Thanks! ダーリン、Let's Go!」
かくして二人の先生に囲まれた、仮想・遊園地デート。もとい『デート』科の授業が始まった。
もう余計なことは考えんでおこう。
悩むだけ時間の無駄だ。
ワーイ。性研ゼミ、スゴ~イ。
『4月のテーマ:初めての密事(いざない)
ステップ1 :夢幻(ゆめ)への道しるべ
七つの海を跨ぐ夢、七海ユメでございます。
出身は埼玉。内陸県です。んふふっ♪
春の麗らかな陽気に誘われ、二人きりの濃密な時間を過ごしたい。願いは殿方だけに留まらず、女性にとっても当然の情動にございます。
しかし、無作法なお誘いは、乙女の蕾を閉ざしてしまいましょう。大切なのは、決してお相手に悟られぬよう、二人だけの聖域へ導くこと。
極上の逢瀬へと至る第一歩を、慎ましくも大胆に踏み出しましょう……ところで、わたくしの本日のお召し物、いかがでしょうか?』
ユメ先生は常に半歩先を歩き、振り返っては穏やかに微笑む。俺だけに向けられた笑顔。テキスト越しでは味わえない至福の時間だ。
焦って着替えちゃったから、適当な部屋着で隣を歩いているのが恥ずかしくなるくらい。二つの意味でドキドキが止まらなかった。
ちなみにエミリー先生だが、一緒に歩いていたのは最初だけ。気付いたらどこかへ……あっ、いた。
お化け屋敷の列に並んでいる。
他のお客さん本物じゃないのに。
仮想空間なの忘れてない?
「トモヤ様。歩くペースを落としてください。このように女性は殿方よりも歩幅が狭く、ヒールなど不安定な靴を履いていることも多いのです」
「す、すみません」
「敬語は必要ありませんよ。わたくしを呼ぶ際も、どうか気軽にユメと……まさか、嫌なのですか?」
「めっ、滅相も無い!?」
「んふふっ。そう焦らずに♪」
目から突然ハイライトが消えてビビった。
と思えば、お馴染みの柔らかな笑顔。
そう言えばユメ先生、小雑誌の漫画では無自覚にトラブルを起こしたり、一人で勝手に行動したり、割と問題児みたいな扱いだったっけな。
作法とだけであって何かと気を遣う科目だ。機嫌を損ねないよう、もっと集中しなければ。
「トモヤ様。肩に力が入り過ぎですよ」
「ははは……いやぁ、先生みたいな綺麗な人とデートとか、緊張するに決まってるって。そもそも俺、女の子と出掛けたこと無いんだもの」
「んふふ。嬉しいお言葉……っ」
往来の激しい広場のド真ん中。
ユメ先生は突如立ち止まる。
「では……気分転換をしましょう♡」
「うぉっ!?」
握られた手を導かれる。
行く先は、先生のお尻。
ちっとも気付かなかった。履いていたロングスカートには切り込みのようなものがあり、中に手を入れられる仕組みになっていたのだ。
「だ、駄目だって、こんな人前で……っ!」
「問題ありません。人々は皆、この仮想空間にしか存在しない偽りの影。現に今、わたくしたちを注視する者は一人も……んっ、ふぅっ♡」
下着の布地すらない、生尻の感触。
やや小ぶりだが、揉み応えのあるしっとり吸い付くような肉つき。いつまでも触っていたくなる……嗚呼でも、やっぱり外は不味いって。
「この瞬間をずっと夢見てまいりました……お勉強はおしまいです。さあ、今すぐここで……っ♡」
すっかり目が蕩けてしまっている。
流石は性研ゼミ。ユメ先生までも。
そっか……気分転換、だもんな。
「キスするよ。ユメ……」
「はい……なんなりと♡」
薄ピンクの綺麗な唇が近付く。
しかし、ついぞ重なることは無かった。
「No! ユメ、ダーリン! Run away!」