※この作品はR-18です。

もしもブループロトコル(無印)の主人公がスタレゾの主人公になったら(おねショタ)【完結】   作:我南無

3 / 7
2話の直後のお話です。主人公はアルーナ様と合流して回る舵輪亭にてスペシャルセット食べつつ団欒中です。アルーナ様は側にいますが空気。


第3話(全年齢)

<ナルル視点>

成り行きでとんでもない勝負を終えた俺は、花火大会の開幕式前に食べる物を探しに、廻る舵輪亭にやって来ていた。

そこで話が聞こえてきた。

アステルリーズへ来るまでの記憶がないこと。懐が寂しいけど頑張っていこうということ。

どんな奴か顔を見ようと2階に上がると、そこにいたのはあいつだった。

あいつは、記憶も金もないなりに、俺に良くしてくれようとしていたのか……

感極まった俺は、思わず話しかけてしまった。

「ううっ……なぜかわかんないけどちょっと感動しちまったよ……」

「またキミか!」

「誤解すんなよ、俺はストーカーじゃないからな!」「食いもんを探しに来たんだ!まさかまた会うなんて……」

偶然なのは本当だ。そういえばこいつ、記憶がないのに平原の怪異討伐に貢献したのか……

「わが宿敵のライバル!さっきの話を聞いて、決めたよ!アンタという真っ白な紙が色気づいたら、きっと正々堂々と戦って倒す!」

「それを言うなら「色づいた」ね」

ち、違う、そう言う意味で言ったんじゃない。周囲の人の視線も感じる。話題を変えよう。

「と、ところで、花火大会の開幕式がもうすぐ始まるけど、あんたらは行かないのか?ボランティアになるとルーノがもらえるみたいだぞ」「おしゃべりは後にして、まずは飯だ!早く食べないと、開会式に間に合わない!」

当初の目的を思い出したふりをして、俺はそそくさと退散した。

 

 

<主人公視点>

花火大会の開会式では、花火ではなく騒動が起きてしまった。周囲と協力して現場の混乱をおさめた私は、そこでナルルに呼び止められた。

「どうしてここに?家に帰らないの?」

「冒険王になる俺が、これっぽっちの虚蝕エングラムにビビッて逃げてどうすんだよ」「さっきからここで手伝ってるんだ。団長にも会ったよ!」「団長からのお礼状だ。渡してほしいって」

ナルルがお礼状を渡してきた。団長はナルルとの関係を知っているのだろうか?そう思っていると、アルーナ様からメッセージが飛んできた。

「ありがとう。……手がかりがあったらしい。探しに行かないと」

「そりゃ一大事……きっとアンタは急いでるんだろう。このウリボをプレゼントするよ――そいつに乗ると、移動がぐっと楽になる。」「……か、勘違いするなよ。アンタはこの俺が認めた相手なんだ。ウリボくらい持ってて当然だろ?」

ウリボというのは可愛い獣のマウントイマジン、乗り物だ。ただナルルほどの大きさしかないし、私はまたナルルからもらうことになる。

「ウリボに乗るのはちょっと……」

「ヘン、乗ってみれば分かるさ。そしたらちゃんとウリボに謝れよ」「じゃあ俺はここで。がんばれ、ウリボナイト!」

ウリボを見る。一瞬ナルルのように見えて、私はさっきのことを思い出した。

「じゃあキミに乗った私はキミに謝らないとね。ごめんね……あっ」

両足の間から何かが地面に落ちる。ナルルもそれに気付いたようだ。

「……ウリボ、キミのでべちょべちょになっちゃうね。ごめんね、ウリボ」

「……早く行けよっ!」

 

その後、現場に急行し無事に用事を終えた。ウリボは小さいしすごく揺れたが、自分で走るよりずっと早かった。




次はしばらく後の話になります。船の話は一旦カット。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。