※この作品はR-18です。

完璧超人なクラス委員長を脅迫したはずが、逆に底知れない性欲と悪癖で骨までしゃぶり尽くされている件「じゃあまた明日脅迫してね♡」   作:つる植物

3 / 9
3 コンシェルジュいるタワマンって何?

 制服姿でコンドームを買うわけには行かないので一度家に戻って着替える。

 絶対に二宮の家に行かないと心に誓い、12個入りのコンドームを買った。

 

 

 土曜日、二宮の家の住所が送られて来た。

 確認するとタワマンだった。

 

 『何時に来ても良いよ』

 

 そう言われたので朝飯を食って直ぐに家を出る。

 母親に友達のところに泊まる事を言うと「あっそ」の一言だけだった。

 

 9時にマンションに着いてエントランスに入ると受付のお姉さんがいた。

 お姉さんにインターフォンの場所を聞くと部屋番号を聞いて受付が電話するシステムらしい。

 部屋番号と名前を伝えると中に入れてくれた。

 指定されたエレベーターで指定された階にしか止まらないらしい。

 

 エレベーター内では落ち着かずにソワソワしてしまう。

 そして俺の股間が痛いぐらい大きくなっていた。

 

 エレベーターを降りると廊下にはフカフカの絨毯が敷き詰められている。

 そしてドアが2つしかない。

 

 (ワンフロアに2部屋って……)

 

 LINEで送られて来た部屋のインターフォンを押すとドアがガチャリと開いた。

 中から二宮が顔を出す。

 髪は学校と同じハーフアップだが上は青色半袖ブラウス、下は黒色のフワっとしたスカートだ。

 

 「何時でもって言ったけど早かったね♡」

 「駄目だった?」

 「ううん、うれしい。入って」

 

 言われるままに中に入ると既に玄関だけで俺の部屋よりデカい。

 余りの豪華さにキョロキョロしてキョドってしまう。

 

 「ねぇ」

 「なんだ?」

 「コンドーム買ってきた?」

 

 俺は左ポケットからフィルムの付いた新品箱を渡した。

 受け取った箱のフィルムを解くと箱を開けて1個取り出す。

 個包装されたコンドーム1つを取り出した。

 

 「へぇ、現物は初めてみるね。こんなんなんだ」

 

 あの二宮がコンドームをマジマジ見ている。

 それだけで興奮してしまう。

 二宮は俺の股間を一瞥する。

 

 「ねぇ」

 「……なんだ」

 「何しても良いけど私が『ボルシチ』って言ったら一旦やめてね」

 「『ボルシチ』?」

 「NGワードってやつ、私がどれだけ泣き叫んでもやめる必要はないけど本当に無理な時は『ボルシチ』って言うからちゃんと止めてね」

 「お前が泣き叫ぶ姿は想像出来んが?」

 「ふふ、一応ね。盛り上がっちゃう事もあるしね。後は平木君の身体を4回叩いてもやめにしよう。声を出せない場合もあるしね」

 

 上等だ、とことんやってやる。

 前を歩く二宮の後を付いて行った。

 

 リビングに入るとクソデカい部屋にクソデカいソファー、クソデカいテレビがあった。

 あれだけ滅茶苦茶にしてやろうと思ったのに気持ちが萎んでしまった。

 ソファーにちょこんと座る。

 マジで落ち着かねぇ。

 

 二宮は台所の様な場所に行きお盆に飲み物を入れて来た。

 コップには泡立った黒い液体、コーラが入っていた。

 わざわざコースターまで用意してくれている。

 飲むと飲み慣れた味だった。

 二宮は俺の横に座ると同じくコーラを飲んでいるようだった。

 

 「うーん、不味いね」

 「なんで飲んだ……」

 「背伸びしたい年ごろなのよ」

 「俺がいつも飲んでいるコーラの味がする」

 「コンビニで買ったの、割らないコーラって初めて」

 

 逆に割るコーラを飲んだ事はない。

 お互いにコーラを飲み干した。

 お互いに何も喋らない気まずい沈黙が流れた。

 

 「ねぇ、そっちは脅迫してるって名目なんだからちゃんとしてよ」

 「名目って言っちゃったよ」

 

 相変わらずムードってものがない女だ。

 

 「そういえば何でタバコ吸ってたの?」

 「え、セックスする流れじゃなかった?」

 

 絶対そう言う雰囲気じゃない。

 

 「うーん、暇潰し?なんか悪い事してみたかったんだよね」

 「俺との関係もその延長?」

 「まぁ、そうかも。平木君の事別に恋愛的に好きって感じはしないかな」

 

 はっきり言われた。

 

 「脅迫じゃなかったら振ってたしね」

 

 脅迫が正解って無理ゲーすぎる。

 

 「あ、でも本当の脅迫だったら今頃平木君のお葬式してたかもね」

 

 ナチュラルに怖い事を言う。

 

 「恋愛的には何とも思わないのは本当だけどセックスしても良いと思うくらい可愛いと思ってるよ?」

 

 喜んで良いのか?

 

 「少なくとも平木君が他の女の子とセックスするって言ったら絶対に許さない程度には執着してるんだよね」

 「怖えーよ」

 「絶対に許さない……平木君もその女も絶対に地獄に落としてやる」

 

 身震いする、二宮の瞳が一瞬濁って見えた。

 

 「平木君は私の事どう思ってる?」

 「性格は終わってるけど見た目はすげぇタイプ」

 「あはー、面白い評価だね」

 「本能は二宮と関わるなって言ってる、けど見た目が好きすぎて制御出来ない」

 

 性格以外は完璧なのだ。

 俺の好みの顔が妖艶に笑う。

 

 「じゃあはじめよっか♡」

 

 俺の膝にそっと手を乗せる。

 

 「一緒にシャワー浴びる?寝室のベッドの上?それともここでする?」

 

 どれも甲乙付けがたい魅力的な提案だ。

 今日中に全部する事になるとは思うが……。

 

 「あ、1つ提案があるんだけど」

 「何?」

 「ゴムなしでセックスしない?」

 「妊娠したらどうしんだよ」

 「緊急避妊用のピルがあるよ?」

 「……何でコンドーム買わせたんだよ」

 「買ってきてなかったら家に入れなかったわ。それに月曜日以降はコンドーム着けてもらわないとね」

 

 魅力的な提案ではある。

 

 「可能性を0にはならないだろ?」

 「妊娠の可能性は1%ないよ?」

 「ダメだ」

 「ふーん、そんな事言うならこっちも切り札切っちゃおっと」

 「切り札?」

 「用事があって夕方3時間くらい抜けるんだよ」

 「それで?」

 「両親と婚約者との会食なんだ」

 

 相変わらず狂っている。

 

 「平木君の精液を子宮に入れたまま婚約者会う、どお?」

 

 俺は立ち上がると二宮の手首を強めに掴んだ。

 

 「寝室に案内しろ」

 「はぁい♡」

 

 立ち上がると寝室に案内された。

 コンドームの箱はリビングの机に置かれたままだった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。