※この作品はR-18です。

東方オフパコ❤コスレイヤー デリヘル嬢雛ちゃんレイヤーさん編   作:鍵山ゆーな

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起

 

 掛川栄二(かけがわえいじ)は初陣(ヽヽ)に挑むにあたって、極度に緊張していた。一般参加では何度も通い詰めていたが、出展側では初めて。彼は先だって合格していた司法修習生考試の受験時並に気を張っていた。

 

 折しも季節は真夏。右も左もわからないまま夏のコミックマーケットに初参加した栄二は、荷物の見積が甘かったのに緊張も相俟って、持参したスポーツ飲料を開場前に飲み干してしまっていた。

 

 然るに、飲料の買い出しに出ようにも、栄二は売り子を伴っていなかった。既に開場時間が差し迫っている。だから席を離れる訳にもいかず、彼は大汗を懐布(ハンカチ)で拭いながら困り果てていた。

 

「あのー……大丈夫ですか? よければこれ、繋ぎにどうぞ」

 

 そんな栄二の様子を見かねて、助け船を出した人物が。隣のサークルの主らしい鍵山雛の衣装を身に纏った女性がペットボトルの麦茶を差し出してくる。最早形振りに構っていられなかった彼は、礼もそこそこに早速封を切って中身をごくごくと飲み干してゆく。

 

 そのあまりもの勢いに彼女は目を丸くして聊か驚いてはいたが、急場を凌げたことで安堵の息を吐いた栄二の様子を、彼女は微笑みながら眺めていた。

 

「すみません……本っ当に、助かりました!」

「いえいえ、いいんですよ。何だか本当にお辛そうだったし、ちょうどホールが閉鎖されちゃうタイミングでしたよね……。お役に立てたのならよかった」

 

 彼女の発言に栄二は苦笑し切りだった。何しろ先程彼女が世話を焼かなければ、あと数十分も経たぬうちに彼は熱中症で医務室送りになっていただろう。

 

「そうだ、お代……」

「あ、それも大丈夫です。実は前日に買っていたのを忘れて、今日の朝も買ってしまって……ちょうど余ってて、ですね。むしろ荷物になって困ってたところでしたから……」

 

 慌てて財布を取り出そうとした栄二を、彼女はばつが悪そうに苦笑ながら制した。彼女の指さした先には、確かに多量の麦茶ボトルが入ったビニール袋が二つほども存在していた。

 

「でしたら、せめて今日の新刊を……。今日作家デビューの新参者ですが……。僕、諏訪(すわ)と申します」

「わ、丁寧にありがとうございます。ちょっと緊急でしたから、自己紹介もまだでしたね。わたし、松平(まつだいら)まやと申します。主に風神録で本出してます!」

「えっ……松平まや先生……!? いつも本買わせて頂いてます……っ!」

「まぁ、ありがとうございます。諏訪くんは……あら、雛ちゃん推しなんですね。わたしも雛ちゃん好きで、恥ずかしながらたまにこんな格好してます。なんか嬉しいですね!」

 

 名乗ってきた相手が、まさか自身が追いかけている作家だとは露とも思っていなかった栄二は、恐縮しきりであった。

 

 松平まやこと、浜松(はままつ)爽(さわや)と栄二の馴れ初めはこんな些細なやり取りが切欠であった。

 

 

 その後も、是非とも荷物の漸減に協力して欲しいという爽の懇願を渡りに船と引き受けた栄二は、彼女から度々飲料の提供を受けていた。

 

 無料で飲み物を分けて頂く訳にもいかないと恐縮した彼は、そこそこの有名どころであって、列が形成されがちな爽のスペースの品出しや列整理などの助手に精を出していた。

 

 栄二のサークルはまだ立ち上げたばかりの無名で、幸いにもスペースを覗きに来たり購入を欲するような参加者は疎らであった。だから彼は、状況に応じて爽の手伝いに比較的自由に入る事が出来ていた。

 

 そうこうしているうちに、昼過ぎくらいには爽のスペースでは新刊が完売となった。

 

 爽が撤収の準備を進めていると、参加者の間で鍵山雛の成人向け新刊を頒布している新規サークルがあるとやにわに噂になったのだろうか、今度は栄二のスペースが混雑の様相を見せ始めた。

 

 当然自身のスペースに列が形成されるなどとは露とも思っておらず、混雑対策がすっかり頭から抜け落ちていた栄二は突然の状況に慌てふためく。

 

 その様子を見て取った爽が再び彼を助けに入った。熟練のコス売り子でもある彼女の助けを得た栄二は、何とかその場を凌ぎ切る事が出来たのだった。

 

 撤収の際、栄二は意を決して

「あの、まや先生……本日は本当にありがとうございました! 本当に助かったので……もしよければですが、この後お食事でも奢らせて頂こうかなと」

爽を誘ってみた。しかし、

「わー、本当ですか。嬉しいです! でも、ごめんなさい……私この後仕事があって……。だから、お気持ちだけ受け取っておきますね。ありがとうございます」

彼の厚意はけんもほろろに退けられてしまった。

 

「それでは、着替えもありますので、お先に失礼しますね。今日は本当に助かりました。またどこかでお会いできたら嬉しいです❤ もし次機会があれば、御礼させてください!」

 

 爽は片付け終えた設営道具などの荷物を持参のキャリーケースに仕舞い込むと、何度も手伝いに入ってくれた栄二に丁寧に礼を言ってその場を辞した。乾坤一擲の誘いを袖にされてしまった彼は、爽の姿を見送った後に小さく溜息を吐いた。

 

 

 撤収後特に予定もなく手持無沙汰となった栄二は、ふと大学時代の悪友の言葉を思い出していた。その彼は東方Project界隈にてイベントの常連であり、

「コミケ時期になると、都内のデリヘルには作家さんコスさんっぽいお嬢さんが結構いて、そういう人たちは俺達オタクでも話が通じやすくてねらい目だぞ」

などと豪語するやり手(ヽヽヽ)でもあった。それで栄二は思い立って、デリバリーヘルスの情報が多数掲載されているアダルトサイトを開いて物色を始める。

 

 暫くすると、とある店の情報が栄二の目に留まる。それはコスプレ好きな女性が多数在籍すると謳う風俗店だった。先程嫁(ヽ)の格好をした女性と長く隣り合って一緒にいたということもあって、彼はこの時そういった趣向に強く心惹かれていた。

 

 栄二が早速本日の出勤予定表を確かめていくと、「ひなた」という源氏名を持つ女性の紹介ページに辿り着いた。その女性は自己紹介にコスプレ経験のあるキャラクターの一覧を掲載していた。その中に鍵山雛という三文字が存在していたことから、彼は即決する。

 

 手伝いに入ってくれた爽のお蔭もあり、売上から印刷費を回収出来ていた栄二の羽振りは良かった。「ひなた」の時間を三時間程買い付けた彼は、店から指定されたモーテルがある副都心の繁華街へと意気揚々のまま足を向けていた。

 

 

 モーテルの一室に入り込んだ栄二は、相手の女性を首を長くして待ち侘びていた。暫くすると、不意に部屋の呼び鈴が鳴る。彼はいそいそと掛けて行って、部屋の扉を開けた。

 

「こんばんわ、『八雲デリバリーサービス』の『ひなた』です! 今日はよろしくお願いしま……っ!?」

「あ、えっ……まや先生……!?」

 

 先程まで聴き慣れた声に、見覚えしかないキャリーケース。栄二に宛がわれた部屋に訪れた風俗嬢が爽であるということを彼が理解するまで、然程の時間は掛からなかった。

 

 勿論彼女としても、先程ビッグサイトで隣のスペースにいた作家が、自身を呼んでいる客であるなどというのは、青天の霹靂だ。

 

 そんなとんでもない偶然に、二人は揃って固まってしまっていた。

 

「と、とりあえず……うん、立ち話もなんですから、中、どうぞ……」

「うん……そう、ですね……。えっと、おじゃま、します……」

 

 他の客の目もあるということで、栄二が爽を部屋の奥へと誘う。彼女はおっかなびっくりそれに従った。

 

「まぁ、積もる話もあるでしょうけど、まず先に事務手続(ヽヽヽヽ)だけ、しちゃいますね。お代は……うん、クレジットで頂いてますね。それじゃ……。あ、もしもし。お疲れ様です『ひなた』です。掛川さま、入りました。はい、よろしくお願いします」

 

 先に断って店に入室確認の電話を掛け始めた爽が終話となりスマートフォンを鞄に仕舞う。すると二人が佇む部屋には静寂が訪れる。互いに気まずいながらも、どう声を掛けていいものかと牽制し合っていたからだ。

 

「あの……」

「えっと……」

 

 結局彼等が声を上げたのは同時だった。その気まずい時によくありがちな光景に、二人は思わず見合って苦笑を浮かべていた。

 

「『ひなた』さんは、本当にお仕事だったんですね……。てっきり方便なのかなと……」

「P.N(ペンネ)の『まや』でいいですよ。そっちの方がまだ呼ばれ慣れてるし……。でも辟易しますよね、こんな仕事してるなんて……」

 

 今日会場での初対面であるとはいえ、同じ作家に仲間仕事がバレてしまったことでやや自嘲気味に話す爽に、栄二はそんなことはない、と首を振った。それが自身に対する彼の気遣いであることは彼女自身理解してはいたが、彼女はそれで少し救われた気分となった。

 

「ウチ、実家も今の家も家計が厳しくて……。結婚を機に一度は足を洗ったんだけど……。やっぱ趣味とか多いと、さ。出費も大きくて。だから、やむなく……ね」

 

 先程ビッグサイトで自身の手伝いをしてくれたという事実から悪い人ではないと判断していたことと、自嘲話を笑って誤魔化したりしない栄二の真摯な姿勢に心を打たれたのか、爽は同じような事を訊ねてくる客に返すいつもの回答よりも多くを彼に語っていた。

 

「だから三時間も取ってくれて、本当にうれしいです❤ いっつもイベント上がりって短発ばっかりで、なかなか大変だから……楽させてもらう分、いっぱいサービスしちゃうから❤ 諏訪くんも、今日はいっぱい楽しんでね❤」

 

 爽の流し目に思わずとぎまぎさせられてしまった栄二は、兼ねてより憧れだった女性作家と性的な事が出来るという願ってもない状況に赤面しつつ小さく頷く。

 

 そんな初々しさが残る栄二の様子に微笑んだ爽は鞄から計測用のタイマーを取り出して手早く設定を行うと

「さて、たっぷり時間があるとはいえ、ただ話するだけってのも勿体ないもんね。シャワー浴びちゃいましょ。お楽しみ(ヽヽヽヽ)の為の準備もあるし、ね❤」

彼の手を取って浴室へと向かおうとする。彼はおずおずとその驥尾(きび)に従った。

 

 

 爽に手を引かれて浴室に至った栄二は、早速彼女の姿に釘付けとなっていた。彼女が身に着けていた黒色のレースがふんだんに使われた涼し気ながらも上品そうな意匠のノースリーブワンピースの下から、下着に包まれた彼女の豊満な身体が露わとなったからだ。

 

 花弁一枚一枚に光沢が施された装飾刺繍が特徴的な、これまた上品そうな褐返(かちがえし)色の下着セットは彼女の女性らしい肉体美を十二分に引き出していた。早速爽が上半身の下着を取り外してゆく。果たして転(まろ)び出た乳房は滑らかでかつ羽二重餅のような弾力を持っていた。

 

 栄二の視線が自身に釘付けとなっている事にそこで気付いた爽は恥ずかしそうにはにかみながら、

「あ、ごめんね……会場で着替えた後、シャワーも浴びずに出勤しちゃったから……ちょっと汗臭い、かも……」

謝意を口にした。彼女が手にしていた胸当て(ブラジャー)の支え紐や留め具の周り、更には彼女が未だ履いたままの尻を覆っている薄布(ショーツ)には随所に汗染みで色濃くなった部分が散見できる。そしてそこからは彼女の言の通り汗で蒸れて濃くなった彼女の匂いが芳しく漂って来ていた。

 

 栄二にとってそれは不快では一切なく、むしろ興奮剤にしかなり様がなかった。彼はいつも以上に肉棒が滾っているという事を自覚していた。だから、勃起によって窮屈となった下履きをいそいそと脱ぎ払って、彼女に先んじて生まれたままの姿となる。

 

 栄二に続いてショーツを脱いで小さく折りたたんで脱いだ衣服の上に置いた爽は、

「わっ……すっごく、おっきい……」

そこで初めて彼の隆々と勃ちあがった雄蕊を目の当たりにして目を丸くしていた。

 

「まや先生の身体からすっごくえっちな匂いがして……僕、もう、たまらなくって……」

「そう、なんだ……❤ わたしの身体とか、匂いとかで……こんなになっちゃったんだ❤

うれしい……❤」

 

 驚く爽に対してやにわに感想を口にする栄二に、彼女擽ったそうな表情を浮かべていた。その彼女がおっかなびっくりそれに触れてみる。栄二はそれだけで身体をびくびくと震えさせた。

 

 やはりどこか初々しさを見せる栄二の様に心を擽られたらしい爽は少し蕩けた表情で微笑みながら、彼の手を取る。

 

「もう、待ちきれない、って感じ、だね……❤ ん、ほら、早くシャワー、浴びよ❤」

 

 爽の誘いに小さく頷いた彼は、再び彼女の驥尾に続いて浴室へと足を踏み入れた。

 

 

 栄二は浴室に至るなり、早速爽から洗体を受けていた。彼女は四肢を洗う時折に、殊更彼の背や尻に豊満な乳房を押し当ている。それは彼女の意図通り、栄二の興奮を増長させてゆく。既に彼の肉棒ははち切れそうなまでにぱんぱんに張りつめていて、準備万端だ。

 

 栄二の身体から泡を湯で洗い流した爽は、徐に彼に向き合いつつ跪くと、

「それじゃ、いただきます❤」

やはりゆっくりとした動きで優しく根本から幹に掛けてを左手で握って彼の官能を高めつつ、彼の先端から溢れ出て来ている先走り汁を舌先で優しく舐め取ってゆく。

 

「ちゅ……❤ ん……❤ すっごい、先走り(カウパー)、どんどん、でてくる❤ きもち、いい?」

「すっごく、いい、というか……やばい、です……」

「んふ❤ それじゃ、くわえ、ちゃう、ね❤ ん、ぅ……っ❤ ほっ(おっ)、ひい(きい)……❤」

 

 爽が満を持して先端から雁首にかけてをゆっくり咥えて舐ってゆく。その丁寧な口淫(フェラ)に栄二は思わず腰が引けてしまう。彼女はそれに追従するかのように執拗に肉棒を咥えて離さない。いつしか彼は浴室の壁に寄りかかるようにしたままで、爽に肉棒を舐られていた。

 

「ん、ふぅ……❤ すわくんの、おチ○ポ❤ すっごく、おっきい……❤ つぎは、これで、きもちよく、して、あげる、ね❤」

 

 息継ぎがてら彼の肉棒を解放した爽は、先程の洗体で水を受けてしっとりと濡れそぼった豊満な乳房で栄二の滾った雄を挟み込んでゆく。早速襲い来る快感に、彼は身体をびくびくと震えさせて悦ぶ。

 

「まや、せんせい、っ……それ、やば、っ……」

「パイズリ、きもち、いい? かいじょう、でも……いっぱい、みてた、もんね❤ わたしの、おっきな、おっぱい❤ そんなに、すき?」

「はっ、はい……っ。だいすき、です……っ」

「ん……っ❤ びくびく、って、して……❤ もう、イきそう、なのかな……?」

 

 爽の問いに、栄二は余裕がなさそうに何度も頷く。ここで果てるのも勿体ないと、彼は脳裏では微かに思ってはいたが。既に肉棒は精の貯蔵量の限界を超えていて、抑えが効きそうになかった。

 

「ん、いい、よ❤ だして❤ わたしの、おっぱい、お○んこで❤ せーし❤ いっぱい、しゃせーして❤ あむ❤ ん、っ❤ れる、っ❤ ん、んっ!」

 

 爽が許可を与えた刹那だった。彼女は乳房からはみ出ていた肉棒の先端を優しく咥えて舐り始めたのだ。それで限界を突破してしまったらしい栄二は思わず精を彼女の口腔目掛けて放ってしまっていた。

 

「あ、あぁ……うぅ、っ……」

 

 快感と寂寞とが複雑に絡み合った表情のまま、栄二は射精を続ける。その間も爽は彼の肉棒の先端を咥えたまま、溢れ出てくる精を蕩けた表情のまま美味しそうに嚥下していた。

 

 尿道も残っていた精を丁寧に扱いて吐き出させた爽は、続けて射精を労うかのように優しく栄二の肉棒を舐り上げてゆく。その口淫で、彼のそれは再び臨戦態勢へと復帰した。

 

「いっぱい、でた、ね……❤ きもち、よかった……?」

 

 射精を受けた時と同様の蕩けた表情のまま、爽が問う。彼はそれに

「は、はい……すごく……。というか、ごめんなさい……すぐ、射精ちゃって……」

ばつが悪そうに応対した。それで栄二が気にしていることを把握したらしい爽は

「大丈夫、だよ❤ ウチは、一時間以上のお客様は、発射無制限です、から❤ それに❤ 諏訪くんの、おチ○ポ、も❤ まだまだ、元気、だもんね……❤」

栄二の耳元で蠱惑の文言を囁いた。彼はそれで早速萎えかけつつあった気持ちを現金にも再燃させてゆく。

 

「それじゃあ、わたしも身体洗って❤ 雛ちゃんに、着替えちゃうから❤ 先にあがって、待っててね❤」

 

 爽からの指示に首肯した栄二は、浴室から脱衣所へと向かってゆく。その彼を

「あっ、そうだ❤ ちょっと、待って❤」

何かを思い出したかのような声で爽が呼び止めた。何事かと振り向く彼の近くに寄った彼女は

「今日は、諏訪くん一人でおしまい、だから❤ 特別サービス❤ 本当は、コスオプの時も、汚れちゃうと帰る時困っちゃうから……ぱんつは脱いでするんだけど……。今日はイベント明けだし、汗でいっぱい汚れちゃってるから、さ……。その……会場でもはいてた、ぱんつ❤ 今日は履いたまま、気持ちよくシてあげよっか……? さっき、むれむれのぱんつで、興奮してたみたいだし……❤ こういうの、好きかな、って……❤ どう……?」

彼にとって思いもよらぬ提案を持ち掛けてきたのだった。無論、彼にはそれを否とする選択肢の持ち合わせはなかった。

 

 

 興奮冷めやらぬ彼等は、早速寝台の上で抱き合って身体を擦り付け合っていた。爽がプレイのオプションとして身に付けている鍵山雛の衣装は既に開けつつあり、彼女の豊満かつ柔らかで滑らかな乳房が丸見えの状態だ。

 

 爽は呼吸を乱しながら栄二の身体にしがみつきつつ、身体を愛撫されて火照って濡れそぼりつつある秘唇を、履いたままだった褐返色のショーツのクロッチ越しに肉棒へと熱心に擦り付けて、普段常連客にいくら頼まれてもやらない着衣素股に勤しんでいた。

 

「はぁ、ぅぅっ❤ すわくんの、おチ○ポ❤ ぱんつ、ごし、でも❤ んぁ❤ すっごく、あっつい、の❤ わかっちゃう❤ ひゃぅっ❤ そんな、さきっぽ、で❤ ぐりぐり、したら❤ だめぇ❤ ぱんつ❤ わたしの、ぬれぬれお○んこの❤ えっちな、しる、で❤ ぐちゃぐちゃに、なっちゃう、よぉ❤」

 

 クロッチが肉棒の先端に当たって衣擦れの音が鳴る度、爽は気持ちよさそうに嬌声を漏らしていた。

 

 昨日までお互い容姿も見ず知らずで、今日たまたま会場で袖振り合っただけの関係の筈が、こんな濃厚な性接触をしてしまっている。そんな状況に興奮を抑え切れない栄二は一度射精を経ていたのにも拘らず、先程の乳扱き(パイズリ)の時よりも肉棒を硬く滾らせていた。

 

 何時しか爽が履いたままのショーツのクロッチは、栄二の肉棒で擦られた部分が秘唇から溢れた蜜を吸って色濃く変色してしまっていた。それは彼女も肉棒を欲して切なくなってしまっているという証左だった。

 

 いよいよ射精感の我慢の限界が近くなり、栄二が声を上げようとした刹那だった。不意に爽が下着越しの素股を止め、腰を浮かせる。

 

「あの……まや先生……?」

 

 動きを止めた爽に栄二が問う。すると、

「そういえば、さ……きょうの、ヘルプのおれい❤ まだしてなかったなぁ、って……❤ 『つぎのきかい』っていったけど……あんがい、はやく❤ めぐりあっちゃった、もんね……❤ だから、すわくんだけ、に❤ とくべつ、サービス❤ シてあげる、ね……❤」

彼女は彼の耳元で先程の浴室での如く囀りながら寝台の物置の入れ物に一つだけ無造作に置かれていた避妊具(コンドーム)を手に取って封を切る。そして慣れた手つきで手早く栄二の肉棒にそれを取り付けると、

「おみせ、には❤ ないしょ、だよ……❤ ん、ぅぅぅ、っ❤」

ショーツのぐしょぐしょに濡れそぼってしまっていたクロッチをずらした。そして露わとなったやはり蜜を溢れさせてとろとろになった秘唇で彼の一物を無遠慮に咥え込んでゆく。

 

「ひぁ、ぁぁっ❤ すわ、くんの、おチ○ポ❤ おっきな、おチ○ポ❤ わたしの、おく、とどい、ちゃったぁ❤ しゅごい、イイところ❤ あたって❤ きもち、いい、のぉ❤」

 

 爽はそのままゆっくりと腰を浮沈させ、栄二の肉棒の感触を確かめるかのように抽迭する。今まで性交ではその肉棒の大きさと彼自身の経験の浅さから痛がられた記憶しかなかった栄二は、目の前の女性が自らの陰茎に跨って嬌声を上げているという状況に溜まらず、

「まや先生の、なか……すっごく、気持ち、いい、ですっ……」

自らも爽の腰を掴んで我武者羅に抽迭を始めた。

 

 彼女は普段夫との性交は全くと言っていい程無く、時たま遅漏の客に当たった際に避妊を徹底した上で本番をする事はあれども、それも極稀で、彼女自身相当なご無沙汰だった。

 

 それでいて、今まで経験した事のない質量の肉棒を受け容れて、業物で最奥を突かれてしまった爽は

「だめ、だめぇ……❤ おく❤ ごりごり、って、しちゃ、だめぇ❤ すわくん、の、おチ○ポ❤ おっきくて、たくましくって❤ わたしの、お○んこ❤ いっぱいに、なっちゃってる、からぁ❤ んぁぁ❤ おく❤ だめ、だめぇ❤ しきゅう、の❤ いりぐち❤ ごりゅごりゅ❤ ちゅぽちゅぽ❤ らめぇぇ❤」

早速吐息にあられもない嬌声を混ぜ始め、気持ちよさそうに身体を震わせている。

 

「まや先生……ここ、されるの、初めて、ですか……?」

「うん、うんっ……❤ すごい、おっきい、おチ○ポ、で❤ お○んこの、おく❤ ん❤ そこぉ❤ そこ❤ ごりゅごりゅ、って❤ される、の❤ すごく、イイのぉ……❤」

 

 栄二の一物は普段客との独善的な本番行為では刺激される事のない爽の子宮口を容赦なく抉っていた。身体をしっかりと抱きしめられながら亀頭でそこを執拗に責められた爽は、表情を蕩けさせたまま、やはり栄二の身体にしっかりとしがみ付いて快感を享受している。

 

 爽の反応に気を良くした彼は、彼女の腰の浮沈の動きに合わせて更に抽迭を激しくして、彼女に快感を与え、自らも射精感を高めてゆく。

 

「はぁ、はぅぅ、っ❤ ん、んぁぁ、っ❤ イく❤ イっちゃう、イっちゃう、よぉ❤」

 

 爽は激しい腰の動きにたまらず、絶頂に追いやられようとしていた。久方ぶりの性交である事に加えて、普段は届かない膣奥を突かれているのであるから、無理もなかった。そうして彼女が絶頂に至りかけたその刹那だった。

 

「あっ、あれっ……? ごめん、まや先生……一旦、抜きます、ね……」

「えっ、やぁ……っ……おチ○ポ❤ ぬいちゃ、やだぁぁ……❤」

 

先程までの激しい抽迭の動きを止めた栄二が、徐に爽の秘唇から肉棒を引き抜いた。彼女は突然の動きに、驚き戸惑っている。

 

「あ、やっぱり……。まや先生、ゴム、破けちゃってますよ……」

 

 栄二が覚えた違和感。それは彼の肉棒の質量に避妊具が耐え切れず用を足さなくなってしまった時に、生膣の感覚によって齎される強烈な快感によるものだった。

 

 彼がそれを改めて視認して指示した通り、彼の滾った肉棒に装着されていた避妊具は、先端の精液溜まりから亀頭までの部分が破裂し、使い物にならなくなってしまっていた。栄二に続けてそれを視認した爽も思わず驚きの声を上げる。

 

「ラブホのゴム……こうならなかった試しがないんですよね……。まや先生、ゴム、持ってたり、しますか……?」

 

 栄二の問いに、爽は小さく首を振る。そもそも本番行為自体が彼女の立場からすれば違法行為であるから、それ用の準備など事前にしようがなかった。

 

「流石に、生は、マズい、ですよね……?」

 

 相手がデリヘル嬢でかつ、更に人妻でもある以上、生挿入は様々な危険性(リスク)を孕んでいる。それは駆け出しの弁護士である栄二にとって自明だった。ここで止めておくべき。彼の理性はそう警告してきていた。

 

 しかし、そんな彼の沸騰寸前の理性とは裏腹に、先程まで爽の最奥を抉っていた栄二の剛直は切なそうに先走りを迸らせ、続きを欲してびくびく、と脈動している。

 

 それを目の当たりにした爽は、思わず喉を鳴らしていた。彼女も先程絶頂を寸止めされていて、限界が近付きつつあったからだ。

 

「ん……いい、よ❤ すわくんの、おっきな、おチ○ポ❤ そのまま❤ なま、で❤ わたしの、お○んこの、おくに❤ ちょうだい……❤ なかだし、しなきゃ……きっと、だいじょうぶ、だから……❤」

 

 爽は遂に欲望に敗れ去った。自ら再び栄二の肉棒に乗りかかると、ぐしょぐしょに濡れた秘唇を彼の先端に宛がって、そのまま腰を降ろしてゆく。

 

「ふぁ、ぁぁ……っ❤ わたしの、お○んこ❤ すわくん、の……おっきな、なまチ○ポ、で❤ いっぱいに、なってる……っ❤」

 

 再び膣奥に大質量の肉棒を迎え入れた事で蕩け切った表情の爽が、彼の耳元で囁いた。その彼女は初の生の肉棒の感覚に、気持ちよさそうに身震いしている。

 

「ぼく、なまでシたの、はじめてです……」

「わたし、も……❤ お○んこ❤ しあわせすぎて、とろけちゃいそう……❤」

 

 爽は意外にも、夫と一度も避妊無しで交わった事がなかった。無論栄二以外の客ともここまで至った事はない。

 

 彼等は互いに避妊無しの性交の経験が初めてである事を明かし合って、微笑んだ。二人は刹那には舌を絡めた濃厚な接吻を交わしながら快感を分かち合っていた。

 

「まやせんせい……よすぎて、すぐイっちゃいそうだから、ゆっくりうごきます、ね……」

「ん……❤」

 

 栄二が爽の耳元で囁く。彼女は頬を染め、表情を蕩けさせたまま頷いた。彼女の同意を得た彼は、ゆっくりながらも、大きく抽迭して、彼女が先程まで悦んでいた膣奥をぐりぐりと抉るようにして腰を遣う。

 

 その動きに、爽は早速

「おチ○ポ❤ おく、ごりごり、して❤ きもちいぃ、よぉ……❤ もっと、いっぱい❤ おく、ついてぇ❤ はぁ、んっっ❤ あぁぁぅっ❤」

あられもない艶声を漏らす。

 

 爽の膣は快感から更に硬く滾る栄二の陰茎に纏わり付き、精を搾らんと蠢動する。それは彼女には快感に変換されて与えられている。彼が膣奥を突く度、爽は絶頂に近付いていく。

 

「ふぁ❤ らめぇ❤ イく❤ イっちゃう……っ❤ イっちゃいそうだよぉっ……❤」

「まやせんせい、ごめんっ、で、ちゃいそう……ちょっと、いったんストップ……」

「やんっ……❤ らめぇ……❤ えっち❤ やめちゃ、やだよぉ……❤ んぅ❤ もっと、ほしいのぉ……❤」

 

 再び寸止め状態になった爽は、切なそうな表情で栄二を見つめる。しかし彼とて限界が近かった。彼は爽の膣奥に一物を挿し込んだまま静止して、玉のような汗を額に浮かべつつ、射精の波が収まるのを必死に耐えていた。

 

 何とか射精を堪える事に成功した栄二は、再びゆっくりと爽の膣奥を突く動きを再開する。だがそれは、

「ご、ごめんっ、また、タンマっ……」

精を搾らんと蠢動する爽の膣の動きによって度々遮られてしまうこととなる。そして爽はその事で絶頂に至れそうでなかなか至れないという、寸止めの焦らしを延々と味わわせられるのと同義た。彼女にとってそれは大変な苦痛であった。

 

 栄二は射精の寸止めを繰り返しながら、様々な体位で爽を責めた。抜き挿しを繰り返された彼女の秘唇は愛液を止め処なく垂れ流し、溢れた蜜は履いたままだった褐返色のショーツのクロッチを容赦なく汚していた。

 

 それだけに留まらず、彼女の太腿までもが、溢れた蜜でぐしょぐしょになってしまっている。最早爽は寸止めを繰り返された事で蕩けた表情ながらも、すっかり涙目となっていた。彼女は最早一思いに絶頂に至らせてくれと懇願の眼差しを栄二に向けていた。

 

「あっ、ふぁ、ぁ❤ やぁっ……らめ、ぇ❤ また、やめちゃう、のぉ……?」

 

 再び正面で抱き合った形で怒張の先端をぐりぐりと彼女の膣奥に擦り付けていた栄二に、爽が切なそうでありながらも、しかしとても妖艶な、蕩け切った表情で涙目のまま問う。

 

「すみません、できるだけ、ながく、まやせんせいの、お○んこ、かんじて、たくて……」

 

 栄二は爽からの問いに苦悶の表情のまま答えつつ、最奥を抉ったまま動きを止めようとする。すると、

「やぁっ❤ やだぁっ❤ やめちゃ、やぁっ……❤ あとすこし❤ ん、ぁ❤ あとちょっとでいいから、がまん、してぇ❤ ふぁ❤ らめぇ❤ イく❤ もうちょっとで、イきそう、なのぉっ……❤」

爽は彼の腰を両足で抱き、そのまま自ら腰を動かして快楽を貪り始めた。突然の無遠慮な抽迭に、栄二はたまらず身震いする。

 

「ちょ、だめ……っ……。ほんと、に、ギリギリで……もう、ぬか、ないと……ほんとに、で、ちゃいます、から……っ」

 

 栄二の警告に構わず、爽は彼の身体に両手両足で抱きつきながら、腰の動きを止めようとしない。そして遂に彼女は待望の絶頂に達して、

「やだぁ❤ やめちゃ、だめぇ❤ ふぁ、ぁぁ……っ❤ あと、もうちょっとぉ❤ もう、すぐ❤ イく、イくからぁ……❤ あぁっ、イく……イくイくイくぅぅぅっ❤」

身体をびくびく、と跳ねさせた。当然、膣も限界寸前の肉棒からの射精を欲してきゅうきゅうと締め付ける。それが引き金だった。

 

「あっ、だめだめ、でちゃ……うぅっ……」

「んぁ❤ はぅぅっ❤ やぁっ❤ あっ、あぁっ❤ だめ、なかだし❤ だめぇっ……❤」

 

 栄二は遂に爽の膣内で射精を開始してしまった。その刹那、咄嗟に拒否の言葉を吐いていた彼女だったが、その表情は蕩け切ってしまっていて、膣内射精を拒んでいるようには到底見えなかった。

 

 栄二は快感に抗えず爽の膣奥、子宮口に鈴口を擦り付けて射精を続けつつも、自身のつい流されてしまった軽薄さを呪って、青ざめていた。民法上一夜だけの過ちならば不貞行為とはならないものの、その結果子を孕ませてしまったとあれば話は別だからだ。

 

 栄二が爽の身体を寝台に寝かせつつ、精を放ち終わった一物を慌てて引き抜く。爽の膣はごぽり、と音を立てて、大量の精液を溢れさせた。それは夥しい量で、彼女の履いたままだった、愛液でぐしょぐしょになっていたショーツを更に白く汚してゆく。

 

「あーあ……❤ すわくん❤ いっぱい、なかだし、しちゃった、ね……❤ すっごい❤ せーし、で❤ ぱんつまで、どろどろ……❤ もう、なかだし、だめだったのにぃ……❤ こんなに、どろどろの、せーし❤ いっぱい、なかだし、されちゃった、ら❤ あかちゃん、デキちゃうよぉ……❤」

 

 爽は蕩けた表情のまま、秘唇から溢れ出てくる精を右手の人差指と中指で受け止めて弄びながら、栄二が危惧していた通りの事を呟いた。

 

「うう、申し訳ないです……。アフターピル代はせめて持たせてくださいっ」

 

 恐縮し切りの栄二は必死に頭を下げる。だが、爽は特に焦った様子もなく、満更でもなさそうな表情のままだ。

 

 そんな爽が弾んだ呼吸を整えようと深呼吸を繰り返す度、開いたままの彼女の膣からは、先程たっぷりと注ぎ込んだ栄二の精がごぽ、と音を立てて流れ出て来ている。その妖艶な様を目の当たりにした彼の剛剣は再び硬さを取り戻していく。

 

「わ……すわくんの、おチ○ポ❤ また、ばっきばき……❤ ちょっと、いってることと、おチ○ポのようす❤ まったく、ちがうんですけどぉ……❤」

「うぅ……ほんと、申し訳ない……」

「ううん、いいですよ❤ わたしも、すっごく、きもちよかったし……❤ それに、ふだんから、ピル、のんでますから❤ きょうは、なかだし、されちゃっても❤ だいじょうぶな、ひ、ですから……❤」

 

 爽が余裕そうな様子の絡繰りを明かしてみせる。すっかり肝を冷やされてしまっていた栄二はそこで初めて大きく安堵の息を吐いたのだった。

 

 秘唇から溢れ出ていた精の始末を終えた爽が思い出したかのように、作動させていたタイマーを確かめる。

「ん❤ まだまだ、時間、ありそう……❤ もっと気持ちよく、してくれたら……中出し、しちゃったこと……許してあげます、けど❤ どう、します……?」

どうやらまだ一時間以上の猶予があるようだ。すっかり栄二の肉棒の虜となってしまったらしい爽が、再び彼の身体に乗りかかって続きを欲して問う。

 

 栄二も妊娠させてしまう危険性が無いという事を理解したことで、漸く理性を手放して爽を我武者羅に抱き続けるということを決意したようだった。

 

 

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