※この作品はR-18です。

片想い中の幼馴染と同棲する事になった   作:稲月

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12話 綻びかけた蕾

 

 シルクの生地のように滑らかな肌。赤くほんのりと火照りが浮かぶ。

 ベッドの上には甘く妖しい雰囲気が漂っていた。

 

『いさお……きて……』

 

 大きく開かれた脚のちょうど間には、今か今かとその時を待ち続ける桜色の秘裂。

 透明な蜜が際限なく溢れていて、まるで彼女の欲望が形となって垂れ流れているかのよう。

 

 そこへ、はち切れんばかりにそそり勃つ俺の肉棒がゆっくりと近づいて。

 熱く蕩ける秘裂の中へと進んでいく。

 

『いさおっ……!』

『碧依……!』

 

 ああ……ついに、結ばれた。

 ずぶずぶと侵入する肉棒からは目も眩むほどの快感が広がってくる。

 亀頭を包むニュルリとした温かい感触に腰が痺れた。

 

 ああ、女の子の中って意外とキツくないんだな……。

 でも今にも肉棒が溶かされてしまうくらいの熱だ。俺はたまらず彼女の名を呼ぶ。

 

「ぅ……あ、あおい……っ!」

「ッ!?」

 

 碧依の膣肉が生き物みたいに跳ねた。うねうねとした何かが俺の亀頭をレロリと這う。

 

 その不思議な感覚で、俺は夢から目を覚ました。

 

 

 

 

 最初に目に入ったのは見慣れた天井。

 あの光景が夢だった事に気付いて、俺は心底がっかりする。

 

 しかし、すぐに異常に気がついた。

 亀頭を優しく包み込んだあの驚くほどに温かい感触。

 ……それが今も、消えていない。しかも何だか太ももに重さも感じる。

 

 すぐに目線を腰に向けて。

 

「……!?」

 

 驚愕で頭を真っ白にした。

 

「んむ……むちゅ、はむ……ふ」

 

 全裸で仰向けに寝転がる俺の脚の上に、碧依が乗っていた。

 彼女は背を小さく丸めて、俺の股ぐらへと屈み込んでいる。

 

 そして、卑猥な夢によって高らかに屹立していたはずの肉棒は。

 碧依の小さな口の中へ、亀頭をすっぽり呑み込まれていたのだ。

 

 ぷるんとした柔らかい熱が、にゅるにゅると先端を刺激する。

 

「うぁ……! ちょ、碧依ッ!? 何して……うっ!」

「んむ、ちゅぷ……ぷは。……おはよ」

「いやおま、え?」

 

 夢で得た快感は現実のものだったらしい。

 解放された肉棒がテラテラと唾液で光っている。

 碧依によって脱がされたのだろうパンツが俺の足元に転がっていた。

 

 当然のように挨拶した碧依は顔が少し赤い。興奮しているのか恥じらっているのか判断する余裕は俺に無かった。

 寝ぼけた脳みそが遅れて現状を理解し始める。俺が寝ているのをいいことに、碧依が肉棒をしゃぶっていたのだ。

 

 カーテンの隙間から差し込む陽光が部屋を照らしている。時間はたぶん朝。俺の部屋。

 たしか昨日はあのオナニー見せっこのあと、すぐに寝てしまったのだったか。

 でも碧依は自分の部屋に帰ったはず。なんでここに居るんだ。

 

 回らない頭で疑問をそのまま口に出した。

 

「なんでお前が居るんだ、っていうか何してんの!?」

「……だって、もう昼近いのに起きてこないから。こういう起こし方、好きじゃ無かった?」

「いや超最高。……じゃなくてっ、お前また勝手に部屋に入ってきてこんなこと」

「もう見られて恥ずかしいものなんてないでしょ。昨日全部見たんだもん」

「…………それは、そうだけどさ」

 

 俺の脚の上に座ったまま、碧依が堂々と無断侵入を開き直る。

 さも平然と言わんばかりの口調だが、耳の端まで赤く染めている様子が彼女の本心をよく表していた。

 何となく、どういうつもりで碧依がこんな行動をしたのか察してきた。

 

 たぶん最初は本当にただ俺を起こしにきたんだろう。

 でもその時に俺の朝勃ちを目撃して、好奇心のままに悪戯してしまった。

 ……いや、だからといって口で咥えたりなんかするか?

 

「……い、いつ白いのが出るか分かんなかったんだもん!」

「俺は何も言ってねぇよ」

「う」

 

 射精しても汚さないように口で受け止めようとしていたらしい。

 賢いのかアホなのか分からん作戦だ。わたわたと慌てて言い訳する碧依を、俺は呆れた眼差しで見ていた。

 彼女は居た堪れなくなったように身を竦めて、真っ赤な顔で深く俯く。

 

 やがて睨むような上目遣いで俺を見上げた碧依は、あろうことか再び俺の肉棒へと舌を伸ばした。

 

「いやちょっ、うぐ……!」

「れる、ふちゅ……んむ……ちゅぱ」

 

 ビリビリと快感が走り抜ける。思わず天井に顔を向けて喘いでしまった。

 碧依の拙い舌遣いが俺を襲い続ける。

 

  ちゅぷぷ……ぬぷ……ぐっぷ……ちゅぱぁ……

 

「あ……うぁ……や、やば……!」

 

 決して激しい快感ではないが、まるで天上の秘湯へ浸かったような極楽だった。

 亀頭を温かい粘膜が何度も何度も上下している。腰が溶かされるような優しい快感だ。

 

 まさか、碧依が自分からこんな事をするなんて……ッ!

 ぬぷぬぷと肉棒をしゃぶられる俺は、言葉にできないほどの感激を浮かべる。

 

 ずっと片想いしている幼馴染からの目覚めフェラチオ。

 未だに夢の中にいるんじゃないかとすら思ってしまうが、絶えず与えられる極上の甘い刺激がそれを否定している。

 

 碧依が少しだけ深めに咥えて、舌で亀頭を舐め回した。

 

  ちゅぶぶ、ぬろろろろ……ちゅぷ、れろれろれろ

 

「ああ……気持ちよすぎっ……うぅ」

「……ふ、むちゅ、ん」

 

 碧依の苦しげな鼻息が俺の下腹部を叩く。彼女は決して口を離さないまま、ひたすらにペニスを舐めしゃぶった。

 そのままチラリとこちらを見上げた碧依は、快感に歪む俺の表情を見て気をよくしたらしい。

 小さな舌が肉竿の上を暴れ回り、柔らかい唇がぐっぽぐっぽと激しく上下しだす。

 

  じゅぶ、じゅぶ、ちゅぶ、ぬろろろろ

 

 仰向けに寝る俺の身体が勝手に跳ねた。瞼の裏に星が散って、下腹部の中で電撃が走る。

 俺の子種を引き摺り出そうと、碧依は必死に口で奉仕している。

 想像すらできたことのないエロすぎる状況に、どんどんと射精感が込み上げてきた。

 

「ぅあ……あ、あおい……うぐ、あぁ……」

 

 俺は身体に力も入らず、ただひたすらに快楽を受け入れる。

 尿道からはカウパー液も溢れてきているだろうに、碧依は絶対に口を離さない。

 

 唇を窄めたり、舌であちこち舐めてみたり、亀頭をそっと吸ってみたり。

 碧依はあの手この手で俺を高めようとする。そんな姿勢が一番俺を興奮させているとも知らずに。

 

 俺の腰にさらりと垂れる、碧依の美しい黒髪。俺はそれをそっと手で掬い上げて、碧依の顔がよく見えるようにした。

 ……ビキリと勃ち上がる肉棒の先端が、確かに彼女の口の中へと消えている。

 真っ白な頬や薄桜色の唇。美しいそれとグロテスクな肉棒との対比がたまらなくエロかった。

 

 俺は碧依の髪を手でまとめ上げたまま、両手でそっと彼女の頭をがしりと掴む。

 邪魔な髪の毛が無くなったからか、碧依の頭はさらに上下運動の速度を早めた。

 

 堪えきれずに喘いでしまうほどの、熱烈なご奉仕が与えられる。

 

  ちゅぶっ、ちゅぶっ、にゅぷぷっ、ぴちゅっ

 

「や、やばっ……! すご……ぅああ……!」

 

 碧依が肉棒の根元を手で押さえた。細い指がそっと絡まりつく感触。

 反対の手で俺の玉袋も掴んだ。柔らかい指がそっと揉んでくる感触。

 

 己の急所を完全に差し出して碧依に弄ばれているような気分だ。

 苦しそうに鼻で呼吸する碧依は、それでも肉棒を味わうのに夢中だった。

 

 ……まるで、俺の料理を味わうときのような満足げな表情。

 俺は彼女に喰われているみたいな錯覚に陥って、だけど抵抗する気などカケラも起きやしない。

 

 ただ、奥底から迫り上がって来る白い熱だけを。

 求められるがままに彼女へ差し出す。

 

「あ、あおい……いくっ、でるっ! ……うぅッ!」

 

 ぐぶぶ、と碧依が深く肉棒を飲み込んだ瞬間に限界が訪れた。

 視界が真っ白に染まるほどの快感。

 

  びゅくうううううッ! びゅううううッ! びゅっく!

 

「ぐ……あ……ッ!」

「んむぅ!? ……んぐっ、ん……ごふっ」

 

 喉奥に直接叩きつけられた粘液に、碧依が苦しそうに咳き込んだ。

 その振動すらも快感に変換されて、飛び出る白濁の勢いは止まらない。

 

 碧依はそれでも、決して肉棒から口を離さなかった。

 浅く亀頭だけを唇で包んだまま、狭い口腔へと白濁液を迎え入れていく。

 

  どっぷ、どっぷ……ぴゅっ、ぴゅく……

 

「んん……ふ……ちゅぱ」

「……ああ……うっ。……ふぅ」

 

 激しい快感がようやく過ぎ去って、俺は両手をだらりとベッドに降ろす。

 碧依も肉棒から口を離して身体を起こした。白い頬が少し膨れている。

 精液のエグ味に眉を顰めつつ、彼女はゆっくりとそれを飲み込んだ。

 

「んぐ……ごっきゅ、ん…………ぷはっ、はぁ、はぁ」

 

 やっとまともに呼吸ができた彼女は酸欠気味なのかやや虚ろな表情だ。

 ぽかりと開かれた唇の奥に、舌に絡んだ白濁液が見える。

 

 そして、快感によって呆然とする俺へ碧依がふわりと微笑んだ。

 

「……ごちそうさま。味、ちょっと慣れてきたかも」

「お、おう。お粗末さまでした……?」

 

 条件反射でいつも通りに返してしまう。いや、どんな会話だよ。これは料理じゃねぇよ。

 それを口に出して突っ込めるほどの余裕はなかった。全身を重く包む快感の余韻が、じんわりと身体の奥へ染み込んでいく。

 

 ああ、そうだ。飯も作ってやらないと。

 急に冷静になった思考が現実逃避気味にそんな事を言い出す。

 碧依も俺の脚から降りて、ベッドの上に女の子座りした。

 

「目、覚めた? もうすぐお昼だよ」

「ああ、覚めすぎたくらいだ」

「今日は勇雄も午後から部活でしょ? 一緒に行こ」

「あ、そうだった。さっさと準備しなきゃな」

 

 全裸の俺へ普段通りに話しかけてくる碧依。だけど表情には朱が差しているし、声も上擦っている。

 平静を装っているが、動揺をまるで隠せていなかった。

 

「……碧依」

「……な、なに?」 

「今の起こし方。その、またやってくれるか?」

「………………い、いいよ」

 

 ついお願いしてしまって、まさかの承諾を得た。歓喜と困惑が同時に湧いてくる。

 いいのか、碧依。こんなの恋人にしかやるべきじゃないだろ。俺たちはただの同居人なのに。

 自分でお願いしたはずなのに、俺は素直に喜びきれない自分がいた。

 

「さ、先に着替えてくるっ」

 

 碧依がベッドから降りて部屋を出ようとする。

 俺は黙って見送ろうとして……気付いた。

 

 碧依がたった今座っていたベッドのシーツ。

 そこが確かに、ほんの少しだけ黒く濡れている。

 

 考えるより先に声が出た。

 

「碧依」

「っ! ま、まだなにかあった?」

「来るんだ」

「え」

「はやく。こっち」

「え、でも着替えが……」

「いいから」

「…………」

 

 しずしずと歩いて戻ってくる碧依が、俺の視線の先に気付いた。

 俺がまっすぐ見つめる碧依のパジャマ。その股のあたり。

 

 ——黒くシミのついた、濡れた部分に。

 

「ッ!」

「次はお前の番だろ。ほら、こっちにきて早く脱いで」

「でっでもご飯がまだ」

「後だ。昨日約束しただろ? また見せてくれるって」

「う……うぅ」

 

 首元まで赤くなった碧依はしばらく突っ立ったまま固まっていたが、やがてゆっくりとベッドに乗り上げた。

 俺の熱視線から逃れるように、背を向けてからゆっくりパジャマのズボンを降ろす。

 

「あ、明るすぎっ。カーテン閉めて」

「嫌だ。ちゃんと見たい」

「〜〜ッ! …………もうっ」

 

 観念したように碧依がそのまま下着も降ろした。

 女の子座りをする彼女の脇をぐいっと持ち上げて、ベッド上の壁際に運ぶ。

 

「わぁッ!」

「壁にもたれるのがいいんだろ? ほら、早く見せて」

「……すけべ」

「碧依もな」

「むぅっ」

 

 白い頬をぷくりと膨らませるその姿は、綻びかけた蕾のようように初々しく、愛らしかった。

 そして遠慮がちに開かれた碧依の両脚。とろとろに蕩けた秘裂が昨晩よりもハッキリと俺の目に映る。

 

 ベッドのシーツがじわりじわりと黒く濡れていく。

 それはまるで、どんどん歪んで狂っていく俺たちの姿のようだった。

 

 

 

 

 碧依がバタバタと洗面所から出てくる。長い黒髪は乱雑にポニーテールにまとめられ、制服のシャツにも皺が少し残っていた。

 

「ち、遅刻しちゃうっ! 鍵どこだっけ……!」

「おーい、俺はもう準備できたぞ」

「わわわ、十秒待ってっ」

 

 わたわたと慌てる碧依の姿に俺はほっこりと笑みを零す。

 鍵を見つけたらしい彼女は、カバンを背負いながら玄関へと向かってきた。

 

「よし。……いこっか」

「おう」

 

 まるで普段通りの会話。寝起きからあんな痴態を見せつけあった事が嘘のように。

 俺は何とか堂々とした態度を保ちながら、未だにドキドキとうるさい心臓を説得するのに苦心していた。

 

 

 ——俺が散々フェラチオされたあの後、今度は碧依のオナニーを再び間近で見た。

 明るい部屋で鑑賞する彼女の痴態は、昨晩よりもさらに妖艶な光景だった。

 

 陽光に照らされてぬらぬらと光る桜色の秘肉。

 心なしか我慢が効かなくなってきている碧依の喘ぎ声。

 あまりに倒錯的な状況に、クラクラと目眩すら感じたほどだ。

 

 それを見ているうちに俺は二度目の勃起をしてしまい、しまいにはまた昨晩と同じように至近距離で己を慰め合ったのだった。

 昨晩と違うのは、碧依が先に絶頂を迎えた事。そして俺の射精を碧依が再び口で受け止めたことだ。

 人生三度目の飲精。碧依はついに、ほのかな笑みとともにそれを果たした。

 

 あれほど性とは無縁だったはずの碧依が、俺の知らない淫らな姿へと変貌していく。

 それを齎しているのは、俺だ。この事実だけが俺の心を狂喜乱舞させている。

 

 

「う〜、今日も暑いね」

「日差しは村の方が強かったのになぁ。やっぱ建物とアスファルトが多いせいか?」

「なんだか、もう村の事が懐かしいかも」

「わかるよ。引っ越してきたのが何ヶ月も前に感じるよな」

 

 何よりも、碧依とこんな関係になるなんて想像すらしていなかった。

 村に居た頃は碧依のスカートが靡くだけでいちいち平静を失っていたはずなのに。

 

 なあ、碧依。お前はいったいどういう想いで俺と居るんだ。

 どんな感情で俺にオナニーを見せつけてるんだ。

 

 それを聞く勇気は、まだない。

 

 何気ない拍子に、互いの腕が触れた。

 

「あ…………ちょ、ちょっと走ろっか。遅刻しちゃいそう」

「……そうだな。転ぶなよ」

「む。私、もう子供じゃないよ」

「……ああ」

 

 お前の身体が大人になったことくらい、誰よりもよく知ってるよ。

 

 碧依が小走りで先を行く。俺もその背中を追って駆け出した。

 荒く息を吐きながら走る俺たちの心臓が高鳴っているのは、走っているからだけじゃない。

 

 赤らんだ耳が陽射しのせいではないことも、もうとっくに分かっていた。

 

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