※この作品はR-18です。

もしもブループロトコル(無印)の主人公がスタレゾの主人公になったら(おねショタ)【完結】   作:我南無

7 / 7
ラストです。




エピローグ(全年齢、ネタバレ注意)

 

 

ナルルは私を庇って死んだ。私がサンダーフォールの主を死闘の上打ち倒し安堵する中、最後の不意打ち攻撃をナルルが察知して。

 

その前後のことはしっかりとは思い出せない。戦いの後、ミンスターホルンを出て、アルーナ様と合流してモンスターから助け出した夫婦は、なんとナルルの両親だった。私はナルルのことを言い出すことができなかった。私がどうしようか迷っているところ、ナルルのネコが私にじゃれついてきた。ナルル以外に懐かないネコだとナルルの両親が不思議がっていたので、私とアルーナ様、ナルルとネコとで豪華客船に乗った時の経緯を話した。ナルルの保護者として豪華客船に乗ったこと。ナルルのネコが富豪に捕まったこと。ネコと協力してイカサマを暴き、ネコと仲良くなったことを伝えた。そしてナルルと仲良くなったことも。それならと、両親はナルルを知らないか、と聞いてくる。私は途方に暮れながらも、撫でているネコが下腹部に頭をぶつけてくるのを感じて、両親にミンスターホルンでナルルが死ぬことになった一切を話すことにした(さすがにナルルとの"勝負"の話は伏せた)。一切を話したが、当然、両親は信じない。話をしながら私は泣き出した。私は泣き崩れながらも、ナルルを埋葬したことを思い出し、ナルルの両親にナルルを埋葬したところに案内しようとした。困った顔をしながらもついてくる両親。ネコもついてくる。ナルルを埋葬したところに行った。両親はなおも信じない。ナルルは私を庇い、雷に打たれてほぼ消えてしまったからだ。ミンスターホルンの様子を見て、ナルルの両親ももしかしたら、と思っていたようだが、やはり信じることができないようだ。説明のすべを全て失い途方に暮れながらも、戯れてくるネコをしゃがんで撫でているとやはりネコがしきりに下腹部に頭突きをしてくる。その途端、私の意識は光に包まれた。

 

ーー

 

気がつくと、私はそこに倒れ伏していた。起き上がると、ナルルの両親は悲しい顔をしながらもどこか納得した様子だった。私が何が起こったか聞くと、なんと私が突然ナルルになって、そのナルルがことの経緯を語ったのだという。話しながら、ナルルの両親は泣き出した。私も泣き出した。なぜ私がナルルに変身したかはわからない。アルーナ様と会う前の記憶が戻れば、もしかしたら何かわかるのかもしれないけど。ネコは相変わらず戯れてくるが、もう下腹部に頭突きをしてこなくなった。ナルルの両親は、時々は顔を見せにきてねという。もちろん、私も可能な限り、そうするつもり。





「もしもブループロトコル(無印)の主人公がスタレゾの主人公になったら」のお話は、これでおしまいです。もしかしたらスタレゾ本編でも、無印ブルプロの主人公が実は……という展開もあるかもしれません。でも、ナルル君を圧倒したこの主人公であることはできないでしょう。今のスタレゾのキャラクリでは、作れないキャラクターなのですから。
また、無印ブルプロ本編でも時間跳躍をしましたし、(無印では追加で死ぬ話ばっかりでしたけど)今後因果を歪めてナルル君が死なない未来が来る可能性もあります。また、ナルル君は実質消滅したので、どうやってか救われている可能性もなきにしもあらずです(希望的観測。スタレゾストーリー文だときっと厳しい)。今後のスタレゾのお話にも期待です!

ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございました。
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