前世は地獄、今世は天国? 346プロの色欲神プロデューサーの受難 作:ヘルメス・トリスメギスタス
「いい加減起きろ。美波」
俺はゆさゆさと身体を揺らす。
「ん………ふあ………?」
「やっと起きたか。状況は理解しているか?」
始めはボーっとしていた美波だったが、徐々に頭が回ってきて、
顔色が絶望の色に染まった。
「やっと頭が回ってきたようだな。それじゃ敗者への罰開始だな」
俺はそう言ってスマホの画像を見せる。
「ほれ。美波の子宮だ。綺麗なもんだろ?」
そこに映っていたのは、美波の子宮が外に飛び出ている写真だった。
「い、いやあぁぁぁぁぁぁーーー!! 何で! 何で!」
あまりのことに心の底から悲鳴を上げる美波。まあわからんでもないが。
「美波が気絶してやむなく無理矢理引き抜いたらこうなった。
スマホで写真撮って、手で元に戻したんだぞ。
腕まで飲み込んだからフィストファックもいけるな」
「嘘です! そんなの嘘です!」
耳を塞いでいやいやと首を振る美波。仕方ない。これを見せるか。
「嘘じゃない証拠にほれ。腕がしっかり入ってるだろ?」
俺は美波のあそこに腕がバッチリ入っている画像をみせる。
美波は気絶しそうなほどの衝撃を受けたようだ。
すっかり黙ってしまった。
「さて、状況を理解できたところで、これにサインをしてもらおうか?」
俺は美波に一枚の紙を渡す。
「これは………」
「言っただろ。美波には人生全てを賭けてもらうと。その契約書だ。
一言一句かみしめて読むことだな」
「えと………人間廃業書?」
読み始めた美波の顔が読み進めていく度に絶望の表情がさらに絶望に染まっていく。
途中から手が震え始め、読み終える頃には眼から希望の光は消え、闇に染まった。
「こんな………こんなのって………」
「言っただろ。美波の人生全てもらうと。拒否してもいいぞ?
もっとも約束を破ったとみなし、さっきの画像を捨て垢でSNSに投稿して、
美波の人生を破滅させるがな」
「やめて! それだけはやめて下さい!」
「じゃあその紙に自分の名前を書くんだ。言っとくが色欲界の契約書だからな。
そこに書かれていることを破ったら死で償うことになるぞ?」
「そ………んな………」
美波はがっくりと頭を垂れた。
「さっさと決めてもらおうか。俺の肉便器として一生仕えるか。それとも人生破滅するか、選べ」
さあ、どうする? 快楽を伴う地獄か。それとも生きるだけでもつらい地獄か。
「………ペンを………貸して下さい」
そう言った美波の顔にはもはや俺に抵抗するだけの気力は一切なかった。
俺からペンを借り、自身の名前を契約書に書く。すると契約書が一瞬淡い光を放った。
「契約成立だな」
俺はそう言って美波の背後に回り、胸を揉み始めた。
「この身体も心も魂も俺の物だ。誠心誠意仕えろ。それに見合った快楽を与えてやる」
「ありがとうございます。………ご主人様」
そこには絶望に染まり、魂まで色欲の底なし沼に落ちた一匹の肉便器がいた。
さて、美波を壊したのはいいが、まだやることは残っている。
「美波。レバーを操作してもらおうか?」
俺は晴達の残りかすの人格を消去すべく、美波に命令を下す。
美波はゆっくりと歩きながら、レバーの前まで到達した。
そしてレバーにゆっくりと手を掛ける。
晴達はその時必死に何かを訴えていた。
もっとも猿轡をかまされて何を言っているかはわからないが。
まあ、涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにさせているから、
必死の命乞いをしているのはわかるが。
「お前達は今から死ぬ。短い人生ご苦労様だったな。
さあ、美波。レバーを下せ」
俺はそう美波に命令したが、美波は動かない。
いや、頭では動かそうとしても身体が拒否しているようだ。
どうやら僅かに残っている常識や良心が邪魔をしているようだ。
俺は最後の心の壁を破壊すべく動いた。
「どうした? 出来ないのか?」
「レバーを操作しようとしてるんです! でも手が動かないんです!」
「俺が操作してもいいぞ? ただし、条件がある」
「条件?」
聞き返した美波に俺は悪魔の笑みを浮かべて答えた。
「アナスタシアさんを肉便器として提供しろ」
「………………え?」
「アナスタシアさんを肉便器として提供しろと言ってるんだ。
そうしたら美波は二人を殺さなくて済む。いい条件だろ?」
「そ、それだけは許して下さい! アーニャちゃんは関係ないです!」
「ダメだ。レバーを操作するか、アナスタシアさんを肉便器として差し出すか。
二つに一つだ。五秒以内にレバーを操作しなかったら、アナスタシアさんを肉便器にする。
1………2………」
さあ、この極限状態でどうする?
「3………4………」
その時、美波が動いた。
「ごめんなさい! 晴ちゃん、千枝ちゃん!」
美波が大粒の涙を流しながらレバーを操作する。
すると二人に電流が走った。
「あああああああああああぁ!!」
「きゃあああああああああぁ!!」
二人の悲鳴が部屋に響き渡る。
残りかすの人格が死ぬ断末魔だ。
そして十分な電流が流れると、電気が止まった。
美波はその場に崩れ落ちながら大粒の涙を流している。
俺はその背後から美波の耳元にそっと囁く。
「それでいい美波。お前は俺の肉便器なんだから俺の指示にだけ従えばいい。
美波は人殺しになったんだ。アナスタシアさんは人間。美波は肉便器。
美波に良識や常識は不要なんだよこの人殺し」
俺が囁き終わると美波は俺の方を見た。
それは俺に対して救いを求める眼だった。
「これで………よかったんですよね?」
「ああ。俺の命令に従う。それが美波のこれからの人生だ。
まあ、俺に価値を示し続けられなければ、捨てるがな」
その言葉を聞き美波は全裸土下座を敢行した。
「捨てないで下さい! ご主人様の命令に逆らいませんから! お願いします!」
俺は美波の心を完全に破壊できたと確信した。
「さて、美波には褒美を上げないとな」
俺は神器である指輪を指にはめ能力を発動する。
「今回用意した分体は百体だ。千発中出しするまでひたすら美波を犯す。
うれしいだろ?」
俺の問いに美波は全裸土下座で答えた。
「ド変態肉便器にご褒美ありがとうございます! ひたすら犯しまくって下さい!」
「喜んでもらえて嬉しいよ。さあ、ベッドに寝たら開始だ」
それを聞くとベッドに美波は横になった。
それと同時に殺到する俺の分体。たちまち美波は分体に犯され始めた。
「ふう。これで今回の一件は終わりと」
「お疲れさまでした。これでご主人様のハーレム計画がまた一歩進みましたね」
「ありす何を言っている? 俺はハーレムを作るつもりはないぞ?」
「え?」
「ん?」
俺はありすの反応から俺とありすに考えの違いがあることに気づいた。
「ご主人様はハーレムを作るために美波さんを肉便器にしたのでは?」
「いや、万が一に備えて肉便器にしたんだが。………ありすとは根本的に考えがずれているな」
「でも肉便器は私も含めてこれで四人。結果的にはハーレムを作りつつあるのでは?」
「そこを突かれると痛いが………。とにかく俺は口止めの為にしてるだけだから」
「じゃあ美波さんに聞きましょうか? 美波さん今の気分はどうですか?」
「最高です! 今までの人生の中で一番! ああ、もっと犯して下さい!」
「だそうです。もちろん私もご主人様に仕えるのが最高の喜びです。
もう諦めてハーレムを作りましょう」
「いやだ。俺にそんな気はない」
「子供じゃないんですから駄々こねないで下さい。大人なら責任取りましょう」
あれ? なんで子供のありすにそんなこと言われるの? おかしくない?
口封じの為に肉便器にしただけなのに、なんか逆にピンチになってる。
どうしてこうなった! 頭を抱えたくなりながらも平静を装う俺であった。