拙二次創作は分岐させた地点の都合上、本編のネタバレが多分に含まれます。
キャラがブレてたらごめんなさい。
全部アイツ(ヴァシィ)がやれって言ってました。
〈結那の枝〉
夕焼けの公園
ルーシャの代わりではなく、結那のことが好きだとテオドールは決意を告げる。ヴァシレウスとは1人で決着をつける計画だったが、結那と2人で未来に歩んでいくと約束するのだった。
ー《記憶をインストールする》ー
夕焼けの公園で結那と2人で生きるんだと"約束"したその日。
元々、今日の夜にはヴァシレウスとの決着をつけるつもりだった。
だが、俺たちの部屋でいざ修復を終えた《羅針の偽眼》を手に術式の封印を外した時……脳裏をよぎったのは、ルーシャを失ったあの日のこと。
完璧だった筈の術式
完璧だった筈の儀式
起きる筈のなかった失敗
今の状況に、否が応でも重なる所があった。
別にクリスの術式を疑っているわけじゃない。だけど、万が一にも起きて欲しくない失敗は、一番起きて欲しくないタイミングで起きることを俺は覚えてる。痛いほどに。あの夜の絶望を、まだ。
「どうしたのテオ? なんか難しい顔してるけど」
肉体の転移に成功した実例は俺自身が飛んだ1件だけ。それも単独での話だ。研究者として、ぶっつけ本番で机上の空論に頼るのはやはり承服しかねる。
「ははーん、さてはぼくに見惚れてたなー? にひひ! そりゃあ、ぼくとしても? テオをメロメロにできたら嬉しいけど──」
「そうだな、見惚れていた」
「ぅえ!?」
耳まで赤くして固まってしてしまった恋人を、またそうして失うなんて耐えられない。
「かわいいな、結那は」
「そ、そそそんなぁ、こともぉ……あるけど? いきなりそんな直球どストレートで言われたら流石にぼくだって照れるというかなんというか」
「それで、今後の予定なんだが」
「ひっどーい! もっと他に言うことあるでしょ! 乙女の純情を弄ばれたー!」
全身でプンスコ不満を表明する恋人を宥めつつ、元々の予定を変えることを伝えた。
「ふーん。魔術はあんまり分からないけど、いつでも行ける筈だけど念のため延期にする感じ?」
「ああ。クリスには悪いが、一晩だけ時間をもらう。身体は結那のおかげで全快だが、つまらないミスで台無しにはしたくない」
もしうっかり座標がズレでもしてしまえば、それだけでコトだ。ヴァシレウスだってそんな幕切れは望んでいないだろう。
「確かに。現実で『*いしのなかにいる*』なんて考えるのも怖いもんねー」
「いしの、なかに……?」
「ふるーいゲームのバッドエンド? 転移魔法に失敗して、石の中に転移しちゃって全滅するやつ」
「恐ろしいな」
専門分野じゃないので曖昧だが……セフィロトの古い記録に、そんな事故のケースがあったような気もする。
言っても無駄に怖がらせるだけになるだろうから、わざわざ口にはしないが。
「ともかく、ぼくらの決戦は明日ってことでいいんだよね?!」
「そうなるな。一晩寝て、間違っても転移事故が起きないように備えてから──飛ぶ」
恐らく夜まで待っている時間はないだろうが、だからこそ邪魔してくれるなよと。もしかしたら覗いているかもしれない相手にも向けて告げる。
「はいはい! それじゃあぼくから、提案したいことがありまーす!」
「どうした急に、改まって」
「えっちなことがしたいです!」
「………………………うん???」
なるほど、俺の直感も捨てたものじゃないらしい。こんな聞き間違いをする体調だったとは。
「すまない、俺の聞き間違いだったかもしれないからもう一度言ってくれるか?」
「テオと、エッチなことがしたいなぁ♡」
わざとらしい演技とシナまで作ってきた。
「……………」
眉間を押さえて天を仰ぐ。
その、なんだ。
「あんまり大の男を茶化すんじゃない。不安なら、寝る時に手を握るくらいはするから」
「えっ、やだ♡ なにその笑顔すっごいメロい。じゃなくて!」
聞き間違いだったことにはしてくれないらしい。
「ちがーう! そこは優しく抱いてくれる流れじゃん!」
「そうは言ってもだな、明日を考えるとそんな気分にはな……?」
正直、結那にそういう気持ちを1つも抱いていないといえば嘘になる。だが、それはそれでこれはこれだ。
「だからこそだよ!」
「だからこそ」
「そりゃあとーぜん、負けることなんて考えてないよ? 帰ってきて、イチャイチャして、ラブラブ大勝利するつもりだけど?」
ぽわぽわとしたオーラ全開で語っていた表情が、少しだけ引き締まる。
「でも……ぼくか、テオか、もしかしたら2人とも、帰って来られない可能性だってある。帰って来れても、無事じゃないかもしれない」
『そう気づいた時に思ったの』とまっすぐな瞳がこちらを貫いた。
「こんなに幸せいっぱいなのに、“はじめて”だけ知らないままなのはイヤだなって」
ずずいとテーブルから乗りだして、
「ね? お願い…………だめ?」
綺麗な瞳が目の前に。
どうしても俺は、こういう甘え方に弱いらしい。
「仕方ないな」
「えっ、うそほんとに──ふぁ、ん!?」
くいっ。
突き出された顎を支えて、唇を合わせた。
「……ん、ぅ……。」
「ふ……。」
「んぁ……っちゅ、んんっ……待っ、ふぁ……んぅ……!」
逃げられないように後頭部を支え、驚きに揺れる瞳を見つめながら口付けを止めない。
閉された歯を舌でこじ開けて、息継ぎの合間も惜しんで躊躇いがちに延ばされた舌を取り、恋人にするように絡め合う。
柔らかな髪の感触も、手の内に伝わってくる暖かな体温も、全て全て奪い尽くすように。
「ぷぁ……っ……ぁ、て、てお?」
その目が完全に蕩けたあたりで唇を離せば、2人のの口の間に銀の糸が引き……ぷつんと途切れて、テーブルに落ちた。
「誘ったのはそっちじゃなかったか?」
いつになくしおらしい結那の手を取って、物語のお姫様のようにベッドまでエスコートする。
「ぁ……ぅ、ふぇ」
刀を握っている時と同一人物とは思えないほど呆気なく、ぽすんとその身体がベッドに倒れ込む。
ぎし……。
2人分の体重を支えるベッドが重く軋む。
抵抗らしい抵抗もなく、そのまま彼女を組み敷いた。
「うぅ……」
背負った蛍光灯の光の下、耳の先まで真っ赤になった結那がぎゅっと目を瞑る。
弱々しくこちらを押し除けようとする手は、ほんの少しだけ震えていて。
ぺし!
「あいたァーッ!?」
無防備に晒された額に、軽くデコピンをかました。
「これに懲りたら、あんまり大人を揶揄うんじゃないぞ」
目を白黒させる結那に改めて言い含める。
「────ない」
年上の矜持で取り繕っているが、自分で思ったより余裕がない。妙に身体は火照るし、しておいてなんだがさっきのキスが良くなかった。理性的に。
(寝る前に、軽く鍛錬でもしてくるか)
ここまで煩悩に塗れていてはゆっくり眠れる気もしない。そうしてベッドから降りようとした瞬間──
「もう許さないから!」
──ぐるり、世界が反転した。
「……は?」
見えてる景色はベッドから天井に。
涙を湛えた瞳と真っ赤な顔がこちらを見下ろしていた。
「テオが、テオが悪いんだよ。女の子にここまでさせて……」
腰の辺りで馬乗りになった結那が、ただでさえラフな部屋着を1枚1枚はだけさせていく。
「この国ではそういうの、『据え膳食わぬは男の恥』って言うんだよ!」
止めるべきだ。頭ではそう理解しているのに、気がつけば見惚れていた。
よく鍛えられてきゅっとくびれたお腹周り、真っ白できめ細やかな柔肌、少し躊躇うようにしてブラを抜き捨て晒された、ふるんと揺れるその大きな乳房。
綺麗だった。同時に艶かしい色香も纏っている。
「駄目だ、結那」
「にひひ。そうは言ってもぉ、こっちのテオは元気みたいだよ?」
片腕で胸を隠しながら、ぐりぐりと腰を押し付けるのは服の上からでも分かるほど反応している己の分身。
「待──」
「ん、」
静止の声は、降ってきた唇に塞がれていた。
蠱惑的な光が揺れるアイスブルーの瞳、胸元に押し付けられた柔らかな胸の感触、息をするたびに流れ込む甘い香り。
五感の全部が結那の色に塗りつぶされて、思考が甘く痺れていく。
「ね、テオ。ここまで来てナシはやだよ……さわって?」
「……なにかあれば、流石に止めるからな」
「きゃっ……」
気がついた時にはぼくはまた、テオの下に組み敷かれていた。
あっれーぼくこんなに寝技弱かったっけ? とか。きゃってなんだきゃって、か弱い女の子みたいにとか。色々思ってたことはあったのに。
(……っ)
思わず、唾を飲んだ。
ぼくだけが脱いでるのは不公平だからと、脱ぎ、はだけたテオの身体。
鍛えていることは知っていた。手合わせしたんだもん、どれくらい鍛えてるのかもなんとなく分かってた。でも、
(すっごい……)
プールの時より、ずっとドキドキする。
細身なのにガッチリと鍛え上げられた胸筋、ゴツゴツした腕、ぼくなんか簡単に押し倒せてしまう上背。
そして、
「おっき……これ、が、テオの、にゃが曽祢虎徹」
ぼくのおへそにまで届いちゃいそうなソレは、ビキビキと血管を浮き上がらせ脈打っている。
ちょっとエッチな少女漫画とかで見たのと全然違う。えっ、うそ、あれほんとにぼくの中に入っちゃうの? ほんとに言ってる? ぼく壊れちゃわない?
「また絶妙に萎えそうなことを……」
「ちょーっと萎んでくれてもいいんだよ? 主にぼくの為に」
「こんなに綺麗なのにか?」
「〜〜ッ!!」
テオの低い声が、ぞぞぞぞっと耳からお腹の奥の方にまで響いていくような感覚。ねえぼくの身体ちょろくない? ルーシャがなにかしてるよね、してるって!
「触るぞ」
「ぇっ、あ、ひゃい!」
頬から肩に。肩から胸に。脇からお腹に。合間に何度もキスを交わしながら、ゴツゴツした指が焦らすようにぼくを撫でて下っていく。
「んむ……ちゅ、ぁ、ふ……ちゅる……んぅ」
漫画で読んだみたいなえっちな感覚はなかった。くすぐったくて、恥ずかしくて……でも、あったかい。
大好きな人がこんなにも自分を求めてくれていることに嬉しくなる。胸の奥がぽわぽわとあったかくなって、自分でも知らない甘い声がどんどん溢れてくる。
「結那……」
「てお、もっと……」
「……ああ」
指も舌も絡めてキスをしてた時はとっても幸せで、首筋を舌でなぞられた時には変な扉が開きそうだった。おっぱいを揉まれるとぎゅってしたくなるし、今も背中に回された手は、逃げられないんだぞって実感でおかしくなっちゃいそう。
「……ひぁっ!」
そんな幸せでふわふわとした世界からぼくを引き戻したのは、ぬちゃりという粘質な音と、お腹の奥に響く甘い痺れ。
「悪い、嫌だったか?」
「ううん。ぜんぜん、ちがくて」
大丈夫、だよね? テオが来てから普段より丁寧に処理してたし。
「……いい、よ?」
おねだりの直後、下着の中に潜り込んだ太くゴツゴツした指が動いた。
ぬち、なんて淫靡な水音を鳴らしながら、誰にも見せたことのない、見せるつもりもなかった場所が擦り上げられて。
「ゃ、ぁ……」
その度にびりびりと頭の奥がしびれて、お腹の奥にせつないドロドロが折り重なっていく。無意識に身体をくねらせて、もっと欲しいと腰を押し付けてしまう。
「ひ、ぁぅ、ん……っ♡」
指の腹の部分で割れ目を押されならなぞられて、ぞわぞわとした甘い感覚が広がっていく。すっかり固くなっちゃったクリを優しく押し潰されたり、どうしようもなく気持ちいい。
「これなら大丈夫か。……痛かったら言ってくれ」
つぷ……♡ にち、ずぷぷ……
「んんっ……〜〜ッ、ぁあ!」
ぼくの身体は、あっさりとテオの指を受け入れていた。
興味本位で自分でシた時とは全然違う、太くて、自分の知らない動き。
「ぁン、ぁ……ひ、あぅ、ゃ……っ♡」
探るように浅いところを指の腹がなぞっていって、ぐぷくぷと押し広げるように奥に進んで、ゆっくりと引き抜かれて、その度に背中が泡立つようなぞくぞくが走る。
「ぁ、や、そこ……」
ただでさえお腹がきゅんきゅんと疼く中、ぞり……とソコを指がなぞった瞬間、脊髄を伝わってくるような快感に頭が真っ白になった。
「イ゛っ……!!」
遠く、水が噴き出すような音が聞こえた。
腰が浮いて、勝手に脚ががくがく跳ねる。
「へぁ……♡ はーっ……はぁ…っ、……」
「偉いな。ちゃんと気持ちよくなれて」
「そ、う、なの? かな、にひひ」
浅い呼吸を繰り返しながら、撫でてくれるテオの手にボーッとする頭を擦り付けた。
しあわせだなぁ。ふわふわして、きもちよくて、あったかくて。ずっと続いていてほしい。でも。
「ごめんね、だね。テオ」
ここまでずっと、ぼくがシてもらってばっかりだ。だから。
上手く力の入らない身体をなんとか動かして、自分でも恥ずかしいくらいびちゃびちゃになったパンツと下着を脱ぎ捨てる。
「ここまでずっと、おあずけさせちゃった」
ここからはぼくがシて貰うんじゃなくて、テオにシてあげなきゃ。
「んっ……」
恥ずかしさは、ある。でもそれ以上にしてあげたいから。
くぱぁ♡
人差し指と中指で、ぼくの
「そこまで煽って。優しくできないかもしれないぞ?」
ずっと距離を近づけてきたテオが、そっとぼくの腰に手を回した。ピトッと押し当ててられたおちんちんが熱い。どくんどくんと、脈打つ鼓動が伝わってくる。
「いいよ。ぼくのはじめて、もらってください」
「……わかった。
にちゅっ……ぐち、ぬぷっ♡
来る……入って、くる、きた……!
「んあっ……か、ひっ……!」
熱い。痛い。さっきの指とは全然違う。太くて硬くて長いモノが、ぼくの中をミチミチと無理やり押し広げていく。
「ふーっ……ふぅぅ……」
「くっ……。」
ぐり、ぐり、と押し開かれていく度に頭の中に火花が散る。
「結那……痛くないか?」 「いたい。痛いけど、いいの」
苦しい、痛い。でも、それ以上に嬉しい。好きな人とひとつになれていることが、胸の奥を暖かく満たしていく。
そうやってぼくのナカを抉って、こじ開けいたおちんちんが──途中で、ぴたりと止まった。
病院育ちのぼくでも“それ”が何でがあるかは知ってる。勿論、テオがなんで止まってくれたのかも。
「いくぞ」 「ん……」
シーツをぎゅっと握り締めた直後、ずぶぶと奥まで届く衝撃。ぼくの身体の内側からぶちぶちと千切れるような音が聞こえた。
「あ゛っ……ぎ、ぃ……!!」
幸せな世界から現実に引き戻されるような鋭い痛み。武術を修めているからなんて関係なかった、すっごくいたい!!
「ごめんな。キス、するか?」
「うん……それと、ギュッとして。お願い」
頷くが早いかテオの背中に手を回して、何度も啄むようにキスをし合う。
「ん……ふぁ、んぅ」
その度に少しずつ、お腹の異物感に身体が慣れていった。
お腹の奥で脈打つテオの感覚に、甘いため息が溢れる。
内臓を押し広げられるような……事実そうなんだけど、圧迫感で苦しくて、でもそれすら愛おしい。
「……んふ。たぶんもう、大丈夫。……テオの、好きにして?」
「そんな可愛らしいことを言うなら、本当に滅茶苦茶にしてやってもいいんだが」
「えっと、その……やっぱりぼくちょっと手加減して欲し、ぃいっ!?」
ぐちゅん♡
言い切るより早く、ぼくの一番奥までおちんちんが押し込まれた。身体が勝手に弓なりに跳ねて、息をしたくてパクパクと口が動く。
「動かすぞ」
「待、ぼく、いき、できにゃ、ぁあ! ひぁっ!? ぁ……や、ンんっ!」
ずるぅと引き抜かれる時には気持ちいいところを擦りあげられて、ずちゅんと押し込まれると焼けるような快感が奥から響く。
「結那、結那……! 好きだ、ぐっ……!」
「ひっぁ?! ゃ、あ゛、すき、だめ、ぅ、あんっ! おく、もっとぉ」
これ、だめ♡
テオの声、好き。じゃない、気持ちいいばっかり、どんどん、いっぱい、考えられない。
「なら、もう少し押し込むぞ」
「〜〜ッ! ッは、ん゛ぅうっ♡ やぁっ」
ぱん、ぱちゅん♡ どちゅ♡!
肌と肌がぶつかり合う度に、星が弾けて意識が気持ちいいに溶けていく。恋人結びで繋いだ手の感覚だけを頼りに、大好きな人の名前を呼んだ。
「テオ、てお、あっ、あぁっ! だめ、ぼく、くる……っ!! きちゃう!」
「俺も、そろそろ……限界だ……!」
「ひぁっ♡ いい♡ いいよ、ぼくのナカにいっぱい、出して、全部っ……!!」
ぼくの最奥に押し当てられたソレを逃さないように。ぜんぜん力が入らない脚で、それでもぎゅーっとテオの腰に絡みつかせる。
「〜〜ッ!! く、ぁ! 出る!」
「ぁ────♡ でてる……テオの……♡ おく、いっぱい……」
びゅるると、お腹の奥にあっつい感覚が広がっていく。どくん……どくん……と脈打ちながら、ぼくの中にテオが染み込んでいく。
「は……っ、んぁ……は……」 「はぁっ、はぁっ……ふぅ……」
心の奥底から幸せが溢れてきて、我慢できずにテオを抱きしめた。首元にかかる息がくすぐったい。お互いに汗ばんでいて気持ち悪いはずなのに、それ以上にこの温もりが愛おしい。
「んう゛ぅ……♡」
ようやく呼吸が落ち着いた頃、ずりゅう……とえっちな音を立ててテオのおちんちんが引き抜かれた。
ある種の蓋になっていたソレがなくなったことで、ぼくのナカから逆流した白濁がこぽりと流れていく。
「……うわぁ。テオの、まだまだ元気一杯だ」
同じように白濁に濡れたテオのモノは、未だ元気に聳り立っている。ここでエッチな少女漫画とかなら、『綺麗にしてあげる』とか『もう1回』って続くんだろうけど──
「でもごめん、ぼくもうちょっと限界かも。体力すっからかんだ」
よく『精根尽き果てるほど』なんて言うけど、そんな感じ。今のぼくの場合は魂かも?
アソコもじんじんしてるし、ぐったりとした身体は言うことを聞いてくれない。お水飲みたいのに、それすら暫くはちょっと無理そう。
「結局、無理をさせてしまったな……悪い」
「にひひ。いいのいいの。ぼくが言い出したことだったし」
さっきまでテオが入っていた下腹部に手を当てて、甘い疼きを思い出すようにそっと撫でる。
「こんなに幸せなんだもん」
最後の夜がこんな夜っていうのは……うん、きっと悪くない。満足させてあげられなかったのは、ちょっぴり悔しいけど。
「ね、テオ」
「どうした?」
「だいすき」